ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

2020年02月15日
XML
カテゴリ: 革モノ作り

どうせ作るのなら良い革を・・・というのが信条。

なぜなら、良い革使ったほうが仕上がりがいいからです。

この仕上がりというのは、革の質だけの話ではありません。制作上の質もあがります。

よい革は大抵高価で、そんな高価な革では失敗できないという緊張感や慎重さが、製作に影響するからです。

いやいや、
安い材料であっても、真摯に向き合ってきちんと作るのが・・・

ええ、理想はそうです。
わかってます。
しかし、 人間というのはそう理想通りに気高く生きられるものではありません。
どうしてもサボったり手を抜いたりしてしまう生き物です。

安い材料で作ると、ほんの僅かに手抜きやいい加減さが出て、仕上がりに影響することがあります(毎度そうだというわけじゃないです。そうなる確率がどうしても少し上がるという話です)。
なので、極力そういう可能性を排除するために、良い革を使ってます。

まあ、良い革は作ってても気持ちがいいというのもありますが。
イタリアの革、ドイツの革、フランスの革、日本の革・・・
においといい手触りといい色彩といい、この革の素晴らしさを使う方にもわかってもらいたい。魅力を引き出したい。
そう思える革だと、製作中の気合も変わります。
好きなものには力が入りますよ。
人間ですからね(^^;)

なお、私は心を込めての製作はしていません。
作ってる時、私の頭の中にあるのは目の前の革のことだけ。それだけで精一杯で、心を込めてる余裕がありません(゚∀゚;)

写真:左から Waxy、プエブロ、ネメシス
(ずべてイタリア・バダラッシカルロ社の牛革)








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年06月11日 01時40分42秒
[革モノ作り] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: