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本日の中2クラス。通塾時間帯に豪雨に見舞われました。そんな中、傘をささずに自転車で来た子が数名いました。当然ビショビショです。本人達は「僕は濡れても大丈夫」と思っているようですが、本人が大丈夫でも「迎える側」が大丈夫というわけではありません。教室内はビショビショですし、体中濡れてきた子やカバンが濡れている子にバスタオルを貸したので、バスタオルも4枚ほど消化しました。(教室を掃除するのとタオルを洗濯するのは私です) 雨の日は傘を差して、なるべく徒歩で来るようにしてください。夏期講習中のため、なかなか時間が取れません。ご協力お願いします。
2013年07月25日
本日の「理科の宿題」ですが「×1」で構いません。 <既にやってしまった人へ>ごめんなさい。ただ、決して無駄にはなりませんからご安心を。 ※夏期講習中のため、ほとんどブログを更新できずにいます。申し訳ございません。
2013年07月24日
やるべきことをやっている子とそうでない子で差が開いてきました。毎年のことですし、普段の授業態度とノートを見ていれば、どの子がついていけなくなるかはある程度の予測も付いてますので、それほど驚きはありません。が、それにしても随分な差です。偏差値にすると、一番上の子と下の子とでは、27の開き。学校の5科目の点数では150点の開き。学校でも塾でも同じ教材を使用し、同じ問題を解き、同じ解説を聞き、同じように理解していながら、1週間すると差が開いてしまう。その一番の要因は記憶力でしょう(もっと端的に言えば努力不足です)。ですから、せっかく理解し覚えたことを忘れないように、「記憶力保持の為のさまざまなアイデア・アドバイス」を授業中に指示するのですが、残念ながら記憶力のない子は、そうしたアドバイスすら忘れてしまうという・・・。本当に落語やギャグの世界です。 たとえば、これ。この日に4つのアドバイスをしました。「4つのアドバイスの詳細は覚えていないのは仕方ないとして、4つのアドバイスをしたこと自体は覚えていますか?」と聞いたところ、成績中位から下位の子達は「4つのアドバイス」を受けた記憶さえ、すっかり忘れていました。ただ、そんな中でも一応メモをとっている子もいたので、試しにその4つを読み上げてもらいました。すると、残念なことに、人によって4つの内容がバラバラ。やはり、普段話を聞けていない子や国語が苦手な子は、箇条書きで話した4ポイントを正確にメモすることすらできません。今年の中3生。なかなか大変です。高校に上がるまで、あるいは社会に出るまでに、どうにかこのあたりだけは改善しておきたいところです。(高校入学後は誰も注意してくれなくなります) ところで、数学の採点が終了しました。授業内で指定した問題。そっくりそのまま、数字も変えずに4題出しました。採点の結果ですが、なんと0点の子もいます。連休中何をやっていたのでしょうか。不合格者は、次回の数学の授業は自習していてください。これ以上進めても意味がないからです。少々残酷ですが、今回のテストで合格できない子は、次の単元は理解できないと思います。仮に理解できても本番では解けないでしょう。つまり、時間をかけるだけ無駄。残酷なようですが、次回数学で扱う単元は「捨てて」ください。残念ですが、そろそろ「そういう時期」なのです。志望校の選択肢が徐々に狭まってくる頃です。春先の志望校は死亡校という名前に変わります。それが夏です。(反対に努力している人は、志望校の選択肢がどんどん広がっていきます) さて、次回もう一度チャンスを与えましょう。木曜日の数学のテストと英語のテストで合格できれば、次回の数学の授業に参加することを許可します。数学は、指定されたページから同一問題を出題します。数字も変えません。英語は、2回行ったテスト(接続詞)からミックスして出題します。同一問題です。単語も変えません。 数学は再テスト。英語は再々テスト。どちらも新しい問題はありませんから満点合格でいいですね?そして、このチャンスを逃したら、もう「終わり」でいいですね?そもそも入試は一発勝負です。
2013年07月17日
前回の授業で英語「接続詞」のテストを行いました。初見の問題を使った目的は、普段いかに丸暗記に頼っている子が多いのかを判断するためと英語の構造が頭に入っているのかを判断するためです。結果を言えば、学校の定期試験通りの結果です。学校の定期試験で90点未満の子は、要するに全員例外なく基礎力不足。中1段階で覚えておくべき英語構造が全く頭に入っていません。あるいは、頭では理解しているが実際の場面で使えこなせないということです。野球に喩えれば、練習段階でのキャッチボールは出来るようになったけれども、試合になるととんでもない投げ方になってしまう(普段練習したとおりにできない)という現象です。一方で、中1から塾で勉強している子達は、「頭の使い方」がきちんと出来ているため、こうしたテストで高得点を挙げています。柳沢中の中間テストで満点を取った子は、今回も良い点数でした。中1の最初は苦しんでいましたが、塾で教える文構造を常に念頭に置きながら勉強してきたので、初見の問題にも応用が利くのです。それに対し、やはり入塾時期が遅くなればなるほど、今回のテスト結果は悪くなります。特に柳沢中(中1から在籍している子を除く)や田無1中メンバーがひどい。おそらく、学校の授業で文法用語をあまり使わない先生にあたってしまったのでしょう。あるいは、学校の先生が自由気ままに英会話ばかりしているケースも、生徒側は被害者になります。上記2つの中学の生徒は、暗記している問題なら解けますが、初めて見る問題には全く対応できないのです。(まあ、他の中学校の子にも出来ていない子はいますが)日本の高校入試と大学入試は筆記試験です。文法力がないと解けません。これに対する批判は様々ですが、現状入学試験が文法力重視になっているのですから、それにあわせて勉強するしかありません。だから、とにかく指示された通りに勉強をしてください。授業で指導している考え方で理解しておかないと、初めて見る問題に対応できないのです。<時間・スピードについて>ところで、テストの様子をみていて気が付いたことがもう1つあります。それはスピードです。学校の定期試験が終わって「時間が足りませんでした」という生徒がいますが、残念ながらこのタイプの子は入試で受かりません。時間無制限だったら誰でも出来るのです。スローモーションだったら誰でもできるのです。もし、スピードがめちゃくちゃゆっくりだったら、私だってメッシのドリブルを止められます。しかし、入試は違います。入試やテストは制限時間のあるゲームです。制限時間内でやることに価値があります。スピードが不可欠なのです。今回テスト中の様子を見ていましたが、普段「時間が足りませんでした」と言い訳をする子は、例外なく遅い。一番速い子が3分で終了したのに10分経ってもチンタラチンタラやっている。(中には最後まで終わってない子も2名)ということで、以後「時間が足りませんでした」という言い訳はしないでください。足りていないのは、「時間」ではなく「あなたのスピード」です。今後は「練習が足りませんでした」「自分のスピードが足りませんでした」と言い訳してください。そして、いつまでもいつまでも言い訳しててください。 悔しかったら人の何倍も勉強しなさい。 <Wもぎ>今回の模試は10名しか受験していませんが、塾生の平均偏差値は64.5。イマイチの結果でした(前回6月が62)。最低65は取らないといけません。全生徒が65以上とること。(最低ですよ)なるべくなら70以上取ってください。偏差値65以下の子は全員基礎力不足です。この連休中に言われたとおりに復習をすること。 <次回数学>次回テストで必ず満点を取ること。中3の授業はドンドン進みますが、次のテストで満点が取れない子は、先には進めません。(これ以上進めても意味がないので)
2013年07月13日
本日一次関数前半のテストでしたが、ひどいですね。ひどい。宿題を出さずにテスト勉強に専念させたのですが、やってきた子が数名。完全に中だるみに突入。自校作成合格の可能性がある子も、2~3名に減ってしまいました。HWがないと勉強をしないのですか?それってペットと同じですよ。指示されたことしかできない悲しい人生を歩むのでしょうか。 それと、テストでは言ったとおりにやっていない子が大勢いました。 私が言ったとおりにやりなさい。私なんて大した講師ではありませんが、それでも少なくとも君らよりは自校作成入試や高校入試に精通している。その私が「このやり方でやれ!」と言ったら、そのやり方でやりなさい。 勉強というのは、「その場限り」というのが一番いけないのです。とりあえず、「今やっているその問題」だけなら、君らのやっているやり方やテキストの解説のやり方で解けるでしょう。でも、私はもっと先をみているのです。それは自校作成入試であり、大学入試です。君らのやり方やテキストの解法では、自校作成入試や大学入試に通用しない。だから、後々まで通用するやり方で指導しているのです。 たとえば、キャッチボールの話。5歳や6歳で初めてお父さんとキャッチボールをしたとします。距離は2メートルです。この距離ならボールを下から投げても届くでしょう。では、子供にそのまま下から投げさせておけばいいのでしょうか?答えはNoです。今後、小学校や中学校、あるいは高校や大学で野球をやる際に、下からボールを投げていたら、相手にボールが届かないのです。たしかに、5歳のときパパとキャッチボールをする程度なら、下から投げても大丈夫でしょう。しかし、そのやり方では今後通用しない場面の方が多くなる。だから、初期の段階から「正しいフォームを身に付けさせておくこと」が結局は近道なのです。 勉強も同じです。今、その問題を解くだけなら、君らのやっている適当なやり方でも通用するでしょう。しかし、入試では全く通用しません。その証拠に、昨日は難関入試の問題を数題解いてもらいました。みなさんのやり方では通用しないのがよく分かったと思います。そして、私の言ったとおりにやれば、根拠を持って、意味を理解しながら解けることも分かったと思います。次回再テストを行います。必ず図を書き、表を書き、理解しながら解いてください。 ※英語も数学も丸暗記に頼っていたら、成績が下がるのは時間の問題です。
2013年07月12日
<数学>指定された範囲から同一問題を出題します。必ず満点を取ること。 <英語>数学と同様、同一問題を出題します。英作文だけでなく、解説部分にある形容詞の「意味とスペル」も書けるようにしておくこと。 <次回授業>小テストに合格した子→先へ進みます。不合格の子→これ以上は先へ進めません。したがって、次回授業内は復習になります。(不合格の子は、次の章は扱いません)
2013年07月07日
<中3>中3生のテスト結果がほぼ出揃いました。昨年からなかなか言われたとおりに出来ない子が多く、大変が学年でしたが、未だに改善されない子もいるようです。たとえば、試験前日に大量に質問を抱えて持ってくる子(質問というより、「10枚以上ものプリントの答えを教えてください」という内容でした。当然お断りしました。)、指示された回数反復できていない子、社会のテストで勝手に「ここは出ないだろう」と自己判断してしまって勉強しなかった子、塾のテキストでやった問題ばかりなのに「やったことがない問題がたくさん出ました」と平然と述べた子・・・etcいろいろな子がいますが、要するに「指示されたようにやっていない」「完成する前にやめてしまっている」「勉強のスタートが遅い」のですね。その他、授業中の様子を見ていても、いまだに「文字を丁寧に書きなさい」と注意される男子が3名。ちょっと中学生としてはひどすぎるレベルの文字です。芸能人のサインみたいないびつな形の文字を、薄く小さくさらさらっと書きます。これはいくら勉強しても、入試で点数にならないのではないでしょうか。ある子に聞いたところ、「小学校の先生にも、中学校の先生にも、前の塾でも、親にも一度も文字の汚さを指摘されたことがない」と言っていました。ちょっと驚きです。こうしたことで注意される状態を早く脱してください。 個別に課題を出した子も数名います。「頑張りたい」ということだったので問題集もあげました。しかし、進捗状況を聞くと、「期限までに終わらなそう・・・」ということでした。その段階で、もう受験は終了です。 もうちょっと気合いを入れてください。(半数以上の子)明らかに変わってきた子もいますが、まだのんびりしている子も大勢います。(よく考えてみると、なぜ君たちの人生なのに、私ひとりで本気になっているのか不思議になってきました) なお、それ以外の子達は順調です。自校作成や上位校に挑戦できるよう、塾のカリキュラムを1つ1つ消化してください。 <5科目450点未満の子(改善すべき箇所がたくさんある子)>(1)とにかく指示されたとおりに勉強をすること。まず椅子に座って、テキストを開いて、利き手で鉛筆かシャープペンシルをを持ってください。それで問題を解き始めてください。(そうすれば勉強が開始されます。知ってました?)(2)TO DOリストの作成(キャンパスノートでOK)をやっておくこと。5科目450点超えていない子は必ず作ること。 (3)定期試験の分析(昨日の授業内で教えた方法)をやっておくこと。 <中1クラス>中1クラスの子達は、指示されたことをきちんと覚えられる子が増えてきました。小学7年生という状態から少しずつ脱皮してきているようです。 ただ、まだまだ再テストの多い子もいます。全体的にみると、2学期制の柳沢中、田無4中、大泉中の子達は再テストが減ってきています。一方、3学期制の中学の子達は再テストが多いですね。(気づいてました?)もうちょっと自宅で完璧にやってくるように。練習段階で適当にやっているから本番で出来ないのです。自宅での練習も全て「テスト本番」だと思って勉強すること。
2013年07月07日
◆本日夏期講習出欠票の締切日でした。 夏期講習は普段以上に高額です。125時間で80000円。1時間あたり650円前後もの費用がかかっています。親御さんが一生懸命働いて夏期講習に通わせてくれているのです。その思いを無駄にしないようにしてください。そして授業料の何倍もの成果が出るよう最後まで緊張感を持って取り組んでください。長丁場ですから、途中で緊張感が切れてしまう子も例年いますが、ここで頑張った子は偏差値65に達するはずです。自分自身の成長に期待して過ごしてください。※例年、夏期になると服装が派手になる子やお洒落になる子がいますが、そういう子は偏差値が伸び悩む傾向にあります(特に女子)。お洒落は、良い高校に入って、良い大学に入って、お給料の良い企業に就職出来れば、後からいつでも出来るようになります。受験生におしゃれは禁物。スーパーの2階で買ってきたような3枚数百円のシャツでOK!大丈夫です。授業中、誰も君のことは見てないから。※まじめな話、お洒落に意識と時間が向いている分、相対的に勉強への意識と時間は減ります。中3受験生がファッションに興味を持ち始めたら、それは入試への黄色信号だと考えて間違いないでしょう。塾に来る服装をみれば、「あ~、この子、成績は伸びないだろうな~」と分かります。中3クラスにも3名います。やはり全員が今回のテストで点数を下げてしまいました。一見因果関係がないようですが、経験上、ファッションと勉強との因果関係は大きいです。ただし、このことが抱える問題点は、何も「ファッション」「服装」だけではありません。そうではなくて、「勉強」というものが生活全般の中で第一優先になっていないこと自体が問題なのです。「ファッションに興味がある子の成績が下がる」と書きましたが、「ファッション」の部分を「音楽」「ギター」「異性」「テレビ」「ゲーム」「メール」などに置き換えても構いません。いずれにせよ、勉強が第一優先になっていない子は上位校には合格できません。上位校とは武蔵野北以上です。そして、西東京市内の中学校から武蔵野北以上に合格するためには、学年上位5%以内(クラスで1位~3位)に入っている必要があります。これら勉強以外の生活全般については、保護者の方が強権を発動するしかないと考えています。何より本人達に自覚してほしい問題です。この夏を逃したら、さすがに都立清瀬・豊多摩・井草より上は難しくなります。同時に、大学受験でGMARCHより上の大学に行く可能性はほぼゼロになるとお考えください。つまり、この夏である程度、みなさんの「人生における最終学歴」は決定されてしまうのです。それだけの認識と覚悟をし、その上でファッション・その他を優先するなら、もう私からは何も言いません。 ◆本日の授業は国語:小説読解英語:接続詞数学:二次関数でした。特に二次関数の解法については、必ずノートまとめをしておくこと。重要な解法です。また、授業内で急遽配った類題プリント(こちらの方が良い問題でしたね)も合わせて復習しておくように。いろいろな問題に応用が利く良問です。※本日解説した問題を宿題用ノートに書いている子がいました。宿題ノートは回収してしまうのですから、自宅で復習できません。次回以降、必ず授業用ノートにメモするように。 ◆本日は、英語(接続詞)と数学(二次関数)で質問がある子を対象に延長授業30分ほど行いました。また、to do リストや手帳の作り方を質問して帰宅した子もいました。次のテストで良い結果が出ることを祈るばかりです。 ※塾生で5科目490点台が2名。素晴らしいと思います。失敗した子は何かを変えないといけません。さて、何を変えればいいのでしょうか。
2013年07月04日
本日の中1クラスは、確認テスト(英単語100個と方程式の文章題)と復習中心の内容でした。<英語確認テスト>単語100題テストは5名以外全員満点。一番悪い子は95問でした。こうしたテストは確実に満点を取りたいものです。高校受験に必要な単語は約1000個。100個のうち5個覚えていない子は、1000個になると50個ほど覚えていない単語が出てくる計算になります。(実際はもっと増えるでしょう)50個知らない単語があると、文法問題、長文問題などで大幅に失点する可能性も出てきます。塾のテストは確実に満点を取れるように勉強してくること。 <数学確認テスト>方程式の文章題のテスト。割合と速さが中心でした。次回、さらに範囲を広げてテストを行います。本日は全体的によく練習してきたようです。ただ、再テストで深夜0時まで残っていた子も数名。次回以降、こうしたことがないように自宅で練習をしてくること。せめて日付が変わる前に帰宅できるようにしましょう。 <英語>複数形の復習を軽く行い、その後問題演習をしました。次回テストで確認します。<数学>方程式の文章題(速さと割合)の復習。教科書レベルを超える問題がちょこちょこ出てきました。しかし、文章(日本語)をよく分析し、黒板に書いたポイントを思い出せば、どの問題も簡単に処理できるはずです。宿題は出していませんが、本日授業内で演習したページを最後までやってくることを期待しています。 <授業態度>最近の中1クラス、グッドです! ※もう1つ。本日は英単語100個と方程式の文章題というテスト内容でしたが、この質と量の課題をこなすことができるようになってきました。学校の成績はまだまだな子が多いですが、3月に比べ確実に記憶力と処理能力は上がっていると見ていいでしょう。
2013年07月04日
◆中1生:本日水曜日締切です。◆中2生:7/5締切です。◆中3生:7/4締切です。
2013年07月02日
◆定期試験終了 先日の2学期制中学に続き、3学期制の定期試験が返却されています。2学期制(田無4中、柳沢中、練馬や東村山市)の中学校に通う塾生平均点は、まだ計算していませんが420点前後(※1)といったところでしょうか。(もう少しいくかもしれません)※1 悪い子は悪いのですが、良い子は相当良いので、このくらいの平均点に落ち着きそうです。塾内で2極化が進んでいる様子。 それに対し、3学期制の中学校に通う塾生の平均点は430点前後でしょうか。 やはり、2学期制中学よりも3学期制中学の方が若干平均点は上になるようです(※2)。これは考えてみれば当然の結果かもしれません。1年間で学ぶ内容を「4等分する2期生中学」と「5等分する3期生中学」とでは、1回の試験で覚える量が全く変わってくるからです。※2 なお、このテスト結果が都立入試の内申点に影響するのですから大問題です。不公平極まりないですね。2学期制か3学期制に統一すべきでしょう。 ◆点数を落としている子は、途中でやめてしまっている結果を見ると、やはり量をこなしている子はグンと上がっています。今回、保谷中2年生でグンと上げた子がいます。「このくらいやれば90点取れる」という感覚を持てたと思います。明保中の子達も、まずまず取れているようです。 一方で、点数を落としている子には共通点があります。どの子も勉強不足ということです。「勉強不足」という現象をもう少し具体的に説明すると、要するに、試験範囲を丸々終えることが出来ていないということです。つまり、8割程度の仕上がりで試験に臨んでしまっているのです。8割程度の勉強で試験に臨むことが、どのような結果を招くのかは説明するまでもないでしょう。そもそも試験範囲全体の8割しか勉強していないのですから、あなたに配られたテスト用紙は最初から「80点満点のテスト」になっているのです。8割しか試験勉強をしていないということは、配られたテストの2割は勉強していない範囲になっている可能性があります。つまり、全く解けない、全く知らない(覚えていない)問題が2割混ざっているのです。したがって、どんなに頑張っても最高で80点。ミスが1つでも出れば、その段階で70点台になります。つまり、評定「3」になってしまうのです。もちろん、「もしかしたら自分がやった8割の中からだけ出題される」なんてこともあるかもしれません。でも、それはギャンブルです。賭けです。勘が当たっただけです。我々はギャンブルをやっているのではなく、「定期試験を使って実力を付ける(※3)」という目標を立てて進んでいるのですから、そうしたギャンブルで試験に臨むということは、塾生としてふさわしい勉強をしているとは言えません。※3について だから、当塾では「定期試験過去問のコピー」や「試験対策プリントの類」を配るようなことはしておりません。学校の試験範囲を利用し、その範囲にあたる学校のワークと塾のワークを繰り返し解くことが真の実力になり、結局は近道です。入試問題や模試でも、そのまま偏差値に結びつきます。また、そのように勉強してきた子が大学受験で「早慶や国立大学(旧帝や一橋、東工大)」に進むことになるのです。定期試験過去問を暗記して80点や90点を取っても、まあせいぜい都立上位校で止まります。大学受験では全く通用しないでしょう。将来の大学受験で戦うことになる私立中高一貫校の生徒に勝つには、このようにやっていくしかありません。私の念頭にあるのは常にそこです。 塾生の保護者の方は、その点をよく理解くださっていて本当に感謝しかありませんし。その教育方針はきっと将来実を結ぶはずです。 たとえば、本日聞いただけでも・古典の訳を覚えていくのを忘れました。・学校の先生に言われたプリントを覚えていきませんでした。・資料集で指定されたページを覚えませんでした。という感想が生徒から聞かれました。 これが「途中でやめてしまっている」ということです。テストの点数が90点を超えない子(※4)は、例外なく「途中でやめている子」です。私は、この「途中でやめてしまうる要因」を「根性がない」か「体力がない」か「やる気がない」かのいずれかだと考えています。このうち「やる気がない」場合は何もお手伝いできないため退塾をお願いしておりますが、「根性がない」「体力がない」に関してはトレーニングでどうにかなります。※4 なお、当塾では、80点台は「出来てない」という評価です。90点台前半で「まずまず」、90点台後半からが「できている」という評価です。なぜなら、90点台後半で「5」がつきますし、「5」がないと自校作成校を狙うのが相当厳しくなるからです。普通であれば褒めてあげても良い点数でも、みなさんの志望校を考えた場合、やはり厳しくせざるを得ません。塾生は全員「全科目95点以上」を目指してください。 ◆勉強の仕方について試験勉強を「途中でやめてしまうる要因」は「根性がない」か「体力がない」か「やる気がない」かのいずれかだと書きました。しかし、試験勉強を完璧にやったはずなのに点数を落とす子もいます。その子達は「勉強の仕方」が悪いのです。普段の授業では、勉強法、勉強に対する心構え、姿勢、反復や暗記の仕方などなど、多くの時間を割いて説明しています。各教科の勉強法についても説明していて、前回中2クラスでは「英語の音読の仕方」について、前々回は「実技のノートまとめ」について話しました。 本日の中3クラスでも「勉強というのは注意点がたくさんあって、それらを全てきっちりとやらないと出来るようにならない」ということを伝えました。前回伝えた4つのポイントに加え、本日は反復する際の注意事項を話しました。授業中の反復する様子を見ていると、問題文も読まずにいきなり解き出す子がいて、もう大変です。なかなか正しい勉強法が身に付かないのです。 授業内で伝えている勉強法はどれも重要です。姿勢や聞く態度にとどまらず、反復の仕方、暗記の仕方、次のページをめくる前にすること、テキストへのチェックの仕方、丸付けの仕方、各科目の進め方、復習する時期、普段やっておくべきことなどなど。こうした1つ1つの細かい項目を確実に実行してください。私が勉強法についてアドバイスしたときは必ずメモを取り、特に点数が伸び悩んでいる子は、それらを確実実行すること。ビックリするくらい出来るようになるはずです。全教科90点以上が取れたら、いよいよ自校作成校が見えてきます。まずは学校で90点を取ること。それがスタートラインです。 ※以前は、点数が伸びない子に対しては、「生徒の情報をもとに」私が個別計画表を作ってあげていたこともありました。しかし、今はやっておりません。なぜなら、「生徒の情報をもとに」という部分に重要な問題がありまして(笑)、そもそも点数の伸びない子の情報は全く信用できないのです。生徒情報を元に計画表を立て、それを全て実行したにもかかわらず、返ってきた点数は70点後半~80点前半。失点した理由を聞けば、「そういえば、計画表に載っていないプリントから出題されました」などと言い出す始末。つまり、計画表を立てる際の生徒情報に「重大な瑕疵」があるため、計画表自体が欠陥品となってしまうのです。
2013年07月02日
3月1日電話着信・・・私「はい、進学塾キャラベルです。」生徒「もしもし。●●です。不合格でした。」私「そっか。ダメだったか・・・。最後、頑張ったんだけどね・・・。お疲れ様。報告してくれてありがとう。」 数時間後。保護者と本人が来塾。親「先生。このたびは本当にありがとうございました。」私「いえいえ。私の力不足で・・・。本当に申し訳ありません。」親「いえ、とんでもないです。先生には最後まで御世話になりっぱなしで。」私「残念だったね。お疲れ様。」本人「でも、頑張ったので悔いはないです。私立で頑張ります!」私「そっか。じゃあ、次は3年後の大学受験で良い報告待ってるよ。頑張ってね」 3月1日、すなわち都立高校の合格発表の日、毎年毎年、上のような会話をすることになる子が、残念ながら数名います。生徒本人、保護者、私。その3者が話す言葉は、どの親子のケースでもそれほど変化はありません。つまり、上で書いたのと同じようなセリフ、同じようなやりとりが、毎年毎年リピートされるのです。私の敬愛するある塾長先生は、こうした一連の流れを茶番劇と表現しています。言い得て妙。まさに茶番劇です。 そして、何より問題なことは、私は上記のような会話をすることになる生徒が、合格発表の前にある程度分かってしまうということです。塾講師になって10年も経たないうちに、「落ちる生徒」、「伸びない生徒」、「最後に泣くことになる生徒」、こうした生徒達がまるで予知能力者のように分かるようになってきました。普段の勉強姿勢、授業態度、話を聞く態度、挨拶の仕方、ノートの書き方や文字の書き方、小テストや宿題のやり方や達成度、学校の点数の上がり下がりのサイクル、精神面の幼さ、過度な反抗期。こうした諸々の様子を観察し、最後に泣くことになる生徒(←落ちて泣くケースです。うれし涙ではありませんので、あしからず)が手に取るように分かるようになりました。 しかし、そんな結末は見たくないものです。だから、その危険性がある子達に私は厳しくしているのです。本日途中で帰宅させて子、日付が変わるまで居残りした子、自宅へ電話を差し上げた子、みんな私が危機感を抱いている子達です。このままだと、上の青文字のようなことになるのが、今から目に見えている。中2だけではありません。中3でも中1でも、いつも厳しく注意を与えている子達(今年は例年以上に多いです)は、上のような結末になることが目に見えています。 もちろん、私が危機感を抱いている子達の中にも、どういうわけか上のような結末にならない子もいます。ずっとやるべきことをやってこなかったのに、無事合格する子です。でも、それは単に志望校を下げているだけです。受かりそうなところを受けているだけだから、合格しているのです。つまり、第一志望とは言っても(都立は1つしか受験できませんから、都立受験は、原則すべて「第一志望合格」という表現になります)、何てことはない、本当の第一志望は受験する前の段階で諦めているだけなのです。 本日も生徒達は日付が変わるまで残っていました。自主的にではなく、強制的な居残りです。なぜそこまで厳しくするのかと言うと、私にはその子達の未来が見えてしまっているからです。すなわち、3月1日に不合格になる未来が、です。 ここまで書いても、でも心のどこかで「受かるんじゃないか・・・」と考えている人がいるかもしれません。しかし、そんなに甘くありません。 落ちてからやっと「勉強不足だったな~」「もっと勉強すれば良かったな~」と気づくのでは遅すぎます。落ちる前の段階で、私がこうやって知らせているのですから、今から行動を変えてください。冒頭の青文字の会話を繰り返すことになりそうな子が、各学年相当数います。本人、保護者、塾。3者が力を合わせないとクリアできない問題です。ご自宅でも何度も話し合ってほしいと思います。
2013年07月01日
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