PR
キーワードサーチ
カレンダー
どうせ作るのなら良い革を・・・というのが信条。
なぜなら、良い革使ったほうが仕上がりがいいからです。
この仕上がりというのは、革の質だけの話ではありません。制作上の質もあがります。
よい革は大抵高価で、そんな高価な革では失敗できないという緊張感や慎重さが、製作に影響するからです。
いやいや、
安い材料であっても、真摯に向き合ってきちんと作るのが・・・
ええ、理想はそうです。
わかってます。
しかし、 人間というのはそう理想通りに気高く生きられるものではありません。
どうしてもサボったり手を抜いたりしてしまう生き物です。
安い材料で作ると、ほんの僅かに手抜きやいい加減さが出て、仕上がりに影響することがあります(毎度そうだというわけじゃないです。そうなる確率がどうしても少し上がるという話です)。
なので、極力そういう可能性を排除するために、良い革を使ってます。
まあ、良い革は作ってても気持ちがいいというのもありますが。
イタリアの革、ドイツの革、フランスの革、日本の革・・・
においといい手触りといい色彩といい、この革の素晴らしさを使う方にもわかってもらいたい。魅力を引き出したい。
そう思える革だと、製作中の気合も変わります。
好きなものには力が入りますよ。
人間ですからね(^^;)
なお、私は心を込めての製作はしていません。
作ってる時、私の頭の中にあるのは目の前の革のことだけ。それだけで精一杯で、心を込めてる余裕がありません(゚∀゚;)
写真:左から Waxy、プエブロ、ネメシス
(ずべてイタリア・バダラッシカルロ社の牛革)
ボックス型コインケース 2020年08月04日
レザークラフトで使う道具・カッター 2020年03月20日
レザークラフトで使う道具・目打ち 2020年02月25日