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なんだか、人間にも自分にも疲れ果ててきた。 でもブログを書こう。 さかのぼれば一番好きだったバンド「ミッシェル・ガン・エレファント」が解散してから日本の音楽に興味が全くなくなってしまって、タイの音楽のCDばかり買い漁ったりしているうち・・・留学中にミッシェル・ガン・エレファントのギタリスト、アベフトシ氏が亡くなり、なんだか日本の音楽に背を向けている間に大切な思い出を失った気がして以来・・・ いろんな音楽を聴くことが全くなくなっていました。 なもんで、最近タイの音楽を思い出すことってほとんどなかったんだけど、ブログを更新していたら、ニュースクリップ(タイのニュースを扱っている)の更新記事が目に入ってびっくり。 ってかもう去年のニュースじゃーん!!!! 以下はニュースクリップより引用・・・「ネットに「吸引」写真流出 タイの大物ロッカー、麻薬使用認める」2011/12/20 (23:58)| 【タイ】タイの人気男性ロック歌手のセーク・ローソーさん(37)は19日、バンコク都内の自宅の庭で記者会見を開き、自身によく似た男性が特殊な器具を使って「粉末」を吸引している写真がインターネット上に出回った問題について、写真の男性が自分で、麻薬を吸引したことを認めた。プラハの高級ホテルに宿泊した際に、知らないうちに元妻が撮影したとしている。 セークさんは「自分はアーティスト」で麻薬が必要と主張し、受け入れてもらえないならロンドンに転居すると述べた。また、所属するタイ音楽最大手GMMグラミーが自分を尾行するなどしたとして、絶縁も辞さない姿勢を見せた。セークさんは会見後、涙を流しながらギターを弾き熱唱。母親の前にひざまずいて謝罪した。 グラミーは20日、バンコク都内の本社ビルで記者会見を開き、セークさんとの契約を解除すると発表した。前日にセークさんからけんかを売られた形となったグラミーの創業者オーナー、パイブーン同社会長は会見に姿を見せなかった。 あららららら・・・あららら??? いや、最初は写真掲載されたあたりのくだりの噂は聞いていたんだけど、「タイってSEKに似てる人って多いよなー。パタヤの「え・せーく」じゃねえの(懐かしい)?とか思ってたんだけど。 結構、彼のギター、すごいんよ。あたしゃ曲のメロディーより、曲のアレンジ(特にギターサレンジ)がかなりかっこよいと思っていて、単調なメロディ、ありがちなタイのメロディであっても、びしびしのロックの変えてしまう、アレンジのマジシャンみたいに感じておりました。声もぺたっとした口が横に開いたような・・・主に喉でうたっているぜえい、というミュージシャンが多いタイにおいて、タイ人らしからぬロッカー色の強い声色、かすれ系の声を持っていて、CDもかなりの枚数購入しておりましたし・・・ 大好きなお友達にして、彼の世界一のファンだと思われるまむあんさんには、2度もライブに連れて行ってもらってぇ・・・思い起こせばあまりにも面白い事件がおこりつづけ、さらに痛めつけられたライブの長編レポ書いちゃって・・・(プーケットのライバル、元気かなあ)。・・・あ、コピピのTちゃんと行った、オモシロすぎるパタヤ旅&ライブとか・・・いやー、タイでSEK御大には多くの思い出をもらっただけに、思い返して読んでみると、・・・もうタイで音楽活動をしなくなってしまったら、さびしいなあ。 ・・・そういやLOSOの歌を死ぬほどうまく歌い上げるファランおぢぃーちゃん(別名ぢぢぃLOSO)の尻を持ち上げる係にも任命された・・・。 参照バンコク HILLARY BAR SEK LOSO 飴編 ムチ編プーケット 今は亡きプーケットブリュワリーのSEK LOSO 1 2 3 4パタヤ エキサイトでのSEK LOSO その中の1回では、当時めちゃくちゃ太っていたにもかかわらず、ものすごい社交辞令で「きれいですねぇ~」と、日本語でお世辞ってくれたり、カメラを向けると、「おお、日本のデブが前の方で大変そうだな」的に愛想を振りまいてくれた、自分の中ではジェントルマンなミュージシャンなだけに、ちょっと悲しくなりました。 日本人の「当時太り気味」アラフォー女に、カメラを向ければ愛想をふりまき、お世辞を言ってくれたSEK御大。 そういやこの日はまむあんさんとの2ショットも撮影させていただいたっけ・・・。 ・・・いや、まて、なんか後半のムチ具合って・・・酔ってたんじゃなくてラリ・・・やめとこう。美しい思い出は美しいままで。 いや、あの、アーティストでも大麻なんかやらなくても、すばらしい曲を作っている人はたくさんおりますからね(大麻好きな人も多いみたいだけど)。薬物では死刑も辞さないタイにおいて「認めてくれなきゃイヤ」って、そんなこと許したら、タイってどうなるんだろう。 タクシーの運ちゃんも結構吸ってるんだよね。「おれ、山で吸うんだべ」っていう子持ちの運ちゃんに会ったことがあるから「良くない!だめです!」って説教したことがあるんだけど・・・若者にも労働者にも影響力のありすぎる人 だけに、大麻じゃなくて、ほかの薬にまで発展して、犯罪も増えちゃうじゃないかしら。 いずれにしても、タイにおいての非情に稀な才能を持っているミュージシャンが、活動しなくなるのは残念かも。 タイで元通り活動してほしいですね。・・・と、久々にLOSOのCDを聴きつつ更新。 このニュースクリップの記事から1か月たちますけど、なんか進展あったんかな?→うとすぎる・・・ 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年01月27日
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成田出発前に間違いなく1:30だった出発時間が、帰国時のスワンナプーム空港でなぜか1:00に。 15分とかそんなレベルじゃない。30分も早まっていたビジネスエアー。 しかも、そんな状態を知らず、出国手続きのおっさんのドジに翻弄され、大恥をかき、さらに時間を食ってしまったよっしぃ・・・。 平常心をとりもどしながら、とにかく走った。 うーん、さすがにみそっかす航空・・・出発ゲートは遠いぜ!へへへ。 やっとこさ到着した搭乗ゲートで、おねーさんにチケットを見せつつ「す、すみません。こ、これ。1:30じゃないの?ぜえぜえ・・・」と言い訳すると。 「あー、ぴー(ねえさん)。ごめんなさいでげす。3日前に1:00に変更になったんでげすよー。良かったでげすー、昨日は、乗り遅れた人もいてぇ・・・。今日もいると思いますー。」 でしょうね(呆)。 出発3日前に変更になったってことで、短いツアーなんかで(HISのツアーでもこの便は利用されているので)メールも確認する時間がなく観光しまくっていた皆さんが、気が付くはずもないと思う。ってか、あたしだってメールを確認したのはつい4日前。翌日から3日間メールなんかみなくていいやって思ってたんですけど。しかもあたし、携帯電話も海外で使えるやつわざわざレンタルしてきたしさ ・・・HISもこんなに急なら電話してくりゃいいじゃんかよ(涙)。 まあ、やぱす、空港にはお早めにという言葉は、守らなくてはダメなんだねー。 同じように搭乗ゲートにはぎりぎりで到着する人も見かけました・・・。 ・・・カウンターはみそっかすではなかったけど、出発ゲートはビジネスエアーはやはり、悲しいかなみそっかす。バスで運ばれつつ、再び空港での騒動を思い出して、笑いが込み上げてきた。まずい、笑ってしまう。 急いでいるときに限ってマンガみたいなことの起こる国タイランド・・・やっぱ最高だと思いつつ、飛行機へ搭乗。 同じく満面の笑顔のタイ人CAに迎えられながら席を探すと ・・・いやっほーい!前から詰め込んでいくシステムのためかぎりぎりだったので、後ろの席! そしてがらがらにあいているではないか! あたしの席はど真ん中席だけど3席とも空いていて、最高にくつろげる! 閉所恐怖症発症で、どうしよう、大丈夫かなあ、と、びびっていたけれど・・・これなら安心! それに深夜1:00ともなれば日本時間3:00。ほんっとに眠いので、あれこれ悩む間もなく眠れそう。 ほかのお客さんも「なんでもいいから眠りたい」とこぼしていて、最終日までたっぷりタイで過ごせるこの時間のフライトはとってもいいなあと痛感。 もちろんここも、ほんもののローコストキャリアと違ってブランケットも無料でくばってくれるから、安心ですぞ。 ぎりぎりチームを詰め込んだビジネスエアーは1:00にテイクオフ。 深夜なのでソフトドリンクを配られ、回収した後は、就寝タイム。 うん、眠い・・・おやすみぃ・・・zzz 誰もいないシートで思う存分爆睡していたので、途中の記憶は全くないのだけど、のどが渇いたので、途中目を覚ましたら、行きと同様 丁寧に1席、1席をみてまわる水を持ったCAの姿に安心。 行きも帰りもビジネスエアーのCAは丁寧で細やかだーと、よっしぃ、感心しちゃいましたよ! もちろんいろいろ評判の悪いUAのCAもきちんとしてるけど、呼ばないとなかなかタイミングよくきてくれないし、クルーのたまるキッチン?で、たまって話し込んでいるのをみたことあるし(その中に日本人スタッフもいた)、事務的で笑顔がないときもあるので、ものをたのみずらいこともあるけど ビジネスエアーのCAが笑顔をたやすことはなかったです。これ、まじです。 あまりにも爆睡したおかげで電気がついた瞬間、目はぱっちり! 「ごはんですよー!」 朝食は2種選べたけど、1種は忘れてしまった・・・で、冷静に考えたら・・・ ガーン・・・ 帰国便も麺を選択してしまったよぉ・・・ しかし、この朝食の塩味の焼きそばがことのほかうまかった!そりゃ中華の名店みたいな味じゃないけどね。 朝食にぴったりのあっさり味で、具も鳥の胸肉と青梗菜と、シンプル。 へーーー。これ、機内食のエコノミークラスの朝食の中では今までで(ってか自分の数少ない経験だけどね)トップだな。 いや、UAのビジネスクラスの朝食の焼きそばのびっくりするほどの「くさ、まずさ」に比べたら、ビジネスクラスってなによ?っていうほどのおいしさだ。 サラダ代わりのフルーツ盛り合わせも、タイの南国フルーツを豊富に詰め込み、大好きなドラゴンフルーツを帰国近くまで楽しめたのが、ほんとにうれしかったな。 そして、帰りの便は、トイレが壊れることもなく、寝ている人も多かったので行列もあまりできなくて、快適でした。 あまりの安さに乗るのが恐かったビジネスエアー。結果はあの値段であのサービスは言うことなしだと思ったよ。唯一の問題はトイレ…(笑)。とにかく狭いトイレは広くしようがないだろうけどさ・・・後ろにも配置するなり、壊れないようメンテもしてほしい。 トイレ以外はおすすめです! いやー・・・また乗りたいな♪ ちなみに2月からは同じ料金体で、全く同じサービスで、HISがジェットアジアを販売。ビジネスエアのスケジュールが出ていないので、もしかしてHISの日本の独占販売から手を引いたと思われます。 乗っておいて良かった・・・ほっ。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年01月22日
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ビジネスエアーに乗っての帰国日は、ホアヒンから戻って、渋滞でよれよれ。久々に閉所恐怖所を発症し、飛行機に乗ることにある種、恐怖感を感じていたのでした。 大丈夫かな。 帰国便は1:30発なもんで、23:00に出れば余裕、というスケジュール。なんとなくもう眠たいので、爆睡すりゃなんとかなろだろうと・・・出発前までだらだらと寄らせてもらった、ちーさま宅を出る。あんがとね! これが23:00でした。 で、すっごく礼儀正しい「じぇんとるまんヤームさん(警備員さん)」にタクシーを拾ってもらうも、なんと、夕方からの渋滞は終わっておらず・・・そういや、ちーさんが「今日は1か月で一番渋滞するタイ人の給料日なんだって!」と、教えてくれたが、運ちゃんもまったく同じセリフをのたまわった。 「おらー、ここからだと高速使わない方が早いと思ったんだけんどもよー、見るだよ、ぴー(ねえさん)。あっちの道、車が動かねぇだよ。おら、トンロー、エカマイの交差点でどれくらい待つかわかんねえだよ。」 「んじゃ、アソーク、ナナも混んでるからソイ22から入って、ラマ4から高速乗りませんか?」 「あー、ここがだめだから、プラカノンにぬける車もすごい渋滞してただよ。・・・まあ、ナナの高速から乗ってみっぺね。」 「んじゃ、にーちゃんを信じます。」 「おらと違ってハイセンスな若者がよー(ここは想像)トンローやエカマイ(タイのおしゃれな店の集まる通り)に遊びに行くんだっぺよー。おら、行ったことねえけんども。あ、んだからよー、おらも仕事終わったら飲みに行くだよ。」 ・・・なんて会話をしていたけど、いや、ほんと、めちゃくちゃ混んでいる。向かい側の車は20分まったく動く様子がない。・・・アソークは意外とすぐに抜けたけど、高速に乗るまでの道が大渋滞。うへええええ。 高速乗ったらいつものようにぶっとばしてくれる運ちゃんではあり、深夜に女ひとり無事に届けてくれただけでもありがたく、多めに20バーツ払おうとしたら 「あん?おら、いらねえだよー。だって、渋滞しとったっぺぇ。ねーさんの言うとおり、ラマ4行けば良かっただ。すまんなぁー。早く行くだよ。ねーさん、間に合わないっぺ。」 って間に合うか心配してくれつつ20バーツを頑として受け取らなかった。・・・な、なんて素敵な田舎風の紳士! ほんとだ。いつもなら夜便高速使えば20分、使わなくても30分見れば確実につくスワンナプーム。ついた時点で24時。タクシーを拾ってから50分はたっている。 まあ、1時間30分あるから大丈夫! カウンターに行くと・・・ あれえ?随分すいてるじゃない? しかもスワンナプーム空港では成田と違ってビジネスエアーはみそっかす扱いではなくタイが誇るフラッグキャリア「タイ航空」のカウンターにあったぞ! ほら、紫色のタイ航空のユニフォーム!タイ航空のおねーちゃんが受付してくれます。 あ、隣のふぁらん(欧米人)とタイ人カップルはおらと違ってタイ航空に乗って、アメリカさ、行くみたいだべ(あ、おらも田舎者っぺ)。 なんで誰もいないのか首をかしげてカウンターに行くと、ねえさんはにっこり迎えてくれた。が、何かパスポートを確認して、わーわー、さわいでいる。 すると後ろから上司らしき男登場。 とうも、あたしが閉所恐怖症ってアナウンスがあってどこにしようかと悩んでくれているようです。 有料の座席指定してなくても特別な事情があれば一生懸命対応してくれる態度に、格安航空券だけどがんばってるなあ、と、じーん。 「ねーさん。窓際いっぱいだけど、今日はすいているので後で移動できると思います。一応真ん中だけど、誰もいない席、用意しましたから!」 と言ってくれたけど・・・「だから早く行ってくだされー!」と焦って言われる。 は、はーい・・・わかりますた。 なんであんなに焦らせるんだろう。出国手続きが混んでるのかな?と思いきや、これまた深夜のため全然すいていて、余裕のある担当のおぢさまなんか、おしゃべりしてくれたよ。 今まで機械的な人が多かったけど、オモシロいおっちゃんやな、今回は、と思いつつ「さよなら、タイランド」と嘆きながら、手荷物チェックへ・・・ すると・・・「まてー!そこの女!まてー!!!!」と先ほどまでにこにこしていた出国手続きのおやじが、ものすごい赤ら顔でよっしぃをおっかけてきた。 当然その場の全員が注目する・・・ 「あの女薬物でも持ち込んだのか?」 「死刑!?」 などという同胞の皆の冷たい視線や言葉までが集中。 この時のあたしは広島の監獄を脱獄した某中国人レベルに人に取り囲まれた・・・ ぎゃー???なになにに?あたし何やったのー? ・・・あたしってば、もしや、タイで収監されちゃうの?なになに?なんにもしてないよー!そうか、こやって異国で死刑にされる人もいるのかな。いつは絶対意識してやってるよ!死刑は重過ぎるけど悪いことはやっちゃだめだよねー!なんて言ってごめんなさい。 だから、ああ、神様、助けて。そんなことさえ思い始めたころ・・・。 おっちゃんがてへへ、と頭をかきながら言った。 「えーっと、おっちゃん、みすていくしちゃったの・・・」 自分の英語はさておき、へたくそすぎる英語でほほを赤らめ、おっちゃん、あたしのパスポートにほにゃほにゃ何かを書いた。 ・・・要は何か書き忘れたらしい(脱力)。 もーーーー!何かと思ったじゃん!死ぬかと思った!あたしが硬直した顔をゆるませ、爆笑したのを見ると、おっちゃんも、空港スタッフたちも大爆笑だ。ってかもうみんな笑いが止まらない。あたしがびびっていたのも知っていたし、おっちゃんにあいつをつかまえろー!と(?)言われおいかけていたスタッフの中は意味がわからず追いかけてきていたので、安心で爆笑している。今度は凶悪犯ではなく、囲まれて大爆笑している女に「????」と思う周囲の皆さん・・・ 勘弁してくれよー・・・。 ってか若い空港スタッフは、最初顔がまじだった。きっと北のスパイか、謎の国から密入国して密出国か、テロリストとして爆弾を飛行機に仕込んでそそくさ逃げようとしているのか、麻薬大量持ち込みしてるのを見つけたのかと思っていたに違いない。 おっちゃん、出国する客とおしゃべるしてくれるのはいいけど「まちがっちゃだめじゃん!」と言ってやりました。 「そーりーそーり!げんきでねー、また来るねー(日本語)!」・・・と、全員で手厚く手を振って見送られたあたし。 なんか、おかしいんだか腹が立つんだか、それでも笑いが込み上げる中、チケットを確認しながらターミナルを探す。 あれ?タイ発のボーディングチケットは普通のチケットなのね。さらに・・・あれ?1:00発になってるんだけど・・・なに?これ? ・・・カウンター集合時間が24:30って・・・もうすぎてね? ぎゃああああああああーーーー! 出発が、さ、30分もはやまっているぅううう!!!! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年01月19日
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成田で飲みすぎたせいでシンハービール1本でふわふわしてきたよっしぃ。 ふがふがと夢の世界と現実のはざまをいったりきたり。 医者には「肺塞栓なんだから飛行機では薬は飲んでいても水分補給を忘れずに!」と言われているもので、ふと目覚めるとあわててCAを・・・探すまでもなかった! ちゃあんと、トレーにソフトドリンクを乗せて、起きている人を探して水を配ってくれているではないか。 ありがとう!肺塞栓の友よ(おいおいおい)! しかももう一つビジネスエアーのすごいところみっけ! ANAみたいに「翼の王国」みたいな立派な機内誌こそ、まったくないけれど、それに勝ってるよ、と思うことがもう一つ。 それは、残念ながら1年古いものにはなるけれど、バンコク町歩きの強い味方「歩くバンコク」の観光客用に情報を抜粋したものがプレゼントされること。 これ、薄いんだけどグルメ・ショップ情報満載。だけど、意外に値段張るので(日本で900円台?忘れた)かなりお得です!しかも各席に1つずつ置いてあるので、バンコクだけの滞在ならグルメ情報はばっちり。 へええ~、やるじゃん!素晴らしい!あたしってばビジネスエアー好きかもぉ、なんて叫びそうになったら… にょ、尿意が(げっひぃーん)。 あたしはいつも飛行機の最後尾のトイレに行って、待っている間は扉から見える外の景色を見ているのが好きなんだ。へへへへ・・・ん?あれ?あれ? タイ人CA「どういたしましたでげすかー?」 よっしぃ「やーく、じゃ、かお、ホーンナーム(トイレに入りたい)なのよ・・・」 タイ人CA「あー、後ろにはホーンナム、は、まいみー(ない)でげすよー。前だけなんでげす。」えーーーーーーーーー。 ってことは・・・これだけの人が乗ってるけど、通常の飛行機よりトイレが少ないのかな?しぶしぶ前に行くと・・・あれえ?ものすごい行列・・・。 中央にある6つのトイレ・・・なぜか一つは「使えません」札。 すでにこの人数で5つのトイレを奪い合っているらしい。さらーに 「☆☆☆×××!!!!!」 太ったタイ人おばちゃんが右わきにあるトイレから顔を出して、なんか怒鳴っている! ぶひ。ジャッキー・チェンの昔の映画に出てくるおばちゃんみたいだ。 美人CAがかけつけ「どうしましたげすか?」と問うと・・・あたしは確かにタイ語で聞いた。 「水が流れないのよー!!!」 あるあるある。笑ってはいけない。おばちゃんにも訪れるが、必ず自分にも、美人にも、男前にも起こることだ。でもおばさんの興奮具合が・・・まさに、昔のジャッキー・カンフー映画っぽくって・・・っぷぷぷ。 「あー、わたくしが流しますでげすからー」とCAさん、ほかのクルーも呼んで大騒ぎするも・・・ふうとため息・・・そして・・・ 残り少ないこのトイレにまでも「入れません」札。 ついにトイレは残り4つ。たった4つのトイレをこの人数で奪い合うなんて、完全にサバイバルの域に達した。やばい。この一度で済ましたいものだ。 皆さんは6時間半のフライトって、トイレは何回? あたしは2回トイレにいけば、超余裕のフライト。1回だと、下降前にもぞもぞするよね? え?みんな1回でいいの?やぱす・・・お酒飲みすぎかな。 並ぶこと30分(号泣)。やっと自分の番が来たけれど・・・今度は トイレの狭さにびっくり! えーーー?ほかの飛行機、こんなだったっけー? まあ、なんか、最後のトイレでぶち壊しになったけど、トイレ以外は良いフライトでした。お客さんもCAも。 もちろん忘れちゃいけない おちゃめなおしゃべりの日本人パイロットも! 荷物も意外とスムーズに出てきたのだけど、スワンナプーム着が16時30分なので、市内に入るころ渋滞に巻き込まれるのがたまにきず。やはり、荷物は重いがエアポートリンクがいいかもね。 ただし、この日はものすごいどしゃ降りで、エアポートリンクから先、どちらにしてもタクシーで、渋滞だろってかんじでしたけど。 帰りはどうなんだろう。もちろん、しつこくレポートしちゃうぜ! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年01月16日
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いよいよ飛行機は興奮で鼻血の出そうなよっしぃを乗せ空へ! 鼻血出しすぎという突っ込みはさておき(鼻血ブログとか言われそうだ)「さよならにっぽーん」のこの瞬間が、もしかして旅の中で一番興奮するシーンなのかもしれない。 クルーの皆さんがびっくりするほど親切なのはもちろん、客層が思ったよりいいんですよこれが! 一人旅が多いのか、隣同士で他人同士が明るく会話をはじめ、その内容もバンコク便で必ず繰り広げられている「あー、またおっさんたちの買春話かよ、失せろー」っていうことがほとんどなかったんです(一組いた)。 隣合わせたおじ様と若者がアンコールワット行きカンボジアまでの陸路旅話とか、後ろの席ではカオサンのゲストハウス情報を交換したりする姿もあって、さわやかバックパッカー系が多かったなー。 あたしの隣のおにーちゃんも一人旅で、あたしが荷物あげるのも、おろすのも全部手伝ってくれて、ものを落としても(ってかよっしぃ迷惑かけすぎ!)拾ってくれたりと親切でねー・・・。一人旅若者男性率と、若いカップル率が多かったのは、HIS利用者をもろに反映してるように思った! 機体が安定して、普通にスナックが配られて、ソフトドリンクサービス。・・・うんうん。酒がない以外はほかの航空会社と何にも変わらないね・・・やっぱローコストキャリアの「なんでもあげません!」「ほしけりゃ金よこしな」レベルではないように思う。でもスナックもらったら・・・まあ、酒飲んどかないとね(呆)。 よ「ビアシン、タウライカ?(シンハービールいくらでげすか?)」 タイ語で話しかけると、CAさん、「えっ?」という顔をした後、ぱーっと笑顔! 「日本円で300円、タイバーツは100バーツでげすよ~♪」 と、嬉しそうにしてくれるの。タイ航空でもそうだけど、あっ!タイ語しゃべれるんだ!?って露骨に顔に出してくれるから、・・・タイ人ってこういうところが親しみもてる! ん?ちょっと待て。100バーツって、今250円じゃん! 成田で飲むよりはるかに安かったわけ~!?おまけにシンハービール250円はタイでは高いけど、日本で安いスーパーで買った値段より安いから…「ビール600円」のUAアルコール有料時代(今は無料)に比べたら、飛行機で飲むビールとしては合格すぎる低料金・・・。 そんなシンハービール、今回はサッカー選手がついとるで・・・ ・・・こんなに安かったら、成田で飲むの控えて飛行機でいっぱい飲めばよかった・・・そう、結局けちは損をするのであーる。 そんなシンハーを飲みながら窓の外を眺めていると・・・なんと、この飛行機・・・タイの航空会社でありながら、機長と副操縦士が日本人だとアナウンスが入る・・・。 えーーーーーー? どんな経緯でビジネスエアーに!? さらに・・・そんな機長、びっくりするくらのおしゃべり好き!まずは「わたくしは機長の●●でございます。今、眼下には富士山が」にはじまり・・・いや、これはほかの航空会社でもあったから良し。だってタイ人にとったら富士山、見たいよねー。機内はみんな、「ひゃー、飛行機が傾くぅーーー!」ってほど、窓際に駆け寄るし。 しかしアナウンスは富士山だけではなかった。 「我々は、今、名古屋上空で。。。」 「関空が・・・」 「神戸の空港が見えます・・・」 って・・・え?あの、ほぼ20分おきくらいに下界の説明が入るんだけど・・・あの、機長の案内って、こんなに多かったっけ? あたしは単純なので機長のアナウンスにのせられて、どこかを撮ってみたけど、忘れたよ。 さらーに 「お客様、今、右側下の種子島からロケットが発射されました・・・」 まーぢーでー!!!!!! 機内は超エキサイト! ほかにも景色以外にも素敵なエピソードを披露する機長に、機内は「くすくす」「ぶひひひ」笑いが満ちてきたんだけど・・・100バーツのビールでほにゃほにゃ眠くなってました。 日本を離れて海にさしかかったら、機長はぷっつりしゃべらなくなったので、ちゃんと寝てるお客を起こさない程度に気を配り、でもおしゃべり、的キャラなんだろう。いや、もしかして副機長に「うるさい!」とかハリセンでどつかれたのかな?それとも無料エンターテインメントがほぼないという機内を楽しませようとしてくれたんだろうか。 どちらにしても笑わせてもらったよ。・・・ほかに乗ったことのあるみなさん、機長は日本人でしたか?そしてナレーションはどうでしたか?この日が特別だったのか、いつもなのか知りたくて仕方がない(笑)。 その頃・・・「お客様、もう、鶏肉ないでげすよ」とタイ語が・・・ あ、さっきのCA!!!!あたしにはタイ語で対応してくれるんだね。ありがとよ。ってか、いつの間にか機内食の時間だよ、おい、おきろよっしぃ! 「えー、チキンないのー?」 「そう、だからあなたはポークでげす。ごめんねー。」 ガーン。。。チキンだったらきっとタイカレーだったぜ(妄想)。タイの航空会社ならそっちにしたかったのにー。 泣く泣くプレートの銀紙をはいでみた。 まああ????UAより、デルタよりはるかにおいしそう。しかも、あたし生野菜が苦手なので、サラダ代わりのラタトゥイユがめちゃくちゃうれしい。 ちなみにお肉が大好きなので・・・麺よりお肉を先にぱくっといってみた。 ・・・まあ。決してやわらかくないけど、生姜のかなりきいたタイらしい味は、あたし的には耐えられる。しかもお肉の量がものすごく多い。 UAなんてお肉大好きアメリカ人の国なのに、白米の上にうすーいぺらぺらお肉3枚のブツとパンとレタスだけのサラダだもんね。 それを考えたら、ずいぶんきちんとしたつまみ・・・いやおかずだよ。麺は、まあ飛行機の中にありがちなごわごわ。 きっとハンニバル・レクターのようにディーン&デルーカの弁当を持ち込む機内食嫌いのグルメには耐えられない味だけど、機内食にしこしこ、もちもちの麺を期待する人もいない。 ちなみにラタトゥイユはお世辞にもいしくなかったけど、まあ、家で作ったらこんな味かな?程度に食べられるものではあった。ちょっとしょっぱかったけどね。 スイーツぎらいが語るなと言われそうな、デザートは・・・ん?なに?これ。なんかもぞもぞぼつぼつしてるけど、何のケーキ?というくらい、わからないままスプーンを置く。おえっ・・・(失礼)。 つづく応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年01月13日
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信じられないほどちゃっちい紙のボーディングチケットを握りしめ、こんな紙きれで飛行機に乗れるのか?とぶるぶる震えながら、頭の中はお酒でいっぱい。そして、お腹もぺこぺこなんだぜ。 こんなボーディングチケット ちなみに成田空港第二ターミナルは 飛行機を眺められるレストランがあまりにも少ない! あたしは飛行場では絶対に飛行機を見ながらお酒を飲むって決めているの。 だってさ、飛行場でしかできないでしょ?飛行場って飛行機出張の多いビジネスマンは「バカじゃね?」って思うかもしれないけど、そうではない人にとって、あまり行く場ではないでしょ?だーかーらー。あたしゃ飛行機を見ながら酒が飲みたいんだよ!→うるさい でもぉ~、飛行機が見える場所にある成田空港第二ターミナルの出国前のお食事場所は、喫茶店に毛の生えたようなレストランと、あれ?なんかもう一つ・・・ 「そじ坊」! 全国に展開する「そじ坊」…蕎麦がめちゃくちゃうまいわけではないが、そんなにまずいわけでもない。でも値段があまり安くないっていう「そじ坊」様じゃないですか! しかし何よりもり成田空港の第一にも第二にもあるなんて衝撃的!蕎麦の味を全世界に伝えたい意気込みを感じちゃうじゃん。あれ?もしかして移ったの?しらね・・・。 第一ターミナルでは飛行機が見えない位置にある「そじ坊」。ここでは飛行機ビュー、へぇええ。 うむ。しばらく日本食食べないから、蕎麦じゃね?ああ、蕎麦屋で板わさ、日本酒もありかね・・・ぶるぶる。酔っぱらって乗れなくなるわい。と、思ったら・・・朝食メニューの時間に「晩酌セット」なるビールか日本酒付、おつまみとしめのそばがついた、セットを発見。そうだよね、飛行機に乗る日は祭りだよね。朝から飲んでもいいよね!?って人が多いに違いない。 お刺身、てんぷら、煮物、そしてしめのミニおそば、お酒で1500円だったかな?だってジョッキの生ビール1杯600円だから・・・まあ、お得。 「あのう、飛行機が見える席がいいんでげすぅ~」とアラフォーのおばさんが身をくねらせてお願いしてみた。 「あ、あのカウンターなら荷物もゆっくりおけて、飛行機もじっくり見れますよ。」 あたしより、もうちょいおばちゃんはびびりながら通してくれた。 おお、あたしよりもうちょいおばちゃんの言うとおり、カウンターに座ったら目の前にベトナム航空。いいねー、ベトナム航空って色もマークもオリエンタルで素敵~。 結構ゴージャスなおつまみセット~。しかも生き返って初めて行くタイ旅行。ビールを飲めば、なんだか涙がこみ上げてきた。 死んでいたら、ほんとは行けなかったはずのタイ・・・。うはー。あたし、生きてるんだ! ・・・はっ!そういえばビジネスエアーってば、お酒有料だよね。ええーい、ここでもう一杯飲んじゃえー・・・きゃはは(後悔することになるのはつゆ知らず・・・) ほとんど寝ないでジョッキ3杯を消化して、へろへろ、よれよれ、にこにこしながら出国手続き・・・パスポート挟んだチケットがいかにインチキ臭くても、さすが空港スタッフは「にせもんだろ!?」とも言わず通してくれた。 いよいよ飛行機へ登場するわけなのですが、こちらもみそっかすならでは・・・機内へはバスに乗せられて屋外へ。 酔っぱらって機体を撮ることはできなかったけど(恥)、白い機体に「ビジネスエア」のロゴ。タイ航空のど・ピンク&紫のカラーリングに比べたら、じつにシンプルな飛行機。他社の古い機体を買い上げているというが素人なので外観から古さはわからず(後から判明)・・・「お世話になるよ、いるかちゃん。」と呟きながら機内に入ると 「さわっでぃかー!」ってタイ人のCAがお出迎え! でたー!タイ航空でしか味わえなかった、乗った瞬間タイの図!いやーん、最高! しかも制服がかっこいいの!男性諸君にはちょいと残念なパンツスタイルではございますが、他社には見られない洗練された長いベストを着用。ネイビーブルーのぴしっとしたモードスタイルが実にいい。髪もアップにしたほうが似合いそうな凛々しい制服で「ちゃらい」服がお好きなタイにしては、すきっとしてかっこいい! ちなみに一度UAでパニック症候群を発症して息ができなくなったよっしぃ・・・「動悸が激しくなると持病の(治ってるけど)心臓が気になる。できれば窓際にーー」と、HISの方にメールをしたところ、窓際にしてくれておりました。感謝ー。 ビジネスエアー&HISの皆様、ありがとうございます。 まず席には当然テレビはございません。機内にもスクリーンはなく、エンターテインメントの上映もございません。ってなわけであたしは本を2冊、にぎりしめてまいりましたの。でも!レンタルで雑誌が読めるパットを貸し出してるそうなので、荷物になるのが嫌な人はそれをレンタルしてみては? いざという時のコレ。上演はもちろん、ビデオ上映すらなし。この紙を見ろとのことですた。 でもスタッフの受け答えはタイ航空同等かそれ以上に丁寧で、とても激安航空とは思えなかった。タイ人ホスピタリティって、「きっちり」はしてないけど、世界水準だよね。 あたし、空港で飛行機を見ながらお酒を飲むのも大好きなのですが、もう一つ・・・機内から「飛び順待ち」しているかわいいイルカさんたち(飛行機のこと)を見るのがたまらなく好き。 こう・・・なんていうのかしら・・・なんともいえないかわいらしさじゃない?しかもこの中には乗客の「わくわく」とか「お、そろそろだな」ってつぶやく世界中の操縦士とかの心が詰まってる。・・・それがうじゃうじゃと・・・。 はーーーーーーーーーーーーー。やっぱし飛行機っていいなぁー(感涙)。 ほんでもって飛行機はいざ、空へ!つづく・・・ 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年01月10日
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ここのところの燃料サーチャージって何事なのよ!25000円とか23000円とかざらじゃなくて? こんなんじゃせっかく円高なのにタイに行けないよー・・・という時の強い味方が「燃料サーチャージは必要ありません」の文字で、ものすごい誘惑をしかけてくる「ビジネスエアー」。 この「ビジネスエアー」。日本ではHISが独占販売で、しかも値段も激安。就航当初は5800円っていうキャンぺ-ンやったけど、当然、外タレのライブでチケット取るときのように「おかけになったお電話番号は大変込み合っております」が続き、やっと通じたら「次にご案内できる金額は48000円です」って案内され 「ほんとに5800円のチケットなんてあったわけー?」とHISを完全に疑ったものです。 あ、まだ疑っています。 でも、このチケットが登場するのは主にゴールデンウイークや3連休などが続くシルバーウイークなどで、期間中はほとんど同じ値段。だいたいが45000円とか50000円代前半で燃料サチャージ込なので、ものすごいお得と言えます。 「ビジネスエアーって何よ」と思ったあなた。これ、実はタイの航空会社なのです。だからお客さんはほとんどタイ人と日本人。 タイ好きの病が過熱化しているあたしのように「タイ航空に乗ると、いきなりタイだからやっぱしタイ航空でしょー・・・」なんて人だったら、条件が悪い激安エアラインであっても、一度は選択したい道なのです。 というわけで、タイの航空会社と聞けば黙っていられません。乗っちゃいましょう、ということでやっちまいました。実は時効なので言っちまいますが、ピー・・・騒動の直前です・・・おーほほほほ。 絶好の3連休の行楽シーズンなのに、燃料サチャージ込々で52000円のチケットをゲット。医者にも「薬さえ飲んでいれば病状は出ない」と言われたので、どきどきしながらも「生き返って初のタイフライト」に身悶えるような喜びで、知らぬ間に顔がにやにや、にやにや。おそらく何人もの人があたしをよけて通ったに違いない。 スターアライアンスのマイレージをためているよっしぃ。いつもはきれいな上に、飛行機が見えるレストランが多い第一ターミナル利用なのだが、ビジネスエアーは残念なことに第二ターミナル。・・・第二って飛行機見ながらビール飲める場所が少ないよねえ・・・。おまけになんか雰囲気暗いんだよね・・・気のせい? まあ、いいか。気を取り直し、とりあえずチェックインをしようと急ぐ。 ・・・え?Nカウンターってどこよ? いわゆる縦並びにならんでいるカウンターの列に「N」なんて文字はなく、しばし佇む。しょーがない。インフォメーションのねーちゃんに聞くんやで・・・。 よ「Nカウンターはどこでげすか?」ねーちゃん「ああ、Nカウンターは、そちらから外に出るでげす。」 え?室内にないの!?がーん・・・ 「N」の表示がある場所から、自動扉を抜けると・・・なんだか・・・荷物の仕分け場を思い出させるさびしい空間と、「なんだよ、まだ開いてないのかよ」と怒っている列を発見。えーーーー?ここがカウンターなの? ロープ左手が出発ロビーに入る自動ドア。ちなみに列の先左が「N」カウンターなんだってよ(驚愕)!華やかさゼロ!秋も深まりつつあるのに、たまたま暑かったこの日・・・ビル外プレハブみたいなものだから、めちゃくちゃ暑いんよ・・・。冬もきっと地獄だよな・・・。 さらに・・・ 他のエアラインだと3時間前、4時間前でもチェックインできて、事前予約はもちろん、当日でも早ければ早いほどいい席がゲットできるものだが、ビジネスエアーのすごいところは、カウンターで座席指定ができないこと(爆笑)。窓際希望なら有料というものすごい荒業。でも3時間ほど前から「あわよくば無料で窓際を」と考える一同が並んでいたせいか、いつのまにか結構な行列に・・・ふあああ、ひまだよ。 2時間半前集合ってのは、ウソでも建前でもなくリアルな時間だったということだったのね・・・。 暇なのでケータイで友達に変な顔文字を探して送り続ける(嫌がらせ・・・)ていると・・・一応5つ以上はあるはずの窓口には二人の女性が並び、やっと受付開始らしい。えー・・・二人だけじゃさばけなくない? ん?二人ともバリバリの日本人でビジネスエアーのクルーかどうかもわからない。そして背後には荷物を処理するだけのこちらも日本人の従業員さんたち・・・の中に・・・いきなり現れた、タイ人らしき男。 おお。君、タイ人客をさばくんだね。早いところカウンターに入ってちゃっちゃとチェックインさせてくれよー・・・と、全員が歓喜の目で彼を見つめたところ・・・。彼は画板のようなものを首から下げ、チェックイン作業をしている2人のスタッフをしみじみと見ながら おもむろに鼻くそをほじりはじめた。 ひぃいいいい! 「鼻くそほじってるよ」「わたし、いやだ、あの人にチケットもらうの」…ささやく集団も現れるが、皆の者、恐れおののくな。タイ人は鼻くそをほじる恥ずかしさが日本人の20分の1(自分比)。油断していると高名なミュージシャンやちょっといけてる美人さんもほじる可能性があるので、注意が必要だ。 でもあたしもいやだ。あの人にチケットもらうの。 ほいでもって一応ビジネスエアーにはビジネスクラスがあるんだけど、普通とは違うので気を付けて。飛行機は他社から買い取ったものなので、ビジネスクラスのシートは一応ある・・・でも機内食もサービスも全部、エコノミークラスと同じなんやで。だから「わーいビジネスエアラインのビジネスクラス、やっすぃ~」と思ってほかの航空会社と間違ってとらないようにね! ただ、唯一のサービスとしては・・・ビジネスクラスのシートのお客さんから先にチェックインさせてくれる・・・ってことかな。 鼻くそタイおやぢのチケットを免れるなら何番目でもいいやと思いだしたころ、自分の番が回ってきた。パスポートだけ見せればチケットをくれるというとっても安易なシステム。 うやうやしく差し出されたボールディングチケットがこちら!!!!! じゃじゃーん!!!!! ただのA5の紙切れざんす(大爆笑)! うっそぉ、これ半券とか残らないの?これで本当にのれるの? ・・・つづく 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年01月07日
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バンコクのリバーサイドのレストランも、近場はほぼ制覇しちゃってきたんですが 「あー、よっしぃってば貧乏だからスパトラーリバーハウスは行かないんだなあ」 と、思っていたあなた! いきましたよ。だいぶ前に(号泣)。 何年前かな。3年前かな。たしか、年末にタイにいける幸せな時期があったんだよね。あー・・・年越しバンコクって最高だよね(涙目) 行き方は、ワットプラケオや王宮のあるターチャン(チャン船着き場)から渡し船でワットラカンに渡り、船着き場の敷地を突っ切って最初の道をずんずん右に約3分・・・もしくは、マハラート船着き場から専用船で迎えに来てもらえるけど・・・なんでマハラートなの?と、サイアムあたりに泊まっていると悲しくなるくらい遠い。 私が使う裏ワザは、無料のホテルシャトルボートに乗って、ペニンシュラバンコクへ。そして、宿泊者を装いホテルのドアマンにタクシーを呼んでもらうのだ! そうすると、きちんとお店までの行き方を運ちゃんに教えてくれるからね。 「ミレニアムヒルトンに出たほうが近くない?」と思ったあなた・・・のんのん。シャトルボートが30分おきのミレニアムヒルトンではいつまでたっても目的地にたどり着けませんことよ。 今、タイは乾季。こんなオープンエアーのレストランも気持ちが良いんだろうな。 川沿い、最高だよね。うんうん。 確かこの時、血迷ったあたしは、元駐Mちゃん(今は日本在住)と、そのお高い「スパトラーリバーハウス」に行きましたの。実はその少し前にも行ってたんだけど、その時はタイが初めての人で豪華にお食事したいと行ったので連れて行ったのかな。 オリエンタルホテルのシアターレストラン、「サラリムナーム」はもっと別格として、ホテルのレストランをのぞけばおそらく1番値段がお高い「リバーサイドのタイ料理レストラン」であるこちらですが・・・所詮は建物内でいただくわけではなく、テラスで食べるので、テラスに出ちまえばほかのひなびた川沿いレストランとあまり変わらないような気がする。 このお店の名誉のために行っておくと、建物はとても素敵なんです。ほんとです!重厚な洋館とタイハウスがあってね。もし優雅な気分を味わいたければ奥内席がお勧めです。 でも川好きは何がどうあれテラスだよね。→「チャオプラヤ川バカ一代」って漫画にされそうだ。 キャンドルでムードを盛り上げてはくれるけど・・・ほら、普通でしょー。「インラブ」とか「ヨックヨーマリーナ」と変わらないよね。 ちなみにお料理は・・・ うーん・・・そのう、そんなに派手においしいのかなー・・・きちんと辛い料理を出すので外国人向けではないけど、ごく普通の味でした。でもスクムビットにある「シーフードマーケット」よりはグラムで選ぶエビ・カニは若干・・・安かったと思う。・・・てか、あのシーフードマーケットってレストラン、外国人をなめすぎてますぜ。「なんだ?」ってくらい高いよね・・・。 左は小さいホタテとエビが乗ったシーフードバスケットとヤムヌア。はっきり言おう。シーフード系は、もっとお安くてはるかにおいしい「ヨックヨー」で食べよう。 このお店もそこそこいい値段とるだけにヤムヌアは激ウマ(牛肉がおいしいから)。右はあたしがタイのカレーで一番好きなアヒルのレッドカレー。このカレーはどこで食べてもはずれがないのだけど、ここのは1,2を争うくらいおいしかった! この時、一番笑ったのがこれ。ごはん・・・。 ぎゃははは。あたしは仏様なのか?死んだのか?っていう日本でいうところの仏前仕様のごはんの入れ物がキュート(号泣)。 あれ?数年後にあたしが死にかけること「チャオプラヤー川の神」は知っていたのか(怯)!? 「高い高い」って、そうはいってもどれくらいの値段なの?とびびるあなたに記憶をたぐり寄せてお話しいたしましょう。 炒め物は200バーツ代後半のものもあり(空芯菜とか・・・ちなみに屋台では2、30バーツ)ほとんどが300バーツ代。 トムヤムクン(大エビ使用)やプーパッポンカレー、カニの黒こしょう炒めになると・・・初めて行った5年前は800バーツ代、なんとつい1か月前にテレビで紹介されていたのを見たところ・・・ 上記3つは1000バーツ代に跳ね上がっていました。 ・・・量にもよると思うので、一概には言えないけど・・・トムヤムはテレビの映像を見ると、どう見ても4,5人前だったような。 あと何がつらいって、お酒が高い!シンハビールは小瓶のみだったかな。で、120バーツ。おいおいおい!(今はもっと値上がってるかも)ワインはひきつけ起こすほど高かったんでウォッカソーダ頼んだら、これまた200バーツ代後半。 どんなウォッカ使ってるんだい? まあ、あれですよね。高級タイ料理屋だけど、日本の普通のタイ料理屋よりちょっと高い、くらいの値段でいただけますよ的な・・・理不尽・・・。えーー?タイなのに???? 「えー、そんなお店、行かないよ。紹介しないでよ」と思ったあなた。ちっちっち!このお店を使ってみたいと思えるポイントが一つございます。 このお店、時間が来ると、タイハウスの中でタイ舞踊が見れて、うやうやしくテ-ブルのお料理も全部中に運んでくれるの。つまりタイ舞踊、川沿いのテラス、クラシカルな店内にも移れてという・・・一粒で三度おいしい代金なのであるよ。 ちなみにバカはあたしで、ずっとテラスにいたので、大損(涙)。ここに来るならお店の方のきびきびした案内に準じて、上品に3度おいし思いを楽しみましょう! 1月の3連休にタイに行ける幸せな皆さん!タイ舞踊とチャオプラヤー川を楽しむなら、出かけてみてはいかが? スパトラーリバーハウス 住所:266 Soi Wat Rakhang, Aruamarin Road, Siriraj, Bangkoknoi, Bangkok 10700TEL:02-411-0305 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年01月04日
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ブログ読者の皆様、ブログを愛読してくださっているお友達の皆様、通りすがりのタイ好きの皆様 サワッディ、ピーマイ! 2011年は東日本大震災により、実家の某県某市は津波被害の大打撃と、原発騒動で、大変なことになった上に、実家が半壊、さらに・・・ 自分自身が死に掛け、東京都ではそんなに多くない震災犠牲者として死んでいたはずが奇跡的に生き返った・・・ということと、大好きなタイの大洪水など、大好きな場所を水でめちゃくちゃにされたような気がします。 ・・・でも、まあ、ほんっとにいろいろありすぎたなあと、感慨深く思っております。 あと最近、またとんでもなく腹が立つことが起こり、お祓いに行くことにしました…気は心だから・・・。 今年こそ、今年こそ、せめて平穏に生きることができたら・・・ そして今年もタイに行けることができたら・・・ 生き返ったというのに小さな幸せを願いながらの新年の幕開けとなりました。 今年もよろしくお願いします♪ 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年01月02日
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