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2024.06.21
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カテゴリ: 識別について
今週はじめ埼玉県南部のサギのコロニーを訪ねた折、チュウダイサギを観察しました。
その特徴について、復習してみました。参考になれば幸いです。
(1)そもそもチュウダイサギとは
吉井(1988)が述べているように、日本では本州、九州で繁殖する亜種チュウダイサギと南シベリアで繁殖する亜種オオダイサギの2亜種が記録されています。足は緑色を帯びた黒色で脛が桃色ないしは赤味を帯びる。このため前者をコモモジロ、後者をモモジロと呼ばれたことがあります。
(2)亜種チュウダイサギの特徴
桐原(2000)が述べているように、亜種チュウダイサギ夏羽は嘴が黒く、眼先は黄緑色、脛はピンク色を帯びています。婚姻色の個体では眼先がコバルトブルーで脛や跗蹠も濃いピンク色です。
また、冬羽では嘴は黄色、眼先は黄緑、足全体が黒くなるのが特徴です。
一枚目から三枚目の写真が亜種チュウダイサギです。
(3)亜種オオダイサギとの違い
桐原(2000)は、亜種オオダイサギは、体が大きくアオサギと同大かそれ以上で、冬羽では足の上方は白っぽいのが特徴であるのに対して亜種チュウダイサギは体が小さくアオサギより小さめ、冬羽では足全体が黒いのが特徴と記しています。
四枚目と五枚目の写真がオオダイサギです。前者が夏羽、後者が冬羽です。
(写真)
一枚目、二枚目:2024年6月16日埼玉県で撮影
三枚目:2021年6月20日茨城県稲敷市で撮影
四枚目:2021年5月2日千葉県成田市で撮影
五枚目:2023年5月1日茨城県稲敷市浮島で撮影
六枚目:2022年10月17日都内水元公園で撮影
(引用)
吉井 正.1988.コンサイス鳥名事典.p313.三省堂.















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最終更新日  2024.06.21 10:59:47
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