ほのぼの投資
1
本日、下記のようなニュースが目に入った。東武鉄道野田線の南桜井駅(埼玉県春日部市)で、普通電車の運転室に30代の運転士の長男(3つ)が入り込み、次の川間駅(千葉県野田市)まで運行を続けたことが10日、分かった。同社は「重大な服務規定違反」として、運転士を懲戒解雇する方針。 同社によると1日、運転士の妻と長男が電車の先頭車両に乗車。父親の仕事姿を見た長男が運転室のドアをたたくなど騒いだため、なだめようと停車中にドアを開けたところ、運転室に入り込み、そのまま発車した。 運転士は「しかったら泣いて座り込んでしまった。運行を遅らせるわけにはいかないと思った」と話している。長男は運転中はおとなしくしていたといい、川間駅で停車中に妻に引き渡した。これで懲戒解雇とは、あまりにも重過ぎる処分ではないだろうか。本人も無念であると思いますが、子供が成長して、自分のやったことの結果を理解したときの悲しみを思うと、情状の余地はないのかと考えてしまう。確かに鉄道は、踏切の事故、脱線等で、管理監督が問われてはいるので、いい加減な処分はできないということは判りますし、この処分により、「服務規定」の重みが全社員に伝わるとは思います。でも、なんだか釈然としない。そんな気持ちです。
2005.11.10
閲覧総数 2