「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2022.12.05
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カテゴリ: 美術館・博物館
ファン・ゴッホが自殺に至るまでの1年余りの作品をみてみましょう星夜のカフェと天国の星空鑑賞。

​​Vincent van Gogh​​
フィンセント・ファン・ゴッホ
​​ 『夜のカフェテラス』

​​oil on canvas 80.7cmx65.3cm

オランダ「クレラー・ミュラー美術館」所蔵。


ゴッホが、アルルに来て半年がたっています。

アルルのフォーラム広場で、

実際にこの場でゴッホが描いたもの。

この時の様子をゴッホは、

「ガス灯の明るすぎるほどの光が、

 これが溢れるばかりの

 黄色とオレンジでね〜

 青い色をぐっと強くいかしているんだ」

​​そして、

​​ 「夜、その場にいて絵を描くのは、

​ すごく楽しいことだよ」。

「天国に咲く『天国の花』として描いた」。​


と、ゴッホは説明しています。


​​
​​​
​​Vincent van Gogh​​
フィンセント・ファン・ゴッホ


1853年3月30日〜1890年7月29日(37歳)

オランダ人のポスト印象派(後期印象派)の画家。


​ファン・ゴッホは・・・​

パリから、明るい南フランス

アルルへ移住しますが、



どうも、

内面世界の不安定さ、

精神が異常をきたすほどに追いつめられた心境が、



絵画においては、

力強い筆致でありながらも、



全体の印象からは見る者に不安を抱かせるような、

不可思議な世界を生み出したとも言える。



ことに自殺にいたるまでの1年あまり作品は、

自分の狂気と人間存在の孤独を投影したかのような風景が増えた。



精神病院の庭や、

晩年を過ごした田舎の風景を描いた作品には、



うねるように筆を動かした細かい筆致が見られ、

精神性の高い風景画である。



そこには、

自然に投影されたゴッホ自身の陰鬱な、


しかし、

理想とと情熱に満ちた人生観がうかがえる。

​(写真撮影:ほしのきらり。)

​​

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最終更新日  2022.12.05 00:10:09
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