地を這う虫

2022/04/07
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カテゴリ: オーディオ
​​​​​前回の記事で、レコード再生用カートリッジ用リード線について、

>ぶっちゃけ、AT6101の以前の価格(700~800円)以上の高額なリード線を使う必要性は物理学的、電気工学的に考えたら皆無でしょうな(苦笑

と書きました。

でも、前回記事でも書いた「 オヤイデのHSR-102 」を結局買っちゃいました。税込み1400円ほど。併せて、同じくオヤイデのRCAケーブル(1.0m)も買っちゃいました(笑)。こっちは高価です。税込み8000円ほど。

オヤイデ電気 RCAインターコネクトケーブル(1.0m) ACROSS750RR V2/1.0
http://www.oyaide.com/ja/products/audio_cable/interconnect_cable_rca/across750_rr_v2

重たいプリメインアンプの背後端子に接続するケーブルを交換するのは結構オオゴトなので、何かの機会(例えば新しいCDプレイヤーを購入とか)の際にフォノイコライザーアンプとプリメインアンプの接続ケーブルをこれに交換しようと思います。
私が所有するRCAケーブルの中で最も高価だし、トーンアーム出力と昇圧トランス入力をつなぐフォノケーブルはオヤイデの同じ導線素材だから、ケーブル由来の音色も統一されるでしょう(笑





今回、私がリード線とRCAケーブルを買った動機、理由は

・リード線については、昨今、世間ではアナログレコード再生がプチ・ブームになっているので、リーズナブル価格のリード線が今後市場で調達できなくなる懸念がある。

・再生音質が明らかに変る(良くなるかどうかは別)トランスデューサー(transducer、変換器)であるレコード・カートリッジやスピーカーを購入するには数万円以上のお金がかかる(苦笑)。 ​​ ​レコードの溝に刻まれたXYZ情報を電気信号に変換するカートリッジ、電気信号を物理的振動・音響放射に変換するスピーカーは、製品・機種によって明らかに音は変わります。​​​ だけど、現有機器からの音質向上、一定の品質を保った上での音質変化を目指すには、それなりにコストがかかる。

・上記の数万円以上の投資には二の足を踏むが、なんかオーディオ製品を買いたい(笑)という欲求はある。

・オーディオには聴覚的要素以上に視覚的要素が重要な場合もある。RCAケーブルなんて普段眼に見えるロケーションにないが、見た目及び安心感の点で一定程度以内の価格の製品は購入する価値を認める。

てな感じです(苦笑



で、先日、オーディオ、プラシーボで検索すると面白い(良い意味ではありません・・・)ネット記事があったので、以下に転載しておきます(オイオイ
※2005年のJulyの記事なので17年ほど前の記事です。その点はご注意下さい。

まぁ、一言で言えば、「オーディオ業界にはケーブルやインシュレーターやその他もろもろの商品で商売している会社、人がおり、それらをネタにした記事を書いてるライター、評論家等も多数いるし、法外な価格、ボッタクリ価格かもしれないが、それらを購入し音質が改善されたと感じるオーディオマニアが少なからずいるのだから、ほっといてくれ。趣味の世界はそういうものだ・・・」てな内容でした。ロジック、科学的合理性は皆無でした。。。
端的に書けば、「商売の邪魔するな」ということですね。

文章中にワインの味やカメラのレンズの話が出てきますが、ケーブルで音は変わるのか?という問題とは全く関係がない。
ワインの味、高級品か廉価品かは成分分析をすればかなりの部分まで科学的に説明できるのではないかと思います。レンズについては、何枚ものレンズを使ってメーカーが設計するものだから、色味みたいなものにメーカーの違い、高級品と廉価品との違いはあって当然でしょう。写真を見ただけでレンズやカメラ本体やフィルムの種類まで当てられるかどうかはしらんけど・・・。

この記事には「有意差」という言葉が何回も出てきますが、意味不明の使い方ですね。著者の意図を斟酌したとしても、「音質差」と書くべきと言わざるを得ない(苦笑

【有意差】とは


母集団母数(パラメーター)は母集団を特徴づける数値である。統計的推定とはそのような母数を標本から推定する手続をいう。このような推定値は標本誤差の影響を受け、標本誤差の大きさの程度は一般的に標準誤差によって与えられる。時に信頼区間という用語が用いられ、あらかじめ定められた確率の下で推定値がその中に落ちると期待される範囲を示す。二つの数値の差が偶然によって生ずる確率が、有意水準と呼ばれる所与の数値より小さい場合、その差は有意差と呼ばれる。たとえば、偶然によって生じる確率が0.05未満の場合、その差は5%水準で有意であるという。標本誤差に加えて、観測誤差あるいは回答誤差も推定値に影響を与える。これらの誤差には通常、面接誤差が含まれるが、それは基礎データが収集される際に面接調査員によってもたらされる系統的誤差である
 (引用元:https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%89%E6%84%8F%E5%B7%AE)


です。この記事では何の根拠もなくいきなり「有意差」」という言葉を使って、「差がある前提」の話に持っていこうとしています(笑)

「ブラインドテスト何それおいしいの?」については、オーディオ関係者がブラインドテストを絶対にやりたくない、やれない事情がよく分かる「おいしい文章です(笑)」。業界関係者全員が不幸になるから「やらない」「やれない」だけです。


当該記事「 オーディオマニアはプラシーボ?ケーブルの音質って聞き分け出来るの!? 」を

https://www.audiostyle.net/archives/placebo.html

から転載させてもらいます(オイオイ
※2005年のJulyの記事なので17年ほど前の記事です。その点はご注意下さい。

注1 リンクに飛ぶ文章は省略しています。
注2 文字の色分け、強調、サイズ大小等はケルンコンサートの加工です。
注3 ※部分はケルンコンサートの加筆等です。

​​ -------------------- 転載開始 -------------------- ​​

​オーディオマニアはプラシーボ?ケーブルの音質って聞き分け出来るの!?​

今日は趣味性とこだわりの本質について書いてみたいと思います。オーディオ、音楽、あるいはこういった微妙で繊細なことを扱う"趣味の世界"では、マニア同士の紳士的な暗黙の了解、前提として、或いは、他者を傷つけないためのマナーとして、 絶対に触れて欲しくない話題があります 。このエントリでは残念ながら敢えてその事について書きますが、この度、箱庭オーディ管理人(※ 原文ママ)が併設のオーディオ掲示板を閉めた原因となった論点を要約すると、ケーブルで音質に違いは無いと信じられている方が、それを延々主張されて収拾が付かなくなってしまったことが原因です。

まぁ多くの方がこういった議論に興味があるのは理解出来ますし、また論争が白熱したら野次馬的に面白そうなのも認めます。というよりも、これは各所の掲示板等々でしばしば見かけるありふれた論争の一つで、これが続くと、平行線を辿り水掛け論になるか、感情的な後味の悪さを残す結果になるのは、それら論争をいくつも経験してきたオーディオマニアの皆さんならばある程度ご存じですよね。

~もくじ~
~はじめに~
1 違いの判る人と判らない人がいます
2 オーディオは音の聞き分けが出来る前提の趣味
3 オーディオアクセサリによる音質的影響
4 他のジャンルで例えると・・・
5 音質に対するこだわりレベルの違い
6 ブラインドテスト何それおいしいの?
~まとめ~
8 オーディオ掲示板を一時閉鎖します。

​違いの判る人と判らない人がいます​

官能評価での有意差のある無し は、なにもケーブルに限ったことではなく、インシュレーター、その他アクセサリ関係、それどころか、プレーヤーの音質差やアンプの音質差に至るまでオーディオ機器全てに共通する問題です。現実上の同じ変化でも、当然ながらそれを明確に知覚して聞き分けることが出来る人とそうではない人がいて、これらの食い違いの元凶は、本質的に、製品ではなく聴き手側の聴覚的認識力、感受性の個人差によるものであると管理人は考えています。

また、聞き分けが出来ると思っているオーディオマニアな方々の間でも、個々人がどの程度まで音質や音色の違いを明瞭に感じているのかについては、実際にはかなり個人差による開きがあるように感じます。そしてその感覚的な違いに有意着(※ 原文ママ)な価値、更に敢えて金銭的な価値を見出すことが出来るかどうか、それらは趣味性の領域として、判断はあくまで個人の価値観に委ねられていると考えます。

そもそも僕自身、微妙な音質差に神経を尖らせるのがオーディオの趣味性であると思っていますし、その一聴すると微妙な違いの積み重ねが、音楽再生に於いて非常に大きな影響力を伴う印象の違いとなり、だからこそ追求する価値があるのだと認識してます。そして、管理人自身はそれなりに、それらの違いを普通に聴き分けられるつもりでいるからこそ、こういったオーディオ機器に特化したWeblogのライターになり、数々のインプレッションなりレビュー記事を書いている訳です。

​オーディオは音の聞き分けが出来る前提の趣味​
この世界には、オーディオ機器及びそれらに関連したケーブルなりアクセサリを開発、或いは音作りをしている様々なメーカーの人達がいて、それらを吟味、比較検討して記事にしている世界中の評論家諸氏やWebライターの皆さ(※ 原文ママ)がいます。またそれらで紹介されるオーディオ関連製品について、品質と価格に納得して購入しているユーザーの方々が大勢いらっしゃいます。その多くは、音の違いを認識する能力に個人差はあっても、それぞれに有意差を感じ、音質傾向の違いを聞き分けているからこそ、オーディオと云うディープな趣味を愉しむ事が出来、作り手、売り手、使い手、評価、ユーザーの不満、喜び等々が循環することで、趣味としてのマーケットが成立出来ているのだと思います。

これらに関して、特に実体験を別にした電気工学的な机上の知識から不満や異議を唱えられる方がいらっしゃるのは良く解ります。けれども、管理人に限らず「当たり前に音質の違いを認識できる人々」にとっては、有意差があるか無いか?等というのは、今更に過ぎて限りなくナンセンスに近いものです。プラセボ効果で説明できる期待値の範疇を超えて官能的な違いを知覚させられる・・・感覚的に良くなったと感じるケースばかりで無く、思い通りの音にならず期待外れだったり、むしろ悪くなることも多々あり、良くも悪くも想定外の音質がで出てくる結果に困惑し、右往左往させられる事がままあるのですから。

管理人の周りにいるオーディオ好きの周りの趣味人は、ごく普通にケーブルやインシュレーターの音の差を聴き分けていますし、それでお互いのシステムとの相性や音色の好き嫌いについて議論する事もあります。人それぞれに微妙な感じ方の違いや言語表現の違いはあっても、個々の製品の傾向についてそれなりに共有できる共通認識が、色々なオーディオ機器やアクセサリーを比較する間に自然に生まれます。製品それぞれの「好き嫌い」や質的な「良し悪し」について議論はしても、元々有意差がない、実は全てがプラシーボであるなどとは誰も思いませんし、普通のオーディオ製品で、そこまで神経を尖らせなけれ聴き分けられないほどの微妙な違いを論っているつもりもありません。

誤解を恐れずに云えば、かしこまってオーディオ機器に対峙しつつ聞き耳をたてた状態に限らずとも、リラックスしておしゃべりをしたり、互いのリスニングポイントが動いても、ごろ寝でも、ご飯を食べていても、それなりに違うものはちゃんと違って聞こえるのがこの趣味を愉しむ普通のオーディオマニアの姿です。

​オーディオアクセサリによる音質的影響​
勿論、中にはじっくりと聞き耳を立てないと差が良く判らないくらい繊細で微妙なアクセサリもありますし、試してみた結果として実際に効果があるのか無いのか良くわからないケースも存在します。ただ、信号ケーブル、スピーカーケーブル、電源ケーブル等々、オーディオケーブル交換による有意差については、同じメーカー等の余程似通った傾向の音を持つモデル同士で無い限り、それなりに感度の高い機材を使っている以上、明らかな音色の違いを聴き取ることが出来るのがこのジャンルに於ける普通の感覚です。

しかしながら、試聴環境やオーディオシステム側の問題として、アクセサリのチューニングに伴う差が出しにくく、有意差を聴き取りにくい条件もあります。加えてオーナーのセッティングの妙から、ケーブルを換えても出音が殆ど変わらないハイエンドシステムというのも過去に経験したことがあります。また、色々な条件、個々人それぞれの体調や気候条件などが変化することにより、同じケーブルやアクセサリでも、テストする時間が違えば同じシステム上でも印象が変わってしまうこともあり、それ故に本当の意味での絶対的な評価は人間には出来ません。これらの話は、オーディオ機器やアクセサリの違いを知覚できる者同士であれば皆ごく当たり前の共通認識です。人間は驚くほど繊細な認識力を持つ反面、生物として常に揺らいでいて一定した感覚と状態を保ち続けるのは不可能だからです。

​他のジャンルで例えると・・・​
例えば、僕は高価なワインを殆ど飲んだことがありません。だから、色々なワインを出されても、どれが美味しい?とか、銘柄を当てたりなどはそもそもの前提経験が全く無いので出来ません。ですから、仮に1本が数十万円もするワインをご相伴にあずかる機会があったとしても、恐縮してありがたく頂くでしょうが、その価値が真に判るとはとても言えません。その味が価格に見合っているか、本当に美味しいのか?実はハズレなのか? また、3000円のテーブルワインと比べて有意差があるのか?それについてはワインに詳しい人にお任せします。しかし、ワインが趣味だったり、ソムリエをされるような方々の多くは、門外漢の人とは違うかなりの精度で銘柄の違いを認識できるでしょうし、味についても細かく分析し、客観的な位置づけ、好みかそうでないか、お値段に対して相対的にどのレベルか?などの判断が詳しく出来るのではと思います。

そういったこだわりの中で、ワインの価値を決めるのはマーケットの色々なニーズの結果であり、素人目にはトンデモ価格であったとしても、それを安易に詐欺等と断罪するのは筋違いでしょう。数ある中には実体に見合わないプレミア価格の付く銘柄もあれば、味の割にとても安価な隠れた銘酒もあり、そういったものを各々のこだわりから見いだす目利きの力を研鑽するのもそれまた趣味なのだと考えます。

カメラのレンズの持ち味などもそうでしょう。友人に、写真を見ただけで撮影に使われたカメラ(レンズ)、デジカメの機種、フィルムを見分けてしまう人がいます。写真には色々な条件があるので100%正しいとは限らないとしても、当然、カメラに疎い私にはびっくり仰天の神業です。でも、感性の鋭いカメラマンやカメラマニアにとってはごく当たり前のことかも知れません。こんな私でもBlogの撮影機材として富士フイルムのデジタル一眼レフやCarl Zeissのレンズを積んだ銀塩コンパクトカメラを持っています。だとしても、デジカメと銀塩の違いを普段意識していませんので、それすらまともに見分ける眼力がありません。

ケーブルやインシュレーターの音色の差が判らないのは、例えばオーディオに慣れていない方々の場合はごく当たり前でしょう。また、特段感受性の鋭い人の場合は、オーディオに特に興味が無くても目の前で比較されればあっさりと有意差を感じ取れる人もいるでしょうし、オーディオマニアを自称されている人々の中にも、いつまで経ってもそういった音の違いをまともに認識できていない方も、実は少なからずいらっしゃるのも実体験として認めざるを得ません。

​音質に対するこだわりレベルの違い​
逆に、私が気付かなかった様な細かい音まで軽々と聞き分けて、音楽の精神性表現にまで突っ込み、細部を非常に重視する方にも何人かお会いした事があります。(当然彼らの組んだオーディオシステムは、管理人が組んだシステムよりずっと良い音を出していました。)少しばかり妬ましくも思いますが、自分のオーディオマニアとしてのスキルが彼らのレベルに達していないことは潔く認めます。またその逆に、私ほどには聴き分けが出来ていなさそうな方々もオーディオマニアの皆さんの中にはいるように感じますし、最初は有意差の区別が付かなかった人が、興味を持って経験を積んでいうちに、音質や音色を見事に聞き分けるセンスを身に付けられたケースを目の当たりにした事もあります。

趣味というのは抑もこういった繊細な違いを吟味ながら愉しむものです。そして、オーディオ機器の音質や音色に対する「こだわりのレベル」には大きな個人差がありますし、経験値によっても違ってきます。明確に聴き分けられないことは悪いことではありませんし、それは普通です。オーディオの音質に対してどのレベルで納得、満足できるのかも人それぞれに違ってきますし、そもそも、℃マイナー(※ 原文ママ 意味不明)な趣味の世界で音質の聴き分けが出来たところで、社会的評価が上がるわけでも、何か偉くなれるわけでもありません。

これは、信じる信じないなどと言う馬鹿げた話ではなく、現実認識力の問題です。ある人にとって違いが判らない=違いが判ると称する他者は皆プラシーボというのは短絡的に過ぎると思うのです。そして、代価に対する価値認識も個々人で皆さん違って当然のはずです。もちろん、ピュアオーディオの世界には詐欺まがいの商品や、実力に対して価格が見合わないぼったくり製品も残念ながら数多く存在しますが、一般的な金銭感覚から値付けが不適切に感じる製品が多くある事と、音質の違いの有る無し、有意差を感じるかどうか?は全く別のベクトルにある議論でしょう。

勿論、有意差を聴き分けていることなど到底信じられない、ブログ主は記事でデタラメを書いて嘘をついている、あるいはプラシーボ効果に騙されている可哀相な人だと思われるのもそれはそれで自由です。こちらはそう思われても一向に構いませんし、馬鹿にされても構いません。これは価値観の違いですのでそれ以上深入りした論争は望みませんし、或いは、きっと僕などは想像もつかないような「違わないことが判る」高次元な耳をお持ちなので、勘違いの錯聴に舞い上がっている人々がとても滑稽に見えてしまうのかも知れません。

​ブラインドテスト何それおいしいの?​
このように書くとまるで条件反射のように「ブラインドテストをしろ!」と発狂される事までがセットなのですが(苦笑)、はっきり言って日常的に違いを感じて試行錯誤をしているオーディオマニアからすれば、わざわざ一体誰のために敢えてブラインドテストをする必要性があるのか全く以て意味不明な話です。実際の所オーディオメーカーでは製品開発時でも人材採用の際にも、業務として普通にブラインドテストには慣れていると思いますけれども、その手間と結果を敢えて他者に求めるのは、大抵はオーディオ趣味にも音楽にもほぼ無関係な、ただ鼻を明かして溜飲を下げたいだけの下卑た嫉妬心からの話ですよね(゜∀゜)?

確かにブラインドテストをしたら、違いが判っているつもりで、実のところそれほど聞き分けが出来ないオーディオマニアを一定数あぶり出すことは出来るでしょう。けれどもこの趣味に於いて大切なのは音楽や音質を自分自身がどう感じるかで、他者がどう感じるかなんて本来どうでも良い事ですから、愉しめている側は敢えて証明する義務も必要性も無い。まぁどうしてもやりだけば、御自身でどうぞ、そして御自分の中だけで完結して納得してくださいという身も蓋も無い話なのです。

​まとめ♪​
つまるところ真実は、個人差で微妙な音質の違いについて聴き分けが出来る人と殆ど出来ない人がいて、その程度も人によってかなり差があると云うだけの話です。

このような、敢えて普段こちらが口にしない価値観の違いについては、わざわざ皆まで言わせないで欲しい、ネットの辺境にある個人所有の掲示板のマナーとして、最初にルールを記したとおり、論破を前提にしつこい論争にはしないで欲しい。これが管理人としての御願いです。勿論、箱庭オーディオBlogに於いて管理人の書いたことが全て正しいとは限りませんし、勘違いだったり、誤りである事も多々あるとは思いますm(__)m。感覚的な表現をする以上、不適切だったり的はずれになってしまうケースもあり得ますし、実際、過去のレビューを読み返してなんだこりゃ!?と思うことは自分でもありますから。

また、電気工学的理論に基づく硬派で技術的な切り口よりも、感覚表現を重視したレビューBlogである以上、受け手によってはまるで理解できない言葉をポエムとして書き連ねていると思われるのは致し方ないと思っています。かといって、こちらはわざわざ意図して悪意を持ってデタラメな官能評価を書いているつもりはありません。 このBlogは、情報提供主としての管理人が、そしてオーディオマニアの皆様が、それなりに有意差を聴き分けられることがコンテンツの前 になっていて ​​ 、あくまでその前提で管理人なりの主観的レビューを書き綴ったものです。言論の自由に基づいて、この前提に関してのクレーム・・・「目障りだから書くな」云々は、申し訳ありませんが受け付けられません♪

何故ならこれを認めてしまったら、ブログの意義、ピュアオーディオの趣味の在り方、 ​紹介しているオーディオ関連製品の存在意義、それらを作っている人々、販売している人々、購入して愉しんでいるユーザーの皆さん、またライターとして業界に携わる人々全ての生き様なり感性までを、根底からまるっと否定されることになってしまうからです。​ 平和的な趣味の世界に於けるたかだか屁理屈に基づく見解の相違を、誰であろうと他者へ押しつける権利はありません。ですから、当サイトの掲示板やコメント覧等をご利用される際には、どうか平和的利用を厳守してください。情報交換を目的とした紳士的なコミュニティのマナーとして、どなたかの不利益になるような不穏当な表現、クレームまがいの表現、遺恨を残しかねない論争を誘発するようなテーマの提起などは、ご来訪者様全ての参加ルールとして、謹んで避けていただけると幸いです。(おわり)

July 9, 2005
オーディオ掲示板を一時閉鎖します。

※ 文章は省略します

​------------------- 転載終了 -------------------- ​​





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Last updated  2022/04/07 10:42:01 PM
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