「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2023.07.25
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カテゴリ: 歌舞伎
新​歌舞伎座十周年の七月歌舞伎(夜の部)は、め組の喧嘩という江戸情緒たっぷりの演目です

大きなお相撲さん役の右團次さんは、肉布団が暑くないのかしら?

力士役の四ツ車大八( 右團次 )さん


【夜の部】

​かみのめぐみわごうのとりくみ​​
​​​二、 神明恵和合取組​


  め組の喧嘩​​   ​四幕​


​​ ​竹柴其水 作​​​

序幕 第一場 島崎楼店先の場

序幕 第二場 島崎楼広間の場 ・・・今日はここ

序幕 第三場 八ツ山下の場



・・・あらすじ・・・

​​ 序幕 第二場 島崎楼広間の場


​第一場から舞台は廻って、​

島崎楼の広間の賑やかな様子。

尾花屋女房おくら( 魁春 )が控える中、

四ツ車大八( 右團次 )らお抱えの力士を連れた

江戸留守居役の葉山九郎次( 家橘 )と、

三池八右衛門( 齊​入 ​​)​が

島崎抱えのおさき( 廣松 )らを相手に

​賑やかに遊んでいる。



宴が盛り上がる頃、

酒に酔って踊っていた力士の

勇野初右衛門( 蝶十郎 )と

荒浪亀之助( 左升 )が障子を倒してしまう。


その隣の座敷に居た、
め組の鳶の柴井町藤松( 九團次 )は、

最前からの騒ぎに腹を据え兼ねていて、

座敷に押しかけると

四ツ車( 右團次 )たちが、

詫びるまでは帰らないと啖呵を切る。


これをおくら( 魁春 )が、

取り成そうとするも、

藤松( 九團次 )は、耳を貸さない。

その上、

亀右衛門( 左升 )や、長次郎( 右左次 )が

加勢するので喧嘩となってしまう。


そこへ、

め組の頭の浜松町辰五郎( 團十郎 )が割り入るが、

喧嘩の相手が、

出入りの屋敷の八右衛門( 齊入 )の一行と知って丁重に詫びる。


そして、

藤松たちを嗜めて

この場を収めた辰五郎( 團十郎 )は、

四ツ車に向かい、

八右衛門たちの顔を立てるために詫びたのであり、


また、

今度の春角力 (はるすもう) が行われる

芝神明社は、め組の持ち場故

人気力士の面目に傷が付いてはいけない

と思って止めたのだと告げる。

すると、

九郎次が呼び止め、

屋敷の抱え力士と鳶とは身分が違う

と嫌味を言う。


これには辰五郎も腹をたて、

鳶も力士も同じ人間

と言って反論する。



そんな双方の間をおくらが取り持ち、

辰五郎は怒りを抑えてその場を立ち去る


序幕 第三場 八ツ山下の場 ・・・へつづく


(写真撮影:ほしのきらり。)​



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最終更新日  2023.07.25 00:10:11
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