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本日2つめのブログです。どうしても書いておきたい内容なので、こんな時間ですが書きます。それは中1・中2クラスの危険性についてです。まず中1クラスは再テストが多すぎます。過去記憶にないくらいです。前回はほぼ全ての子が再テスト。本日も全く勉強してなく、帰宅させられた子がいました。こういう状況ではクラス全体の伸びが止まります。私は真面目にやっている子を守りたい。やる気のない子のために真面目な子が伸びないという事態だけは避けたい。塾長として、そう考えています。したがって、出来ない子はやめてもらうこともあります。(ここで勘違いしないで頂きたいのは、「勉強が出来ない子」ではなく、「やる気のない子」です。指定された場所を覚えてこない子です。勉強が苦手でも一生懸命やっている子は、たとえば中3クラスにはたくさんいます。) 今日、中1クラスには「創発」という話をしました。この話は、私は毎年どの学年でも話します。ブログにもよく書きます。創発とは、簡単に言えば、部分と部分を足した和が、単純な和にはならず、予想もできない総和として現れる現象です。全体を構成している個一つひとつからは、全く予測できない結果が現れるという意味です。たとえば、野球チームでもサッカーチームでも、みんなが力を合わせるとチーム全体としては、とんでもない力を発揮することがあるということです。都立新宿高校が、この創発力を利用し、「チーム新宿」として大学入試で大きな成果を挙げていることは有名です。 創発には、もう1つの意味があります。それは、「誰か一人が難関をクリアすると、その人に続いて、他の人もクリアすることがある」ということです。1980年くらいまで、人類は100メートルを9秒台で走ることは出来ないとされていました。霊長類ヒト科(要するに人間)にとって、科学的には100メートル9秒台は不可能だったのです。それを超える人が登場しました。カールルイスです。彼が、人類には不可能と言われた100メートル9秒台を出した後は、もう世界中の多くのアスリートが100メートル9秒台を出すようになりました。その後、ボルトが9秒6台を出しました。今後は、ボルトについで、9秒6台を出す人が現れるかもしれません。誰か一人が限界を突破することで、「俺にも出来るかもしれない」と他の人も考えます。その結果、多くの人が難関をクリアすること。これも創発の一種です。 <重要な話:逆創発>さて、ここから大切なお話です。創発には「逆創発」もあります。これが怖いのです。人間というのは、頭で考えたことがないことについては、行動として出てこない傾向があります。たとえば、「嘘はつきません」と言う人は、少なくとも「嘘をつく」という現象を知っているわけです。そして、嘘をついたことがあるはずです。だからこそ、「嘘をつきません」という言葉が出てくるのです。信じられない話を1つ。アメリカの文化人類学者がカナダを訪れた際に、原住民イヌイットの人たちに対し、「裸で暮らしていて、凍傷にならないのですか。」と質問しました。その日から、原住民の人たちは一斉に凍傷になってしまったというのです。もともと、カナダの原住民の人たちは、「凍傷」というものの存在を知りませんでした。しかし、「凍傷」という言葉を知った瞬間に、多くの人が「凍傷」になってしまった。 そんな話です。 さて、中1クラスの話に戻ります。今年の中1クラスは再テストと宿題忘れが多すぎます。すでに第2回目の授業において、多くの子が再テストとなりました。アルファベットの試験です。その結果、第3回以降は、どんどん再テストや宿題が増えていきました。まさにこれが逆創発です。負の連鎖です。もうここまで来ると、再テストは「例外」ではなく、むしろ再テストの方が「当たり前」という状態になってきます。 たとえば、昨年の中1(現中2)は、再テストがほとんどありませんでした。居残りもほとんどなし。ですから、そもそも彼ら(初期メンバー)の中に「再テスト」という概念は存在しませんでした。ところが、途中から新入生が入り始め、彼らが再テストを連発し始めました。そのあたりから、中2全体で再テストが増えていきました。これも逆創発です。(私が新入生の受け入れに消極的な理由はここです。経営的には生徒は大勢いた方が嬉しいのですが、元からいる生徒に迷惑がかかるのが一番嫌なのです。) 中1クラスは、3月の最初から再テストが当たり前という状態。昨日も0時近くまで残っている子がいました。この状態では中1クラス全体が伸び悩む可能性もあります。よくご家庭で話し合ってください。そんなに難しいテストではありません。答えを覚えればいいだけのテストです。これが出来ないようでは、中学に入学してからも成績下位に低迷すると思います。 ※さきほど数学の採点も終了しました。やはり、本日の英語テストで居残りしていた子達は、数学のテストでも途中式がめちゃくちゃです。もっと勉強量を増やしてください。
2013年03月31日
本日、中3理科はイオン。義務教育9年間の中でも指折りで難しい単元です。しかし、こういう単元こそ、根本から理屈や原理を理解することが重要です。本日配付したプリントを使いながら、まずは「理解」してください。そうすれば、「化学反応式」も「イオン式(電離式)」も「陽極での反応」も「陰極での反応」も全て導き出せるはずです。多くの中学生が全く理解できずに丸暗記でくぐり抜けるところですが、みなさんはその一歩先をいってください。 <話の聞けない子>【中1~中3生へ】本日の授業中も数名の子が「聞き逃し」をしていました。もちろん、見た目の姿勢はきちんとしていますし、黒板の方も向いているのですが、それでも正確に話を聞けていないのです。以下(青字)は、本日の中1クラスと中3クラスで話した内容です。話の聞けない子は、自分では気づかないうちに「聞き逃し」をたくさんしています。毎日学校で1時間目~5時間目(6時間目)まで授業を受けます。それぞれの先生が口頭で様々な話をします。しかし、本人はちゃんと聞いているつもりでも、実際は1日に10個くらいの「聞き逃し」をしているはずです。1日に10個聞き逃しをすると、1週間(5日間)で50個の聞き逃しをしていることになります。1ヶ月4週とすると、1ヶ月で200個もの聞き逃しをしています。夏休みや冬休みなどを除き、年間で9ヶ月ほど学校に行っていると仮定すると、何と年間で1800個もの聞き逃しをしていることになります。1800個という数字は、地理、歴史、公民の重要用語を全て足しても届かない数字です。つまり、1日に10個聞き逃しをしている子は、1年間で社会の教科書3冊分(地理・歴史・公民)に相当する知識を聞き逃していることになるのです。3年間にすると、何と5400個の知識を聞き逃していることになります。果たしてこれで成績が上がるでしょうか。入試に受かるでしょうか。 そんな話をしました。もちろん、「1日に10個の聞き逃し」と言いましても、その全てが入試に出る知識ではありません。また、いろいろな教科でそれぞれ聞き逃ししているため、実際は社会の教科書の知識だけが丸々抜けるわけでもありません。ですから、上の話は1つのたとえ話です。しかし、「聞き逃しの多い子」というのは、3年間で5000以上も聞いてない話があるということは事実です。この数字の恐ろしさについては、各自自覚しておくべきでしょう。しかも、上記の計算は、あくまでも「1日に10個の聞き逃しをしている場合」の話です。実際は、1日20個も30個も聞いていない話があるのですから、成績の悪い子というのは、たまたまではなく下がるべくして下がっているわけです。 成績の良い子というのは、例外なく、よく話を聞いています。逆もまた成り立ちます。中1クラスも中3クラスも話を聞くのが大変苦手な子が多い印象です。もちろん、これは本人だけの責任ではありません。今まで子供達に関わってきた大人(具体的には、親、小学校の先生、小学校で通っていた塾の先生)が、話を聞いていないことを徹底的に注意してこなかったということも要因です。子供だけの責任ではない。そういう意味で子供達は被害者かもしれません。また、先生側にも責任はあります。指示を正確に聞き取れるような話し方というものがあり、私も含め、そうした話し方が出来ていないという反省もあります。これは「教育技術」の問題です。 しかし、最も責任が重いのはやはり本人です。いや、正確に言うと、話を聞いていない結果受けることになるデメリットを負うのは本人です。各自、「人の話をちゃんと聞く」という姿勢を今からでも身に付けてください。
2013年03月31日
本日も色々な塾長さんから情報収集しております。昨夜は、塾組合の知り合いの先生からお電話を頂き驚きましたが、早めに事実確認をしたいと思います。中3の理科は、本日重要単元を進めます。頑張りましょう。
2013年03月30日
東京都教育委員会のHPに「学力検査問題自校作成における大学入試問題の流用について」という情報がアップされたのが3日前。この問題が意味するところは、要するに「学校側が入試問題を作ることができない」ということである。入試問題の作問は大変労力のいる作業です。例えば、ある高校では1年間かけて自校作成問題を作っています。それくらい骨の折れる作業です。それだけでなく、いろいろな方面からの突っ込みも入ります。「これは悪問だ。」「ちょっと不適切だ。」「問題文の意図が誤解されるおそれがある。」などです。作問者は、こうしたプレッシャーとも戦わなければなりません。 ところで、たった今、塾組合の先生からお電話をいただき、また別の情報が入ってきました。 どうやら都立自校作成校がなくなるそうです。東京都全体をいくつかのグループに分け、入試問題を共同作成することになるとか。明日は土曜日なので、週明けに各所へ電話をし、裏を取ってみます。そして、もし情報が本当なら早速作戦会議です。(一人で) ただ、これは以前から塾生には言っていますが、それが普通だと思います。入試問題を自校作成するのは負担が大きすぎます。今回の改定は、私は「改悪」ではなく、「改正」になるのではないかと考えています。(それに正直に言えば、今回の改定は私にとって仕事がかなり楽になります。16校分の自校作成問題が一気に減少するわけですから)欲を言えば、理社も2系統作成してほしい。上位校向けのA問題と中堅~下位向けのB問題というように。現在の理社は、自校作成校志望者は9割前後得点しますし、反対に下の子達はほとんど得点できない。つまり、上の子の実力と下の子の実力が図れないテストになっています。はっきり言って、現行入試のような理社であれば、自校作成校ではやってもやらなくても同じ。保護者の方がお弁当を作るのも面倒なので、午前中に英数国だけやって帰宅させてほしいくらいです。それくらい、上位の子にとって東京都の理社は簡単であり、差が付きません。(逆に言えば、この理社で得点できない人は自校作成校は無理です。) いずれにせよ、現在の中3生から自校作成校はなくなるそうです。これにより何が起こるかは全くの不明。しかし、どんな状況になっても私のやることは変わりません。冷静に状況を分析し、そのために出来ることを粛々とこなしていく。状況がどのように変わっても、塾生が戦えるように作戦を練るのみ。今春の推薦入試で集団討論が導入された時と同様、状況が変われば変わるほど、私は強さを発揮します。塾生のみなさんは、私の指示通りに勉強してください。
2013年03月29日
(このブログは塾生向けではなく、主に細川先生および懇意にさせて頂いている塾業界の方々を想定して書いております。そのため、普段ブログで使用している「です・ます」調ではありません。ご了承ください。)先日、進学塾UINE(墨田区)の細川先生に出張授業をしていただいた。細川先生は、ご自身の塾、進学塾UINEで中学生の5教科指導されているだけでなく、午前中は大手予備校に出講し、大学受験現代文の指導もされている教務のプロである。指導経験も長く、まさに「百戦錬磨」という形容がふさわしい塾講師と言えよう。当日、先生はお約束した時間ちょうどに塾にいらっしゃった。初めて来る場所である。当然、遅れないように早い時間帯に西武柳沢駅に着いていらっしゃったはずであるが、定刻よりも早く到着しすぎると私に迷惑になると考え、きっと柳沢駅周辺を歩かれていたのだと思う。そうしたお気遣いの出来る方だ。塾生の指導については豪快な面をお持ちの一方で、とても繊細な心遣いの出来る先生である。こうした方の教務力というのは、例外なく高い。まずは、お互いの塾の近況や教務について1時間ほど情報交換を行った。その後、現在塾業界・予備校業界で行われている国語教育に関する問題について、いろいろ意見を出しあった。やはり共通するのは、テクニックに頼りすぎているということであった。解き方ばかりに気を取られ、どうも「読みが浅い」受験生が多いということである。これは確かに本末転倒な面があり、「読むという行為」があり、その結果として初めて成立するはずの「解くという行為」が、最近では専ら前面に出過ぎているきらいがある。「読めてなくても解ける」と勘違いしている受験生が相当数いるのだ。そもそも現代文という科目は、まずは「本文内容ありき」であるはずなのだが、昨今の参考書を見ると、あたかも「本文内容にかかわらず、このようにすれば解ける」と誤解を与えるものが少なくない。今年のセンター試験は、そうしたテクニックに頼って失敗した受験生が全国に大勢いたと想像される。こうした傾向に、細川先生は警鐘を鳴らしているのだと思う。ところで、当日、細川先生には授業をお願いしていた。当塾の生徒は中学生ではあるが、中には自校作成校や上位私立高校を狙いたいと考えている子も数名いる。高校受験とは言え、難関校の入試問題は厄介である。とりわけ、国語は、少なくとも題材に関しては、大学受験で出題されるそれと大差はない。設問によって若干難度を下げるという「調整」は行っているが、題材となっている評論文そのものには、中学生向けであるとか高校生向けであるとかの区別はないのである。したがって、難関私立高校や都立自校作成校で出題される本文には、抽象的で堅い文章も多く含まれる。事実、今回扱った文章も、慶応大学で出題されたことがある文章との説明が細川先生からあった。普段、大学受験指導の最前線で指導されている細川先生に講義して頂くことは、自校作成校を志望する塾生にとっても非常に有意義な時間になると考えた。そこで図々しくも授業をお願いした次第である。細川先生に授業をしていただくにあたり、私から細川先生の紹介をさせていただく。そして、本日、国語の授業をやっていただく旨を塾生に伝えた。ところが、ここで一つ私が失敗してしまう。授業冒頭、細川先生が話し出す前に、「本日は細川先生に授業をやってもらいます。国語の自校作成問題を解いてもらいます。」と言ってしまったのだ。これから授業で行う内容をどのように伝えるかは、講師によって異なる。非常に「個性の出る場面」だ。特に難しめの問題に取り組んでもらう際に、それをどのように生徒に伝えるかは、実は非常に重要なポイントとなる。難しめの問題に取り組んでもらう際、あえて「難しいよ」という事実は生徒に伝えず、リラックスさせて取り組ませる先生がいる。一方で、難しい問題であることを先に伝えておき、心してかかるようにプレッシャーをかける先生もいる。また、出典をあえて述べず、生徒に「いつも通り」解かせようとする先生もいれば、反対にどの高校の入試問題なのか予め出典を知らせることにより、生徒の動機付けに利用する先生もいらっしゃる。これらの方法論に優劣はない。どの方法もその先生にとっては最終目標地点に到達するための重要なスタート地点なのである。いずれの場合にせよ、「授業の入り」というのは映画で言えばプロローグであり、お笑いや漫才で言えば「つかみ」である。今回、「自校作成の問題を解いてもらいます。」と私が言ってしまったのは、お笑いで言えば、司会者が漫才師のネタを最初に披露してしまうようなもので、授業においては御法度である。にもかかわらず、今回、私が「自校作成校の問題であること」を最初に生徒達に伝えてしまった。細川先生に何らかの意図があり、出典を伝えない方が良い場合もあるにもかかわらず。「これは失敗したな」と一人反省し、細川先生にバトンタッチした。
2013年03月29日
もう先週のことになるが、3月21日(木)、墨田区の進学塾UINEの塾長さんで、大学受験予備校の現代文講師でもある細川先生が来塾した。その時の様子について、細川先生がご自身のブログに書かれていらっしゃる。「塾訪問記」と銘打って、3回に分けて書いてくださった。塾訪問記その3の1~やっちまった~塾訪問記その3の2~揺るがぬ柱~塾訪問記その3の3~当たり前のレベルの高さ~ それぞれのブログにサブタイトルが付いている。「やっちまった」「揺るがぬ柱」「当たり前のレベルの高さ」の3本である。(サザエさんのようだ)そこで今度は、そのブログに呼応する形で私が書きたいと思う。細川先生からも授業の感想を聞きたいと言われていたので、徐々にこのブログにアップしたいと考えている。しかし、ただ書くだけでも面白くない。せっかくなので、細川先生のブログのサブタイトルをそのまま拝借し、同じタイトルで書きたいと思う。指定されたタイトルで文章を書くといのは、まるで受験生のようであるが・・・なお、このブログは塾生向けではなく、主に細川先生および懇意にさせて頂いている塾業界の方々を想定して書いている。したがって、普段ブログで使用している「です・ます」調ではなく、常体を用いて書くことにする。(本当なら、普段からこの方が書きやすいのだが・・・)また、内容は細川先生や知り合いの塾の先生向けに書いているため、塾生の方が読んでもあまり面白くもないかもしれないが、ご容赦頂きたい。(普段から面白くはないが、とりわけ面白くないと思われる)
2013年03月29日
本日は中1クラスでしたが、他の学年の方もお読みください。 <テスト>◆英語のテストは、前回より再テストが減りました。また、再テストの子も、ミスの数が減ってきています。最終的には全員満点が当たり前という空気を作り出していきましょう。◆指定された語数以外で解答している子が2名いました。すなわち、短縮形を使ってはいけない問題なのに、勝手に短縮形を使っているということです。こうした指示は必ず守ること。 <数学:宿題の大問2について>◆宿題にしておいた問題の中から、少々難しいと思われる大問2について解説しました。◆まず私が解説した後に、何人か指名し、同じ解説ができるかどうか試しました。しかし、みんななかなか解説することできません。頭では分かっていることを、言語として解説することが出来ないのです。たとえば、都立中や都立自校作成校では、こうした能力が試されています。「頭では分かっているのですが・・・」という状態を早く抜け出せるようにトレーニングを重ねていきましょう。 ◆上記に関連して。「頭では分かっている・・・」と書きましたが、実は本当には分かっていないのです。「本当に分かっている状態」とはどういう事かと言えば、それは「他人に説明できる」ということです。したがって、言葉で解説できないうちはまだまだです。学校のテストでも応用問題になると得点できない子は、こんなところに原因が潜んでいます。 ◆宿題ノートをチェックしました。大問2の解き方を全員分確認しました。答えだけ書いている人もいれば、色々と試行錯誤している子もいます。さて、いろいろと試行錯誤している子の多くが、実際に具体的な数字を当てはめて考えています。これはこれで良いやり方です。難しい言葉で表現すると、抽象的で分かりづらいことを具体的な例で考えているのです。これを「演繹(えんえき)」と言います。(正確には、ちょっと違うのだけれども・・・)一方で、黒板で解説した方法は、具体的な数字は用いませんでした。抽象的な内容のまま解説したわけです。これも1つのやり方です。さて、どちらがいいのでしょうか。もちろん、どちらもOKです。いや、どちらのやり方もマスターしてほしいと思います。しかし、あえて言えば、なるべく後者のやり方(私が解説したやり方)で出来るようにしてほしいです。(いきなりは無理ですが) よく世間では、「文系」と「理系」と言いますが、理系の人は、物事を抽象的なまま考えることができます。たとえば、数学の公式についても、理系の人は文字のまま理解することができるのです。一方で文系と呼ばれる人間は、実際に具体的な数字や具体的な事例に当てはめないと理解できないのです。「数学は暗記科目か暗記科目ではないか」という議論も、実はここにヒントが隠されています。そもそも、文系人間と理系人間で、頭の使い方が全く異なるのです。そこから生じる不毛な論争です。(これについては、いつか詳しく書きます。どちらが正しいかではなく、どちらも正しいのです。頭の構造が根本的に異なるのですから、一般化できない問題なのです。)理系の人は、1つの抽象的な公式を理解しておけば、それだけで何千もの問題を解くことができます。(高校で勉強する「物理」という科目が良い例です)一方、文系の人は、極端な話、1000個の問題を解くためには、1000通りの解法をマスターしないとダメなのです。(歴史の勉強が良い例です。1つの法則が通用しないので、全事例を丸暗記するしかない。)うちの塾では、中1段階からトレーニングをし、みなさんに抽象的な考え方を身に付けてもらいたいと思っています。そこで、本日はあえて抽象的な解説を行った次第です。 <指示された通りに行う>(極めて重要)本日英語の授業中のことです。私が否定文や疑問文の作り方を説明し、その後、問題演習の指示を与えました。すると、生徒達から「先生、短縮形を使ってもいいですか?」という質問が数回飛んできました。これは学校ではやめてください。たった今、私は黒板でやり方を説明したわけです。しかし、次の瞬間「短縮形を使ってもいいですか」という質問が飛んできました。これはつまり、私が解説した次の瞬間には、「別のやり方で勝手にやり出している」ということになります。これが指示を聞けない子の典型的な例です。短縮形は言われなくてもやります。しかし、物事には順序があり、先生の指示通りに行うことが何よりも大切なのです。おそらく小学校時代に英語の勉強をしてきたので、予め短縮形も知っていたのでしょう。それはそれで素晴らしいことです。しかし、先生の「まずはこのようにやってください」という指示を聞けない子は、学校でも様々な場面で、先生の指示を聞き逃すケースが想定されます。成績が上がらない子は、ここに原因があります。 繰り返します。塾でも学校でも、先生の指示は正確に受け取ってください。 ◆上記に関連して。学校で上記の行動(質問)は、学校の先生に嫌われます。学校の先生にとって、最も授業がやりにくいのは、生徒達が既に塾で勉強しているために、先生の授業を真面目に聞いてくれないという状態です。先生の立場になって考えてみてください。学校の先生は、今日から新しい単元を教えようと準備してきているわけです。それなのに、生徒達が既に内容を知っていて、その内容を先に喋ってしまう。こんなにやりづらいことが果たしてあるでしょうか。みなさん、小学校の時も、そのような態度で授業に臨んでいたのではないでしょうか。中学では決して上記のような行動は取らないように。常に「初めてのつもり」で学校の授業を聞いてください。めちゃくちゃ重要なことです。これは「マナー」です。
2013年03月27日
<漢字テスト>◆冒頭は漢字テスト。よく勉強してきているようで、ほとんどの生徒が満点を取れるようになってきました。丸付けのミスもなくなってきました。この調子で。◆ただし、一点注意。テストの際、自分の氏名を赤ペンで書いている子が2名。これは非常にまずいのでやめてください。(まずい理由1)赤ペンで氏名を書いているということは、おそらくテストの最中に氏名を書き忘れ、自己採点中に気づいて名前を書いたということでしょう。これは順序が逆です。氏名というのは、「いの一番」に書くべきものであり、最後に書くべきものではありません。最後に名乗ることが許されるのは、例えば、西部劇で大活躍したガンマンです。綺麗な女性に「せめてお名前を!」と聞かれために、最後の最後に名前を名乗って消えていくような場合のみ許されます。すなわち、最後に名乗るというのは、西部劇で大活躍した人だけに許される特権なのです。(あとセザール)みなさんがやっているのは、ただの漢字テストです。誰もやっつけていないので、そんなに偉そうにする必要もないでしょう。素直に最初に名前を書いてください。(まずい理由2)名前を赤で書くことは、日本ではタブーとされています。最近の若い人の中では、赤で名前を書くことにほとんど抵抗を感じない人も大勢いますし、そもそもそんなルール知らない人もいます。学校の先生の中にも、この件に関しては無頓着な方も増えてきました。しかし、いまだに年配の方の中には、「赤文字で名前を書く」ということに対し、強い嫌悪感を抱いている方が大勢いらっしゃいます。それはみなさんが社会に出る頃になっても、それほど変わらないでしょう。名前を赤で書くと、世の中には、めちゃくちゃキレる人がいます。ある自動車会社の営業マンが、お客様の名前を赤文字で書いたために、お客さんが怒ってしまい、自動車を買うのをやめたという話を読んだことがあります。とにかく、「名前は赤字で書かない」ということは、今後しばらくは常識の範囲内です。これを機に覚えておきましょう。 <数学:平方根>◆本日から平方根。基本事項の演習を通して、何度も平方根の定義、使い方を確認しました。とりわけ、テキストにメモさせた内容は重要です。次回までに覚えてくるように。 ◆有理数と無理数については、中学生にとって非常に難しい概念です。まずは「問題を解けること」に重点を置き、簡単な見分け方を指導しました。「意味は分からないけれども、とりあえずは解ける」という状態から導入したわけです。その後、正確に有理数と無理数の定義付けを行いました。今後、おそらく中学校でも高校でも、有理数と無理数の定義付けから解説を受けることがないと思われるため、塾で解説しておいた次第です。特に無理数については、背理法により証明しました。ルート2やルート3は「有理数でない」ということを証明すればOKです。もちろん、これは高校内容なのですが、こうしたレベルまできちんと理解しておくことが「頭を良くする」ことに繋がります。自校作成校に合格するためには、計算力に加え、「頭の良さ」が必要です。「高校内容だからカンケーないや!」ではなく、各自根本から理解する姿勢を徐々に身に付けてください。(実際、本日の証明、ちゃんと理解できましたよね?オール3程度の力があれば理解でいるはずです) ◆上記、背理法に加え、本日は余興として「1=2」の証明を行いました。また、「3000円問題」も紹介しました。いずれも、どこかで論理がおかしくなっている例です。こうした正しい頭の使い方と間違った頭の使い方を両方知っておくことは、今後勉強を進める上で役立つはずです。
2013年03月26日
本日は中2の授業でしたが、全塾生向けにかきます。まずは前回の中2ブログの一部を再掲します。 以下、前回金曜日のブログ 本日、宿題はなしです。しかし、テストは英数ともに、そこそこボリュームのある量です。ですが、あくまでも「同じ問題を出す」という当塾の原則通りのテストですから、必ず満点を取れるはずです。 引用終わり そして、今回、予告通り全く同じ問題のテストを行いました。ところが、ひどい子は40点台。中1初めから在籍している子はやはりそこそこ取れているのですが、中1の途中や中2から入ってきた子が良くない。このテストで点数を取れないようだと、もう何も出来ないと思います。ここで確認しておきます。前回の授業で、テストをやることを予告し、ページも指定し、しかもたった1~2ページ分だけの量です。その上、解説までしてあり、解答も配ってある。さらに、数字も単語も全く変えてない同一問題。これで満点が取れない子は、そりゃあ学校でも成績は上がらないでしょう。たった1ページ、2ページのテスト(繰り返しますが、解答を丸暗記すれば出来るテスト)で得点できない人が、どうやったら学校のテストで5教科分も暗記できるのでしょうか。どうやったら入試までに3年分も暗記できるのでしょうか。 私は、学校で「3」が付いている人は、ある意味で病気だと思っています。それも重い病気です。※ここで確認しておきますが、学校の成績は「4」が普通です。「3」はマズイのです。「1」「2」は問題外。 学校の成績で「3」というのは非常にマズイということをまず認識してください。学校のテストというのは、試験範囲票が配られます。そこには試験に出るページが載っています。しかも、学校でその試験範囲の解説までしてくれています。学校の先生に質問をする時間も十分に与えられています。「3」の子というのは、そんな簡単なテストで8割に届かないのです。仕事に喩えれば、上司に言われた仕事を8割以下しか出来ないのです。上司から言われた指示を7割程度しか覚えられないのです。学校成績で「3」というのは、このくらいマズイことなのです。 「学校の勉強なんてやって将来何の役に立つのですか?」と子供達は聞きます。それに対して、先生方はこう答えます。「こんなことすら出来ないで、あなたは将来何の役に立てるのですか?」と。本当にその通りです。学校でも塾でも、範囲が指定されたテストで得点できない人が、将来一体何の役に立てるのでしょうか。 だから、私は病気だと思っています。重い病気です。さて、ここからは保護者の方にも聞いてほしいのです。 家族の誰かが重い病気になったとき、どうされるでしょうか。名医に頼めばそれで解決でしょうか。答えは否です。どんな名医に手術を頼んでも、患者さんに治す意思がない場合、病気は治りません。仮に手術がうまくいっても、患者さんが自宅で怠惰な生活を繰り返せば、また病気は再発します。また、お医者さんに言われたように、用法用量を守って薬を飲まなければ、再び病状は悪化するはずです。このように、重い病気を治すには、まずは本人が、生活態度から改めないとダメなのです。 それだけでは不十分です。家族の誰かが重い病気になったとき、その時はきっと「家族全員で」病魔と闘うはずです。患者本人だけでなく、家族みんなで病気と闘う必要があるのです。食事の内容も変えるでしょうし、生活パターンも変えるはずです。家事の分担も変えるでしょう。家族全員の生活パターンが一新されるはずです。みんなで変わらないとダメなのです。 さて、先ほど学校成績「3」は重い病気だと言いました。なぜなら、「学校の先生が解説してくれて、範囲まで指定してくれて、ただ覚えればいいだけのテスト」で8割すら取れないのですから。これは勉強面において深刻な病気なのです。 さて、この病気に対し、子供一人で立ち向かわせていいのでしょうか。私が思うに、家族全員で立ち向かわないと、まず成績は改善しません。成績上位層のご家庭とそうでないご家庭では、ここに決定的な差があります。「子供に勉強しなさい」と言いながら、一方でお父さんとお母さんはテレビを観ている。「子供に本を読みなさい」と言いながら、他の家族は音楽を聴いたり、漫画を読んだりしている。これでは絶対にお子さんの成績は上がりません。 はっきり言います。中学生の学力は家庭環境と親の意識で決まります。塾に通わせれば成績が上がるなんてことは絶対にありません。どうか子供を救ってあげてください。このままだと本当にまずいのです。子供が勉強するときは、家族全体でテレビのスイッチを切る。みんなで読書をする。そこまでしないと成績は上がりません。 こんなことを書くのは塾経営者としては、自分の首を絞める行為でしょう。このブログを見て辞めるご家庭もあるでしょうし、入塾しない子もいるでしょう。でも、そんなことはどうでもいい。なぜなら、ここまでしないと子供の学力というのは上がらないからです。どうか家族全員で戦ってください。子供の学力を上げるためには、家族みんなで変わらないとダメです。本人の意識も生活習慣も変えないとだめです。お医者さんだけが頑張っても、限界があるのです。
2013年03月26日
土曜日の中1クラスは4名を除き、全員が再テストというひどい有様。もう飽きてしまったのでしょうか?親に言われて来ている子とそうでない子とで、随分と意識に差があるようです。まあ、通塾を継続するのかどうか、よく考え直してください。 土曜日は30分ほど授業をつぶし、お話をしました。とりあえず、親を裏切るなと。君たちがどうなろうと、そんなのは自業自得だと。私のことを裏切るのも別に構わないと。ただ、親だけは裏切るな。そんな話をしました。 みなさんの親は、君たちが頑張っていると思っている。その親を悲しませるようなことはしないように。お金を無駄にすることもするな。これから反抗期が訪れる子もいるだろうし、すでに反抗期の子もいるかもしれないが、親に向かって、「うるさい」という口の利き方をするな。そんな話をしました。 優先順位の話もしました。「テレビを観てから宿題をやろう」ではなく、「宿題が終わったら、そのご褒美としてテレビを観よう」と考えるように伝えました。 そもそも今回は宿題がめちゃくちゃ少ない日でした。(多分、年間で最も少ない日です。)しかも、水曜日が祝日だったため、丸々1週間空いていました。それなのに、この惨状です。 率直に申し上げれば、今年の中1生は例年の塾生に比べ、かなり学力は低いです。キャラベル史上、おそらく最も学力的には厳しいクラスでしょう。それは事実ですから、早めに伝えておきます。このままだとマズイ。そんな認識を私は持っています。都立の一番下(小平西、久留米西、東村山西)にすら行けない子が数名出てくると思います。はっきり言って、みなさんとみなさんの親が描いているような人生設計とは大きくずれると思います。人生を変えるなら、相当頑張るしかないでしょう。 それと、中学になってから入る部活もよく考えるように。野球部やサッカー部やテニス部(男女)や女子バレー、バスケ部に入ったら、その時点で「終わり」になる子もいます。よく考えて部活を選ぶように。1000人以上の生徒を見てきた経験から言います。おそらく君たちは部活と勉強の両立は難しい。かなり困難だと考えています。
2013年03月23日
<数学>本日は応用問題を使って、いままでの総復習を行いました。特に難しいと思われる問題(昨年の中2生は誰も解けませんでした)は板書で解説しました。今年も解けた子はゼロでした。このあたりの問題を解けるようになると、自校作成校にグンと近づけます。基本的には新しい知識は必要ではなく、小学校から習ってきた地誌式を別の角度から見ることができるかどうかです。※各自、ノートの使い方が良くなっています。 <前回の宿題>本日は授業前にかなり質問が出ていました。非常に良い傾向です。適当にやっていない証拠ですね。丁寧にやれば疑問は出てくるはずです。一つ一つごまかさずに進めてください。 <宿題・テスト>本日、宿題はなしです。しかし、テストは英数ともに、そこそこボリュームのある量です。ですが、あくまでも「同じ問題を出す」という当塾の原則通りのテストですから、必ず満点を取れるはずです。そして、こうした基礎的なテストの積み重ねの先に上位校が見えてきます。中3までの2年間、1枚1枚確実にテストをクリアしていってください。 ※木曜日に進学塾UINEの塾長さんで、有名予備校の講師でもある細川先生が講義をしてくれました。そのお話は後日アップします・・・
2013年03月23日
本日の授業終了後、駐輪場前の道路にゴミ(定規の袋、おそらく本日開封したもの?)を捨てていった生徒がいます。名乗り出てください。そうしないと、次回の授業が潰れます。 こんなことはご家庭内で躾をお願いします。ゴミはゴミ箱に捨てるという当たり前のことが出来ない子が混ざっているようです。幼稚園児でも出来ることです。笑わせるな。勉強する以前に、別のことを勉強してください。 当該生徒の保護者の方も分かっていらっしゃいますよね。本日か最近、塾用に定規を購入した子です。
2013年03月22日
<国語> 理由問題の解法について軽く触りました。本日のような作業を、本番当日素早く自力でやれるようになってください。1年間、少しずつ練習していきます。勿論、解法以前の段階として「読む」ということが大変重要です。授業内で解釈したように、段落ごとの意味・役割を考えながら読めるようになれば、偏差値は自然と70前後に届くはずです。自宅で、再度読み込みを。読むたびに新しい発見ができれば、偏差値は少しずつ上昇していくことでしょう。<英語>現在完了の完了・結果をやりました。宿題をじっくり解いて復習しておくように。もう1つ、当塾では春期講習がない代わりに、例年春休み中は、英語の宿題を上乗せしています。主に中1・中2の復習内容です。こちらも「今」しか出来ない内容です。(9月以降は本当に時間が取れません。) <テスト>漢字テストで両面合わせ9問も間違えている子がいます。心当たりのある子は、次回、19時に来て再テストをやってください。このくらい満点取らなければダメです。(ほとんどの子が満点を取っています)また、毎回3~5問程度ずつ間違っている子もいます。例年、このタイプの子は、それほど上の高校には合格していません。(言うまでもありませんが) <社会>社会の話をしました。この時期の出遅れは非常に厳しい結果を招きます。特に女子は体力的にも追いこみが利きません。女子の入試戦略は「先手必勝」しかないと思ってください。この時期を逃すと、上位校の可能性はほぼ消えると考えて間違いないでしょう。(女子の場合、最終盤で追い込みが成功したケースがほとんどありません。おそらく体力的な問題かと思われます。あるいは「ジェンダー」による束縛か・・・。女子が無意識に上を目指さなくなる社会構造なのかもしれません。) <次回>◆数学は宿題内容からのテストです。このテストにより、普段の宿題をいい加減にやっている子が判明します。◆次回、お客様がいらっしゃいます。トイレはなるべく塾に来る前に済ませてくるように。※授業中に席を立つ子が多いクラスですので注意を。昨年の中3、一昨年の中3、今年度の中2など、学力的に高いクラスでは、途中で席を立つ子がほとんどいません。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立
2013年03月20日
卒塾した旧中3生(5期生)の数名が、都立高校の得点開示の結果を教えてくれました。今後指導する上で、このデータが大変役に立ちます。ご協力、ありがとうございます。※得点開示・・・中学校の先生に頼めば、都立入試で当日何点取ったのか教えてくれます。柳沢中と保谷中学は、全生徒さんの分を問い合わせをしてくれたようです。 <某自校作成校>某自校作成校に残念ながら不合格になってしまった子の結果も見ましたが、ものすごい高得点で、思わず声を上げてしまいました。ちょっとだけ内申点(実技4科)が不足していましたね。本当に残念。惜しい。惜しすぎる。真面目に頑張っていた子ですから、中学校の先生も、どなたかあと一人だけ、1でも多く付けてあげていれば・・・。と、そんなことを言っても仕方ないですね・・・。ただ、中学校により、内申点の付け方に「甘い・厳しい」があることは、早めに改善してもらいたいところです。変な話、その子がY中ではなく、H中に通っていたら、間違いなく合格だったでしょう。うーん。悔やまれます。しかし、それにしても良い点数です。いろいろな方のご協力で、各方面から入手した秘密データがあるのですが、昨年、一昨年であれば、間違いなく合格していた点数です。今年度は倍率も異常に高く、残念な結果になってしまいました。それにしても惜しい・・・。めちゃくちゃ苦手だった数学も、当日見事8割超え!自信を持っていいでしょう。あとは高校で学年上位を目指してほしいと思います。非常にレベルの高い私立高校です。学年の半分以上が、国立、早慶上智、医歯薬系、GMARCHへ進みます。その中で頑張れば、きっと自校作成校へ進むよりも良い結果になるはずです。英語はどの自校作成校よりも教育レベルが高いです(その高校の子を数名直接指導したことがあるので、そこは保証します)。とにかく、その高校で精一杯頑張ることでしょう。目標の目安としては、学年上位40%~30%以内でしょうか。そこを目指してください。きっと3年後、「この私立高校に入学して、かえって良かった!」と思えるはずです。いや、そうなるように努力を重ねてください。得点開示の結果があまりにも良かったため、実は私自身もまだ心の切り替えが出来ていませんが(笑)、きっと、その私立高校の方が良いと思います。そう信じています。 <西高校>西高校に合格した子も教えてくれました。さすがです。ダントツではないでしょうか。Wもぎの「自校作成もぎ」でも、志望校別順位で1位を取ってましたし、事実上、都内1位レベルにあったので心配はしていませんでしたが、当日も力を発揮できたようです。 最後の自校作成もぎでは、西高校志望者中「第1位」。得意の数学で若干失敗したにもかかわらず、それでも余裕の都内1位でした。その時は、あまりプレッシャーになるといけないので、ブログで1位であることに触れませんでしたが、今ならもう大丈夫ですね。しかし、最後にプレッシャーをかけておくと、西でも上位10%に入れるように頑張ってほしいと思います。そうすれば自ずと志望校が見えてくるはずです。西で上位10%に入っていれば、医学部でも東大でも京大でも旧帝でも、どこでも入れるレベルになっているはずです。(都立国立に進んだ子も同様)まずは学年上位10%を目指してください。 ※都立西のHPを見てみましたが、それにしても凄まじい大学合格実績ですね。ホントに都立なのでしょうか。※それ以外の子の講評も後日少しずつ。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 西 Wもぎ1位 得点開示
2013年03月19日
3/21(木)の授業ですが、他塾の先生がお一人見学に来られます。うしろの席の子は緊張するかもしれませんが、ご協力お願い致します。※東京23区で、ご自身で塾を経営されている先生です。また、テレビCMもやっている大手予備校で講師もやられている超実力派の先生です。来塾した際は、いつも通り、きちんとご挨拶してください。※「今でしょ」の人ではありません。
2013年03月17日
<数学>◆四則計算を行いました。黒板で説明した通り、線を引きながらやっていくことが重要です。◆宿題は少なめですが、その分、丁寧にやってくること。◆ノートチェックを先ほど終えました。各自丁寧に出来ているようです。約分の仕方を工夫した方がいい子もいましたので、その子達のノートには模範解答を書き込んでおきました。※特に書き込みがない場合は、「そのやり方で大丈夫」ということです。 <英語>◆本日のテストは良い出来でした。再テストの4名も、すぐに満点を取り、帰宅することができました。修正力が高いですね。この調子で進めてください。◆次回のテストについて【重要】P42についても英作文テストとします。すなわち、日本語を英語に直すテストです。解答の日本語を見て、英語に直せるように練習してきてください。 <丸付けについて>【重要】 丸付けが不正確になってしまう原因についてのお話です。丸付け作業というのは、解答集とノートを「交互に見て」行います。ここでミスが起こります。この「交互に見る」という作業が非常に苦手な人がいるのです。残念なことに、中学時代にきちんと指導されてこなかった為に、大人になっても、この作業(交互に見る)が出来ない人がいます。つまり、「左にある文字を右の書類に写す(転記する)」という作業や「紙に書いてある数値をパソコンに入力する」という作業が出来ない人が大勢いるのです。これは仕事をする上で致命的な欠陥となります。こうしたタイプの人の事務作業はとにかく間違いだらけ。会社では「使えない人」という評価を受け、重要な仕事を任せてもらえません。ぜひ、丸付け作業を通して、事務処理能力も上げてほしいと思います。 前回授業の翌日、一部の子を呼び出し、「丸付けの仕方」を教えました。ノートにマルを付ける際、いったん解答集から目を離します。そして、ノートにマルを付けた後、再び解答集に視線を移します。ところが、この時、すぐに「元の場所」に戻れない子が大勢いるのです。(中学生の多くがそうです)その結果、丸付けのミスも起こりますし、時間もかかります。そこで、以下のように定規をあてて、丸付けをしてもらいました。これは事務作業の基本です。(写真は中3生と中1生の子)右利きの場合は、左手で定規を動かしながら丸付けをします。こうすれば、いったんノートに目を移動しても、またすぐに定規の場所に戻ってこられます。丸付けが遅い人や丸付けが苦手な人は、ぜひ実践してみてください。 <その他>◆各自が塾のルールを守り、粛々と勉強に取り組めています。よく考えてみたら、まだ小学生。3時間近く黙々と勉強できるのは素晴らしいことです。姿勢や礼儀作法など、ご家庭での教育がきちんとなされていることを感じます。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立
2013年03月17日
<中2英語>本日の授業前は、前回の宿題に関する質問がたくさんありました。これは昨年の中3生や中2生では、あまり見られなかった現象です。一部の子(主に最上位層)はよく質問に来ていましたが…。中2クラスは、答えを写したり、答えを丸暗記したりするのではなく、ちゃんと英文全体を読み、理解しながら解こうとしているため、疑問も生まれてくるのです。本日も良い質問ばかりでした。何が良い質問なのか?それは、解答と関係のない部分について質問してくる生徒が大変多かったことです。たとえば、空欄にDidを入れれば良いだけの問題。「普通の子」は、そのDidだけ埋まれば、それで満足。○をつけて終了です。ところが、中2クラスの子達は、その文全体を見て、「先生、なんでa lot of があるのにfishには複数形のesが付いていないのですか?」「先生、なんで疑問文なのに、anyではなくてsomeが使われているのですか?」などなど、解答とは関係のないところで質問をしてきます。非常に感心。一部の子達は、まじめに宿題に取り組んでいるようです。 <数学>本日は式の証明。プリントも配り、詳しく解説しました。次回、テストを行います。 <話を聞く>新入生が当塾に入って戸惑うこと。おそらく、それは授業中の態度ではないでしょうか。特に「姿勢」と「集中して、黒板の方を見て話を聞く」の2点については、かなり厳しく指導が入ります。「話を聞けない子」「指示を聞き取れない子」が、各学年数名います。やはり学校でも成績は下がり気味です。きっと聞き逃しが多いのでしょう(本人にそのつもりはなくても)。また、指示を正確に聞き取れないため、行動も他の子より1歩も2歩も遅れます。さらに、「話が聞けない子」というのは、いろいろなことに対し「いい加減」です。ノートが雑だったり、途中式や図を書かなかったり、筆算した結果を消しゴムで消してしまったりすることも多いです。指示の聞き逃しが多いため、知識漏れも起こります。テストで90点の壁を越えられません。 学校という場では、集中していなくても、ほとんど注意が飛ばないと思います。先生に放置されているか、気づかれていないかのいずれかでしょう。しかし、話を聞けないまま社会に出るのは大きな不利益になります。話を聞く力だけは、塾でつけさせてから卒塾させたいと思います。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 話をを聞く
2013年03月16日
◆本日(3/14)は中3授業でした。冒頭、前回の宿題で質問の多かった「置き換えの因数分解」について解説しました。前回の宿題を自力で解けなかった人は、次回の宿題に自主的に上乗せしてやってくること。◆先ほど宿題ノートのチェックを終了しました。明らかに宿題を写していると思われる子が2名。いずれも女子です(他にもいるかもしれませんが)。その2名は、やはり得点にムラがあり、学校の定期テストでも、上がったり下がったりを繰り返しています。私に言わせれば、点数が下がった時の方が「その子の実力」です。普段の勉強の仕方がテスト結果に反映されています。答えを写すだけだったり、意味も分からずに丸暗記するだけだったりするので、難しい試験になると力を発揮できないのでしょう。反対に、点数が上がった時は、実力ではなく、単なる「偶然」でしょう。厳しい言い方ですが、それが事実です。たまたま勉強していなかった問題が出題されなかったり、答えを覚えただけの問題がそのまま数字も変えずに出題されたりしたために、その時は「たまたま高得点」が出ただけです。要するにラッキーということです。本日の授業後は、怒りに震えながらノートチェックをしていました。「こいつらは俺が言ったことを何一つ理解していない。」そう思いながら、ノートチェックをしていました。答えを写すだけの勉強がいかに意味がないか。来年の2月23日に思う存分味わってください。その日に泣きたくないなら、今から改善すること。勉強を舐めるな!それと、君たちが不合格になって泣くのは全然構わないのですが(←自業自得なので)、せめて親を泣かせるようなことはするな!塾に通わせてもらっていることに感謝し、今から姿勢を改めなさい! ◆中3全員、国語の予習が甘い。「全員」ですよ。分からない言葉の意味を誰一人として調べていない。意味の分からない言葉をそのままにしておく神経が理解できない。やりたくないなら辞めて良いですよ。塾に入りたくて待っている子が数名います。やる気がないなら、その子達に座席を譲ってあげなさい。 ◆宿題ノートが分かりづらい子が数名。ノートというのは、泥棒が見ても何が書いてあるか分かるように書きなさい。「自分だけが分かる」というのはメモ書きです。メモ書きは人に提出できるものではありません。失礼極まりない行動です。こんなノートだから、学校の提出物で評価を下げられるのです。 ◆春休み期間は宿題量がアップします。量が多くなったときに雑になる人は、絶対に上位校には行けません。これは大学受験で考えれば分かりやすいでしょう。たとえば東大を目指す場合と私立の中堅校を目指す場合とでは、勉強しなければならない科目数、レベル、範囲が全く異なります。当然ですが、東大を目指す場合の方が覚えないといけない量も増えますし、レベルもあがります。このように量が多くなった途端に丁寧に出来なくなる人は、上位校に入ることが不可能です。 ◆宿題ノートの未提出者3名以下の3名は、提出するノートを間違っています。前回の宿題を提出しています。本日、19時に塾まで持ってくること。○中3クラス 保谷中の女子○中3クラス 石神井西の女子○中3クラス 明保中の男子(一番最近入塾した子)以上3名。本日3月15日(金)、19時に提出。 というわけで、中3保護者の皆様。現時点で生徒達は、こういう有様です。(宿題で答えを写す、国語の予習不備、ノートが判読不可能、提出するものを間違える)今日の授業中は姿勢や聞き方についても注意を与えました。とてもとても上位校なんて言えないレベル。失笑ものです。性根・根本・根性からたたき直さないといけません。 <おまけ>計算力がない子は指定された宿題以外に、P8もやっておくこと。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 丸付け 信用 宿題 不正
2013年03月15日
◆テスト冒頭に単語テストをやりました。たった11個です。満点を取ってもらいたいと思います。最後の子は日付が変わって0:30までやっていました。次回以降は容赦しません。まだ小学生ですから大変だと思いますが、深夜何時になろうが、明け方になろうが、満点取るまでやってもらいます。(迎えに来てくれた保護者の方には大変ご迷惑おかけ致します。心より感謝申し上げます。)記憶力は鍛えなければ衰えますし、反対に鍛えればドンドン伸びていきます。今までの(12年間の)勉強量の蓄積により、記憶力に個人差がありますが、この1年で鍛えてもらいます。 ◆国語日本語を初歩から学び直してもらいます。本日の授業で今まで知らなかった日本語ルールをいくつか知ったと思いますが、これを3年間続けていきます。受験だけにとどまらない、先々本当に伸びる国語力を身に付けてほしいと思います。 ◆数学四則計算でした。宿題を丁寧に指定された回数こなしてくること。 ◆英語本日から文に入りました。少ないルールで、多くの文を書けるようにしましょう。次回もテストです。満点合格です。十分に練習してきてください。 ◆宿題と丸付けについて【重要】(他の学年の生徒も読んでください)たった今、宿題ノートのチェックが終了しました。途中式まで全てチェックしました。その結果・・・(1)指定された範囲をやっていない生徒(2)適当に丸を付けている生徒(間違っているのに丸を付けている生徒)(3)やり方が間違っている生徒(途中でミスを2回してしまい、結果的に答えが合っているというケースもありました)が3名いました。夕方、電話で呼び出します。本日、木曜日19時から塾でやってもらいます。※ブログなので固有名詞は書けませんが、田無1中に進む子が1名(男子)、田無4中に進む子が2名(男子と女子)の計3名です。3名は木曜日19時から塾で宿題をやり直してください。 上記のうち、特に2番目(適当に丸を付けている生徒、間違っているのに丸を付けている生徒)の生徒は要注意。これをやる生徒で、成績が上がったケースを私は見たことがありません。先日、中3生のブログにも書きましたが、丸付けの意味を家族でもう一度お話し合いになってください。(これは、全塾生にお願いしたいです。) 我々塾講師と生徒との間で最も認識のズレがあるのが「丸付け」作業です。我々塾講師というのは、丸付けは「スタート地点」だと考えています。つまり、丸付けを行い、出来ている問題と出来ていない問題を仕分けする。そこから勉強がスタートするのです。出来ていない問題(バツになった問題)を出来るようにして初めて「学力」は上がっていきます。すなわち、丸付けとは、あくまでも本格的な勉強を始めるための「準備」というわけです。 ところが、生徒達はそうは考えていません。丸付けで「終了」と考えているのです。問題集を解いて、丸を付けたら「終了」。この認識が大きな間違いです。そこで終了するから(丸付けで終了するから)成績が低迷する。 丸付けは「終わり」ではなく「始まり」です。そこからスタートするのです。いや、「丸付け」という言葉がいけない。「丸付け」ではなく「バツつけ」と呼んでください。バツをつけ、そのバツを丸に直すことが勉強です。「丸付け」という言葉は、出来ている問題を探していることになります。しかし、丸付けの目的はそうではない。本来の目的は「バツつけ」です。出来ていない問題を探すのです。自分が出来ていない問題、分かっていない問題を探す。それを試験までに修正する。それをやった人だけが上位の高校へ行けるのです。中2、中3でも丸付け・バツ付けがいい加減な人がいます。例外なく成績が下がってきています。偶然ではありません。下がるべくして下がってしまったのです。普段から丁寧に勉強していないから下がるのです。成績が上がるときは「偶然」上がることもありますが、成績が下がる時は、常に「必然」なのです。最後にプロ野球の名将、野村監督がよく使っていた言葉です。(実は野村監督の言葉ではなく、江戸時代の大名、松浦清(松浦静山)の言葉です。)勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 丸付け 信用
2013年03月14日
<宿題量について>今年度は宿題量をかなり減らしています。しかし、それでも宿題を見ると苦笑いを浮かべる子が数名います。まだまだ、入試の厳しさを分かっていないようです。受験というものが、まだ遠い未来にあると考えているようにも受け取れます。現在課している宿題量は最低限です。こちらもかなり禁欲しています。これくらいは、最低限こなしてほしいと思います。その上で、「社会のノルマ」を各自進めてほしい。昨年の中3生も、一昨年の中3生も、「もっと早くからやっていれば良かった」と口を揃えて言っていました。実際に、その声を聞いた子も中3クラスにはいるはずです。しかし、そうした話も、なかなか自分のこととして受け止められない子が中にはいるようです。それを「幼さ」と呼ぶのですが、まだ受験生になりきっていない、そんな子が多い中3クラスです。「あのとき、もう少し頑張れていたら・・・」そんな後悔をしないで済むよう、今から誇り高き受験勉強をしてください。誇り高き受験勉強とは、入試の当日、胸を張って校門をくぐり抜けられるような受験勉強のことです。「これだけやったのだから大丈夫なはずだ」と思えるよう、今から精一杯やるのです。私にはゴール地点までの「道すじ」がある程度見えています。みなさんには見えていない道です。すなわち、「ここまでやれば合格できる」というライン(目標地点)のことです。このラインを超えれば合格という基準です。それが私には見えます。ただし、一つ条件があります。単にそのラインを超えれば良いのではありません。締切日があるのです。何年かかっても良いのなら、私も個別指導塾のキャッチフレーズのように「一人一人のペースにあわせて」やってあげたい気持ちもあります。しかし、何でもそうですが「期限」というものがあります。みなさんには、平成26年2月23日という締切日が用意されています。この締切日を動かすことは、残念ながら我々の力ではできません。だから、我々の方が動くのです。この日までに、合格できるだけの実力を付けられるよう、自ら動き始めるのです。締切日は動かせませんが、自分自身は動かせます。残り10ヵ月しかありません。そこを理解してほしいと思います。そこから逆算した結果のあの宿題量なのです。 それと、今年の中3生。ちょっと国語力の弱さを感じます。それは普段の会話、授業の聞き方、応答の仕方、そしてノートの中身を見ると分かります。とりわけ、ノートの書き方を見れば、見る人が見れば、国語力のあるなしは判別可能です。副教材の勉強法(P1~4)を各自読んでおき、国語の予習をもう少し丁寧に行うよう心がけてください。私も連日、この時間まで自校作成校の問題を解いています。都立自校作成校の入試問題は、全校・全科目・全年度解くことを自分自身のノルマとして課しています。それが自信となるからです。体力はみなさんの方があるはずです。皆さんも負けずに頑張って下さい。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 宿題量 締め切り日
2013年03月13日
都立西高校のHPで国立大学の合格者数が発表されています。予想通り、西が大躍進ですね。東大合格者が30名の大台に乗っています(浪人も合わせ)。これについては、2012年度の中3クラスで何度か予告したとおりです(先生の予想も、たまには当たります)。昨年の中3生には授業中に言いました。「西高校の入試問題の難度を考えれば、日比谷高校を抜くのは時間の問題。数年後、都立トップは西高校になる。」と。実際、自校作成問題を見ると、数学は西がダントツで難しく、英語も西の長文量は圧倒的です。国語でも、抽象度の高い文章が出題されています。西志望者は、この入試問題に合わせて勉強してくるので、当然高校入学時の学力が、他の自校作成校の子達よりも数ランク上にあります。結果的に3年後の大学入試は、西が他を圧倒するだろうと考えていました。その通りになりそうですね。 もう1点予想すると、この2月に入試を終えた現中3生(4月から高校1年生になる子達)の代は、都立国立がトップに躍り出る可能性があります。現中3生に関して言えば、西や日比谷よりも、国立高校に学力トップ層が集中したからです。ただし、国立の場合、単純に東大合格者が増えるとは限りません。というのは、近くに一橋大という大変素晴らしい大学があるため、東大ではなく一橋大を目指す子が多くなると予想されるからです。 また、日比谷高校も、今春入試から問題量を増やしてきました。これで西と互角になります。3年後が楽しみです。(日比谷高校は、もし昨年までの入試問題レベルを今後も続けていると、西、国立に追いつけなくなります。) いずれにしても、西、日比谷、国立を筆頭に、自校作成校や駒場高校は、受験指導が大変充実しているので、今後も倍率が下がることはないでしょう。 ところで、多摩地区で言えば、「学○○○○井中学」の進学結果も一部発表されました。都立高校は約60名が受験し、30名のみ合格だそうです。国立大付属のとても優秀な中学でさえ、この合格率です。塾生のみなさん、本当に気合い入れてください。都立入試は氷河期に突入しています。非常に厳しい入試が今後も続くでしょう。キャラベルのここ2年間の進学先を見ると、29名中9名が自校作成校に進んでいます。武蔵野北、駒場、小金井北を含めると、29名中13名が自校作成校と武蔵野北・駒場・小金井北に進んでいます。つまり、塾内で上位3分の1のメンバーに入ることを1つの目標にしてください。そうすれば、自校作成校が見えてきます。※日本女子大附属、中大杉並など私立上位へ進んだ子まで含めると、29名中半分以上は難関校へ進んでいます。こうした環境で勉強できるというのは幸せなことです。「とりあえず塾内で上位を目指せばいい!」という具体的な目標設定が出来るので、普段の勉強がやりやすいと思います。) (本当は全員に自校作成校・駒場・武蔵野北・小金井北に合格してもらいたいのです。上位校でしから得られない経験や世界や空気が必ずあるからです。とにかく、塾の指示通りに毎回の授業内容を完璧にしてください。)
2013年03月12日
卒塾生が来塾し、英和辞書について聞かれること多いです。英和辞書の選び方の基本は、「自分が師事する先生と同じ辞書を使う」です。これが原則だと思います。学校でも塾でも予備校でも、「大学受験まで、この先生の付いていく」と決めたたら、その先生と同じ辞書を使うのがいいでしょう。ただ、私なりに英和辞書について述べさせていただくと・・・ ◆現時点で最高の英和辞書は、三省堂「ウィズダム」です。都立国立高校でも勧められているようですが、現在、日本国内で発売されている学習英和の中では「最高」と太鼓判を押しておきます。(まあ、英「和」ですから、「日本」国内でしか発売されていないのですが・・・)昨年末に第3版が出て、実は私も昨日第3版を購入してきました。正直、欠点が見つからない辞書です。高1で購入したら、大学受験までの相棒となることでしょう。語法解説もわかりやすいですし、文法解説、コーパスの窓など、どれも最高です。見やすさ(レイアウト)も良いと思います。英作文の際にはコロケーション解説も重宝してます。また、最新の単語も数多く収録されています。「Eゲイト」という辞書の十八番(おはこ)であった前置詞解説(図によるイメージ)も、第3版では導入されています。あらゆる面で英和辞書の最高峰に位置していると思われます。ちなみに、製本も丈夫です。 ◆ウィズダムと甲乙付けがたいのが、旺文社の「オーレックス」です。こちらもなかなか使いやすい辞書です。私が大学受験時に使用していた「サンライズ」という辞書があるのですが、それに代わるものとして発売されています。若干、レベルは易しめです。ただ、易しめと言っても、大学受験レベルなら、東大でも一橋でも早稲田でも慶応でも全く問題ありません。非常に分かりやすい辞書ですね。ウィズダムと同様、読み物としても面白いです。好みで、ウィズダムではなく、オーレックスでも良いと思います。とても良い辞書です。ウィズダムと対決させたら、どちらが勝つでしょうか。本当に難しい判断です。私は、常にこの2冊を引くようにしています。ウィズダムが「究極の辞書」だとすれば、オーレックスは「至高の辞書」と言えます。 ◆上記2冊に比べると、若干劣りますが、ルミナスとアンカーコズミカも良いです。私は、ウィズダムとオーレックスをメインで使い、それで解決しない場合は、ルミナスとコズミカを参考にします。ルミナスの方が若干レベルが高いと思います。ただ、レイアウトが少し見づらいかもしれません。また、「読んでいて面白い」という感じはしない辞書です。コズミカは、あまり使用している人が多くない辞書ですが、読み物としては面白いです。また、ウィズダム、オーレックス、ルミナス、ジーニアス、ロングマン、Eゲイト、フェイバリット、ライトハウスなど、他の辞書で解決しなかったことが、コズミカで解決したというケースが、過去3,4回ありました。そういう点で、コズミカは私の中では評価の高い辞書です。 ◆ジーニアスは、今の30代より上の世代にとっては「至高の辞書」でした。現在も語法という点では、他の辞書よりも優れています。しかし、「ウィズダム」という辞書が発売された今、あえてジーニアスを選ぶ理由が見あたりません。なお、みなさんがこれから出会う先生や諸先輩方の中には「絶対ジーニアス!」と断言される方が多いと思いますが、「他の辞書は検討しましたか?」と質問してみてください(笑)多分、「絶対ジーニアス」と言い張る人は、その多くが「絶対評価」です。※ちなみに、うちの妻(←英語ぺらぺら)と私との会話。妻「辞書は絶対ジーニアスだよね!」私「他の辞書、見たことあるの?」妻「ないよ(きっぱり)」私 ◆ロングマンや研究社のリーダースも個人的には好きですが、大学に入ってからでいいのではないでしょうか。 ◆まとめ私は普段「英英辞典」を使っているのですが、私は普段「英英辞典」を使っているのですが、私は普段「英英辞典」を使っているのですが(←うるさいですね)、英和辞典を1冊選ぶなら、ウィズダムかオーレックスですね。(個人の感想です) なお、ウィズダムは「和英辞典」も最高です。むしろ英和よりも和英の方が圧倒的に日本一です(ウィズダム和英を監修しているのは、ジーニアスの小西氏です)。では、みなさん高校で英語頑張ってください。大学受験は理系も文系も英語で決まります。5文型を中心に、論理的に英文を読めるようになってください。大学受験で「私立中高一貫組」と戦うための土台作りは、どうにか出来たと自負しております。3年後の吉報をお待ちしてます。
2013年03月11日
◆冒頭、前回内容の小テスト。満点はクラスの3分の1。それ以外の子は、1問ミスか2問ミスでした。間違いがあった子の答案には、チャレンジやZ会の通信添削並みの詳細な解説を書き込みました。誰が?「生徒が」です。私が解説を書いても、生徒は「ふーん」で終わってしまいますし、仕方ないので、生徒自身に詳細な解説を書き込んでもらいました。なぜその答えではダメなのか。どうやって正解を選べば良いのか。このように、「自分で解説できる」というのが本当に理解しているということです。 ◆英語発展ページを使用して、「一般疑問文」と「疑問詞を使った疑問文」の違いを解説。覚えるのではなく、理解することが大切です。発展問題を解くためには、「作業的な勉強」だけでは不十分。頭を働かせて解く必要があります。中1では作業的な勉強をやってきました。すなわち、徹底して基礎トレーニングを反復してきました。中2では、徐々に頭を使う勉強に切り替えていきます。 ◆数学すぐ自己流に走る子がいて心配ですが、まずは板書で解説した通りにやること。私が紹介する方法が、最もミスが少なく、最も応用が利く方法です。(これは他の学年の数学にも言えることです。)まずは、私のやり方をマスターし、その後、完璧になってから自己流を編み出してください。 ※本日の中2クラスは、大変姿勢が良かったです。※次回、数学が超重要内容です。這ってでも来てください。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立
2013年03月11日
◆本日は1年間の心構えから入りました。◆社会は計画通りに進めてください。7月中旬までにノルマが終了していない人は黄色信号。8月までに終了していない人は、赤信号です。繰り返しますが「赤」です。厳しいようですが、8月段階でノルマが終わっていない人は「赤信号」です。具体的には、8月までに本日指示した課題を終了しないと、自校作成校・武蔵野北・小金井北・駒場に行く可能性はほぼ消えます。これは今のうちの予告しておきます。残念ながら、毎年8月にノルマが終了しない子が出てきます。これを「MK5(マジで後悔する5ヶ月前)」と呼んでいます(元ネタは授業で話しました)。入試前にどうにもならない絶望感を味わいたくなければ、今から始めてください。いや、こうした悲壮感ではなく、もっとポジティブに考えてください。すなわち、「この課題を終えられないとヤバイ」ではなく、「この課題を終えることができれば、その先に自校作成校や上位校合格が見えてくる」と考えるのです。 成功するチャンスというのは、実は目の前にたくさん転がっているのですが、いつも自分自身で逃してしまうのです。誰のせいでもない。すべて自分で逃してしまう。 何かが起こる気配のことを「兆し(きざし)」といいます。すなわち、「兆」という漢字には「前触れ、これから起こる」という意味があります。つまり、「兆」という漢字は、「夢や目標」と置き換えることができるのです。さて、この「兆」(夢や目標)を丁寧に丁寧に扱う人がいます。丁寧に扱う時、人は「手」を使います。そこで、「兆」という漢字に「手」(てへん)をくっつけると、どうなるか。「挑戦」の「挑」という漢字になります。日々丁寧にノルマをこなしている人は、目標に「挑」戦していることになります。 一方、この「兆」(夢や目標)をいい加減に扱う人がいます。いい加減に扱う時、人は「足」を使います。そこで、「兆」という漢字に「足」という漢字をくっつけてみましょう。ちなみに、「足」を表す部首は「あしへん」だけではありません。実は「しんにょう」も「足」を表します。そこで「兆」に「しんにょう」をくっつけてみてください。「逃げる」という漢字になります。 目の前に転がっているたくさんのチャンス。それに挑戦するのか、あるいはそこから逃げるのか。そこは各自判断してください。※↑ なんか、うまいこと言った気がする・・・ ◆理科本日はテキストの使用法と復習の仕方を指導しました。中3に限らず、年度の初めは説明することが多くなります。新しい単元の解説に加え、勉強法や復習の仕方まで話すからです。中学生にとって「話を聞く」というのは大変骨の折れる作業なのですが、大切な話ばかりなので頑張って身に付けてください。理科の宿題は、例題だけではく、「例題の下にある類題」もやること。自分で目標を決めて、「これだけやれば、もう大丈夫」と思えるまで復習しておきましょう。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 理社 挑戦と逃げる
2013年03月09日
◆本日は正負の計算(乗法と除法)の続き。累乗計算一人一人ノートチェックをしましたが、やはりいました。途中式で「2回ミス」をしてしまっているため、結果的に答えが○(丸)になっている子が(笑)やはり、最初の内は危険ですね。途中式を含め、入念にチェックする必要があります。◆英語は宿題で出してあったプリントを回収し、先ほど採点が終了しました。全体的に、ちょっとケアレスミスが目立ちます。満点の子もいますが、中には40個もミスしている子もいます。文字の汚い子も目立ちます。本日は姿勢に関して注意を受けた子が5名、マナーに関して注意を受けた子も数名、さらにはあめ玉を持ってきて叱られた子もいました。ケアレスミスの多さも気になりますが、その他、細かい点にも注意が必要なようです。私が心配しているのは学校での態度です。塾ではすぐに気づきますし、即座に注意を与えることが出来ます。しかし、学校では注意をしてくれない先生(生徒を怒れない先生)もいますし、そもそも悪いことをしていても気づかれないケースも頻繁にあります。塾生にお願いしたいのは、どうか塾での態度と同じ行動を学校でもとり続けてほしいということです。少しずつ学んでいきましょう。幸い、言えば分かる子ばかりで安心しております。修正力も高い子が揃っているようです。
2013年03月08日
◆数学は複雑な分数計算を行いました。さすがに時間がかかっていた子もいましたが、全体的には中2クラスは飲み込みが早いですね。宿題で十分に練習を積んできてくれることと思います。◆英語は疑問詞。疑問詞の仕組みは理解出来たでしょうか。多くの中学生がイマイチ理解しきれていないところです。本日の板書をよくまとめておくといいでしょう。Whoだけ特別な形をとるので注意が必要です。 ◆新入生が入っても、相変わらず静かに勉強できています。挨拶について厳しく指導された子もいましたが、すぐ改善されました。素晴らしいです。
2013年03月08日
本日は中3クラスの2回目。◆国語小説問題の解法ルールを整理しました。副教材の見直しを各自しておくように。次回は問5の記述問題の模範解答を示します。「小説は虚構(フィクション・作り物)である」という前提に立てば、小説の中に登場してくる「全てのもの」には何らかの意味があるはずです。それに気づけば、模範解答に近づけるでしょう。各自、自分なりの解答を書いてくるようにしましょう(白紙の人は入室禁止)。その上で模範解答と比較し、どこが不足しているのか確認するといいでしょう。 ◆数学本日は素因数分解の復習と因数分解の第1回目。パズルみたいなものです。「楽しい」と感じられるようになるまで練習しておくこと。土曜日に大量の課題が出されますので、本日出した課題は、なるべく金曜の夜に仕上げておくようにしましょう。今日できることは先に延ばさないように。 ◆英語現在完了を行いました。初めにプリントで全体像を見渡しました。プリントには、現在完了の本質にかなり突っ込んだ解説まで書いてあります。これが現在完了の正しい理解の仕方です。復習法としては、プリントを白い紙に再現できるようにすること。次にテキストの該当ページを解くようにしてください。不明点は次回授業前に質問してください。 ◆まずい点漢字テストをチェックしましたが、5名ほど「間違っているのに丸をつけている」という人がいます。これをやる人は、例外なく成績や偏差値が伸びません。学校のテストで9割を超えられない人は、例外なく丸付けがいい加減なのです。丸付けというのは、工場に喩えれば、良品と不良品を仕分けしている工程にあたります。不良品は商品としてお店に出せません。ですから、一度「良品」に直してから出荷する必要があるのです。ところが、この丸付け作業がいい加減な人は、不良品をそのまま入試会場や学校のテストに持っていくことになります。企業でこれをやってしまうと、その企業は社会からの信用を失い、倒産します。勉強でも同様で、不良品をそのまま入試会場や学校に持っていくと、その生徒は先生から信用してもらえません。学校なら成績を下げられますし、入試なら不合格になります。極論を言えば、丸付けとは、みなさんの「信用」を試されている行為です。正確に行い、バツになった問題は必ず○に修理してから、入試会場に持っていくようにしてください。「合格する」とは、そうしたことの積み重ねの延長上にあります。単純な話です。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 丸付け 信用
2013年03月07日
タイトルが思い浮かばなかったので、昨日とほぼ同じタイトルにしました。◆本日より、中1クラスがスタートしました。素晴らしい子達があつまってくれました。みな名前を名乗り、きちんと挨拶をして入室してくれました。授業の最後には「ありがとうございました」と述べ、帰宅してくれた子も多数。授業中の姿勢や話を聞く態度もみな素晴らしく、ご家庭での躾や教育がきちんとなされている子ばかりで、感心するばかりでした。 ◆さて、授業冒頭は「塾のルール」についての説明。みなさん志望校や目標が高いので、細かい点も含め、きっちりと勉強に取り組んでほしいと思います。塾則の説明の際に伝えたことは、みなさんはリーダになっていく存在であるということ。各自志望校は高いのですが、「希望する上位の高校へ進み、その後上位大学へ進学する」ということの意味を説明しました。それはすなわち、自分が進んでいく会社や組織の中でリーダーシップを取り、その組織や日本社会を牽引していくということを意味します。もちろん、現時点ではまだまだ自分のことで精一杯でしょう。しかし、みなさんのような志の高い人は、自分のことだけでなく、周囲のメンバーのことまで考える運命を、幸か不幸か背負っています。今日はそんな話をしました。 ◆授業は毎回本日のような凛とした雰囲気の中、粛々と進めていきます。週2回ですが、上位私立中学のような空気の中で勉強することは、決してみなさんのマイナスになることはないでしょう。学校では絶対に経験できない2時間半だと思います。各自黙々と勉強に取り組んでいました。 ◆数学は正負の計算を進めました。例年、学校の教科書や一般のテキストとは全く異なる順番で導入しています。この方法が最も簡単で、最も身に付きやすく、最もつまずきが少なくなります。宿題で十二分に復習をして、「本日やった内容はもう大丈夫」と自信が持てるまで繰り返してください。その反復の先にトップ校があります。スピードには個人差があります。徐々に上げていけば良いと思います。※あえて「正負」という言葉の意味なども本日は説明していません。中1の最初は、とにかく出来るようになることが先決です。 ◆数学の勉強を進めながら、テキストの使い方や途中式の書き方もチェックを行いました。よく身に付いていると思います。これを継続していくことが重要です。 ◆英語はアルファベットの練習。次回満点合格のテストを行います。大文字、小文字を完璧に書けるよう練習してきてください。(大文字と小文字を合わせて1分以内で書けるようにしてくること)当塾の中1英語テキストは基本中心です(中2からはグンとレベルが上がります)。しかし、この基本が本当に大切なのです。中1英語は嫌になるくらいに繰り返してください。それが後々生きてくるはずです。繰り返しますが中1英語は重要です。それが、大学受験英語まで指導してきた結論です。 ※中1クラスの募集ですが、内部生の状況を掴むまで停止させていただきます。また、以後入塾される方は、内部生の進度や学力と合わせるため簡単なテストを行わせていただきます。ご了承ください。
2013年03月06日
日付変わって、本日水曜日から新中1クラスがスタートします。キャラベルは小学部がないため、全員が本日初日となります。初めて顔を合わせる子が半分以上います。そのため、当日は若干混乱する可能性も考えられます。そこで3点ほどお願いがあります。 (1)当日、塾に来ましたら、入口で名前を教えてください(すぐ覚えます)。(2)その後、一人一人座席に案内いたします。座席は予めこちらで考えておきました。塾に来たら、指定された座席に座り、開始まで静かにお待ちください。この瞬間から受験が始まります。(3)自転車で来る場合は、エアコンの室外機の方から(入口玄関から離れた方から)順番に自転車を整列して駐輪してください。※本日は、座席案内に時間がかかるため、駐輪場の整理が出来ないと思います。 以上、ご協力よろしくお願いいたします。
2013年03月05日
本日より新中3クラスがスタートしました。◆授業開始時に、学年末試験の結果を調査しました。良い子も悪い子もいます。中2の学年末試験は、学校の定期試験としては「実力」が出やすいテストです。したがって、中2の学年末試験で得点できない子や点数を落としてしまう子は、概して入試に弱いという傾向があります。結果に満足がいっていない子達は、この一年で相当鍛えなければなりません。苦しい戦いですが、前半から出来るだけ飛ばしていきましょう。(悪いと言いましても、特定の教科でグンと下げてしまっているケースが多く、全体的には8割超え、9割超えがほとんどです。ただ、中には7割後半で低迷している子もいますので、まずは勉強量を大幅に増やす必要があるでしょう。) ◆本日は数学中心に行いました。というより、数学だけ行いました。次回から英語と国語もスタートします。国語はどうにかサブテキストとメイン教材の印刷が間に合いました。本当にこの5日間は地獄でした(笑)。ギリギリ18:30頃に仕上がりました。実は都立入試終了後、急遽サブテキストの改定を行おうと思いつきました。しかし、予想される過酷な作業を考え、いったんは取りやめにしました。しかし、ある生徒と電話で話していて、やはり改定すべきかと考え直し、5日間ずっとパソコンと向かい合っていました。やり始めたことを、ずっと後悔しながら作業しておりました最後の2日間は印刷と製本作業で終了。この5日間、日曜日は電話の電源もオフにし、大変ご迷惑をおかけしました。塾業界は募集真っ盛りの時期ですが、作業に集中するため、新入生募集も停止しておりました(←いいのでしょうか)。ようやく完成してホッとしています。 次回以降、国語の授業では頻繁に使用しますので毎回持ってくるようお願いします。また、本日の宿題をやる前にP1程度は目を通しておくといいでしょう。 ◆本日の宿題は少なめです。出来る子は指定されたページ以外もどんどん進めてください。2月で卒塾した中3生を見ても、1年という時間はかなり少ないです。とばせる時に飛ばしましょう。中3クラスは色々な学力層の子が集まっています。しかし、全員に共通しているのは「成績を上げたい」「上位校に合格したい(挑戦したい)」という静かな闘志を持っていることです。まずは自分自身の可能性に期待してみましょう。1年でどこまで伸びるか、自分の潜在能力にワクワクしてください。そして、日々「今日は十分に勉強した」と思えるような誇り高き受験勉強を継続してください。きっとその先には、今まで想像も出来なかった未来が待っているはずです。私も期待しています。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 新年度 国語ルール集
2013年03月05日
◆入試を終え、本日より新年度スタートとなりました。◆今回のスタートにあたり、国語のサブテキストの大改訂を行っております。私が大学生の時に作成した100ページ近くの教材ですが、かれこれ改定せずに15年も使用してきました。その間、入試問題の研究を重ね、現在の傾向に合わせたものに改訂中です。ページ数も大幅に圧縮し、30ページ以内に収める予定です。以前よりも使いやすくなると思います。◆本日は中2の授業。はじめに塾のルールや勉強の心構えを30分ほど説明しました。非常に大切な時間です。こうしたルールを守れるか守れないかで学力の伸びは変わってきます。これは事実です。本来、当塾のルールは、小学校時代に身に付けておくべきことばかりです。もっと言えば、小学校低学年(小1、小2)で身に付けておくことばかりなのです。実際、当塾のルールは、私が塾業界に入って最も感銘を受けた国立学園小学校の方針に基づいて作成されています。国立学園小学校は、全国で最もレベルの高い小学校です。進学先を見て、さぞ驚かれることでしょう。→ここをクリックこれは、たった1つの小学校の実績です。どんな大手塾もかなわない実績です。大手塾の実績は、確かにものすごい人数の合格者を出していますが、「合格者の人数÷教室数」をやってみると、1教室あたりの合格者数はそれほどでもない場合がほとんどです。また、多くの塾さんで、「模試を受けただけの生徒」まで実績に入れているようです。それに対して、国立学園小学校は1教場でこの実績です。桁違いです。「全国一レベルの高い小学校」と私が言う理由も理解できるかと思います。 さて、この国立学園小学校ではどんな教育を行っているのか。詳細は省きますが、うちの塾が行っていることの多くが、国立学園小学校において小1~小2で指導されていることばかりです。キャラベルは厳しいと言われますが、当塾のルールというのは、学力を向上させるためには当たり前のことばかりなのです。今後も塾のルールを確実に守り、指示通り勉強を進めてください。一昨日のブログにも書いたとおり、9科29(ほぼオール3)から、学年1位、偏差値75、都立国立高校合格という快挙を成し遂げた子もいます。一昨日ご挨拶にいらっしゃった保護者の方のお子さんも、7ヶ月で偏差値を15も上げました。やはり、見ていると行動面、心構え、姿勢が変わってきてました。彼らも入塾当初は深夜1時まで残されたこともありました。何度も再テストをさせました。そう言えば、彼らが中2の時、クラスのほぼ全員を強制帰宅させたこともありました(笑)。宿題を適当にやってきていたので、「全員辞めろ!帰れ!!」と激怒して帰宅させたような記憶が・・・とにかく、一つ一つの課題をきっちりこなすことが重要です。 本日は数学の宿題しか出しておりません。課せられた以上にやってくることも当然OKです。人の何倍もやることがトップ校合格への道です。 ※追伸帰宅時は静かにまっすぐ帰ること。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 新年度 国立学園小学校
2013年03月05日
昨日は、入試を終えた中3生のご挨拶が朝から夜まで続きました。国立高校に合格した子のお母さんと話していて、改めて成長ぶりに驚きました。入塾したのは中1の最後。学校の定期テストの点数は350点程度。成績に5は1つもなく、9教科内申「29」。入塾当初は、「無理なことは承知しておりますが、武蔵野北あたりに行ければいいなと・・・」という感じでした。しかし、中2から本格的に勉強を初め、中3の一学期には保谷中学で学年1位。最後は、見事国立高校に合格しました(その前哨戦である錦城高校特進科の入試では満点を取っている可能性もあります)。新中1、中2、中3生も、ぜひあとに続いてほしいと思います。私が指導した子だけ見ても、「オール3から自校作成校」は結構います。昨年、田無4中から武蔵高校に入った子も、入塾時はオール3に近く、学校のテストで80点を超える科目もほとんどありませんでした。2年前は、5科目250点そこそこ(綺麗なオール3。4はゼロ)で入塾してきた子で駒場高校に入った子もいます。柳沢中の子です。彼らに共通していたことは、与えられた課題を100%こなすということです。塾では、都立入試に向けて必要な課題は与え続けます。それらを確実実行することが重要です。(よくオール4の子だけ入塾できるという噂がされていますが、選抜テストもやっておりませんし、入塾時はオール3の子がほとんどです。新中1生は、一度面談を行ったあとは、お電話1本で入会完了です。しかし、新中3クラスなどで、内部生の実力と比べ、あまりにも付いていくことが困難なケースでは、その現状を伝えることもあります。) なお、本人から後輩達への伝言です。1)先生が雑談で話しているネタ(おそらく小論文で使えるネタ)をメモする2)数学の技を一つ残らずマスターする3)学校でおとなしくする以上3点です。高校入学まで何も問題を起こさないことを祈るばかりです(笑) ※本日は新年度準備のため、教室が閉まっております。現在急ピッチで準備を進めております。本日は電話に出ることもできません。新規入会につきましても、いったん締め切らせていただきます。ご了承ください。
2013年03月03日
現在、入試結果について総括しております。新中1生の保護者の方に一つだけお話しておきます。それは携帯電話についてです。結論から申し上げれば、携帯電話を持たせた段階で、トップ校・上位校に行く可能性は半分以下になるとお考えください。というより、ほぼゼロに近くなります。携帯電話というのは、そのくらい勉強の「敵」です。中学生という年代は、大人が思っている以上に「けじめ」を付けることができません。一度携帯電話を持たせたら、延々と使い続けます。中学生に携帯電話を与えておきながら、その上で「勉強しなさい」というのは少々無理があります。そんなこと出来るはずがありません。だったら最初から与えない方が賢明でしょう。また、本人がけじめをつけようとしても、周りの友人がそれを許してくれません。中学生の中には「即返(ソクヘン)」をしないと仲間はずれにするケースもあるようです。すぐに(1分以内で)返信しない程度で仲間はずれにする人を友人と呼べるかどうかは、ここでは置いておき、いずれにせよ子どもたちにとっては切実な問題であることは間違いないようです。「すぐに返信しないといけない」という強迫観念にとらわれ、携帯電話を手放せなくなります。もちろん、すぐ返信する分、その分メールの頻度も上がります。結果的に、気づけば数時間も携帯電話とにらめっこしているケースもあります。さらに、自分は関係ない事柄であるにもかかわらず、グループ内で一斉送信・一斉返信を繰り返す中学生も大変多いと聞きます。自分宛ではない他人同士のメールが、数分ごとに届いている状態です。とても勉強どころではありません。ガラケーを使っているのに、「LINE」やチャットをやっている状態です。ついでに付け加えれば、携帯電話のメールは、月日が経過するに従って利用頻度が増えます。なぜなら友達が増えていくからです。中学や高校に入学して出会う友人、部活の友人、他校の友人・・・。友達が増えるたびにメールをする時間も増えていきます。つまり、学年が上がるにしたがって、ドンドン携帯を触る時間が増えるのです。 繰り返しますが、もしお子さんを上位校に合格させたいのであれば、携帯電話は与えないでください。携帯電話は麻薬です。子供に与えるものではありません。 今回入試を終えた中3生で、自校作成校や駒場高校に合格した子の共通点を書き出してみました。全員に共通していたのは、携帯に依存していないということでした。例外なしです。一方、今回不合格になってしまった子や自校作成校に届かなかった子達の共通点も書き出してみました。やはり、携帯電話が要因として挙げられる子が大変目立ちます。塾生同士で帰り道にメールアドレスを交換し、ずっとメールをしていた子達も数名いたようです。塾生同士でメールを回していた「全員が」「例外なく」夏までにやるべきノルマを終了できませんでした。でも、お互いに「私も課題終わってない」「私もやってない」「おれも」とメールを送り、励まし合う。しかし、これは励まし合いではなく、傷の舐め合いと言います。課題が終わってないのは自分だけではないという安心感を得ているだけです。そして、その安心感は入試が近づくにつれ、不安感に変化していきました(雨は夜更け過ぎに雪へと変わるように、安心感は入試直前に不安感に変わります)。もちろん、例外なく志望校を下げているか、不合格になっています。さぞ、後悔の念でいっぱいだったと思います。夏くらいに感じていた「まあ、入試まで時間もあるし、どうにかなるだろう」という根拠のない自信が、入試当日が迫るにつれ、「どうにもならない」ということにやっと気づき、焦り、不安、悲しみ、絶望の感情で中学生の心の中が満たされたことと思います。今回受験を終えた中3生の中には、携帯電話で人生を変えてしまった子がいるはずです。本当にかわいそうに思います。「なぜ、あのとき救ってあげられなかったのだろう」と、後悔している周囲の大人も大勢いると思います。 携帯のメールというのは本当に「悪」です。新中1生に限らず、全塾生にお願いしたいのは、塾の生徒同士でメールアドレスを交換しないでほしいということです。メリットは一つもありません(断言)。もし、メール交換するメリットが一つでもあるのなら教えて下さい。私には何一つ思い浮かびません。 新中1生の保護者の方へ。もし可愛いお子さんの将来を本当に願うのであれば、どうか携帯電話は買い与えないでください。そこは親として「毅然とした態度」が求められていると思います。そうした意味で、「高校受験は親の受験」だと私は考えております。塾業界では一般に「中学受験は親の受験」と昔から言われています。しかし、私は高校受験こそ親の受験だと考えております。お子さんに携帯電話を与えるのか、それとも学力を与えるのか、その答えは言うまでもないはずです。最もいけないのは、一度「中学生のうちは、携帯電話は買いません」と言っておきながら、子供に粘られると「じゃあ、今度のテストで○○点取ったら、買ってあげる」と約束することです。これが最悪です。これをやってしまうと、子供は「うちの親は、粘ればどうにかなるタイプだ」「うちの親は基準をコロコロ変えるな」と思い始めます。お願いすればどうにかなると勘違いし始め、大人を舐め始めます。ですから、一度買わない宣言をしたら、その方針は、中学生のうちは何があっても変えてはならないと思います。 「今度のテストで○○点取ったら、買ってあげる」という約束のまずい点がもう一つあります。それは、勉強とは、本来そういうものではないということです。こうした約束を頻繁に繰り返すと、条件付きでなければ何もやらない子に育ってしまいます。例えば、ご家庭において、家事を一切やらない子は、そうやって育っていきます。メリットのないことや報酬のないことは一切やりたがらない子になります。ですから、携帯電話を買わない宣言をしたら、中学生のうちは撤回しないでほしいと思います。 もちろん、私は携帯電話自体は必要なツールだと思っています。高校生になったら、スマホがないと暮らしていけない時代がくるかもしれません。今後は予備校の授業配信や参考書の付録などもスマホで見る時代が来るかもしれません。しかし、現時点で、中学生にとって携帯電話は必要ありません。 これは脅しではないのですが、お子さんに携帯電話を持たせた段階で、お子さんの志望校は2ランク程度下がると私は考えています。そして、高校の志望校が2ランク下がると、将来入る大学が3ランクから4ランク変わります。具体的には、自校作成校に入れば、大学は早慶国立レベルを狙えますが、これが2ランク下がった都立高校になると日東駒専さえ危なくなります。事実、都立の真ん中当たりの高校からは、半分が専門学校か就職の道を選びます。どういうことかと言うと、中学生のお子さんに携帯電話を持たせた瞬間、お子さんの合格する高校のランクは2ランク下がり、大学は3~4ランク下がり、その後の就職先も変わってきますから、生涯年収で1億円から1億5千万円くらい変わってくる可能性すらあります(もちろん例外はあります。可能性・確率の問題です。)とにかく、せっかく中学に入って勉強を頑張ろうと思っている大切な子どもたちです。日本の将来を背負い、周りの人まで幸せにしていく可能性を秘めている子達です。そんな子どもたちの将来を、たった一時の快楽のため、そして携帯電話というくだらないオモチャのために台無しにしてしまっては悲しすぎます。以上は、あくまでも塾からの提案です。最終的にはご家庭の方針によると思います。しかし、個人的には、いま現在携帯電話を持っていない子には、今後も持たせない方向をおすすめします。そして、もしそのことを宣言したら、のちのち「条件付きで前言撤回」することだけはおやめください。 ※追記 テレビゲームも同様です。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 新年度 携帯電話 依存症 メールアドレス
2013年03月02日
新年度の募集は終了致しました。※中1、中2クラスは若干空きがございますが、指導上の観点からここでいったん募集を停止させていただきます。進学塾キャラベルタグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 新年度
2013年03月02日
みたいなのは、うちはありません。すみません。(各自で自習でお願いします) というわけで、新年度定員についてです。 ◆中3クラス:満席になっております。現在キャンセル待ち1名です。 ◆中2クラス:近々満席になる可能性があります。なお、月曜日以降は教務に専念したいため、いったん募集を締め切ろうかと思います。昨日面談をされた方および(もしいらっしゃれば)そのご紹介の方で、今年度は終了しようと考えております。そのため、誠に勝手ながら、本日以降はキャンセル待ちとなります。次回募集時期は未定です。 ◆中1クラス:中2クラスと同様です。ほぼ満席になってしまいました。ここでいったん募集締め切ろうかと思います。本日以降はキャンセル待ちとなります。ご了承ください。 ※本日と明日は、新年度準備のため教室がお休みです。月曜日から新年度スタートとなります。月曜日以降は、教務(授業、教材作成、入試問題研究)に専念したいと考えております。平均的な学力の生徒達を、全員、トップ校・自校作成校の合格圏へ突入させる方法を模索し続けたいと考えております。(本人が努力するという条件の下で)
2013年03月02日
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