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先日キンランとギンランが群生して、蕾を付けていました多摩市連光寺の栗林を再訪してみました。日当たりが良いこともあって、案の定、キンランとギンラン双方の花が綻んでいました。住宅地に隣接する場所で絶滅危惧の花が見られるのは嬉しいことで、同じ場所でもキンランの方が少し開花の時期が早いようで、見頃を迎えていました。それでも草丈の低いギンランも、日差しと暖かい気候に誘われて、花が綻び始めていましたが、中には少し草丈の高いものも混在しています。初めは、キンランの色が抜けた亜種と思いましたが、そうでも無い様でした。しかし花の大きさが比較的大きく、花の中央には黄色い波紋が見えていて、今まで見て来ましたギンランとは印象が違いました。本当に、ギンランであったのか否か、少し自信がありません。日本ではありふれた和ランの一種であったが、1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)として掲載された。 同属の白花のギンランも同じような場所で同時期に開花するが、近年は雑木林の放置による遷移の進行や開発、それに野生ランブームにかかわる乱獲などによってどちらも減少しているので、並んで咲いているのを見る機会も減りつつある。
2014.04.27
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都立桜ヶ丘公園のある多摩市連光寺地区は、多摩ニュータウン開発前からの住宅地域であり、公園に隣接して住宅が密集しています。そんな中、公園に隣接していた独立行政法人の農業者大学校が近年廃校になって、公園の拡張整備が進められていましたので、どんな様子に変化しているのか散歩に行って見ることにしました。生産緑地と立て札のある栗林に入ってみますと、日当たりの良い場所に、キンランの蕾を見つけました。直ぐ横には、草丈がキンランの1/3もないギンランも小さな蕾を付けていたのです。キンランとギンランが共に群生している場所は滅多に見つけることは出来ません。近くには公園に隣接して棚田も整備されていて、自然保護地域に指定されている所為かも知れません。日本ではありふれた和ランの一種であったが、1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)として掲載された。同属の白花のギンランも同じような場所で同時期に開花するが、近年は雑木林の放置による遷移の進行や開発、それに野生ランブームにかかわる乱獲などによってどちらも減少しているので、並んで咲いているのを見る機会も減りつつある。
2014.04.23
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今日は雨の予報、昨日は曇天で少し肌寒い気候だったのですが、1年振りに「町田えびね苑」に行ってみました。最寄りの薬師池公園の駐車場は、日曜日だったこともあり満杯でした。どうも家族連れが「町田りす園」を訪れたり、見ごろを迎えた「町田牡丹園」に来て観賞したりして、混雑していた様でした。駐車場から徒歩5分程で「町田えびね苑」に着きましたが、殆ど訪問客がいなくて閑散としていました。入り口ゲートで聞いてみますと、「えびねの開花が遅れていますので、本日は入場無料。ただクマガイソウは見頃ですからお楽しみ下さい!」とのことでした。広場の久留米ツツジも、開花が遅れていました。入り口での案内の通り、クマガイソウは見頃を迎えていました。クマガイソウもえびねと同じく蘭科で、花弁が変った形の美しい花です。肝心のえびねは、二分咲きと言った状態で、未だ寂しく、森の妖精が咲いているとは言えないもので、見頃には未だ1週間を要する気配でした。一番数の多い、黄えびねは蕾のままでしたが、早咲きと思われますタカネえびね等は観賞することが出来ました。
2014.04.21
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暖かくなりましたので、そろそろ咲いているのではと思いつつ、近くの野津田公園に行ってみました。鎌倉街道の綾部原トンネル直前を右折して、東口駐車場に車を停めて、ススキの丘を登って行きましたら、林に近い草地に、案の定、群生して沢山咲いていました。日当たりの良い所為なのでしょうか、一寸青い色が褪せて薄いのですが・・・野津田公園でも、ハルリンドウが群生してのは、南東地域である綾部原との境界付近に多い様です。ハルリンドウ(春竜胆 Gentiana thunbergii)は、リンドウ科リンドウ属の二年草。ロゼット状の根生葉から抽苔し、高さは10cmほどとなる。葉は5mm-1cmの披針形で、茎の先端に紫色の花をつける。花期は3-5月。花冠は長さ2-3cmの漏斗状で、朝、日光を受けると開花し、夕方に閉じる。近縁種のフデリンドウとよく似ているが、フデリンドウは、根出葉が大変小さくロゼット状にならないことで区別できる。また、コケリンドウにも似るが、がく片が反り返らないことで判別できる。
2014.04.15
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ヒラツカスミレ(平塚菫)の小さな株がドウダンツツジの下に3株程見つかりました。昨年まで鉢植えで大事にしていたエイザンスミレ(叡山菫)、コスミレ等を夏の暑い時期に水やりが十分で無く枯らしてしまいましたので、今年は諦めていたのです。ヒラツカスミレ(平塚菫)は、余りに小さかったこともあり、地植えにしておいたので、助かったのだと思います。数日前にも開花していたのですが、花弁が食べられたのか、強風に折られて飛ばされたのか、本来の姿ではありませんでしたが、今朝漸く可憐な姿を見ることが出来ました。平塚市の望月氏がヒゴスミレとエイザンスミレの人工交配で作り出したため、この和名がつけられている。交雑するエイザンスミレの色によって変異があり白~淡紅紫色まで幅広い。側弁の中心部はヒゴの黄色味が残る個体が多い。芳香がある。
2014.04.04
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例年は桜が終わってから城山片栗の里を訪問するのですが、天気も良く暑いくらいの陽気となりましたので行って見ることにしました。橋本駅から臨時バスも運行されていて、訪問客も多く園内は混雑していました。片栗を撮影しようとするカメラマンも多く、道路に這いつくばって下から狙っていますので通行の邪魔にもなるのですが、それも良かろうと我慢することにしました。地面を埋め尽くす様な満開の時期ではありませんでしたが、雪割り草やらその他多くの花も混在していて早やくも見頃となっていました。城山片栗の里は民間所有の里山ですので、天辺には携帯電話の通信塔が2基設置されていて風情は無いのですが、その下の草地にて入口で購入した弁当昼食を食べることにしました。其処からは、橋本市街も遠望出来て、暖かい春の季節を満喫することが出来ました。
2014.03.30
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本日は肌寒い感がありますが、数日前に20℃を越えていて暖かいと言うより暑い日でした。野津田公園の南側駐車場に車を停めて、セーターを脱ぎ棄て春を探すことにしました。其処は公園内でも雑木林再生を実験する場所であり、綾部原トンネル上の丘陵に残された里山とも隣接する場所でもあります。駐車場の区画する生垣の植え込み法面には、土筆が群生して春を告げていました。100本を越える群落を見るのは久しぶりのことでした。綾部原里山との区画垣根まで登り、其処からススキヶ丘に少しおりましたが、昨年群落していたハルリンドウ(春竜胆)は未だ見つけることが出来ませんでした。それでも、丘の頂上では1本の早咲きの桜が綻んでいて、可憐な風情を見せていました。ソメイヨシノ程の豪華さはありませんが、春を告げる良い桜だったと思われました。
2014.03.27
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春分の日は寒かったのですが、昨日から寒さが緩み、太陽の暖かさが強く感じられる春本番となって来ました。4株ある春蘭も例年になく、多くの花を咲かせてくれ、今年は50本以上開花しています。接写してみますと、本当に可憐な蘭の花なのです。神代植物公園で購入して来た、白い円周縁取りがあって、幻の椿と言われる「玉之浦」も一輪開花してくれました。雪の日に、蕾の状態で、食べ物を探すことに窮したヒヨドリに突かれて蜜を狙われたのでしょうか、下半分が無くなってしまったのは残念ですが、仕方がありません。
2014.03.23
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今年の冬は寒かったので、3月中旬ともなって、何処其処で漸く見頃を迎えています。近隣にある落合中学校の青木葉通り法面は、紅白に加えて桃色と色とりどりの梅の木が植栽されていて今が丁度見頃なのですが、法面の宿命で梅林内にはベンチも無く、歩きながら道路から見上げるか、道路橋から見下ろすしかありません。道路橋から撮影してみましたが、アングルが難しく、上手く撮れていないのが残念です!
2014.03.14
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軒下に置いてあるシャコバサボテンは例年、蕾が大きくなる年末に室内に入れて、年末年始に楽しむのが常でした。何時も家内は花が咲き出しますと室内にいれていました。蕾の状態で入れると、蕾が皆落ちてしまうのだと言っていましたので、それを守っているに過ぎませんが・・今シーズンは、蕾数が少なくて大きくなりませんので、先週まで軒下に置いたままだった所為か、寒さ被害はやられて元気がありませんでした。慌てて室内に入れて肥料を注入しましたが、時既に遅く、良く見ますと数本の枝が寒さに負けて幹から離脱、又残っている葉も緑色が黄色に変色しているのが多かったのです。それでも生気を吹き返したのでしょうか、数個の花が開花してくれました。この花も我が家で14~15年程経過していて、何とか毎年咲いてくれるのは嬉しいことですが、サボテンですから寒さには強くは無いのでしょう。家内が残した鉢植えの花、来シーズンは寒さに被害を受けない様に早めに室内に移す等、適切に管理する積りです。
2014.02.08
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一昨年の暮れに購入したシクラメン4鉢は、花が終わってから、北側のベランダに放置しておきました。北側ですので、夏の直射日光は避けられますし、乾燥させつつ翌年シーズンまで生き残ってくれるだろうとの期待です。水遣りもせずに放置し、雨が降れば枯れない程度の土壌湿度が保てるのだろうとも思いつつ、これは家内がやっていたことですので真似をして見たのです。4鉢の内、2鉢に葉芽が立ち上がって来ましたので、昨年末に寒い北側ベランダから屋内に避難させておきましたら、先週末から1鉢から開花が始まりました。残り1鉢からは、未だ花芽が立ち上がって来ませんので、開花せずに終わってしまう様な気がしますが、もう少し様子をみることにしようと思っています。家内は、年末のシーズンに合わせて開花させていましたので、取り込む時期、肥料の与え方など放置以上の工夫があったのかも知れません。
2014.01.22
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昨日、府中郷土の森博物館に行ってみました。例年1月下旬ともなりますと、八重寒紅や八重野梅、等の早咲きの梅が結構咲いているのですが、今年は正月から寒さが厳しく、日当たりの良い処にある八重寒紅が1~2輪開いているだけで、2週間ほど遅い様な気がしました。例年は2月1日から始まる「梅まつり」も1週間遅らせて2月8日からに変更されていました。それでも、多摩川に沿った南面に設けられている「ロウバイの小径」では、ロウバイが見頃を迎えていて、寒さの中、馥郁とした香りと共に春を感じることが出来ました。これは満月ロウバイ、改良された黄色が濃い品種で、同じく改良種のソシンロウバイも蝋細工の様な花を咲いていましたが、元来原種のロウバイは未だ蕾の状態で開花していませんでした。
2014.01.20
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今年も家内の残したサフランの花が咲き出しました。50本程地植えしてあり、年々減少する傾向にあり、昨年は20本程度となり、遂に今年は10本になってしまいました。芝生の生え際に地植えしてありますので、生存競争に負けてしまったのかも知れません。例年、雌しべはサフランライスにすべく摘み取っていますので、今年も摘み取って乾燥させ保存しておく積りですが、来年は開花しないのでは無いかと言う何とも心細い収穫となりました。紀元前からヨーロッパでめしべが香料・染料として利用されていた。日本へは江戸時代に薬として伝わった。国内での栽培は1886年、神奈川県大磯町で球根の輸入と栽培を試みたのが始まり、1897年に内務省の認定を受け商品化・輸出されるようになった。1903年には大分県竹田市へ伝わり名産地になった。現在、日本国内の約8-9割が竹田市で生産されている。めしべを乾燥させて、香辛料や生薬として用いる。収率が低いため貴重で500-1,000円/ gと高価である。めしべは、水に溶かすと鮮やかな黄色を呈するため、ヨーロッパ、中央アジア、北アフリカにかけて料理の色付けや風味付けのための香辛料として使用され、プロヴァンス地方のブイヤベースやスペイン料理のパエリア、ミラノ風リゾット、モロッコ料理のクスクス、インド料理のサフランライスには欠かせない。
2013.11.14
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薬師池公園の菖蒲棚田、もう今週は盛りを過ぎているのだろうと思われます。先週末は丁度見頃で、多くの見物客が訪れていました。菖蒲田は伊勢系や肥後系が植え分けられていて、よく観賞できる様に狭い木道が敷設され、色とりどりの花を愛でることが出来る様に設計されています。此処では、徒歩の観賞者を優先させる為、撮影用の三脚使用が禁止されていますので、撮影者は沢山いるのですが、木道を歩くのに邪魔になることもありません。独り観賞も4年目となりましたが、後何年続くのかは何とも分かり兼ねます!
2013.06.19
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薬師池公園の菖蒲は、それ程大規模なものでは無いのですが、谷戸と言うか沢と言うのか、其処の坂を階段状の棚田に植栽されていますので、景観的にも好きな景色となっています。大きな菖蒲が目立っている程度ですので、見頃は今週末になるのだろうと思いつつ歩き廻りました。この季節は、休憩所茶屋近くのカラタネオガタマ(唐種招霊)がバナナの様な甘い香りを漂わせているのですが、種々樹木の剪定工事中で、囲いがされていて花の香りを嗅ぐことが出来ません。万葉草花苑に入って、毎年家内と一緒に見に来ていた大山レンゲを見に行きました。家内に名前を教えて貰った花の一つ、花の盛りを過ぎていましたが、上枝に数個咲いているのを見つけることが出来ました。
2013.06.04
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昨年なんとか咲いてくれましたので、今年は駄目かと思っていましたらやっとのことで咲いてくれました。2階のベランダで何とか霜を防げる場所に、水を時々やる程度で、他には何もせずに放置したままだったのですが・・何とか1本の花芽が出て来て、花弁が7つ、数日前から開花しレモン色の可憐な花1つが咲き出しました。昨年に比べて、開花が1ヶ月以上も遅いのですが、施肥不足なのかも知れません。今年も花芽が1本だけで残念、花が終わったら所定の肥料等を施して、冬は家に入れ、来年へ向けて複数本の花芽が立ち上がる様にしたいものです。
2013.05.20
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府中郷土の森博物館は梅の名所ですので、今の時期は大型連休とは言え、混んではいないだろうと思い、出掛けてみました。意外に沢山の家族連れが来ていたのですが、その中の多くは噴水広場で水遊びをさせていた様で、名所である梅林は往時の賑わいも無く閑散としていました。南西に位置する県木の広場で、真っ白な花を咲かせていて目を引いていました。「なんじゃもんじゃ」との別名もある「ヒトツバタゴ」2本が丁度見頃を迎えていました。何でも1988年に記念樹として植栽されたもので、15年程経過したことで大きくなり、見栄えのする花木に育った様です。「なんじゃもんじゃ」は日本では、対馬厳原が群生地と知られている南方の樹ですので、関東地方では少なく珍しいものですが、冬の寒風にも適応したのか、めげなかった様です。新上五島町にも、海流の暖かさもあって自生の「なんじゃもんじゃ」があり、浦桑・浦浜商店街地区の街路樹とされていますが、残念ながら未だ見るチャンスがありません。ヒトツバタゴの写真を撮っていましたら、十数匹のヒヨドリが声を上げながら、飛び回っています。頭上を見ますと、山形県の県木である「サクランボ」が隣接して植えられていて、丁度赤いサクランボが熟していて、ヒヨドリの格好の餌となっていました。
2013.05.06
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「鑓水板木(やりみずいたぎ)の杜緑地」は多摩美術大学の正門から真直ぐ登った丘の上に位置している緑地です。鑓水板木(やりみずいたぎ)とは変わった地名ですが、昔はアイヌの住んだ土地であったとも言われています。この地域一帯には岩盤層があり、湧き出た地下水を節を抜いた竹の筧(かけひ)で導き瓶などに貯え、飲料水として利用してきました。この瓶から水を流れるようにしたものを「遣り水」と言いますが、これが鑓水という地名の由来と考えられています。又、板木という名は古文書の「伊丹木」に由来しますが、これはアイヌ語で「きれいな清水が湧き出る所」として伝わっていて、古くはアイヌ民族が住んでいたと思われます。尚、この緑地内の尾根道は、旧鎌倉街道と呼ばれ、相模を通り甲州・秩父方面へと通じる重要な街道でした。公園入口広場には大きな桐の木があって目立っていますので、昨日見に行きましたが花が大分落ちてしまっていて、見頃を少し過ぎてしまっていた様です。根元の直径が1mを越えている大きな桐で、樹齢を重ねた古木です。近くには小泉家屋敷があり、明治11年に建てられた入り母屋造りかやぶき屋根の民家で、裏山を含めて都有形民俗文化財に指定されているとのことでした。今でも住居として使われ、時期によって竹の子等も販売されるとの説明もありましたが、昨日は訪問する客もおらず、ひっそりとしていて残念でした。
2013.05.03
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都立桜丘公園に隣接する多摩市連光寺地区は、昔からある住宅地で建て混んでいますが、一部には田や畑も残って、都の環境保護地区ともなっています。夕日の見える丘から、連光寺地区を桜丘公園沿いにぐるりと1周してみました処、小さな栗林があり、其処には銀蘭の群落があったのです。通常キンラン・ギンランは木漏れ日を好む野生の蘭なのですが、この栗の木林ではキンランは少なくギンランの方が優勢、若葉が出て来た処で至って日当たりが良い環境が、そうさせているのかも知れず、自然の妙とは分からないものです。接写して見たのですが、茎も細く花弁が小さくて、風になびき易く、可憐な美しさを引き出すのはなかなか難しい様です。
2013.04.30
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先日、蕾だったキンラン(金蘭)も開いて、見頃となりました。中央公園では、保存育成中との注意札が各処に置かれていて、盗掘防止としている様で、それが功を奏し、他の公園では少なくなっているキンランも随分多い様です。近辺では見えなくなったシュンラン(春蘭)の株も、保護されているのが数株あり、とても豊かな気持ちになれます。先日は見られなかったギンラン(銀蘭)も、小さいながらも可憐な花を咲かせていました。遺伝的にキンランよりも劣性の感じがして、草丈も花の大きさも数分の一程度でしかありません。林間で木漏れ日の当たる、法面には数ヶ所、イチリン草の群落も見えました。稲城中央公園には尾根幹線沿いに陸上競技場と体育館があるのですが、その他の地域では舗道に合わせて林間に土の散歩道も設けられ、広い里山も適正に自然が保たれる設計となっていて、散策するには良い公園となっています。
2013.04.29
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4月19日から開苑したと言うことで、そろそろ見頃になっただろうと思いつつ、昨日4月25日に「町田えびね苑」を訪問しました。本当の見頃は今週末位だろうとのことでしたが、8割程度は開花していましたし、クマガイソウ(熊谷草)も満開状態、金蘭も咲いていて、十分に楽しむことが出来ました。此処は年間2週間しか開苑していませんので、将に1年振り、静かな林間を巡って森林浴も出来ますので、町田では一番好きな公園です。林を外れた処で昼食を取り、巡って来た林間を見ますと、何と気持ちの良い雰囲気だと実感することが出来ました。タカネエビネはジエビネと黄エビネとの自然交配で生まれたものだそうですが、中々魅力的な色合いです。霧島エビネはピンク色で、多分朝方には良い匂いを出してくれると聞いていますが・・以前から盗掘されることが多く、ボランティアの方々が案内人と監視員を兼ねて見張っています。その一人に聞いてみますと、「開苑中に珍しいエビネが盗掘されるのを防ぐのが従来でしたが、今年開苑前には昨年の株数から2000株も盗掘されていて補充が追いつかなかった。どうも閉苑期間に脚立を使ってフェンスを越えて盗掘されてしまった」とのことでした。エビネは人気があり、ジエビネや黄エビネでも園芸店で1株2000円程度で売られていますし、高価な種類は軽く1万円を越えますので、誘惑に負けてその様な盗掘をするらしいのです。それでも2000株となれば、金額的にも少なくとも数百万円となりますので、単なる花盗人ではなく、組織的な盗賊団なのでしょう。防犯カメラ設置が必要でしょうし、閉苑中も定期的な見回りを考えなくてはならないことになっている様で、何とも情けない事態となりました。
2013.04.26
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気候も暖かくなりましたので、此処数日は金蘭・銀蘭を探し歩きました。年々個体数を減らしていますので心配しつつ、都立桜丘公園、尾根緑道では何とか数本見つけることが出来ましたが、開花はしていませんでした。多摩丘陵地帯では標高が高く、季節的に1週間程早いのだろうと思い、丘陵を下った処にある稲城中央公園に行ってみました処、公園の環境整備が良い所為か、林間の散歩道近くで10本以上咲いているのを見つけることが出来ました。劣生種と思われる銀蘭は見つけることが出来ませんでしたが、金蘭よりも開花が多少遅いのかも知れません。キンラン(金蘭)、ギンラン(銀蘭)は日本の野生蘭の一つで、嘗ては雑木林の林下や、里山の林下の何処でも見られた花であったが、今や絶滅を危惧される花になってしまった。雑木林の下草刈りをせず生育環境が悪化し、又花盗人に採取されてしまう為でもある。それでも未だ、林下の散歩道に細々と咲いており、今年は見られたが、来年も見られるか否かを危惧する。この花は「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生する特殊な生育形態にあり、特に菌に対する依存度が強く、この「外生菌根菌」は林下等の特殊な土壌にのみ生息し、この花を採取して移植しても家庭で育てる事は不可能である。
2013.04.17
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町田ぼたん園は4月中旬から5月連休まで、約1ヶ月間は有料となります。今週の水曜日から有料との情報もあり、行ってみましたが未だ入園料の徴収はありませんでした。入口には、咲いた牡丹の鉢植えも置いてありましたのに・・しかし、日除け屋根のある生垣に設えてある牡丹群の開花が未だ見頃では無いと言うことで、今週末まで延ばしたのでしょう。それでも、陽のあたる路地ものの牡丹は2割程開花していて、1年振りに豪華な花牡丹を観賞出来ました。ぼたん園の広場には、珍しい「片岡桜」や「御衣黄」と言った桜が植栽されていて、丁度見頃を迎えていました。御衣黄の緑の花弁は、この画像よりも緑色が濃い感じがしたのですが、日陰にあったものを撮影した為かも知れません。
2013.04.12
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高速道路で使うETCカードは使用限度が設定されていませんので、危険と普段から注意していたのですが、紛失してしまいました。桜満開となって1週間遅れとなりましたが、冨士霊園にて墓参をし、桜の盛りは過ぎていたのですが、デジカメを忘れましたので胸のポケットからスマホを出して写真を撮ったのです。その際、そのポケットに重ねて入れていましたETCカードが飛び出してしまった様です。上の空は曇り、南に見える箱根連山には陽が当たっていますので、アングルを探して動き回っていましたので気が付かなかったのです!帰り道、高速に入ろうとしましたら、「ETCカードが挿入されていません」との警告が出ましたので、ポケットから出そうとしたら無いのです。カードがありませんので使用停止するにも連絡番号が分かりません。Toyotaカードから発行されたETCカードですので、Toyotaディーラーに電話し、Toyota Financeの電話番号を教えて貰い、本人確認をされつつ使用停止手続をしました。クレジットカードと違い、自動チャージされて引き落としとなりますので、「本日午前中使用し、午後から使用実績がありましたら、ご連絡ください!」とのことで一安心、再発行は番号を変えて10日程で自宅に郵送されるとのことでした。高齢痴呆による注意力不足を実感、何か行動する時はチェックリストで確認する必要が生じて来たのかと思わざるを得ませんでした!まあそれでも、ペンも紙も無く8ケタの電話番号を記憶出来ますので、74才に行われる運転免許更新時の高齢者講習は合格する様な気もしています。
2013.04.11
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昨日は強風も治まり快晴でしたので、町田の尾根緑道に桜見物に行って来ました。案の定、ソメイヨシノは風で飛ばされ葉桜状態となっていました。それでも、八重桜等の遅咲きの桜を植栽している地区は、強風にもめげず、丁度見頃となっていました。ピンク色の濃い「関山」、白の近い「普賢」に混じって、ピンク色の「楊貴妃」が妖艶な姿を見せていました。匂う桜は「駿河台匂(スルガダイニオイ)」、5本が連なって植栽されていましたので、一重咲きの白色・花は大輪で見応えがあるだけでなく、良い香りが辺りに漂っているのです。桜で芳香のあるものは数種類しか無いらしく珍しいのですが、花の気品と言い良い香りと言い、此の「駿河台匂(スルガダイニオイ)」は出色の桜でした。昔、江戸駿河台の庭園にあったのでこの名がつけられたといわれる園芸種桜で、花に芳香のある匂い桜の中でも特に香りが強い桜です。桜の花は心を和ませる淡い芳香で気分を高揚させますが、桜の芳香の成分はクマリンと呼ばれるもので、桜餅に使われている塩漬けにされた葉の香に近い匂いです。
2013.04.09
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川井家しだれ桜は多摩市天然記念物にも指定されていて近郊では一番の名木、多数の訪問客を集めます。昨日は自転車に乗って鶴牧西公園に行き、何時も様にその雄姿を眺めつつ高台から降りて行きました。枝垂れ桜と土蔵等が、2011年に多摩市に寄贈されたことで、敷地を整備して生垣内に歩いて楽しめる臨時の観賞スペースが設けられて、真下から眺めることが出来ました。樹齢推定200年の枝垂れ桜は、樹高約17m(地表高)、幹周り約3.5m、多摩市天然記念物にも指定されている都内有数の巨樹。枝垂れ桜の別名は糸桜。この古木は旧家である川井家の庭先にあったが、平成23年、枝垂れ桜とその周辺の土地が川井家より多摩市に寄贈された。市ではバリアフリー対応なども含め、今後少しずつ整備を進めていく。「鶴牧西公園」の高台より見下ろすように眺めるのも、枝垂れ桜のビューポイント。丘陵地の地形をそのまま生かした公園内には雑木林が残り、かつての山里の風景を彷彿とさせる。農家風民家を利用した休憩施設とトイレもなかなか面白い。この谷戸は乞田川に沿っていて、残された里山の風情もあり、枝垂れ桜も悠々と咲いている様に見えます。乞田川の川岸を下っていけば、多摩センター駅付近は両岸にソメイヨシノ桜が咲き誇っていて、豪華な桜並木を楽しむことも出来ます。
2013.03.23
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未だ冬型の気圧配置が強く、東北日本海側は豪雪で大変な様子で、春の到来は先の様になる模様です。それでも昨日は天気も良く、郷土の森博物館も「梅まつり」が開催されていますので、多摩川沿いの暖かさを探しに行きました。漸く早咲きの八重寒紅、八重野梅は綻んで来ていましたが見頃には程遠く、他の梅は蕾状態で「梅まつり」の雰囲気には見えず、園内の出店も観賞客の出足が鈍く、手持無沙汰に見えました。今冬は寒さが厳しく開花は20日程遅れていますので、咲き出した梅にはカメラを抱えた観賞客が集まっています。例年は、見頃過ぎている八重野梅も、精々2分咲き程度なのです。しかし寒さは別にして、太陽の光は日に日に強くなりますので、水仙も花芽をもたげ出しましたし、福寿草も日当たりの良い処では咲き出していました。待ち焦がれる春も、もう直ぐです。
2013.02.10
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今朝は快晴ですが、此処2~3日の暖かさが消えて、北風が至って寒い朝となりました。昨日、立春を迎えての暖かさに誘われて、都立桜丘公園に行き、夕日ヶ丘付近を散歩していましたら、枇杷の花が満開を迎えているのを見つけました。目立たない小さな花なのですが、これだけびっしりと咲いていると壮観ですが、それでも枇杷の実に結実するのは数分の一にしかならないのだろうと思われる数でした。散歩を続けますとふと良い匂いがしますので、黄色い花が咲いています。此処にもロウバイの花があるのかと思いつつ、良く見ますとマンサクの花でした。マンサクは梅よりも遅く咲き出す春の花と思っていますが、日当たりも良く、冷たい風を周囲の木々に守られていることで、早めに咲き出した様でした。
2013.02.05
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今年の梅の開花は2週間ほど遅れている様です。昨日は、近郊の梅の名所として知られる多摩川沿いにある「府中郷土の森博物館」に行ってみました。明日、2月2日から1ヶ月間「梅祭り」が行われますので、早咲きの梅は見頃を迎えているかも知れないとほのかな期待があったのですが、今冬の厳寒で600本以上ある梅は殆どが蕾のままでした。早咲き種として知られる「八重寒紅」も、2本程で数輪が咲いている程度でした。例年は1月中旬に咲き出す早咲き白梅の「八重野梅」も、蕾のままで一輪も咲き出してはいませんでした。園内を探して、日差しの良い暖かい場所にある「白加賀枝垂れ」に数輪咲き出しているのを見つけるのが精々でした。今年は偏西風のジェット気流は例年より南下し、それに伴ってシベリアの寒気団が南下して、東北・北海道での豪雪と厳冬をもたらせている様です。
2013.02.01
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今日は快晴で気温が10℃を越えるとの予報でしたので、久しぶりにプラネタリウムを見に府中郷土の森博物館に行くことにしました。近所の人を誘って行ったのですが、どうも星座には興味が無いらしく、今回はプラネタリウム観賞を断念することにしました。600本を越える梅林は、寒い気候が続いたことが災いして、早咲きの八重寒紅でさえ未だ一輪も綻んではいませんでした。それでも、多摩川沿いの道路に面した南面に植栽されているロウバイは何とか見頃を迎えていた様でした。ロウバイには、原種のロウバイ、ソシンロウバイ、満月ロウバイがありますが、原種のロウバイは開花が遅い様で蕾が硬かったのですが、ソシンロウバイ、満月ロウバイは5分咲き程で観賞に耐えられました。満月ロウバイは一番黄色が強く、青空の丹青と良く対比して綺麗でしたし、馥郁とした強い香りも楽しむことが出来ました。博物館本館で、午後2時半からの常設展示品についての生解説に参加して終わったのが午後3時半、出口近くの府中物産館で近所の人と共に、この処高騰している新鮮なレタス、長ネギを買い、帰路に着きました。
2013.01.12
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12月にも入ったので、例年の如くシクラメンを買いに出掛けました。南大沢にある「ザ*ガーデン横浜」と言う園芸店に行きましたら、青紫の珍しいシクラメンが売られていて、5号鉢ですので2000円位とレジに持って行きましたら、何と4980円とのことでした。何時も3000円を目標としていましたので、予算超過でしたが、それを選択したのは自己責任だと支払うことにしました。帰り道にイトーヨーカ堂により、例年買っているピンク色のシクラメンが、3号鉢980円で売られていましたので、一寸小さいかと思いましたが序に買いました。家に帰って二つ較べてみましたが、園芸店内では青紫とも見えたシクラメン、赤紫色にしか見えません。サントリーが売り出している品種で、DNA操作した人工の花で悪い買い物をした気もして来ました。サントリーは青色の花が咲かない草花品種で青を発色させるDNA操作をしていて、数年前にも「青いバラ」で話題にはなりましたが、自然界に無いものを作り出し、高価品種として売り出すと言う意義はあるのでしょうか?サントリーフラワーズ(株)は、青いシクラメン「セレナーディア」を2011年11月から全国で新発売しました。「セレナーディア」は、シクラメンではめずらしい青色系のシクラメンです。さわやかでほのかな甘い香りが楽しめる一重咲「アロマブルー」と、華やかな印象の八重咲「フリルブルー」の2種をご用意しました。クリスマス時期や年末年始を華やかに彩る鉢物で贈り物にもおすすめです。青いバラ「SUNTORY blue rose APPLAUSE(アプローズ)」、青いカーネーション「ムーンダスト」に続く、サントリーの新たな青い花シリーズです。
2012.12.07
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今年も家内の残したサフランの花が咲き出しました。50本程地植えしてあり、年々減少する傾向にありましたので、追加して植える球根を探していたのですが、園芸店での売り出し時期を見逃してしまい、今年は20本程度になったと思われます。例年、雌しべはサフランライスにすべく摘み取っていますので、今年も摘み取って乾燥させ保存しておく積りです。紀元前からヨーロッパでめしべが香料・染料として利用されていた。日本へは江戸時代に薬として伝わった。国内での栽培は1886年、神奈川県大磯町で球根の輸入と栽培を試みたのが始まり、1897年に内務省の認定を受け商品化・輸出されるようになった。1903年には大分県竹田市へ伝わり名産地になった。現在、日本国内の約8-9割が竹田市で生産されている。めしべを乾燥させて、香辛料や生薬として用いる。収率が低いため貴重で500-1,000円/ gと高価である。めしべは、水に溶かすと鮮やかな黄色を呈するため、ヨーロッパ、中央アジア、北アフリカにかけて料理の色付けや風味付けのための香辛料として使用され、プロヴァンス地方のブイヤベースやスペイン料理のパエリア、ミラノ風リゾット、モロッコ料理のクスクス、インド料理のサフランライスには欠かせない。春のクロッカス、秋のサフランと可憐な花を見るのが好きで、春には昭和記念公園に行ってクロッカス畑を見て楽しむ習慣がありましたが、今年は昭和記念公園には独りで行く気が失せご無沙汰となりました。
2012.11.22
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昨日は快晴、北風が強かったが気温は下がらず、散歩したり、庭仕事をするのに適当な日和でした。玄関先のイヌ柘植の下に、沢山の野菊が咲いていましたので、一部を剪定して志野焼の花瓶に入れて、仏前に供えました。ホタテと牡蠣の弁当をスーパで買い、紅茶をステンレスボトルに入れて、小山田緑地を散歩することにしました。3年前、車椅子を押して、ゆで栗を持って、家内を散歩に連れ出した最後の場所です。すっかり、落ち葉に埋もれてしまっていますが、懐かしい場所でもあります。丹沢山塊と富士を望める展望広場で、遠くを見やりますが、丹沢最高峰の蛭ヶ岳は何とか見えましたが、冨士は雲の中で姿が確認出来ません。直ぐ下は、交通アクセスの良くない場所ですが、密集した家が広がり立派な住宅地ですが車が無いとに生活しにくい場所とも見えました。
2012.11.19
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晩秋ともなり、ダリアの花季節も終わりなのですが、皇帝ダリアの咲いているのが見られます。ダリアとは言え、幹は太くて丈は高く、幹は枯れること無く年々残るのですから、草花ではなく樹木とも思えます。咲いている高さが3mを越えていますので、ズーム機能が無いと上手く撮れません。何とか上に向かって撮ったのですが、逆光になってしまった様で、彩りが冴えません。皇帝ダリアは小さな我が家の庭には植えるものでは無いと、何処其処の大きな庭に咲くのを楽しむことにしています。
2012.11.16
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昨日は、一昨日の雨も上がりカラッと快晴でしたので、野津田公園の北東部にあるバラ園に行ってみました。東側の隣接地は養鶏場で、従来鶏糞の匂いが強くて困ったのですが、鶏舎が1/4程に減って匂いも少し弱くなった様な気がして、其処に続く林道を歩いてみました。すると、後頭部を鳥がかすめたのかと思う程の羽音を感じました。何かと見回してみますと相当に大きなスズメバチがクヌギの樹液を吸っていて、邪魔をするなとの警告でした。どうも黄色スズメバチでは無く、オオスズメバチで、地中の巣は其処には無いのか、それ以上は攻撃して来ません。ほうほうの態でバラ園に戻り、秋バラを観賞しますが、春バラ程群生はしていない様です。種々ある中で気に留まりましたのは、「アンネフランクの形見」とハマナスでした。ハマナスは日本のバラ原生種でしたし、「アンネフランクの形見」は花色が黄色からオレンジを帯びた赤に変わる珍しい種でした。Souvenir de Anne frank(最後の「f」は「小輪種」であることを示す登録記号)このバラはベルギ-の園芸家デルフォルゲ氏 によってアンネの没後15年経って作られ、国際登録の上、スイス在住のアンネの父オット-フランク氏にも贈られた。新品種を作出するために、国際的に登録済みのピ-ス(平和)や少女を表す小輪種の遺伝子を取り入れるなど、彼女の日記などから其の考え方に共鳴していることが伺える。
2012.10.25
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一昨日は天気も良く、小山内裏公園に散歩に行って来ました。残りご飯に釜上げシラスを入れて塩おむすびを二つ作り、野沢菜の漬物と蒲鉾をプラスチックケースに詰め、干し海苔を焼いてアルミホイルで包んで、昼食用総菜としました。海苔をアルミホイルで包みますと、湿気ないのでパリパリとした食感を楽しめるのは、家内がよくやっていたことで、子供二人を連れて高尾山へのピクニック等に出掛ける時の習慣でしたので、それに習っただけなのです。小山内裏公園の鑓水小山口近くのベンチで昼食を取ってから、尾根緑道を管理センターまで散歩する途中、柊の並木があって、その中の何本かに白い花が咲いているのを見つけました。柊の花は11月と言われていますので、早咲きだったのかも知れませんが、金木犀の様な良い香りがしていました。
2012.10.24
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此処数日、天候が不安定で俄か雨が降る様になりました。東京では主水源である利根川水系の渇水が心配されましたが、台風の影響もあって、水源地にも豪雨が予想され、給水の懸念も解消、もう大丈夫だと思われます。一雨毎に、暑さも解消される様で、めっきり朝晩は涼しくて、過ごしやすく、エアコンの出番も少なくなり、節電しなくても良いのかと思われる程です。今朝、玄関前の郵便受け門塔の脇では、10数本の彼岸花が花芽を出していました。そう言えば、今週末は秋の彼岸中日、家内の墓所と共に、義兄の墓にも行かなければならないと思っています。その頃は暑さも治まっているのではないかと期待しつつ・・
2012.09.18
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今年も昨年に引き続き、ヒメクチナシの花が咲き出したので、萩焼の花瓶に差してみました。水切りをしなかった所為か、水の吸い上げが悪く、残り二つの蕾が開花してくれるのか心配ですが・・庭の木々が、それ程繁茂していない20年程前には、毎年の如く沢山咲いてくれていた様に覚えています。19年前にも、萩焼の花瓶に差したものをスケッチし、油彩にしたのですが、この絵は昨年秋に会社上司が年取って2世帯住宅に引っ越しました時に、引越祝いとして差し上げてしまい、もう我が家にはありません。20年程前には、乙女椿、紫陽花、その他庭に咲く花々を花瓶に入れて、スケッチし油彩にしたのですが、全て会社の同僚などに差し上げてしまい、我が家には一切残っていないことになりました。
2012.07.03
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四葉・五葉などクローバー葉の枚数が増えるのは、成長を傷付けられたことに起因する変異ですので、よく踏みつけられるような場所のクローバーに多く見られます。人間の眼は一寸した変化を見つけ出すには優れたもので、400~500枚の中に、偶然でしょうが、割合確率高く四つ葉のクローバーを見出すことが出来ます。1枚見つかりましてから、その近辺をミクロにチェックしますと、直ぐに複数枚の四つ葉・五つ葉のクローバーを見つけることが出来ます。昨日、町田市の野津田公園の見晴らし展望台近くでは、前にも家内と来て四つ葉のクローバーを見つけているので、その近くを探せば良いのです。此処には2~3枚。直ぐに見つかりました!四つ葉のクローバーは、小葉を4枚持つクローバー。偶然に見つけると、幸運が訪れるという伝説がある。四つ葉のクローバーの花言葉には、誠実・希望・愛・幸福の4つの意味が、それぞれの4葉にあると云われています。他の場所から茎ごと採って来て、コップに差してみましたが、目立つことは無く、やはり押し葉にして栞にするが一番良い様です!
2012.05.07
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2年前には、複数の場所で結構な数のギンランを見つけた覚えがあるので、記憶を辿って探しに行ってみました。先ずは、尾根緑道沿いに設けられた小山内裏公園、此処の林間では2年前には10株を越えるギンランを見つけたのですが、一切見当たりませんでした。残念ながら愛好家に盗掘されてしまったのかも知れませんが、樹木との共生でしか生きられないギンランが移植されても仕方が無いのですが・・僅か3株ですが、散歩道脇に見つけることが出来ましたのは幸いでした。昨日は、暑いくらいの好天となり、木陰が恋しい気候でしたので、多摩市の桜丘公園の林間を散歩して探してみました処、何とか2株見つけることが出来ました。花を愛でつ散歩すると言うのは、退職後、家内に教えて貰った趣味ですが、未だ何とか続けて行けそうです。それにしましても、ギンランは年々、その自生数を減らしているのは残念で堪りません!
2012.05.06
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昨日は町田えびね苑でもキンランを見つけましたが、数年には見つけたギンランはありませんでした。ギンランの方が開花の時期が多少遅いのかも知れません。歩いて5分程で薬師池公園に行けますので、昼食には、今の時期供される「竹の子蕎麦」を食べることにしました。朝採れの竹の子は柔らかく美味しいものでした。昼食後、薬師池の周りを一周してみることにしましたら、ツバキ園の法面に結構の数のキンランを見つけました。林の中の散策路には、足元にもキンランが咲いていたのです。本来はキンラン・ギンランは、えびね程珍しい蘭では無かったのでしょうが、絶滅危惧種になっているのは寂しいことです。キンラン、ギンランは日本の野生蘭のひとつで、同じキンラン属に属し、嘗ては雑木林の林下の何処にでも見られた花であったが、今や絶滅を危惧される花になってしまった。この花は「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生する特殊な生育形態にあり、特に菌に対する依存度が強く、この「外生菌根菌」は林下等の特殊な土壌にのみ生息し、この花を採取して移植しても家庭で育てる事は不可能であるが、この時期に咲く同じ地生蘭のひとつであるエビネ類と混同されて採取されるようである。キンラン(金蘭)は金色に輝く花の意味でキンランと名付けられ、ギンランは花が白色で、キンランに対してギンラン(銀蘭)と名付けられた。キンランは黄色で良く目立ち、花の唇弁に赤い筋が入り可愛く咲くが、ギンランは地味で花も殆ど開かない。キンラン、ギンランは国や埼玉県の絶滅危惧種に登録されており、来年も見られるか否か心配しながら散歩をするのも情けない話である。それでも、散歩道の途中の林下に細々と咲いており、今年は写真も撮れたが、来年も見られるか否か心配している。多摩市の鶴牧西公園の林間にも多数のキンランが自生していたのですが、殆ど盗掘にあって個体数を激減させてしまいました。庭に持ち帰っても、外生菌根菌が無い状態では、生き残りませんのに残念なことです。
2012.05.02
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雨が降ったり止んだりの気候でしたが、明日からは雨とのことでしたので、合間を縫って町田えびね苑に行って来ました。北口の券売所及び南口も撤去して、中間部に集約して新しく設置されていました。未だに人気の高いえびね蘭は高価なものでは、1万円を超すとも言われ、盗掘が絶えないことから管理しやすくしたのでしょう!今冬の寒い気候で、エビネ(海老根)は開花が遅れと思ったのですが、此処2~3日の暖かさで、見頃となっていました。静まった森に潜む妖精達とも見えます!クマガイソウ(熊谷草)も満開で見頃、クマガイソウ(熊谷草)も年々その数を増やして、群落で咲く様子が見られます。森林浴を楽しみながら森の妖精達に出会えるのは嬉しいことです。手軽に森林浴も楽しめるオアシスの入苑料は大人300円、小中学生100円、午前9時半から午後4時迄が開苑となっています。交通アクセスは町田駅からのバス便だけしか無く不便の様ですが、車がありますと近くの薬師ヶ池公園の大きな無料駐車場に停め、歩いて5分程で北口経由券売所に着きます。
2012.05.01
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7年程前に実兄宅で、義姉から頂いたシンビジウムの鉢植え、庭で霜の掛らない軒下に置いたままの状態でした。しかし、今冬の厳しい寒さと雪で、葉が茶色に変色して枯れそうになりましたので、慌てて暖かい室内に取り込みましたら、何とか枯れずに済みましたのは幸いでした。やはり蘭の花は寒い気候には向かず、冬は室内で育てるのだろうと後悔しています。生き延びたシンビジウムから、2年振りに花芽が出て来て、花弁が5つあったのですが、屋外での過酷な条件が響いたのか、2つが枯れ落ちてしまい、3つしか残りませんでした。それでも1週間程前から開花し、数日前にレモン色の可憐な花3つが咲きました。今年も花芽が1本だけで残念ですが、花が終わったら所定の肥料等を施して、冬は家に入れ、来年へ向けて複数本の花芽が立ち上がる様にしたいものです。
2012.04.15
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桜見物は多少浮かれてするのが良いのですが、独り暮らしですとそうも浮かれ気分にもなれずに困ってしまいます。家から歩いて5分程の位置に宝野公園と言う素晴らしい処があり、昼に夜に桜見物に行ってはいたのですが、今年は行かずに終わりそうです。桜の象徴、ソメイヨシノはクローン種ですので、殆ど同じ時期に咲き、同じ時期に散ると言われていますが、植栽場所・環境によっては違いがある様です。3日前に町田市と八王子市を結ぶ尾根緑道(旧陸軍相模原工廠の戦車道)の起点まで行って来ました。此処も桜の名所で、桜まつりは数多くのテントが設置され、長野県・岩手県など全国から名産品を販売するイベントが人気で多くの人が繰り出すのです。残念ながら、そのイベントは先週の土日に開催されましたので、3日前は宴の後で掃除をしている人達が散見される程度で、平日でもあり花見客も多くありませんでした。それでも、ソメイヨシノは満開で。菜の花畑の黄色と色の対比が綺麗でした。昨日は、万葉の昔から知られる「よこやまの道」の桜広場に行ってみました。此処はソメイヨシノ以外の数種の桜が植栽されているのですが、中央にある大きな江戸彼岸桜は早くも葉桜と化していました。「花の命は短くて・・」とは言われますが、風に舞う花弁があり、明日予想される風雨で落花の雪に変じてしまい、今週末まで持ちそうもありません。
2012.04.13
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今日は汗ばむ暖かさとなり、春を求めて相模原市緑区川尻(旧城山町)にある「かたくりの里」に行って来ました。例年は4月第1週の日曜日で閉園らしいのですが、今年の初春が寒かったこともあり、開園期間を2週間延長していましたので、丁度良い見頃に訪れることになったのです。午前10時に到着、思った程混雑していませんので、入口で聞いてみますと「神奈中の臨時バス運行も4月8日から4月20日まで延長されたのですが、未だ知らない人が多いのかも知れません」とのことでした。春の訪れが遅かった所為か、全ての花が同時に咲き出している感がありました。初春に咲く梅、ミツマタ、椿もありますし、桜は2分程度で遅いのですが咲き、片栗三つ葉ツツジは満開、将に春爛漫の風情でした。斜面に咲く片栗は、目線を下げることなく、可愛らしい花弁を簡単に撮影することが出来ました。白色の片栗は、数千本に一本程度と珍しいのですが、3本程見つけることが出来、これは地面までデジカメを低くして撮るより仕方がありませんでした。普通の片栗の雄しべは濃い紫色ですが、白片栗の雄しべは黄色い色なのだと初めて知りました。
2012.04.09
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神代植物公園の大温室は、春を迎えて種々の花々が咲き出していました。球根ベゴニア、洋ラン、ブーゲンビリア、ハイビスカスなど南国の花や、カカオやパパイヤの実がたわわに実っていますし、南米チリの国花ツバキカズラも見ることが出来ます。この時期、休憩室との境に植栽されているヒスイカズラが見頃となって、その美しさは格別でした。フィリピン諸島のルソン島やミンドロ島などの限られた地域の熱帯雨林にしか自生しないマメ科の蔓性の植物で、高さ 20 メートル以上になります。花房は 1 m以上もあり垂れ下がり、花弁は翡翠のような青碧色で、英名は Jade Vine (翡翠葛)と言うことで、和名はそれを訳した形になっています。接写してみますと、珍しい翡翠色が際立って来る様でした。
2012.03.24
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古い「玉之浦」の鉢植えは2005年1月都立神代植物園の園芸ショップで、1200円で売られていたもの、翌年には白い縁取りがもっと大きい「玉之浦」鉢植えを購入したのですが残念ながら枯れてしまいました。古い「玉之浦」は原種帰りで白い縁取りが消えて藪椿となり今年は花芽が出て来ませんので、1月に金花茶を見に行きましたついでに、新しい鉢植えの「玉之浦」を購入して、庭に置いておきました。昨日は冷たい氷雨でしたが、真紅の花びらの先に真っ白な縁取りの「玉之浦」が咲き出してくれました。真紅の花弁、黄色い雄蕊、白い縁取りと色の対比が見事で、やはり椿の中では一番美しいと言われるのも頷けます。幻の椿「玉の浦」は、ヤブツバキの一種で真紅の花びらの先に真っ白な縁取りの清楚な一重の花をつける椿、開花期2月頃で、花の大きさは5cm前後です。「玉の浦」は、1946年に長崎県五島列島の玉之浦町の山中で発見された品種で、五島列島に自生する藪椿の突然変異によるものだと言われています。椿の突然変異による変種の出現確率は数万本に1本とされ、これの発見自体が幸運であったと伝えられています。1973年、長崎市で開催された全国ツバキ展で出品されたのを契機に全国的に広まり、日本を代表する椿とされる様になりました。玉之浦の存在は、家内が新聞に紹介されていた記事を私に見せて教えてくれたもので、神代植物公園に行った時に、園内の園芸店で探した経緯があります。彼女も好きだった幻の椿「玉之浦」、2年前には感謝を込めて仏前に飾ってあげたのですが、今年は未だ若木に過ぎませんので枝を切り落とすことは止めにしました。
2012.03.18
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漸く、我が家の白加賀と言う白梅が咲き出してくれました。もう3月も中旬ですから、例年に比べて一月遅れでしょうか?今朝は雨上がりの曇天で、しかも逆光ですから、F1.9のレンズでも白梅の白さが際立ちません。一方庭の片隅では、日本水仙は花の盛りで満開状態ですが、これも一月遅れ、例年は10本以上ある花茎が今年は7本しかありません。肥料が足りずに、一部の球根では花芽を育む栄養が不足していたのかも知れません。何れにせよ、ようよう春が来た様です!
2012.03.11
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2月29日の雪は、晩冬と言うのか初春と言うのか、暖かさで道路は殆ど融けてしまいましたので、3月1日府中郷土の森博物館の梅見物に出掛けてみました。昨年11月に完成した府中物産館の駐車場は、雪解けの浸水が激しく使用禁止となっていました。此処で、スープご飯の昼食を取り、物産館の裏手にある入口で入園料200円を支払って入園しました。早咲きの「八重寒紅」が1ヶ月遅れで漸く見頃となっていましたが、園内は雪が解けていませんので、将に雪中梅、白と紅の色の対比がなかなか良いものと見えました。花弁顎が緑色に見える「月影」、これも早咲き種なのでしょうが、漸く開花となった様で、やれやれと言った感がしました。日当たりの良い場所では、「白牡丹」が何とか見頃を迎えていました。此処の梅祭りは3月20日まで、3週間延長となった様ですが、それまでに遅咲きの梅が開花するのか否か、大いに疑われる処でした!
2012.03.03
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昨夜来の雪も上がり、今朝から快晴で、強くなって来た太陽で気温は上がって来そうな気配、法面は真っ白に残っていますが、道路には積雪も無く、今日は車の運転に支障は無さそうです。昨日は、太陽に誘われ、府中郷土の森博物館に梅を観賞に行ったのですが、早咲きの八重寒紅、八重野梅が漸く咲き始めた処でしかなく、他は未だ蕾も硬く、梅の香りも楽しむことが出来ません。例年の如く、ハケの茶屋でハケ団子を買って、久しぶりに醤油味の焼団子を食しましたが、やはり懐かしい美味しいものでした。例年のベンチに行き珈琲を飲み、例年のポイントから八重寒紅を撮ってみましたが、咲き始めで、色も見えず寂しい限り。帰り際に、博物館前の日当たりのよい場所にあった野梅の鉢植えだけは満開となっていました。残念ながら、見頃の梅はこれ一本だけ、梅の開花は一月遅れで、梅まつりは例年2月で終わるのですが、今年は3月20日まで延長するとのことでした。
2012.02.18
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