地を這う虫

2005/03/13
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カテゴリ: 映画
車谷長吉の直木賞小説を 映画化 したものをDVDで観た。某新聞のコラムで激賞されていたのでレンタル屋で借りてきた。尼崎と赤目四十八瀧が舞台の映画である。ここで描かれている尼崎は相当にディープだ。車谷長吉の小説は読んだことがないが、 これ を読むと小説の舞台は正確には出屋敷のようだ。
小学生の頃、正月前になると母親に連れられて出屋敷の商店街に行き、冬のジャンパーを新調してもらった記憶がある。その頃の出屋敷がどんな街だったかは記憶にない。母親におNEWの服を買ってもらえるだけでウキウキし、周りが見えてなかったのかもしれない(笑)。

肝心の映画であるが、私には激賞されるほどの映画とは思えなかった。主人公、生島が食い詰めて釜が崎から尼(尼崎)へ流れ着き、ホルモンの串刺しを職とするのだが、彼が何故そのような人生を送っているのか私にはさっぱり判らなかった。綾を演じた寺島しのぶが多くの映画賞をもらったようだが、それほどの演技か?と思った。訳のわからないシーンも多かった。人形をつれた巡礼の老夫婦は何故頻繁に出てくるのか。
今日、TSUTAYAに行ったら、1本しかないこのDVDは誰にも借りられずにいた。 「合掌」
古本屋で100円くらいでこの小説が売っていたら買って読んでみようと思う。

deyashiki





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Last updated  2022/04/04 02:51:51 PM
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