ボジョレーヌーボー（プリムール）のキャッチフレーズ

ヌーヴォー（以下ヌーボー）には、その年に収穫されたブドウの出来具合を確認するための試飲酒としての意味合いがあるとされる。そこで、詐欺感の強いボジョレーヌーボーのキャッチフレーズとボジョレーのヴィンテージ・ポイントを比べてみた。

ボジョレーヌーボーのキャッチフレーズ（数字はポイント）

1995年 「ここ数年で一番出来が良い」-87

1996年 「10年に1度の逸品」-82

1997年 「1976年以来の品質」-87

1998年 「10年に1度の当たり年」-84

1999年 「品質は昨年より良い」-89

2000年 「出来は上々で申し分の無い仕上がり」-91

2001年 「ここ10年で最高」-75

2002年 「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」-86

2003年 「ここ100年間でも屈指の出来」「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」 -95

2004年 「2003年ほどではありませんが、2004年も大当たりの年」-81

2005年 「ここ100年間でも屈指の出来」-95

2006年 「数百年に一度の2003年に並ぶ」「その複雑味は2003年をも凌ぐ」-89

2007年 「ここ数年のトップ5に入る素晴らしいもの」-85

2008年 「昨年よりも素晴らしい品質」-85

2009年 「50年に1度の出来栄え」「2005年をも超えるヴィンテージ」-?

2010年 なし-?

今日の格言

大風呂敷を広げる（おおぶろしきをひろげる）：現実の状況に釣り合わないような誇大なことを言ったり、誇張した計画をしたりする。