2008年04月20日
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こんにちは、皆さん。
私は、クロスワード・パズルが大好きでよくやっています。
今日、クロスワードパズルをしていたら、こんな項目に出会いました。

『何かしようとすることは、災難にあうことが多い=「○○も歩けば棒に当たる」』

ホントだろうかと思いつつも…やはり正解は「イヌも歩けば棒に当たる」でした。
これはと思い、古いことわざ辞典を引っぱり出しました。それによると…。

「もとの意味は、イヌもそこらを出歩くと、ひょっとすると人のために棒でなぐられたりするかもしれぬというところから、じっとしておればなんでもないのに、なまじっか何かしたり、でしゃばったりするから災いにあうのだというのであるが、このごろではこれとは反対に、じっとしていないで、何かやれば思いのほかの幸せにぶつかることもあるという意味に使っている。…(以下、略)」
(集英社『新修 ことわざ辞典』41Pより抜粋)

私自身、上記の文章をさらりと読み、さらりと引用しましたが
「イヌが出歩くと、棒で殴られる」という衝撃的な(?)内容にしばし呆然としましたが
もしかして、私の子供時代(昭和40年代・50年代)までは、そんな風景が
あったようななかったようなそんな気がしてきました。

野良犬という存在が町のそこらにいて「イヌとぅやー(役所から来る野良犬の捕獲をする職員)」が
野良犬を捕獲する姿がまだたくさん見られたころだった。
なまじっか外をイヌが出歩くと、イヌとぅやーに捕まってしまう…そんな災難にあう。
見方によっては、このことわざの元の意味で正しかったんだと。

だけど、最近は環境が良くなってきて(役所の人の努力の甲斐なのか…)、少なくとも私の住む周りには野良犬の姿が非常に少なくなってしまいました。
ことわざの社会的背景が変わってしまったのかもしれないな。
イヌは今の時代、その辺にホロホロ出歩くものではなく
リードに繋いで散歩に連れられる存在になってしまったのだから。
よほどのことがない限り災難に出会うなどと言うことはなく、ドラマとかでよくある
「公園でイヌを散歩させていると、可愛い女の人がイヌを散歩させているのに出会ってしまった」
というような思わぬラッキーにぶつかるという解釈がでてきたのだろうか?

言葉は時代によって変わるものと言われています。
ことわざの意味するところもしかりなのかもしれない。
そうは言っても 「真逆に」 意味が変わるのはどうなんだろうと
ふと首をかしげてしまった今日の私でした。
それでは。









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最終更新日  2008年04月20日 21時50分09秒
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