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2020年公開のデンマーク/スウェーデン/フィンランド作品…WOWOWでは良くコノ北欧系製作国の作品を取り上げますな主人公は戦火燻る中東に派遣されている軍人のマークス😐彼はある日、妻のエマが列車事故で亡くなったとの報を受けます一人娘マチルデのため急ぎ帰国したマークスですが…元々家族を顧みなかったマークスは、悲しみに暮れる娘を前に無力感にさいなまれ、お互いにコノ現実を受け入れることができませんそんな時にマークスは、数学者で確率論を得意とするオットーとレナートの訪問を受けます🚪オットーは事故が起きた列車に乗っており、マークスの妻に席を譲ったコトで生死が逆転したことを悔やんでおり…そんな中、確率論と現場の状況から、事故は仕組まれたもので、ライダーズ・オブ・ジャスティスという犯罪組織の首領オーレセンが、関わった殺人事件の証人を始末するために計画した殺人だと言い出します最初こそ耳を貸さなかったマークスですが…次第に怒りが込み上げてきた彼は、オットーの確率論と、新たに加わった顔認証の専門家エメンタールが高確率で導き出した犯人を血祭りにし、妻の死に関与した全て人間を殺すことを心に誓い行動に移しますってコトでお話は進んでまいります作品はココからアクションしっかり目で進んでいきますが、軍人のマークスがソノ能力で犯罪人をBANGBANG始末する割には、ソコまで殺伐にはなりませんそして後半は、前半部分を総否定する事実が判明しますが…コレでも復讐劇にはならない展開が面白いのでありまして、アクションなのかリベンジなのか、突き詰めるればブラックコメディっと思うくらいの仕上がりになっておりますソレは登場人物全員のキャラが濃かったからだと思った次第でして、派手でもなくカッコよくもない、ただ極端に特化した登場人物たちが、不器用ながらも真剣に対峙する姿が面白かったのかなっと思った次第でしたポスターのデンマーク・アカデミー賞4冠達成🏆🏆🏆🏆に忖度するワケではありませんが、イイ作品でした主演は、軍人マークスをマッツ・ミケルセン…ワタクシが彼を知ったのは、やはり「007/カジノ・ロワイヤル」ですが、「キング・アーサー(2004年の映画)」にも出てあります主演作といえば「アナザーラウンド」がスグに思い出されますが、切り口がすさまじい1本でしたね他の役者さんは…スイマセン、知りません映倫RG12(小学生には助言・指導が必要)作品…確かに、自警団みたいな殺人や男娼みたいなシーンはありますけど、ワタクシは突然の訃報に直面した残された家族の絆の構築が芯にあり、そこに派手なアクションと笑いとお間違え、そして集えし人たちの人生の再生やらがありましてヒューマンな作品のかなと思いました良き作品、お勧めな1本ですよ
2024.04.27
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本日観た作品もレース関係…固めますなぁ😅コノ作品、昔の人はポスター観たぐらいで、日本のアニメ「マッハGOGOGO」が原作だと分かります(ワタクシが生まれる前の作品…因みに「マッハGOGO(GOは2つ)」だと思ってました)2008年の公開なのですが、ワタクシの生まれ年から計算しても四十数年が経ってからの映画化…正直、コノ作品に共感できるのはケッコウ上の年齢の方々ですよね大丈夫か…まぁ観てみましょう主人公は、父がレース・カーの設計者で、兄レックス・レーサーが天才レーサーという一家に育った少年スピード・レーサー彼は、事故死した兄の跡を追ってレーサーになり、レース大会で活躍…彼の才能に目をつけたロイヤルトン工業の社長アーノルド・ローヤルトンは、チーム・ローヤルトンに引き入れるべく高額な契約金を用意しますしかしスピードは、家族の絆を重んじ、父のレーサー・モータースに残ることを決意コレをローヤルトン社長に伝えたところ…優しかった社長の態度が一変 最高峰のワールド・レーシング・リーグの勝者は、車や選手は関係なく権力と揺ぎなき金の力で決まっていると言い放ちますレース界を牛耳る一派である大企業ローヤルトンの怒りを買ったスピードは、以降、妨害工作でレースに出られませんそんな彼の前に、不正レースを暴きたいとディテクター警部と、兄レックスを彷彿させる死のクラッシャーと呼ばれる謎の覆面レーサーXが現れます彼らは悪事を暴くべく、勝者が決まっているレースに出場を要請しますが…ソレはサーキット・レースではないラリーへの出場しかも2大陸と3つの気候帯、総距離5000キロを走破する危険で、兄レックスの命も奪ったカーサ・クリストへの出場…家族は反対する中、スピードはスタートグリットにつくということで、お話は進んでまいりますまずは作品の感想から…正直、期待をしておりませんでしたが、2時間越えの長尺作品ながらハラハラドキドキで意外と楽しく観れました中盤までの時系列の行ったり来たりは面倒くさかったですが…悪を倒すという単純なテーマの引っ張り方が良かったのか、テンポも良く最後まで走り切りましたねスタッフ陣は、観た感じティム・バートンかってぐらいの色とりどりのサイケデリックな作りでしたが、ポスターにもありますとおり、「マトリックス」シリーズのラリー&アンディ・ウォシャウスキー兄弟が監督&脚本です(確かコノ作品以降から表記が姉妹になったよね)なので作り込みは流石と思いながら…ワタクシはコノ作品の印象がゼロでこだわりはないのですが…日本人でも記憶薄なこのアニメを映画化したウォシャウスキー兄弟にビックリです👱♂️🧑日本への造詣が深いお二人だけに、なにがしかの思い入れがあったのかもしれません…なのでコノ完成度でありますそして役者さんですが、主演のエミール・ハーシュは知らない(っと言っても彼は「ローン・サバイバー」や「リーサル・ストーム」は観てます…いい加減覚えましょう😅)他にはクリスティーナ・リッチ、マシュー・フォックス、ジョン・グッドマン、RAIN(ピ)っと多彩ですが、やはりワタクシはこの人、 スーザン・サランドン相変わらず、色香が凄いですねっということで往年の日本アニメを天才監督たちが実写化した作品興行結果は知っておりますが、イイ作品ですので埋もれないことを願う次第です
2024.04.21
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グランツーリスモといえばゲームに疎いワタクシでも知っている、ソニーのゲーム機プレイステーションの大人気のゲームソフト🎮実在する自動車メーカーの車でレースをするゲームで、ドライビングシミュレーションみたいな感じとは…ゲームをしていた息子ちゃんたちの感想ですで、2023年公開の今作、勝手にゲームをテーマにした映画と思いきや、実話に基づくものでしたソレは、主人公の名がヤン・マーデンボローってコトでピンときた次第日曜の夜に放送されていた「SUPER GT+」っていうモータースポーツのTV番組で、彼の活躍を知っていたからですで、作品はゲームソフトの開発シーンが導入でスタートイギリスのカーディフ・ウェールズに舞台が飛びます主人公はゲーム好きの少年、ヤン・マーデンボロー👦彼は、元サッカー選手の父スティーブから、ゲームや進路のことで苦言を呈されながらも、テレビゲームのグランツーリスモに熱中しておりました🎮時を同じく、英国日産マーケティング担当のダニー・ムーアは日本・東京に降り立ちます目的は、全世界で8千満員が熱狂するグランツーリスモのプレイヤーにコンテストを行い、現実のカー・レースに出場させる企画を日産本社でプレゼンするためです🎤昨今の車離れを憂うムーアは、車のメカの挙動も本物そのもの、世界的なサーキットも細部まで徹底的にこだわり再現し、リアルなレースとして体験できるグランツーリスモで、ゲームのプレイヤーたちに実車の魅力を伝えることで、新たなる車需要の発掘につながると説きます。このプレゼンが認められ、前例のない企画がスタートヤンは、グランツーリスモの選抜レースで優勝し…英国のシルバーストーン・サーキットで行われる、各国のゲームのトッププレイヤーたちが集いプロレーサーに育成するGTアカデミーに参加します。しかし、現実のレースで、ゲーマーが活躍できるような甘い世界ではないと考える元レーサーでチーフ・エンジニアのジャック・ソルターの過酷な特訓が始まり…コレを乗り越えたヤンは、日産スカイライン・GT-Rのハンドルを握り念願のレースデビューを果たしますってコトでお話は進んでまいりますまずは、役者さんから触りますが、エンドクレジットの順にジャック・ソルターをデヴィッド・ハーバー、ダニー・ムーアをオーランド・ブルーム、そして主役のヤン・マーデンボローをアーチー・マデクウィ(彼は知らん)です。後はジャイモン・フンスーが、ヤンの父親役で出ております。監督は「第9地区」「エリジウム」「チャッピー」「デモニック」のニール・ブロムカンプ。彼は近未来SFの監督ってイメージでしたが、今回は切り口を変えてきたしかし今作も2時間越えの長尺作品…今までの作品が2時間尺ぐらいとの記憶のワタクシ、ココは信念を変えてないかな2023年の公開、実話に基づくストーリーってコトで、どこまでが忠実なのかはわかりませんが、ヤン・マーデンボローが日本のレースーで活躍していたのを知るワタクシとしては、こーゆードラマがあったのかと感心そして改めまして日産の企業としての取り組みに感心したのと、グランツーリスモの開発に全精力を注いだ山内一典氏に低頭ですそしてヤン・マーデンボロー…エンドロールでもありますが、彼はモータースポーツを変えた者として紹介されています彼は200以上のレースに参戦し実績も残しておりまして…劇中でも描かれていましたがビッグレースの前は今もケニー・Gやエンヤを聴くらしいです最後に作品の感想ですが、グランツーリスモを土台にしながらも、殆どが実際のレースシーンで構成されておりまして、イイ描き方になっていますココにゲーム的な映像表現がチョクチョク加わり、作品の根幹はブレていないなと思った次第です観終わりまして…スポーツカーかっこいいなー車、欲しいなーーー無理なので寝ます
2024.04.20
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昨日に続きカーレース映画を観ました観戦者9億人、最高時速400キロ、レース回数20、チャンピオンの座は1つ…お話はF1インディとにかくフォーミュラカーで競うレースが舞台の作品です昨年度の年間チャンピオン、ボー・ブランデンバーグは今シーズンも序盤から優勝を重ねておりました🏆🏆🏆ところが無名の新人ジミー・ブライの快進撃で状況が一転しますボーはジミーにシリーズのポイントで並ばれ、不調を囁かれるようになりますしかしソレは一気にレース界のスターとなったジミーも同じ5レースに勝ち年間チャンピオンも見えてきたジミーは、周囲の期待による重圧や実兄デミルの儲け主義のマネージメントで参ってしまい、精彩を欠くドライビングになってしましますコレを憂いたチームオーナーのカール・ヘンリーは、かつて自分が現役レーサーだった時代のライバルで、頂点からどん底までを知るジョゼフ(=ジョー)・タントに連絡を取ります既に引退していたジョーですが…ジミーが勝てるようサポートしながらレースのイロハを教え込む指南役を依頼され、チームのセカンド・ドライバーとして復帰します。果たして年間チャンピオンの行方はってコトでお話は進んでまいります2001年公開、改めて観た今作でしたが、シルベスター・スタローン主演の作品にもかかわらず、彼が演じたジョー・タントはセカンドというか助演ぐらいの静かで控えめなキャラクターですしかしワタクシ的にはコノの立ち位置が嫌いではなく…ベテランの域になったスタローンが、アクションに頼らない渋めの演技で臨んだ秀作だと思った1本ですスタローンは「ロッキー5/最後のドラマ」ぐらいからこーゆー役柄をちょいちょいやっていたような気がします。今作が興行的に成功したかはわかりませんが(カナリ金がかかていると思われ)…その後の「クリード チャンプを継ぐ男」に繋がったのかなっと思ってしましましたただスタローンの体つきはレーシングドライバーには似つかわしくありませんレースにおいて重さはハンディ以外の何物でもなく…昔から作品ごとに肉体改造していたスタローンにしてはイカンやったですな役者さんはエンドクレジット順(一人飛ばしますが😅)、ジミー役のキップ・パルデュー、ボー役のティル・シュワイガー等々…そしてなによりスタローンのネームバリューか、インディやF1で活躍する本物のドライバーたちが出演しております字幕で出た方でもマイケル・アンドレッティにクリスチャン・フィッティパルディ、ダリオ・フランキッティにケニー・ブラック、ファン・パブロ・モントーヤの超有名なレーシングドライバーが登場、エンドロールにはジャン・アレジ、ジミー・バッサーの名前が出てます(気づかなかった)凄いですねーそして2番目にクレジットされた、ジョーを招へいしたチームオーナーのカール・ヘンリーをバート・レイノルズが演じておりま👨レイノルズはコメディタッチな映画に出演する俳優さんってイメージでしたが、今作の彼は強面のキャラを演じてまして超びっくり劇中ではスタローンとレイノルズが2人で写った写真が出てきまて、あれは本物ソレとも劇中でも取り入れられいたCG画像なのかと個人的にざわついてましたいずれにしましてもオールドファンのワタクシには涙物の1枚バート・レイノルズは亡くなられましたので、彼のお姿を久しぶりに見れたのもうれしい限りでしたとさ
2024.04.14
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WOWOWでは胸熱カーレース映画特集が組まれましたイッパイ録画しまして…まずは2003年公開の今作から鑑賞いたしますモータースポーツ界の2大チーームであった"ヴァイヨン”と"リーダー”…"リーダー”はオーナーのワン氏の他界でレースから退き、"ヴァイヨン”は父のアンリ・ヴァイヨンと息子のミシェル・ヴァイヨンを中心にラリー界を席巻しておりましたそして念願のエンジン提供を受け、モータースポーツの最高峰の舞台、第70回ル・マン24時間レースへの出場を表明しますしかしライバルの"リーダー”も5年ぶりに娘のルース・ワンがチーム・マネージャーとなり参戦します20年ものル・マンでの実績のある"リーダー”ですが、昔からなりふり構わぬやり口に心配な"ヴァイヨン”陣営コノ心配は的中しましてってコトでお話は進んでまいりますリュック・ベンソンがスタッフに名を連ねた今作…「グラン・ブルー」や「ニキータ」「レオン」で90年代、彼の名は全世界で轟き、日本での評価も凄かったですよね因みにワタクシは、「レオン」のドでかいポスターを飾っていたぐらい好きでした😎そんな彼が手がけた作品でしたが…今作は良かったかと聞かれればフツーだったかなと言わざる出来栄えです何がダメだったかというと、やはり"リーダー”側の描き方だったのではと思った次第とにかくコノ、"リーダー”は、様々なレース妨害工作を画策運搬トレーラーを狙撃したりタイヤに細工、色仕掛けに誘拐と…いったい何なんだこのせいで作品がものすごくみすぼらしくなったというか、ハッピーな結末も祝えない感じになってしまいましたまた途中では小細工で人が亡くなるエピソードもありいただけなく…作り方脚本悪くないかねチョット青めな映像や景色の魅せ方が独特で、車を使った魅せるシーンも多くあり盛り上げ方も良く、考えられた作り込みは認めますが…とにかく後味の悪さが残りまして残念でなりませんポスターはいかにもフランス製作を推したトリコロールなデザイン…カッコイイですねぇー役者さんは、お顔見たコトある役者さんだらけなんですが、フランス製作故か名前が…しかーし、ダイアン・クルーガーが出ていたとは知らなかったお綺麗です…彼女が出てるだけで観た価値があったかもおーい、ちゃんと評価しろー
2024.04.13
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