★ミラヴィルでフレンチ【渋谷】

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2006年03月13日

(8)

テーマ：美味しいお店を教えて！(16976)

カテゴリ：フレンチ・洋食

フレンチレストラン「ミラヴィル」で、ランチを食べました。
場所は、渋谷駅からバス、若しくはタクシーでワンメーターほどの距離にあります。

ランチコースは、
　オードブル、本日のスープ、魚or肉料理、デザート、ドリンク　で　2,500円
　アミューズ、オードブル、魚料理、肉料理、デザート、ドリンク、プティフール　で　3,900円
の２種類。
（税込、サービス料5％別途）

2,500円のランチとグラスワインを頂きました。
グラスワイン（700円）は、赤・白・それぞれ１種類のようで、選ぶ事はできません。

0313a

・自家製パン
・鮪、蕪のムース、真ダコの冷製、ネギのソース
・ホワイトアスパラのスープ

自家製の小さなコロリとしたパンは、ライ麦のパンと、ヒヨコマメのパン。
２種類の味が楽しめました。
ヒヨコマメのパンとは珍しいですよね。
素朴な感じが好印象でした。

前菜は、マグロ、フワリとしたカブのムース、真ダコが３段に重ねたものに
イカスミのパン（？）がトッピング。
周りのグリーンのソースは、なんと青ネギで、
そのソースの味が面白いお味をかもし出していました。

スープは、ホワイトアスパラの苦味が春らしい。
チリパウダーが振り掛けられていてチョッピリ・ピリリとします。
シャクシャクとした水菜（？）とニンニクチップがアクセントとなっていました。

0313b

・本日のお魚のポワレと無農薬有機野菜の温サラダ（メダカガレイ）
・絶品フランス産バローナチョコ100％を使ったミラヴィルオリジナルガトーショコラロワイアル

このお店は、魚と野菜にこだわりがあるとのことでしたので、
メインは、野菜がタップリのお魚料理をチョイスしてみました。
ポチポチと茶色い粒は、だったん蕎麦とのことで、
香ばしく、食感がとても面白かったです。

ガトーショコラは、小麦粉を全く使わずに焼き上げるスペシャリテとのこと。
生チョコレートとガトーショコラの間のような、なんとも言えない舌触りです。
チョコレートの風味が生きていて、さすが「絶品」と銘打つだけのことはありますネ。
是非、一度は食べていただきたいデザートです。

同行者のチョイス
　　↓
0313c

・自家製サーモン燻製と豚バラ肉のリヨン、温泉卵のフリカッセ仕立て　黒酢に蜂蜜の甘酸っぱい香り「都志見流」
・本日の瀬戸内お魚料理（穴子のオレンジソース）
・リンゴのタルト「ア･ラミニュット」ローズマリーのソルベ添え

前菜は、少し甘い味付け。
温泉卵を崩して絡めながら頂くスタイルです。

穴子のメインも美味しそうですね。
オレンジとグリーンが、とても華やかな一皿です。

そしてデザートのリンゴのタルトは（私も最後まで悩んだ一品なのですが）
焼き立てを出してくれる、
甘さは控えめ、リンゴのシャクシャクした歯ざわりが楽しめる大人なデザートです。
そして、何といっても、ローズマリーの香りが凄いのです！
ローズマリーをデザートに使うなんて･･･と、新しい発見でした。

実は、サービスの方が風邪をひかれていたようで
コンコンととっても苦しそう。
お料理の説明を詳しく細かくしたいのに、咳が出てしまって出来ない･･･
というもどかしさを体中から発しておられました。
故に、お野菜のことや、前菜の黒いものは何ですか？などなど、色々聞きたかったのですが、
それが出来ず、チョッピリ残念でした。

お店は思っていた以上に狭いです。
隣の席との間隔も少なく、隣のサーヴ時には、近すぎて少々気になりましたが
丁寧なサービスを受ける事が出来ます。

交通の便が良いとは言えないお店ですが、平日のランチにもかかわらず、ほぼ満席状態。
大変・人気のあるお店のようです。

一皿一皿丁寧に作られているお料理の数々、
そして、ガラス越しの厨房からのシェフの笑顔がとても印象的な、素敵なお店でした。