2011年09月01日
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カテゴリ: 食以外
7/18に、新橋演舞場で行われている
七月大歌舞伎 ・夜の部に行ってきました。
事件後、海老蔵の久々の復帰とあって、海老蔵贔屓らしき女性客が目立っておりました。。

○吉例寿曽我 (きちれいことぶきそが)
 鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の大石段。
 工藤祐経(梅玉)の家臣で忠義心の篤い八幡三郎(猿弥)と工藤家横領を企む
 近江小藤太(右近)は、 謀反を企む執権剱沢弾正の密書を奪い合って大立廻り。
 所かわって富士山を望む大磯の曲輪近く。
 工藤祐経のもとへ、朝比奈三郎の手引きで曽我十郎(笑也)、弟の五郎(松江)が
 やって来て、 父の仇の工藤に対面を果たすのでした。
 曽我兄弟の仇討ちを題材にした「曽我物」で
 石段の大掛りな舞台転換や登場人物が勢揃いしてのだんまりなど、
 歌舞伎の様式美に富んだ作品です。

新歌舞伎十八番の内  春興鏡獅子 (しゅんきょうかがみじし)
 江戸城の大奥。
 将軍家の新年恒例行事であるお鏡曳きが執り行われ、
 その余興として小姓弥生の踊りを披露することとなります。
 恥じらいを見せながら、袱紗や扇子を使って舞い始めます。
 やがて、弥生が大奥秘蔵の祭壇に飾られた獅子頭(ししがしら)を手にして踊り始めると、
 獅子の精が弥生に乗り移り、姿を消します。
 しばらくすると、天竺清涼山に住むといわれる霊獣の獅子が現れ、
 勇壮な獅子の狂いを見せるのでした。
 新歌舞伎十八番の歌舞伎舞踊の大曲を海老蔵が勤めます。
 「成田屋!」の大向こうが恐いほど飛び交いまくっておりました。。。
 胡蝶の精の役で玉太郎クン、吉太朗クンも可愛かったです。

○江戸の夕映 (えどのゆうばえ)
 江戸幕府は瓦解し、新政府となった明治元年の夏。
 直参旗本の本田小六(海老蔵)は、許嫁の松平掃部(左團次)の娘お登勢(壱太郎)を残し
 幕府軍へ加わり軍艦に乗り込んで函館へ旅立ってしまいます。
 一方、同じ旗本でも小六の友人である堂前大吉(團十郎)は、
 柳橋芸者のおりき(福助)と夫婦になり町人として暮らし始め、
 あれから音沙汰のない小六の身を案じているのですが...。
 数々の新作歌舞伎を残した大佛次郎の代表作で
 激動の幕末を生きた市井の人々を主人公に、江戸の人情味や粋を巧みに描かれた舞台です。





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最終更新日  2011年10月21日 11時25分02秒
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