5月23日(木)
短歌集(277)
中公文庫:日本の詩歌29より
昭和五十一年十一月十日初版
五味保義(4)
夕浪 に来つる千鳥の居るが見ゆ時雨ながらふる浜のたひらに
網走 の海こえて山の雪見ゆる汽車にねむりて 眼 をさましたり
国のはて 根室港 に 来 りけり海吹くかぜの秋づくらむか
知床 の 岬 の山にかjたまりてのこれる雪は海の上に見ゆ
白々 と硫黄に 曝 れし石のあひだほとばしる湯をしばし見てゐつ
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