シェフオオシマの住宅雑記帳

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2006.01.10
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テーマ: 住宅コラム(1791)
おそまきながら新年あけましておめでとうございます。
皆様本年もよろしくお願いいたします。

年末からサボり過ぎの楽天日記ですが、
12月は構造についてあれこれ書いているのですが
なぜ構造について書きたくなったかを理解していただくため
私の簡単な履歴書というか構造に関する
私の職歴などを書いてみたいと思います。
(実はHPからコピーするだけなのですが・・・)

《 エピソード1 ~ゼネコンでの下積み時代~ 》

最初の就職先は、株式会社奥村組という、ゼネコンの上場企業でした。

就職会社決定のときは忘れられません。

私は教授がマージャン好きという理由のみで
S教授のゼミに入りました。
構造のゼミでした。


そして同級生は大学院に進学するものも結構多かったのですが
私はもう早く社会に出たかったので4年生のときの就職指導でした。

ある日、ゼミのS教授に呼び出されての会話。

S教授 『オオシマクンは、関西にある奥村組に行かないか?』

大嶋 『はぁ・・・』

S教授 『求人がきているのだが、それを見ると奥村組の
     求人内容が合っているかと・・・』

大嶋 『どういう求人だったのですか?』

S教授 『どうって・・・(笑)とにかく
    お前に合ってるから・・(笑)』

そう言われて、その後就職担当のX教授に合いました。

大嶋 『S先生に奥村組はお前に合ってるといわれたのですが、
    どういう意味でしょうか、わかりますか?』

X教授 『はははは、奥村組の就職担当さんが私に言ったのは
    “とにかく元気な人をお願いいたします”
    ということだったのだ』

授業を決してまじめに受けた訳とはいえない、
また成績もそう威張れたわけではないこの私には
もっとも向いている会社だったのでした。

奥村組では、職場の人間には恵まれました。
元気さが命の現場では私のようなものの方が
かわいがっていただけたのかもしれません。

仕事は毎日鉄筋の本数を数え、配筋写真を撮り、
コンクリートのミキサー車の台数を数え、
現場でトラブルがあると最初にすっ飛んで行く役目でした。

周りに恵まれて楽しい思いが多かったのですが、
大きな会社ゆえに建物全体部分に関わっているという
実感が薄いと感じていました。

考えてみればお客さんの顔が見えない仕事に
達成感が無かったというのが本音でしょう。

そして実務経験が2年過ぎ、1級建築士の受験資格が
できたことも手伝ってか、お客様の要望と自分の提案が
ぶつかってもいいから、結果“良いものができたね”と
直接お客様に言われること仕事をしたいと思い始めていました。

それには設計を学び、設計士としての仕事がしたい!
という思いがだんだんと沸いてきたわけです。

そして当時25歳だった私は入社2年で
『私はこのままではいけない』
と衝動的に退社を決意。

就職のお世話をしていただいた大学にも連絡しないで
退社を決めた馬鹿者でした。

先に転職先を決めるわけでもなく、名古屋に帰ってきた私は
早速S教授に謝りに学校へ行きました。

大嶋 『すみません、折角推薦していただいて入った会社を
    2年で辞めてしまいました』

S教授 『そうか、今後はどうするつもりだ』

(教授は怒るわけでもなく淡々とつづく会話。)

大嶋 (ありゃりゃ。全然怒られないやあ)
    『実は、まだ何も決めてないのです。設計の勉強を
    したいなと漠然と思っているのですが・・・』

S教授 『オオシマクン時間あるか?2期生で設計事務所を
    開いている先輩がいて、人が欲しいといってたが、
    逢ってみるか?』

大嶋 『は、はい、
    (こんな展開になるとは、心の準備が全然して
     なかったけど、これも流れだ)
    お願いします』

S教授はメモをめくり、おもむろに電話を掛けだしました。

こういった経緯で設計事務所に入所し、それからが
構造に目覚める道が私を待ち受けていたのでした。

誰もが思うのでしょうが
『もっと勉強していればよかった!!』
の洗礼を受けたのがきっかけです。


(つづく)





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Last updated  2006.01.10 20:03:04
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