Brog Of Ropesu

Brog Of Ropesu

2008年01月29日
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カテゴリ: 連載小説






(クラス)   創造者(クリエイター)

(本名)   勝呂真理絵


(ぷろふぃーる)
前作の登場人物の一人。今作では名前のみの登場。ロペス作品には珍しいサナトリウム文学的、おにゃのこ。
黄昏の夜に選定された12人の一人。

生まれつき病弱で、いつも入退院を繰り返していた少女。
裕福な家に産まれたせいか、先に両親が他界してしまった為に相続された莫大な遺産に這い寄る、欲望や打算、謀略が渦巻く環境で育ち、そうした中で暗躍する大人の姿を、その歳にしてまざまざと見せつけられ、心を閉ざしてしまった。

そんな彼女の心の寄る辺はいつも大好きな絵本や冒険譚。厭世感の強い彼女にとって、物語の中こそが、唯一の居場所であった。
そして、ある日、幸か不幸か黄昏の夜に魅入られた事により、その根源じみた願望に応じるが如く、物語の登場人物を現界する事が可能となる異能を得た。

無論、彼女自身にとっては夢が現実となったのだから、それは幸運以外の何者でも無かった。
それにより、自らの願いが叶う可能性と好機を見い出した彼女は、現実世界を自分の大好きな物語に書き換えようと、幻想世界の住人達を町中に蔓延らせたのだ。

結局のところ結論から言えば、彼女の願いは、リーウェルらの手に阻まれ、ついぞ叶うことはなかった。

自らが最強と信じたヒーロー、どんな願いも叶えてくれる魔法使いなど、彼女にとって憧れの象徴、絶対的な存在達が、ことごとく敗れていく様を目の当たりにした事や、異能を酷使し過ぎたが為に最後には放心状態となり、半ば廃人となってしまった不幸な少女である。
とは言っても、彼女が願ったのは、紛れもなく現実の破壊であり、未曾有の大混乱。まだ幼さが残るが、善悪の判断もつけられる年齢である。同情の余地はあるが、許されることでは無い。



この異能から、今回の事件の主犯では無いかと目されているが、どうやら違うようである。
真理絵の毒気は現在では完全に抜き切ってしまったようである。




・・・それというのも

本編では、人事のように語っていたが、それは彼女の照れ隠しであり、面倒見の良いリーウェルは週に二度、彼女のお見舞いに行っているようだ。
(もっとも、勘の鋭い女狐である優衣は薄々気付いているので近い内にからかいのネタにされそうな雰囲気ではあるが・・・)

真理絵の方も、基本的に裏表の無いリーウェルに懐いてしまい、迷惑だと真理絵を煙たがるが、毎週欠かさず見舞いに行っているあたりまんざらでもないようである。






どーでもいい話ですが、この勝呂。
素は黒い→素黒→すぐろ→勝呂というしょーもない由来で名づけられていたりしまする(ぉ

あと、設定画、手抜きですいませんorz



====


ついに30話目の大台に乗りました。

今回、本編では名前のみの登場であったアエローが、初登場します。
ギャグテイストなアイコン日記とは一風違ったシリアスな彼女を楽しむのも一興かと


ようやく作者的に長くてしんどかったルー編が終わり、シリアスモードも次回の更新では一旦休憩して日常へと戻ります。


てか、ここ最近、主人公出てきてないですね。。。。



思うのですが、小説に挿絵とかって読んでる側としては欲しいですかね?

場面のイメージとかは各自で補完するものだから、個人的にはイメージが固定されて迷惑かなーなんて思って、現在はつけていないのですが。。。


===


前回までのお話





今回は長くなってしまったのでフリペに格納しますたっ

===#30はここから

と赤で記してありますのでお手数ですが、そこからお願いしまするん



今回のお話


誤字脱字、批判やちょっとした感想などがございましたら無記名で構いませんので遠慮なくどうぞです~






それでは余暇が出来たときにでも、ごゆるりと~><ノシ









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最終更新日  2008年01月30日 00時44分10秒
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