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雪山をバックにC61が走りすぎたあとは、居並ぶおテツたちが一斉にスタートダッシュし、それぞれ次のポイントへと向かいます。わたくしがめざしたのは山都の鉄橋。あの長大なアンダートラス橋は、やはり外すわけにはまいりますまい。ほとんど並走もしくは追い抜かれ状態で山都に到着。ギリギリで先行したのですが、最後のアングル選択で迷いが出ました。これまで鉄橋を下から仰ぎ見る構図ばかりでしたので、サイドから水平方向で狙いたい、と思ったのですが、十分なロケハンをしていないため、立ち位置に迷ってしまったのです。至る所におテツの三脚が林立しており、なるほど、あの場所からも撮れるのか、と次回以降の撮影場所はしっかりと確認できたのですが、結局はいつものように下から見上げるパターンに。ああ。撮影地:磐越西線山都~喜多方今日6月2日は、横浜港開港記念日、長崎港記念日、路地の日、うらぎりの日、おむつの日だそうです。
2015/06/02
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日出谷の駅停車中にC61を追い抜き、早々と先行したのですが、次なる目的地は上野尻と野沢の間にある山バックポイントです。日出谷の手前で待機中に、Iさんから道順の注意点を受けたこともあり、無事到着しました。「ここと、ここで曲がるのを間違えないように。そこさえクリアできたら行けるから。現地に近づけばテツがずらっと並んでいるので、すぐ分かります。後ろの山並みがとても綺麗です」こうレクチャーを受けたとおり、遠くの連山にはまだ雪が残り、関西では想像もできない光景が広がっています。そこを長い汽笛を響かせ、真っ黒な煙を吐きながら近づいてくるC61ばんえつ物語号。こりゃあ、テツが集まるのも当然だわ。撮影地:磐越西線上野尻~野沢今日6月1日は、日本国有鉄道、日本専売公社発足(1949年)、国際子どもの日、電波の日(郵政省、1951年)、気象記念日(気象庁)、人権擁護委員の日(法務省他、1981年)、写真の日(日本写真協会、1951年)、国際放送記念日、真珠の日(日本真珠振興会)、万国郵便連合加盟記念日、麦茶の日(全国麦茶工業協 同組合、1986年)、ねじの日(日本ねじ工業協会、1976年)、梅の日(梅研究会、1987年)、ガムの日(日本チューインガム協会、1994年)、あゆ解禁、衣替え、生糸年度始め、薪能、氷の日(日本冷凍事業協会)、バッジの日(徽章工学協会、1993年)だそうです。
2015/06/01
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五泉通過後は、追っかけの車で大混雑。その中を何とか抜け出し、再度高速に乗り、先を急ぎました。高速道路走行中、三川の駅発車も撮れるかな、と一瞬思ったのですが、地理不案内もあり、無理をしないことにしました。二兎を追う者は一兎をも得ず、と言いますからね。ただ、この日、現地で再会した磐越西線大先達のI氏は、しっかりと三川付近での撮影をこなしたあと、日出谷まで来ており、このあたりに経験の差が出たと言えるでしょう。鹿瀬から長いトンネルを抜けて出てきた日出谷手前のカーブは、バックに新緑の山並みを配する日本情緒漂うポイントです。追っかけのおテツが集まるのも、むべなるかな。Iさんと違って、余裕をもって到着したわたくしは、普段大阪では見かけることのない山並みを愛でるだけでも、はるばる遠征してきた甲斐があったと思うのです。撮影地:磐越西線鹿瀬~日出谷今日5月31日は、シベリア横断鉄道工事開始(1891年)、世界禁煙デー(世界保健機関[WHO]1989年)、そばの日(毎月末日)だそうです。
2015/05/31
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「ななつ星」を追いかけた九州シリーズの初日が終わりましたが、続きは後日再開することにして、ちょっと別のテーマに転進いたします。今、磐越西線でC61の牽く「ばんえつ物語号」が走っています。今日(5/30)と明日も走るようで、沿線は相当数のおテツで賑わうことでしょう。関西に住んでいて東日本がうらやましいなあと思うのは、エリアと一緒になったデスティネーションで、SLをはじめとしたネタテツがたくさん走ることです。人が動くと、何かしらの経済効果が地元に及びます。鉄道での移動という狭い視点ではなく、広い視野から経済効果をもたらそうというJR東日本の姿勢には敬意を表したいと思います。というわけで、憧れのC61に会うため、先週の土曜日(5/23)、日帰りで新潟へ飛び、会津若松まで往復してきました。本当なら新潟付近で1泊し、2日にわたってC61の追っかけを堪能したかったのですが、仕事の予定が入っているため、もったいないと思いつつ日帰りを決行したのです。ところで、わたくしが一番好きな蒸気機関車は何といってもC62です。巨艦巨砲主義と笑われるかもしれませんが、あの圧倒的な存在感は、やはり別格です。なかでも2号機がお気に入り。現役時代、僚機の3号機とともに急行ニセコの先頭に立った姿は、今でも忘れられません。C61はC62ほどではありませんが、好きなタイプです。ボイラがスリムな分、上品な感じがします。数年前、「あきたこまち号」が走ったとき、秋田から横手まで追いかけましたが、C61に会うのはそれ以来です。すでに関東在住テツ友のブログでC61ばんものの様子が伝えられ、そうした情報も参考にしつつ、さらには追っかけの手順、撮影ポイントなども教えてもらいながら当日を待ちました。というわけで、C61ばんえつ物語号、まずは定番のお立ち台、五泉の鉄橋からスタートすることにしましょう。撮影地:磐越西線五泉~猿渡田今日5月30日は、文化財保護法公布記念日(文化庁)、ゴミゼロの日(東京都など1982年)、消費者の日(消費者保護会議、1978年)、掃除機の日、女子将棋の日だそうです。
2015/05/30
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毎年5月上旬の「北びわこ号」と言えば、姉川築堤のレンゲがらみが季節ネタとなります。しかし、GW明けから田植えの準備が始まるため、田んぼに漉き込まれて、レンゲ畑が残っているかどうかは微妙なところです。とりあえずは現地に行って確認しましょう。はい、畑は一枚だけ残っていました。線路に向かっての縁には、すでにかなりの数のおテツが貼りついていますが、何とか並ぶことができました。この付近、年によっては麦畑が広がっていることもあります。2年前はそれを取り入れて画面を構成した記憶がよみがえってきました。それにしてもこの日の風の強いこと。好天が予想されたため薄着でやってきたことをちょっぴり後悔しました。撮影地:北陸本線長浜~虎姫今日5月22日は、国際生物多様の日、サイクリングの日、ワットが新発明の蒸気機関の特許を取得した日(1775年)、ガールスカウトデーだそうです。
2015/05/22
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5月10日、17日、24日と3週間にわたり、毎日曜、SL北びわこ号が走っています。わたくしは、17日と24日は仕事の予定が入っていて行けないため、初日の10日に行ってきました。非常に良い天気に恵まれたSL北びわこ号の初日ですが、GW明けということもあり、高速道路はいたって平穏。世間一般はGWで体力と財力を使い果たしたため、今週くらいは静かにしておこうと、出かけるにしても近場どまりなのかなあ、と妻と話しながら湖東へ車を進めました。さて、朝の1号をどこで撮りましょうか。そもそも、わたくしが長いテツの冬眠時代から目覚めるきっかけとなったのが、このSL北びわこ号です。2002年冬のことでした。以来、四季おりおり、この北びわこ号には足を運んできました。少しマンネリ気味か、と思うこともあるのですが、都合がつきさえすれば、せめて最低一回は四季ごとの北びわこ号に会いにいこうと思っているのです。撮影地:北陸本線坂田~田村今日5月20日は、世界計量記念日、東京港開港記念日、新東京国際空港(成田空港)開港記念日、ローマ字の日(財団法人日本のローマ字社、1955年)だそうです。
2015/05/20
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河毛の築堤で爆煙を堪能したあと、PFの単機回送、さらにC56ぶら下がりのドナドナ回送と、お約束のおまけをしっかり堪能したあと、米原へもどってきました。木ノ本付近では地面一面を覆う積雪だったのが、米原付近では全く見られず、木枯らしの吹く寒い夕刻となっていました。梅小路へ回送されるPFとC56が米原駅構内の外れで出発までの数刻、休憩しているシーンを帰りがけの駄賃に頂戴するというのも、わたくしにとっては、ルーティン化された行動パターンです。時折、ため息をつくようにC56から吹き出される白い蒸気は、一日の終わりを告げるようで、ちょっぴり物悲しく、センチメンタルな気分にさせてくれます。時折雲の隙間から差し込む夕陽がC56のデフレクターを赤く染め、そうした状況に拍車をかけます。さらに2輌の後ろを、轟音を立てながら700系新幹線が駆け抜けていきます。新旧の名優が揃い踏みしたこのシーンは、平成も四半世紀が経とうする時代に出現した奇跡の一瞬として、わたくしの中では記憶に残っていくことでしょう。今日12月24日は、クリスマスイブ、納めの地蔵、終い愛宕だそうです。
2014/12/24
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回送列車のあとはお昼ご飯です。雪の中での立ちんぼで身体が冷えましたので、温かいものが欲しくてラーメンとぎょうざでエネルギーを補充しました。その後、もう一つの煙ポイントである河毛の築堤へと移動しました。降りしきる雪の中、すでにかなりの数のギャラリーがスタンバイしています。築堤がこの状態なら、坂を上った先のカーブも凄いことになっているだろうなあ。降ったり止んだりを繰り返す雪模様の中で、223系新快速や683系しらさぎで予行演習を行うのは午前中と同じ。そうしているうちに河毛駅を発車するC56の汽笛が聞こえてきました。一気に緊張が走ります。規則的なリズムを刻むドラフト音が次第に高まり、北陸自動車道の下を潜り抜けて北びわこ号が姿を現しました。煙、よし! 音、よし!近づくとともに、ドレインのサービスも加わってテンションはマックス。いいぞ、いいぞ! これだから蒸気機関車の撮影はやめられない。撮影地:北陸本線河毛~高月今日12月23日は、天皇誕生日、テレホンカードの日、東京タワー完成の日だそうです。
2014/12/23
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この前の日曜(12/14)、今年最後のSL北びわこ号が運転されました。超一級の寒波襲来で、湖北(木ノ本以北)の高速道路では雪道タイヤ必須という情報が流れていました。数日前から積雪状況を確認しながら、行こうかどうしようかと迷っていました。そして、当日の朝も道路状況を確認し、急激な積雪があれば引き返してくるということで出発を決意しました。幸い、長浜に着いた時点では、田んぼなどは薄らと雪で覆われていますが、至る所で融雪対策が取られていることもあり、道路は問題なく走れる状況。そうなると、どこで撮影するか、が焦点となります。道路の状況が状況だけに、無理な追いかけはせず、午前と午後、一回ずつの正当な撮影でまいりましょう。そう考えると、自ずと撮影ポイントは煙が期待できる姉川と河毛の築堤ということになります。で、午前の姉川築堤。普段ささやかれる「スカびわこ」の汚名返上とばかり、煙は申し分なかったのですが、折からの強風にあおられ、煙が倒れて後ろの客車を隠してしまいました。残念! でも、久々に勇壮なドラフト音と爆煙を堪能したのです。撮影地:北陸本線長浜~虎姫今日12月19日は、国際南南協力デー、日本人初飛行の日、熟カレーの日だそうです。
2014/12/19
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SL北びわこ号撮影のお約束は、二匹目のどじょう狙いの追っかけです。以前は長浜での停車時間が長かったため、余裕で追いかけられたのですが、最近は1分ほどしか停車しないため、成功するか否かは運頼みとなります。もとより、最初の撮影を長浜以北で行った場合は余裕がありませんので、はなから追っかけはなし、ということになります。この日、午前の1号は虎御前山俯瞰でしたので、最初から追尾は諦めていました。午後の3号は坂田近辺での撮影ですから、可能性はあるものの、ハードルが高いのも事実です。追いかけ成功のカギは2つあります。1つは、前を走る車列にペースカーがいないこと。スローペースの車がいるとブレーキがかかるため、目的地に辿り着いたときには列車通過後という可能性が高いのです。もう1つは、どこで北びわこ号を追い抜けるか。理想的なのは長浜停車の間に前へ出られればよいのですが、なかなか希望どおりにはいきません。この日もおそらく長浜の次の虎姫駅停車中に先行できたと思います。カメラをセットする時間を稼ぐのと、あとから行っても潜り込むスペースがあることから、高時川の鉄橋を選びました。虎姫から先はペースカーもなく順調に流し、鉄橋そばでも問題なく立ち位置を確保できましたので、他のギャラリー同様、C56の通過を今か今かと待ちわびます。自分が追いかけているときは少しでもゆっくり走れと祈り、準備ができたら一時も早く来てほしいと願うのですから、我ながら我がままです。規則的なリズムを刻むドラフト音の調べは最高でしたが、橋の向こうに姿を現した北びわこ号は正直者にしか見えない爆煙状態。それでも1粒で二度美味しい状態を味わわせてくれたのですから感謝しなければ。さて、今週末、今シーズン(秋バージョン)最後の北びわこ号が走ります。すでに先週末、湖東では積雪があり、その影響がどこまで及ぶのか。行きたいけど行けないことのないよう、1週間、精進潔斎を心がけましょうか。撮影地:北陸本線河毛~高月今日12月9日は、障害者の日、国際腐敗防止デー、漱石忌だそうです。
2014/12/09
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大阪近辺でもイチョウの黄色い葉はほとんど落ちてしまい、冬将軍の吐き出す冷たい息により冷蔵庫に入っているような感じです。わずか一週間で季節は大きく変わってしまいました。わたくしが訪ねた日、坂田駅から程近いところにあるイチョウの大木は、今を盛りとばかりに黄色い葉を輝かせていました。ロケハンがてら久しぶりに訪ねたのですが、そのイチョウを見た瞬間、ああ、午後の3号はこの場所でOKと思いました。車から下りるとき、当然のごとく超ワイドレンズに付け替えたのでした。同じようなことを考えた人が、わたくしを含めて4人、イチョウの木の周りに集まりました。そしていずれもが地面すれすれから仰ぎ見るアングル。知らない人が見れば、何をしているのかと思われるでしょうね。風は強かったのですが、幸い雲がかかることはなく、本番を迎えました。イチョウや菜の花のような黄色は晴れた方が絶対にきれい。この日のイチョウは、わたくしの中では記憶に残る1シーン、まさしく黄金伝説として残っていくことでしょう。すでに地べたに腰を下ろしていますが、C56のドラフト音が近づくと同時に前屈姿勢を取り、通過の瞬間に備えます。そして画面に機関車が入ると同時に連写開始。C56がイチョウの木の向こうに走り去ると同時に体制をもとに戻し、客車に乗っている人たちに手を振ります。車内と車外の交換も、車中の人にはよい思い出となり、ひいては北びわこ号の存続につながるのではないか、とわたくしは思ったりしているのです。撮影地:北陸本線坂田~田村今日12月8日は、レノンズデー、太平洋戦争開戦の日、針供養だそうです。
2014/12/08
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ただいま、秋のSL北びわこ号が運転されています。わたくしは季節ごとの北びわこ号に最低一度は足を運ぶようにしています。というのも、わたくしが長年の冬眠から覚め、復鉄するきっかけとなったのが2002年冬の北びわこ号だったからです。それ以来、何度湖東の地へ足を運んだことか。坂田から木ノ本の沿線は、わたくしにとって非常に身近な土地の一つになりました。さて、先日の北びわこ号撮影は、これまでのように名神吹田から彦根まで直接車を走らせるのではなく、行きがけの駄賃に湖西線を走る朝のゴトウさん貨物を押さえたのち、湖北を回って長浜入りをしようと計画しました。朝の湖西道路を走って近江高島あたりまで来ると、前方に熱気球が浮かんでいます。天気は快晴の微風状態。熱気球のフライトに適していることは素人目にも分かります。珍しいものを見たと思い、とりあえず休憩するため道の駅に車を停めると、まわりから次々と熱気球が上がり始めました。熱気球のイベントとして有名なのは佐賀のバルーンフェスタで、以前九州を旅行した時、イベント前日の河川敷を訪ねたことがあったのですが、その時はバルーンを見ることは叶いませんでした。それが全く予期せぬ時、偶然見かけることができましたので、わたくし的にはとってもうれしい。貨物がやってくるまでに少し時間の余裕がありましたので、思わず本気で熱気球を撮影してしまいました。もうゴトウさん貨物はどうでもエエわ、とまでは思いませんが、本来予定していたポイントへ移動するのを諦め、近江高島の近くで撮影することに変更したのです。その後、湖北経由で木ノ本へ移動し、どこで撮影しようかと考えたのですが、雲一つない晴天に、視界も良好。久しぶりに虎御前山から俯瞰してみるか。年々木々が成長し、視界が狭くなっているため、立ち位置が確保できるかどうか少し不安だったのですが、現地に着くと、何とか立ち位置を確保できるくらいの撮影者数でした。それにしても、撮影ポイントにあった青少年施設が取り壊され、新たな建設に備えてきれいな更地になっていたのにはびっくりしました。撮影地:北陸本線虎姫~河毛今日12月5日は、国際ボランティアデー、バミューダトライアングルの日だそうです。
2014/12/05
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SL只見線紅葉号の試運転猪苗代湖のほとりで地元名産のそばを食したあと、只見線へ移動しました。前日のロケハンにより、この場所で撮影したいというポイントが見つかったためです。現地に到着すると、平日にもかかわらず結構な数の車が停まり、テツのオーラを放った人が行き来しています。近くにいた人に尋ねると、C11の試運転列車がもうすぐやってくるとのこと。やはり。前日、会津若松城から飯盛山の白虎隊士の墓などを巡ったとき、蒸気機関車の汽笛が盛んに聞こえていたため、もしかすると、とは思っていたのです。今回は観光重視の旅ですので、試運転列車が撮れるとはあまり思っていませんでしたので、これはラッキーです。話を聞くと、第3鉄橋の方が良いだろうとのことですので、そちらへ移動することにしました。3橋を見下ろすポイントは、すでにかなりのギャラリーで埋まっていましたが、全く入り込めないというわけでもありませんでしたので、隙間に入らせていただきました。通過予定時刻が迫り、遠くから汽笛の音が近づいてきます。期待と緊張感が徐々に膨らんでいきます。これがSL撮影の良いところなんだなあ。そして、トンネルから出たC11と旧型客車が鉄橋の上を通り過ぎていきます。錦秋の盛りに、ジオラマの光景が繰り広げられる。旅の終わりにこのシーンを見ることができ、旅の記憶がさらに強まりました。撮影地:只見線会津宮下~会津西方今日11月19日は、鉄道電化の日(東海道本線電化完成、ダイヤ改正も同時実施 1956年)、世界トイレの日、農協法公布記念日(全国農業協同組合中央会)、緑のおばさんの日、一茶忌だそうです。
2014/11/19
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鉄橋を渡るC11牽引「SLかわね路号」井川線のアプト鉄道を撮影したいと思い、がんばって北上して、時間的には間に合った(はず)なのですが、どこで間違ったのか、めざす場所には辿りつけませんでした。おかしいなあ、ナビどおりに走ったのだけれどなあ。でも、このままウロウロすると、2本目のSL列車も取り逃がしてしまいます。涙をのんで転進しましょう。千頭駅近くに戻ってくると、トーマス関連のイベントをやっていることもあり、駅周辺は子ども連れのファミリーで大賑わいです。必ずしも好調な経営を続けているわけではない大井川鉄道にとって、これはすばらしいことです。当初、SL列車は崎平の鉄橋で撮影する予定にしていたのですが、千頭駅から程近い場所にある鉄橋に変更しました。前日の経験から、客車の編成が長いことが予想されたからです。千頭駅近くの鉄橋はかなり長いのですが、それでも編成全部が乗り切るだろうか、と少し心配しましたが、それは杞憂に終わりました。C11に牽かれた旧型客車の情景は、大井川の流れとともに、この夏の記憶に残る1枚となりました。撮影地:大井川鉄道崎平~千頭今日8月16日は、女子大生の日だそうです。
2014/08/16
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トーマス列車をオーソドックスにまとめるJRで肩慣らしをしたあと、いよいよ大井川鉄道へ転進です。この日の蒸機列車は2往復の運転。うち1本はトーマス列車です。夕方からの都合上、往路の2本だけしか撮影できないため、家山あたりまででトーマスを撮って北上し、次のSL列車までの間に井川線でアプト式列車を撮影、大急ぎで南下して2本目のSLをという、相変わらず忙しいスケジュールを組みました。しかし、大井川鉄道エリアに入ったころから雨が降り出したのです。大井川鉄道には過去3回ほど訪れていますが、快晴状態で撮影した記憶がありません。さすがの晴れ男パワーも大井川には力が及ばないようです。当初予定していた場所は、現地で確認すると、トーマス列車を配した場合、ちょっと違うね、という雰囲気に気づいたため、別の場所を探すことにしました。結局、前日にトーマス列車を撮影したポイントで逆方向を向くことにしたのです。晴れると逆光になりますが、雨模様なのでその心配はいりません(でも、それはそれで、ちょっと悲しい)。現地に着いたときにはまだ雨が降っていましたが、トーマスがやって来るころには止み、傘も必要ない状況となりました。晴れ男パワー、ギリギリで頑張っています。結果、トーマス列車をオーソドックスに撮影できましたが、それにしても、実車版はよくできています。バリ鉄の目から見ると賛否両論あるでしょうが、中途半端な子ども騙しではなく、ここまでリアルに作り上げたのなら納得いきます。折しも夏休みとあって、乗車率もよさそうです。保存鉄道の一つの試みとしてはアリかもしれません。撮影地:大井川鉄道家山~抜里今日8月15日は、初のお召し列車が走る(1872年)、終戦の日、お菓子の日(毎月)だそうです。
2014/08/15
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丹精込めた茶畑とSLかわね路号3本目のかわね路号をどこで撮ろうか。土地勘がないというのは辛いですね。事前に予習してきたいくつかの撮影ポイントに頼らざるを得ず、選択の幅が狭いというのは気持ちのうえで余裕がありません。しかし、悩んでいても仕方ありませんから、新金谷の方に向かい、とりあえず事前に調べてきたポイントへと車を進めました。そして、帰ってきてもう一度撮影ポイントを確認すると、俯瞰のアングルではなく、水平方向に茶畑を見通した構図であったことが分かりました。道理で、あとから追いかけてきた車がこちらにやってこなかったわけです。でも、茶畑を上から見下ろしたこのアングルは、個人的には気に入っています。いかにも日本人が作っていると言える、丹精込めた綺麗な茶畑が広がり、そのそばをC56が通り過ぎていく。大井川でなければ見ることのできない鉄道情景だと思うからです。撮影地:大井川鉄道福用~神尾今日8月11日は、日本人女子で初めて前畑秀子がベルリンオリンピック200m平泳ぎで金メダル(1936年)だそうです。
2014/08/11
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追いかけて間に合った大井川鉄道の機関車トーマス茶畑でトーマス列車を待っているとき、2つのファミリー総勢8人ほどが一緒にやってきました。このうち半数は子ども。パパ2人がおテツのようです。パパの一人はわたくしのそばで三脚を立てましたが、しばらくすると、ママと子どもたちに踏切の向こう側へ行くよう指示しました。わたくしがビデオをセットしているのに気づいたからです。そして小さな声で「追っ払っておきましたから」。おテツたちが踏切の手前にカメラをセットするのは、架線柱がバックになるからなのです。眺めるだけなら向こう側でも問題はありません。ママも一緒ですから、トーマスがやってきて子どもたちが興奮したとしても問題はないわけです。状況を判断し、周囲へ配慮をしたうえで、的確に指示が出せるパパ、素敵です。その人と話していると、トーマスは家山で5分ほど停車しますので、その間に追い抜くことも可能だろうということになりました。そうだ、その手があったか。そして列車通過後、パパと挨拶を交わし、アドバイスどおり、速やかに撤収して下り・上りあわせて3度目のトーマスに挑戦したのです。結果は目論見どおりとなりました。ただし、次はあの場所で、という明確な目的意識と土地勘がないため、とりあえず先行してトーマスを撮っただけ、というアングルにはなりましたが、テツパパとの気持ちの良い出会いが思い出に残るシューティングとなりました。撮影地:大井川鉄道家山~大和田今日8月10日は、帽子の日(全日本帽子協会)、道の日(建設省、1986年)、宿の日(全国旅館環境衛生同業組合連合会)、トイレの日(日本衛生設備機器工業会)、パレットの日、鳩の日だそうです。
2014/08/10
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茶畑の中を走るトーマス機関車返しの2本目はトーマスです。さあ、どこで撮りましょうか。大井川鉄道は上り列車を撮影するポイントが少ないような気がします(土地勘があまりないので、偉そうなことは言えませんが)。そうした中で、オーソドックスに編成をまとめられる場所といえば、抜里の茶畑でしょう。晴れたら午後、順光というのもうれしい。残念ながらこの日は降り注ぐ夏の日差しには恵まれませんでしたが、茶畑の新葉が伸び始めて、見ているだけで目が良くなりそうです。人気のポイントだけあって、踏切そばの編成写真用立ち位置にはすでに先客がいます。そこを少し外すと、逆に茶畑を大きく取り入れたアングルがふさわしい気がして、イギリス的トーマスと日本的茶畑の組み合わせも一興かも、と思えてきました。でも、緑茶も紅茶も、もとは同じ茶の葉から作られるわけですから、紅茶のもとの茶畑を走るトーマスと考えたら、それほど無理なこじつけではないのかも。撮影地:大井川鉄道抜里~家山今日8月9日は、長崎原爆記念日、野球の日(ミズノ)、ハリ・灸の日、パークの日だそうです。
2014/08/09
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第一鉄橋を渡るSLかわね路号返しの一発目は「SLの見える丘」から大井川を渡る情景を俯瞰することにしました。今の時期、大井川のいたる所で鮎釣りに興じる太公望の姿を見ることができます。丘の上から鉄橋を眺めた際、当初はオーソドックスに横位置の構図を考えたのですが、川を見ると太公望たちが点在していますので、それを組み込んで縦アングルとすることにしました。陸上はムシムシとしており、じっとしていても汗が出てくるのですが、水の中は涼しくて気持ちがいいだろうなあ、と思いながら、大井川の夏景色を楽しみました。撮影地:大井川鉄道笹間渡~抜里今日8月8日は、そろばんの日(全国珠算教育連盟、 1968年)、ひょうたんの日(全日本愛瓢会)、屋根の日・瓦の日(全国陶器瓦工業組合連合会)、ヒゲの日(シック 、1978年)、パパイヤの日、タコの日、歯並びの日だそうです。
2014/08/08
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大井川鉄道で爆煙のC56が鉄橋を渡る実車版トーマスが通過したあとは、1時間余りで次のSL列車がやってきます。場所を移動することも考えましたが、そのまま居残ることにしました。ただし、同じアングルではおもしろくないので、立ち位置は少し変えることにしました。トーマスのときはオーソドックスなアングルだったのですが、次は鉄橋にかなり近づき、下から見上げるアングルにしたのです。途中まではそれほどでもないのですが、接近してくるとガーダー橋が大きくカーブを描く様がおもしろいと思ったのです。この日3本目のSL列車はC56の牽引でした。タイから帰ってきて大井川鉄道が安住の地となった機関車です。夏休みの休日とあって鉄橋で待ち構える人が多いこともあってか、橋の向こうに姿を現したときから爆煙。ドレインと汽笛も大盤振る舞いで、ファンには堪えられない一瞬となりました。撮影地:大井川鉄道抜里~笹間渡今日8月7日は、鼻の日(日本耳鼻咽喉科学会、1961年)、花の日、バナナの日、オクラの日、月遅れ七夕の日だそうです。
2014/08/07
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リアルな実車版機関車トーマス今回大井川鉄道へ足を運んだ理由の一つに、機関車トーマスが運転されるようになったというのがあります。テツでなくても、小さい子どもなら機関車トーマスの名前はほとんどの人が知っています。これまではテレビの中の世界、子ども用のおもちゃの世界であったものが、実際に煙をはいて走り、さらには乗ることもできる。時は夏休み。ファミリーが大井川鉄道をめざすのは当然といえるでしょう。福用から笹間渡の鉄橋へ移動し、そこでトーマスを待ち受けるというのがこの日の作戦です。大井川鉄道の中で屈指の撮影ポイントを外すわけにはまいりますまい。温泉そばのお立ち台には、実車版のトーマスを見ようと、テツだけでなく小さな子ども連れのファミリーもたくさん待っています。そして大井川の川原に汽笛が鳴り響き、鉄橋の向こう側にライトブルーのC11、いやいやトーマスが姿を現しました。それにしてもリアルです。トーマスの顔はもちろん、全体によくできています。機関車だけでなく、客車も黄色に塗られて、よく作り込まれています。いやはや、リアルトーマスには驚きです。電車の運転本数を削減したりして経営が苦しい大井川鉄道の起爆剤になることはまちがいないでしょう。撮影地:大井川鉄道抜里~笹間渡今日8月6日は、広島平和記念日、雨水の日、国立公園クリーンデー、ハムの日、太陽熱発電の日、ハンサムの日だそうです。
2014/08/06
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C11牽引のSL列車この週末は大井川鉄道を訪ねていました。2002年、長い冬眠から目覚めて復鉄し、その後、比較的早い時期に大井川鉄道を訪ねています。季節は春。妻も一緒でした。それ以来の訪問ですから、随分と時間が経っています。土地勘も少ししか残っておらず、初めてに近いような感覚です。レンタカーのナビを頼りにポイントをめざしました。夏休みの週末とあって、この日は3往復のSL列車が運転されます。3輌の機関車のうち、1輌は最近デビューした機関車トーマスであることは分かっているのですが、それ以外にはどの機関車が使われるのか分からないため、とりあえず新金谷駅へ確認をしに行きました。しかし、駅前ではSL列車に乗るお客さんが駐車場へ入るために列をなしており、駅に近づくことすらできませんでした。それだけ人気が高いということで、そのこと自体はおめでたいことです。機関車の確認ができないまま、先を急ぎました。福用の先のお立ち台は初めて訪れましたが、すでにかなりの数の先客が列車を待っていました。ご挨拶してその列に加わります。近鉄特急や南海ズームカーなど、関西の人間には懐かしい電車が行き来するのを予行演習して本番を待ちます。そして山々に汽笛を響かせながら蒸気機関車が現れました。C11です。客車は3輌。往年のローカル線を髣髴とさせる景色に、やはり蒸気機関車はいいなあ、と思いながら次のポイントへと移動しました。撮影地:大井川鉄道福用~大和田今日8月5日は、世界ビールデー、タクシーの日(東京乗用旅客自動車組合、1984年)、ハコの日、はしご車の日、ハンコの日だそうです。
2014/08/05
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新旧の3つ揃いロクゴPFとドナドナポニーの回送列車を見送ると、基本的には本日の撮影終了となるわけですが、これで東京から遠来の客人を帰らせては関西テツの名がすたります。お帰りのおみやげをお持ちいただかなくては。湖岸道路を通ってたどり着いたのは米原駅のはずれ。ここに梅小路へ帰っていくロクゴとポニーが手をつないで出発までの間、一時休憩しているからです。まずは停まっているのを確認したあと、反対側に回ってじっくりと観察です。「今日1日、梅小路からやってきて、米原~木ノ本間を2往復したけれど、天気が良くてよかった」「気温が高かったので、煙が出ず、沿線のギャラリーには申し訳なかったけどね」などという会話でも交わしているのでしょうか。そしてその横を、日本が世界に誇る東海道新幹線が「先輩たち、お疲れさまでした」と声をかけながら駆け抜けていきます。旅の終わりの3つ揃い。これで帰りがけのおみやげもしっかりと頂戴しました。今日6月21日は、近畿日本鉄道で冷房特急の運転を開始(1957年)、がん支え合いの日、冷蔵庫の日、交番の日、スナックの日(全日本菓子協会)だそうです。
2014/06/21
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真夏日の空のもと、SL北びわこ号を撮る「サロンカーなにわ」の通過後、「SL北びわこ号」を撮るため、高速を使って直ちに転進したのですが、時刻表どおりの運転ならば、米原からの終点である木ノ本付近にたどり着くのもギリギリの状況です。間に合えば儲けもの。ダメもとで移動することにしました。本来ならば、河毛の築堤あたりでC56をお迎えする予定にしていたのですが、時間的にはかなり厳しい。移動中にすれ違いという最悪の事態を避けるため、煙はほとんど期待できませんが、木ノ本寄りの平坦区間で撮影することにしました。もとより、真夏のような気温ですから、正直者にしか見えない爆煙状態になるのは必至。全く撮れないよりまし、という選択です。定刻より少し遅れたのでしょうか(これなら一発逆転を賭けて河毛に行くべきだったかも、などと思うのはやめましょう)、少し離れたところの踏切が鳴り始めました。そして青い12系客車を牽いたC56が、予想どおりの爆煙状態で姿を現しました。ま、遠来の客人たちにお印だけでもつけてもらえたので、それでヨシといたしましょう。撮影地:北陸本線高月~木ノ本今日6月18日は、海外移住の日、考古学出発の日(大森貝塚を発見・発掘したアメリカの動物学者モースが来日、1877年)、おにぎりの日、頭髪の日だそうです。
2014/06/18
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新八代駅を発車するSL人吉号肥薩線から鹿児島本線へと線区が変わり、この日最後、納めのSL人吉号を撮影する時刻となりました。夕刻にハチロクを見送るのはココ、と自分のなかでお決まりの場所となっているところでカメラを構えます。これもまた、マーキングですな。新八代駅に停車し、九州新幹線へと乗り換える乗客を下ろしたSL人吉号は、しばしのインターバルのあと、再び走り出しました。爆煙を上げながら軽快にドラフトを刻みます。いやいや、今日一日心ゆくまで楽しませてもらいました。ピュフォーという、ほんの少し哀愁が漂うハチロクの汽笛が耳の奥で反響します。その音を反芻しながら、この夜の宿泊先である熊本へと歩みを進めましょうか。撮影地:鹿児島本線新八代~千丁今日5月19日は、横浜駅(現在の桜木町駅)が開業した日(1872年)、ボクシングの日、織田信長軍が桶狭間の戦で今川義元軍を破った日(1560年)だそうです。
2014/05/19
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定番お立ち台の爆煙SL人吉号上りSL人吉号を追尾した結果、意外と簡単に捕捉でき、それならば、と一勝地の駅進入を撮ろうと欲をかいたところ、車の停車と同時にそばを通過して撃沈。あ~あ。仕方ないので先へ進もうと車をUターンさせると、山の上の方に何やら公共施設らしい建物があるのに気づきました。あの場所付近からだと駅発車を俯瞰できるかも、と思い、接近してみました。確かに、撮れることは撮れるのですが、線路脇のケーブルが結構目障り。おまけの1カットとなりましたが、それもまたよし。先行したハチロクを再度追いかける展開となりましたが、めざすは上り列車最大のお立ち台である球磨川第一橋梁です。順調にクルージングした結果、列車通過の少し前に現地到着。少し離れたところですが、何とか車も停めることができました。前回訪問したときは鉄橋の正面で機関車を捉える構図でしたので、今回は丘の上から鉄橋全体を俯瞰するアングルをチョイスしました。そして列車接近の汽笛が鳴り響き、トンネルから出た人吉号がゆっくりと鉄橋の上に姿を現しました。そのまま鉄橋を渡ってくるかと思いましたが、トラス橋の中でほとんど停車状態に。そうか、再度引き出しをやってくれるのね。汽笛が鳴り響き、ゆっくりと動き出したハチロクからは盛大に煙が上がります。しかし、川の上ということもあり、風に煙が流されます。う~む。ただ、列車の動きとともに煙の倒れ込みが落ち着き、次第にまっすぐ立ち上がるようになりました。いいぞ、いいぞ。そしてガーダー橋部分のベストポジションへ来た時には、すっくと立った爆煙状態。よし! よし! よし!撮影地:肥薩線瀬戸石~鎌瀬今日5月18日は、国際親善デー、国際博物館の日、ことばの日、ファイバーの日、ナポレオンが皇帝になった日(1804年)、函館五稜郭で榎本武揚が無条件降伏し、戊辰戦争が終結した日(1869年)だそうです。
2014/05/18
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SL人吉号の定番アングル人吉へと走り去るハチロクを見送ると、午後の返しまで昼食と市内散策で、しばしの休憩です。かねてより、行列のできている餃子屋さんへ行ってみたいと思っているのですが、この日もすでに店の前にはかなりの人が集まっており、入店にかなりの時間がかかりそうなため、今回もパスをしました。別の店でお昼を済ませたあと、人吉駅から程近いところにある国宝の青井熊本神社に参詣し、いつものごとく家内安全、無病息災、商売繁盛、大願成就のオールマイティー呪文を唱えました。そして早めに返し一発目のポイントへと車を進めました。定刻、人吉駅を発車するハチロクが出す盛大な煙を遠くに眺めながら露出の最終確認を行います。数分後、近くの踏切が鳴り始め、ハチロクの牽くSL人吉号が姿を現しました。緩やかなカーブを回りながらこちらへ接近してくる列車の姿は、定番のアングルですが、定番ゆえに安心して見ることができます。すぐそばをガタゴトと音を立てて通過する列車を見送ると、さあ、次なるポイントへと移動です。撮影地:肥薩線人吉~西人吉今日5月17日は、世界電気通信記念日(国際電気通信連合、1968年)、生命・きずなの日、パック旅行の日だそうです。
2014/05/17
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清流を渡るSL人吉号ピュフォ~という大正蒸機特有の枯れた汽笛を残してトンネルに飛び込んだハチロクを見送ったあと、すぐさま追尾開始であります。追い抜いて球磨川を入れ、サイドからもう一回撮影できれば、との欲張りな気持ちを持ちつつ走るのですが、ほぼ並走状態にまで至ったものの、列車より前に出ることができません。クルージングに入ったハチロクは思いのほか速いのです。老兵侮るべからず、です。ここはむしろ、チラ見ながらもハチロクと並走できる愉快を満喫することにいたしましょう。並走状態がしばらく続きましたが、次第に線路と道路が分かれるようになり、途中の停車駅を挟む間に先行することができましたので、これまでにも訪れたことのある鉄橋を臨むポイントへと車を進めました。そこは停車駅の近くなので、もとより煙は期待できませんが、球磨川に注ぎ込む支流の水の清らかなこと。加えて、3段積みとなったレトロなレンガ造りの橋脚。こうした情景のあれこれを目にすることができるだけでも、この場所を選んだ甲斐があるというものです。撮影地:肥薩線球泉洞~一勝地今日5月16日は、旅の日(日本旅のペンクラブ、1988年)、東京・京都・奈良に帝国博物館が設置された日(1889年)だそうです。
2014/05/16
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球磨川第一橋梁を渡るSL人吉号GW九州の旅2日目は、SL人吉号を中心とする肥薩線探訪です。新八代に到着するSL人吉号を待って追っかけの始まり、始まり~。新八代駅の進入と発車を撮ったのち、すばやく移動して鎌瀬と瀬戸石の間にある球磨川第一橋梁そばでカメラを構えます。トラス橋から姿を現した瞬間からカーブを曲がり切り、足元のトンネルに吸い込まれるまでが撮影できるタイミングです。川線最大のお立ち台とあって、この鉄橋を渡るSL人吉号は、上り下りとも爆煙付きというのがお約束であります。スタンバイが完了したのとほぼ同時刻に、鉄橋を渡り始めるハチロクの汽笛が鳴り響きました。ガタゴトという音とともに、ドラフト音が接近してきます。トラス橋の鉄骨に遮られ、機関車の姿はまだ見えませんが、その一瞬のち、ハチロクの顔が見えました。煙よし! さあ、それでは、It’s showtime!撮影地:肥薩線鎌瀬~瀬戸石今日5月15日は、沖縄本土復帰記念日、ストッキングの日、ヨーグルトの日、いちごの日、お菓子の日だそうです。
2014/05/15
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鉄橋を渡る「SL北びわこ号」長浜の手前で1回、河毛付近で1回という追っかけを、これまで何度繰り返してきたことでしょう。かなり以前は長浜駅での停車時間が長かったため、余裕で移動できたのですが、最近は随分タイトになってきました。それでも、今回も長浜駅停車中に先行し、その後も前方を走るペースカーの存在などがなかったため、無理することなく河毛付近に到着することができました。ほっ。河毛の築堤にするのか、鉄橋にするのか、少し迷いましたが、このところ築堤シーンが続いていましたので、今回は鉄橋通過シーンでまいりましょう。また正直者にしか見えない爆煙で通過していくのかな、と思ったのですが、リアルな爆煙で姿を現しました。ラッキ~。予想を裏切るところが「北びわこ号」の「北びわこ号」らしいところ。惚れた者の湖東通いは、まだしばらく続きそうであります。撮影地:北陸本線河毛~高月今日12月4日は、E・Tの日、血清療法の日だそうです。
2013/12/04
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秋の「SL北びわこ号」長浜周辺は、これまでに何十回と通ってきた湖東の地です。ある意味、わが町と同じくらい知り尽くした所かもしれません。そうした場所であっても、「SL北びわこ号」の煙に関しては、期待しても望みが叶えられるのはごくわずか。裏切られると分かっていても通い続けるのは、やはり惚れた者の弱みなのでしょう。ここでバババッと派手に煙を出してくれたらなあ、と思いながら、正直者にしか見えない煙を上げて通り過ぎていくのが「SL北びわこ号」のお約束なのであります。でも、煙だけじゃないぞ。音も捨てがたいのだから……。少しでも良いところを見つけようとしてしまう。やはり惚れた者の弱みなのですなあ。撮影地:北陸本線坂田~田村今日12月3日は、国際障害者デー、カレンダーの日(全国団扇扇子カレンダー協議会青年部会、1987年)、個人タクシーの日、奇術の日(日本奇術協会)、妻の日、みかんの日だそうです。
2013/12/03
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刈和野駅を発車するC61「秋田こまち号」出来ばえの良し悪しは別にして、午前中は4回撮影することができましたが、午後は空港に向かう時間のこともありますので、秋田近くのポイントまで追いかけていくことはできません。お手軽に撮れる場所を、ということで刈和野の駅発車だけを狙うことにいたしました。発車シーンは煙が期待できますから、テツにとっては優先度の高い場所でありますが、地元のゆるテツさんたちにとっても魅力的な場所のようです。駅から程近い跨線橋の階段部分でカメラを構えたのでありますが、発車が近づくとワラワラと人がいっぱい集まってきました。画面に入ります、なんて言える雰囲気ではありませんし、これも含めてのイベント列車であります。歓迎の和太鼓の演奏が終わり、乗客が車内へ移動してしばらくするとC61の野太い汽笛が四方に鳴り響きました。ゆっくりと列車が動き出し、ブラスト音とともにこちらへ近づいてまいります。煙の状況も良好です。2日間にわたって追いかけた秋田路のC61。次の日も好天は続くようでありますが、一旦大阪へもどることにいたしましょう。C61よ、また会う日まで。撮影地:奥羽本線刈和野~峰吉川今日10月28日は、速記記念日(日本速記協会)、日本ABCデー、日中国交回復を記念し康康(カンカン)と蘭蘭(ランラン)が上野へ(公開後の1年間で入園者900万人突破、1972年)だそうです。
2013/10/28
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予想に反し、無煙のまま玉川の鉄橋を渡るC61秋田こまち号SL秋田こまち号はスーパーこまちと行き違うため、神宮寺の駅でしばらく停車いたします。前日は神宮寺駅発車を撮り、そのあと追いかけたとき、きれいな白煙をたなびかせて玉川の鉄橋を渡っていくC61を見かけましたので、明日のポイントの1つはここだな、と思ったのであります。そうした目論みがありましたので、刈和野駅進入と発車を撮ったあと、神宮寺停車中に先行、玉川の土手に陣取りました。しかし、遠くで見るのと、近くで見るのとでは少し景観が異なりました。でも、今さら移動している時間もありませんので、地元のゆるテツさんたちに混じってそのまま待ち構えました。いよいよ本番。神宮寺を発車するC61の汽笛のあと、こちらへ近づいてくるドラフト音が大きくなってきました。そして姿を現したC61。う~む、煙がない。青空はとってもきれいなのですけれどねえ。人生、なかなか思うようにはいかないものです。そういえば、神宮寺駅発車でも大曲駅到着でもない、秋田こまち号にとっては中途半端な時間に花火が上がりました。昼間ですからパン、パンという音だけしか聞こえないのですが、歓迎を演出するタイミングが微妙にずれています。思うようにはいかないことが、あちこちにあるものです。撮影地:奥羽本線神宮寺~大曲今日10月27日は、テディベアズ・デー、文字・活字文化の日、読書の日、世界新記録の日、日刊ゲンダイ創刊で駅売り夕刊のブーム到来(1975年)、浅草・凌雲閣に日本初のエレベーター(12階)が設置された日(1890年)だそうです。
2013/10/27
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紆余曲折の末、何とか追いついたSL秋田こまち2回目、3回目のC61をゲットするため、勇んで走り出したものの、道を間違えて大きくタイムロス。土地勘がないというのは、困りますねえ。2回目は刈和野付近で、と漠然と考えていたのですが、あまりにもタイムロスが大きかったため、走っている途中で追い抜くのはもう無理だろうと思いました。しかし、刈和野近くのオーバークロスへ着くと、ゆるテツさんを含め、数人の方がカメラを構えて待機しています。まだ列車は通過していない。ラッキー!そう思った瞬間、C61の汽笛が響いてきました。駅到着直前なので、煙が少ないのは致し方ありませんが、2回目の撮影ができたことを素直に喜びましょう。撮影地:奥羽本線峰吉川~刈和野今日10月26日は、JR東日本が上場(1993年)、原子力の日(科学技術庁、1964年)、反原子力の日、柿の日、青汁の日、きしめんの日だそうです。
2013/10/26
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「こまち」同士の並走ならず羽越本線で「あけぼの」、パーイチ貨物がゲットできたら、SL秋田こまち号に備えて奥羽本線のポイントへ移動するのは前日と同じであります。前の日は正面からC61とE6系の並走を撮影しましたが、今日は斜め前からのアングルを狙いましょう。前日のポイントより少し和田寄りにもお立ち台があることが分かりましたので、この日はそちらへ車を走らせました。前日同様、朝早くから猛者テツの車が居並んでいます。事前に通過する701系やE6系で予行演習を行いながら本番に備えます。定刻過ぎ、C61の野太い汽笛が響き、遠くのカーブに姿を現しました。しかし、スーパーこまちは並走していません。前日のポイントにいた人は、C61だけの写真しか撮れなかったはずであります。わたしたちも、まだか、まだかとドキドキしながらスーパーこまちの到着を待ちました。そしてSLこまちがカーブを曲がりきり、後ろの客車まですべて姿を現した瞬間、E6系が出現。C61と並ぶと減速して並走し始めたのであります。しかし、並走するとはいえ、手前のSLこまちで姿が隠れる位置で移動し続けたため、結局、1つの画面に2つの列車が揃って走るというシーンは撮れませんでした。もしかすると、スーパーこまちの運転士は、間近で蒸気機関車や旧型客車に乗っている人たちとエール交換ができるという、スーパーこまち車内への乗客サービスを優先させたのかもしれません。あー、残念!撮影地:奥羽本線四ツ小屋~和田今日10月25日は、世界パスタデー、民間航空記念日、産業観光の日、リクエストの日、島原の乱の日だそうです。
2013/10/25
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坂を駆け上がるC61「SL秋田こまち号」今回の「SL秋田こまち」撮影ポイントとしてファンが集まった場所の1つが、峰吉川から羽後境に向かう勾配区間であります。わたくしも下見にまいりましたが、すでに場所取りが完了しており、立錐の余地がない状況でありました。仕方がないので、刈和野駅からそれほど離れていない場所へ布陣することにしました。ここは以前立ち寄ったことがあるため、当初から予備候補として考えていた場所であります。しかし、思った以上に線路際の木が繁っており、客車に枝がかかることが予想されました。ただ、このとき、ちょっとしたトラブルが起き(謎)、他へ移動できない状況となったため、やむなくこの場所で撮影することにいたしました。しかし、駅発車からさほど時間が経過していないことや、上り勾配にかかっていることなどから、C61の煙の出具合はよく、結果オーライの状況となったのであります。撮影地:奥羽本線刈和野~峰吉川今日10月22日は、国鉄が赤字ローカル線廃止にふみきった日(北海道の白糠線が第1号、1983年)、パラシュート記念日(世界で初めてパラシュート降下に成功、1797年)、平安遷都の日、国際吃音啓発の日だそうです。
2013/10/22
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ハドソンタイプの特徴である2軸の従台車晴れのち雨のち晴れのち雨と、目まぐるしく表情を変える天気に放浪されながら、とりあえず横手まで足を伸ばしました。午後の返しに備えてしばしの休息を取るC61の姿を見たかったからであります。C61の休憩ポイントは横手駅の南西エリア。すでにカメラを手にした地元の方たちがフェンス越しにC61の雄姿を撮影しています。わたくしもそれに混ぜていただきます。C60、C61、C62といったハドソンを撮影する際、動輪から従台車、キャブ付近がわたくしの好きなアングルの1つであります。特に、2軸の従台車はボイラの大きさと相まってハドソンの重量感を示すポイントだと思うのです。テンダーの上では、午後の運転に備えて石炭のかき寄せ作業が行われています。しばらくすると、北上線のキハ110が横手駅をあとにしていきました。C61とのコラボカットも、ある意味、貴重な記録であります。北上線のキハ110とSL秋田こまち撮影地:奥羽本線横手駅今日10月21日は、あかりの日(日本電球工業会など、1981年)、国際反戦デーだそうです。
2013/10/21
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雨のち晴れのSL秋田こまちSLこまちとスーパーこまちの並走をゲットしたあとは、すぐさま追跡です。しかし、土地勘がないのは悲しい。去年、今年と2回の秋田訪問では、秋田~横手区間はごく一部のポイントを除いてスルー。場所を探しながらの追っかけなので、ま、1回でも回数をかせげたら、ぐらいの気持ちでまいりましょう。高速を使って移動し、SLこまちより先行しましたが、結局のところ羽後境駅からそれほど離れていない場所で、一般のゆるテツさんとは明らかに違うおテツさんが三脚を構えているのを発見。ままよ、と思って混ぜていただきました。駅発車の直後ですが、煙の出方は今ひとつ。しかし、タイミングよく鳴らされた汽笛の蒸気に助けられ、それなりに見られる状態となりました。真正面から日の光を浴びたハドソンの美しいこと。やっぱりC61はカッコいい!撮影地:奥羽本線羽後境~峰吉川今日10月20日は、新聞広告の日(日本新聞協会)、リサイクルの日(日本リサイクルネットワーク会議)、頭髪の日、ヘアブラシの日、ソフト化の日、疼痛ゼロの日だそうです。
2013/10/20
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雨の中、並走する「SL秋田こまち」と「スーパーこまち」「SL秋田こまち」と秋田新幹線「スーパーこまち」が、どうやら並走するらしい、というのは試運転の様子を撮影した画像で知りました。これはぜひとも撮ってみたい!羽越本線の「あけぼの」と、そのあとに続くパーイチ貨物を押さえたあと、いよいよ本命の「SL秋田こまち」に備えるべく、奥羽本線へと転進したのであります。あらかじめ予想していた場所へ車を進めると、1本100万円以上はする超長ダマの望遠レンズをセットした猛者テツの方たちがすでにスタンバイされていました。一人ふたりならまだ入り込む余地があったため、お願いして混ぜていただきました。大阪と比べると、気温が数度異なるのが、やはり東北。この日は強風が吹いているせいで、天気が目まぐるしく変わり、晴れているかと思うと曇り、また晴れて、という猫の目状態の天候です。晴れている間は、今この瞬間に来てほしいと願い、曇れば、風よ、雲を吹き飛ばせ、と祈ることの繰り返しであります。で、本番。雨でした(涙)。土砂降りの雨の中、遠くのカーブに姿を現したC61が一直線にこちらへ向かってきます。刻一刻と大きくなる「SLこまち」をファインダーの中で確認しながら、新幹線は、まだか? 今日は並走しないのだろうか? の想いが強まります。次の瞬間、遠くのカーブに「スーパーこまち」が姿を現しました。速い、速い! あっという間に追いつき、それから一気に減速。C61に寄り添ったのであります。運動会で大差をつけられたアンカーが猛追し、第4コーナーを立ちあがった所でようやく追いつき、追い抜くと見せてゆっくりと並走する。一旦並走を始めると両者が協調して走りだす。このあたりはリレー競技から一転、フィギュアスケートのペア・アイスダンスを見ているような感じであります。雨中というのが玉に瑕かもしれませんが、この感動的なシーンを見ることができただけでもよしといたしましょう。撮影地:奥羽本線四ツ小屋~和田今日10月19日は、駅名表示が左書きに統一された日(1945年)、日ソ国交回復の日、住育の日、TOEICの日だそうです。
2013/10/19
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SLもおか号のオーバークロス俯瞰刈り取られた稲藁を手前に配し、急坂をのぼっていくC12を撮ったあとは、すぐに撤収。追尾するのは真岡のお決まりであります。益子のカーブで2匹めのドジョウをいただいたあと、さらに追跡いたします。3匹目をどこで頂戴するか。時間的なことを考えると、撮影場所は真岡の先になるのですが、土地勘がないわたくしにとって、ここで撮りたい、と即決できるデータがないのが悲しい。事前の予習で、ここが良いかも、と思った場所はあるのですが、万一、道に迷って間に合わなかったら寂しいしなあ、と決断できないあたりが、やはり小市民なのでありますよ。ともあれ、真岡方向へ車を走らせると、意外やスムーズに移動でき、ちょっぴりロケハンする余裕さえありました。結局、真岡と寺内の間にあるオーバークロスで俯瞰することにしたのであります。折角、久しぶりに訪れた真岡鉄道ですから、オーソドックスな編成写真も撮っておきたいですからね。撮影地:真岡鉄道真岡~寺内今日9月28日は、世界狂犬病デー、パソコン記念日、プライバシーデー、京浜線で自動ドアの電車が登場(1926年)、上越線の新清水トンネルが開通した日(1967年)だそうです。
2013/09/28
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真岡鉄道天矢場の秋午前中、烏山線を堪能したあとは真岡鉄道へと転進し、茂木駅をめざしました。午後のSLもおか号に使用されている機関車を確認するためであります。真岡鉄道ではC11とC12、2輌の蒸気機関車が使用されています。どちらが運行されるのか、事前に予測がつく真岡鉄道ベテランさんと違い、わたくしにとって、結果は開けてからのお楽しみ、なのであります。茂木駅に着き、駅構内で側線に停まっている列車の先頭を見ると、C12が確認できました。やった!中学生のとき、鉄道写真にハマり、そのころ終焉を迎えていた蒸気機関車を追いかけて各地を回りました。しかし、お金のない中坊ですから行ける所は限られています。そうしたなか、姫路の近くにある加古川線で見たC12の印象は強烈で、今でもしっかり記憶に残っています。そう、刷り込まれたんですねえ。それ以来、タンク機で一番好きなのはC12。久しぶりの真岡で、C12の元気な姿を見られるのは、このうえもなくうれしいことなのであります。撮影地:真岡鉄道茂木~天矢場今日9月27日は、世界観光の日、女性ドライバーの日、初の地下鉄(銀座線)起工式(1925年)、日独伊三国同盟調印日(1940年)だそうです。
2013/09/27
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麦秋のSL北びわこ号長浜エリアでロケハンをした麦畑をいくつか観察すると、今すぐにでも刈り取りができそうなところ、しばらく時間がかかりそうなところと、素人目にも判断がつきました。黄色が濃く、葉や茎に緑色が残っているものは、あと少し熟成させなければならないのだろうな、と思いました。午前中に見かけた麦畑はそうしたところが多かったようであります。刈り取り直前の淡いベージュとなった麦畑を探した結果、姉川の築堤の少し手前に格好の色づきをした麦畑を見つけました。晴れていると逆サイドになるのですが、幸か不幸か、この日は曇り日。午後の「北びわこ号」はここで撮りましょう。今日6月18日は、海外移住の日、考古学出発の日(大森貝塚を発見・発掘したアメリカの動物学者モースが来日、1877年)、おにぎりの日、頭髪の日だそうです。
2013/06/18
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「SL北びわこ号」と麦畑以前はシーズンごとに通っていた「SL北びわこ号」でありますが、最近は仕事や別の予定が入ることが多いため、年に一度か二度くらいしか行くことができません。前回の撮影は1年前。GWでございました。そのときはC56とレンゲ、伊吹山を組み合わせましたが、今年の運転は6月に設定されたため、麦とのコラボになります。鳥居本駅の撮影を簡単に済ませたのち、米原駅の外れに停まっているC56、EF65、12系客車の存在を確認して先に進みました。沿線のどこに麦畑があるのか、色づき具合はどうなのか、を確認するのが朝一番の仕事であります。田村と長浜の間の田園地帯に麦畑の存在を確認しましたが、ここは午後から光線がよくなるので3号用にキープし、さらに先へ。次の可能性として考えられるのは、姉川築堤そばの田園地帯。定番の築堤側の田んぼは、すべて早苗が根を張り、水鏡さえ厳しい状況でありました。そして反対側で数カ所の麦畑を見つけました。こちらは晴れると逆光になるのでございますが、この日の天気は今ひとつですから、ここにいたしましょう。1年前のレンゲと同じアングル。でも、完全燃焼で、湯気さえ見えないところまで真似することはないのになあ。撮影地:北陸本線長浜~虎姫今日6月15日は、新橋~下関間に初の特別急行列車が運転された日(1912年)、信用金庫の日、暑中見舞いの日、千葉県民の日、栃木県民の日、オウムとインコの日、お菓子の日、中華の日だそうです。
2013/06/15
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熊本駅を発車するSL人吉号JR熊本駅前のホテルで1泊した翌日は、朝から路面電車や九州新幹線などを撮影しました。日曜ですから、SL人吉号も運転されるのですが、今回、肥薩線での撮影はパス。かわりに路面電車や三角線などへ足を伸ばすことにいたします。とはいっても、折角のご馳走を前にして、全く手をつけないのは、あまりにも勿体ない。はい、わたくし、諦めの悪い人間なのでございます。せめて発車のお見送りだけでも、と思い(おい、おい、それが一番美味しいやないかい)、駅の外れに車を停めました。独特の甲高い汽笛を鳴らしたあと、ゆっくりと動き始めるハチロク。霜降りの煙に、勢いよく噴き出すドレン。大正生まれの老兵は、今年も元気であります。いやあ、よかった、よかった。さあ、次は熊本城周辺で路面電車を撮影することにしましょうか。撮影地:鹿児島本線熊本~川尻今日3月31日は、教育基本法/学校教育法公布記念日、オーケストラの日、エッフェル塔の日、そばの日だそうです。
2013/03/31
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機関庫へ引き上げる12号機関車明治村では、機関車が走行中の写真が撮れないか、撮影ポイントを探したのでありますが、意外に場所の限られることが分かりました。一箇所、アーチ橋を渡る所があるのですが、側面にメッシュ板があり、足回りが隠れてしまいます。結局、駅の進入時ぐらいしか絵になる場所がないのであります。明治村の村長様、列車が撮影できるお立ち台などを設けていただけたらありがたいのでございます。できましたら明治村の貴重な建物と組み合わせられるか、俯瞰することができればうれしゅうございます。そうすると、おテツがこぞって来村すると思うのでございますが……。ご一考の程、よろしくお願いいたします。この日わたくしはSL名古屋駅からSL東京駅まで乗車後、アーチ橋あたりで走行シーンを撮影し、もう一度SL東京駅にもどり、機関士ともどもお昼の休憩をするため、機関車がクラの方へ向かうシーンを撮影しました。鉄道模型のように小さな機関庫は、雰囲気たっぷりで、ファンの心理をくすぐります。ああ、いいものを見せていただきました。撮影地:明治村SL東京駅今日11月27日は、ノーベル賞制定記念日だそうです。
2012/11/27
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復活した明治の古典機12号機関車子どもが小さいころ、一度訪ねたことがある明治村。そのころは休鉄時代でしたので、村内を走っている蒸気機関車にもそれほど関心がありませんでした。その後、復鉄して明治村の蒸機もいつか撮影にいかなくては、と思っているうちに機関車の老朽化に伴い運転が中止されてしまいました。オー マイ ガー。「覆水盆に返らず」「後悔先に立たず」であります。しかし、2年間のブランクを挟んで、このほど明治時代の走る文化遺産が復活いたしました。ボイラを新規に積み替えてということですから、当分は元気な姿を見せてくれるに違いありません。そこで、2年前に実現しなかった古典機との面会を、このほどようやく果たしてまいりました。折しも園内は紅葉の真っ盛り。真紅に染まったモミジを配して12号機関車の復活を祝うカットといたしました。撮影地:明治村SL名古屋駅今日11月25日は、ハイビジョンの日(1125は走査線数)だそうです。
2012/11/25
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篠目駅を発車する重連SLやまぐち号白井の里でC57を見送ったあとは、イチかバチかで追尾体制に入ります。どちらにしても新山口まで戻らないといけませんから、その間にあと1回でも撮影できればメッケものというスタンスであります。でも、白井から追っかけるのは、正直シンドイ。似たような考えをもったテツ車に混じり、とりあえずは長門峡をめざしますが、例によって汽車見物のユル鉄さんたちの影響もあるのでしょう。予想どおり長門峡付近で車列は渋滞となり、盛大な煙を出しながら発車していく列車を少し離れたところから眺めるしかございませんでした。あとは篠目の発車に間に合うかな。そう思いながら、なおも車を走らせますが、篠目駅の近くに着いたときには、すでに前方の踏切が鳴っておりました。カメラを持って外へ飛び出します。急いで、急いで。何とか間一髪で間に合った篠目発車。煙の量が少なめなのは残念でありますが、撮れただけマシといたしましょう。これにて今季の重連撮影は無事終了。撮影地:山口線篠目~仁保今日10月28日は、速記の日(日本速記協会)、日本ABCデー、日中国交回復を記念し康康(カンカン)と蘭蘭(ランラン)が上野へ(公開後の1年間で入園者900万人突破、1972年)だそうです。
2012/10/28
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コスモス揺れる白井の里の重連SLやまぐち号これも地元の方たちのご配慮でございましょう。白井の里では、ちょうどよい場所にコスモスの花咲く畑があり、大半のおテツはそこに集結しておりました。まるで花に群がるハチのようであります。あ、わたくしの場合だとクマバチですか(笑)。「花と鉄道」は、普段からわたくしがテーマの1つとしているものでありますから、当然わたくしも、その集団の1人とさせていただきました。「スーパーおき」や普通列車を撮影して時間を過ごし、つるべ落としの秋の日差しが西に傾いたころ、重連が津和野を発車する時刻を迎えました。今、発車したところだな。そろそろ築堤を通っているころか、などと、汽車が走っているところを想像しながら待つ10分ほどは、津和野エリアで最奥ポイントの、違う意味での楽しみなのかもしれません。そして2台の機関車のドラフト音がはっきりと聞こえてまいりました。カーブから姿を現したC57の煙は真っ黒。次位のC56も懸命に協調を続けております。雲一つない青空。足元に揺れるピンクのコスモス。そして秋の西日を浴びて爆煙を上げる2台の機関車。ああ、これ以上、何を望みましょうや。撮影地:山口線津和野~船平山今日10月27日は、日刊ゲンダイ創刊で駅売り夕刊のブーム到来(1975年)、浅草・凌雲閣に日本初のエレベーター(12階)が設置された日(1890年)だそうです。
2012/10/27
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重連SLやまぐち号、追いかけて徳佐水鏡の長門峡で満足していてはなりませぬ、わたしたちに残された時間はないのよ、となぜかオネエ言葉で一人ごちながら(笑)、追跡の車内へと移動いたします。ま、今回は長門峡でのんびりさせてもらい、このままゆっくりするのも手だけれど、行くだけ行ってみるか。というわけで、追っかけの車列に混じり、北をめざします。渡川では当然、煙すら残っていない状況。三谷、名草でも、どれぐらい遅れているのか分かりません。ようやく地福に来て停車中の列車を視認いたしました。しかし、今日はパスします。重連最終日のため、のんびりしていては徳佐で車を停める場所すらなくなってしまうからであります。二兎を追う者は一兎を得ず。まあ、何とか車を停める場所が確保できるくらいの順位で徳佐のカーブに到着し、すでにスタンバイしている砲列の中に混ぜていただきます。そして程なく発車の汽笛が聞こえてまいりました。竹やぶの向こうに盛大な狼煙が上がります。いいぞ、いいぞ。そのまま協調運転を続ける2台の機関車がカーブの向こうに姿を現しました。去年の重連はアウトカーブで撮ったけれど、今年はオーソドックスに定番の角度から。そして去年は青い12系客車だったけれど、今年は通常のレトロ客車と、毎年違う趣向で楽しませてくれるJR-Wの関係者のみなさんに感謝の意を込めながら、目の前を通り過ぎる機関車たちを見送ったのであります。撮影地:山口線徳佐~船平山今日10月25日は、民間航空記念日だそうです。
2012/10/25
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水鏡のC57、C56重連SLやまぐち号先の日曜日、久しぶりに山口線へ行ってまいりました。恒例のC57、C56の重連運転が最終日となるからであります。昨年の重連運転は、往路がC57、C56の重連、復路がC57、客車、C56のプッシュ・プル運転と、趣向を凝らしたものでございましたが、今年は往復ともC57先頭、C56次位の重連で、オーソドックスにまとめたものとなりました。それでも訪れる甲斐は十分にございます。いつもの追っかけパターンですと、往路は大山路、長門峡、地福、徳佐で4回、復路も同じくらいの回数を撮影するのが当たり前でしたが、今回はじっくりと腰を据え、片道で2回ずつ撮影できれば十分と割り切ったのであります。今回、特に撮影したいと思ったのが、長門峡での水鏡シーンであります。機関車に重点を置き、サイドから鉄橋を渡るところを撮るというものであります。しかし、水鏡を狙えるポジションには、せいぜい6~7人しか入れませんから、早めに行って場所を確保する必要があります。この日も、1番乗りの人は夜明け早々の時間帯から待機したと言います。そうした熱意に天も味方してくれたのか、風も吹かず、穏やかな快晴の時間が続きました。そして長門峡発車の正午。2台の機関車は約束どおりの爆煙で、轟音を立てながら鉄橋を渡っていきます。眼前に広がるシンメトリーのミラーワールドは期待どおりのもので、待ち続けた苦労が報われた一瞬でございました。撮影地:山口線長門峡~渡川今日10月24日は、わが国初の鉄道トンネル工事(1870年)、国連デー、世界開発情報デー、東京オリンピック閉幕(日本の獲得メダルは金16、銀5、銅8、1964年)だそうです。
2012/10/24
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