地を這う虫

2022/11/23
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カテゴリ: ジャズ
今日聴いたレコード Pat Martino / We'll Be Together Again (Muse US輸入盤 MR 5090)

の続編です。上記記事の一部を以下に再掲します。

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『ウィール・ビー・トゥゲザー・アゲイン』 - We'll Be Together Again (1976年、Muse MR 5090)
『イグジット』 - Exit (1977年、Muse - MR 5075) ※1976年2月10日録音
『バック・イン・ニューヨーク - ライブ・アット・ファット・チューズデイズ』 - The Return >(1987年、Muse)
『ザ・メイカー』 - The Maker (1994年、Evidence)



Museレーベルの「Exit」(1976/2/10録音)から次のアルバムまで11年のブランクがあります。この間にPat Martinoは壮絶なリハビリを行い、一流のJazz Guitaristとして不死鳥にように復活したんですね。

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"We'll Be Together Again"の録音はFeburary 13, 17, 1976で、"Exit"はFEBRUARY 10, 1976だから録音自体は前者の方が遅い(数日~1週間ほどですが)のですが、アルバムリリースは前者が1976年で後者は1977年です。だからWikipediaの記述では"Exit"が後ろになってるんですな。

今日、そこそこ大きな音量(音圧)で聴きました。
私の評価点は★★★★☆かなぁ~~。アルバムタイトル曲「Exit」(Pat martinoの作曲)の出来がいまいちな感じがします。A2の「Come Sunday」やA3の「Three Bass Hit」の出来はいいんですが、A1の出来がイマイチなので、総じて言えばB面の方がお気に入りですな。有名なスタンダードをPat Martino節で奏でてくれるのでかなり心地良いです。
サイドメンではRichard Davisの変態的ベースが特にいいですね。もちろん、PianoもDrumsも好演です。





このアルバムとは関係ない話ですが、

昨日聴いたレコード Chris Connor / This Is Chris (Bethlehem 国内盤 YP-7101-BE) で書いた内容を再掲します。

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あ~~~、先日書いたTom Scottのレコードに関する記事で

>私のAudio System起因の可能性を否定しませんが、ところどころで音がカスレ気味になります。

と書いたのですが、クリスコナーのこのアルバム再生時(最初に聴いたA面)にもちょこちょこノイズ混じりの音になりました。ここ最近(1~2ヶ月)は好調だったアンプ(SONY TA-F333ESL)なんですが、使用頻度が低くなると機嫌が悪くなるようですね。

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今日このレコードをかけたのはアンプの通電直後なんですが、やはり音がカスレ気味になったりノイズ混じりになったりします。アンプのインプットセレクターをカチャカチャ操作しても改善しません。CD再生では最近こういう症状はでないので、インプットセレクターのリレー部品が経年劣化、長年の汚れ蓄積してるのが多分原因でしょう。現在Phono Equalizerの出力をアンプのAUX端子に入力してますが、これをTape入力端子等に代えてやれば症状は改善するかもしれません。ただ、アンプの後方にアクセスするのは結構オオゴトなんでやる気がしません。

根本的にはリレー部品を分解清掃するか、部品交換する必要があるのですが、私にはそれを実行するスキルがありません(号泣

まぁ、アンプに通電し10~20分くらい経過してアンプがかなり熱くなってくると症状は出なくなるので、まぁいいかって感もあります。

先日も書いたことですが、プリメインアンプを購入する気は結構あるのですが、欲しいものは20万円オーバーになります。私の視聴環境である劣悪な室内音響条件の狭い部屋(涙)では「宝の持ち腐れ」になる気がして購入になかなか踏み切れません。正直、以下のヤマハの8~9万円くらいのプリメインアンプでも必要かつ十分な性能があるような気がしますが、スイッチ類がプラ製でかなりチープなんですね。

ヤマハ A-S801 プリメインアンプ
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/hifi_components/a-s801/index.html

あ~~~、伝統的なアナログアンプ(A級やAB級)は重厚長大型なので20kg以上ある製品が多いです(20万円以上のクラスでは)。結構腰に負担がかかる重さだから、比較的軽いデジタルアンプ(D級アンプ)も魅力的なんですが、これはこれで食指をそそる製品は30万円近くします。さすがに30万円出す気になりまへんな。まぁ、中級機(オーディオの世界では30万円でも中級機扱いです。怖い世界ですね(笑))のデジタルアンプ(パワーアンプ段だけがデジタルアンプでプリアンプ部はアナログ)でも防振や見た目のイメージ・質感から躯体などにそれなりに金かけてるので15kg前後の重量はありますよ。




Discogs記載の情報を適宜編集して以下に記載します。

Pat Martino Exit
レーベル: Muse Records MR 5075
フォーマット: レコード, LP, Album
国: US
リリース済み: 1977年

収録曲
A1 Exit
   Written-By Pat Martino 9:23
A2 Come Sunday
   Written-By Duke Ellington 7:30
A3 Three Base Hit
   Written-By Pat Martino 4:30
B1 Days Of Wine & Roses
   Written-By Henry Mancini, Johnny Mercer 4:47
B2 Blue Bossa
   Written-By Kenny Dorham 4:57
B3 I Remember Clifford
   Written-By Benny Golson 7:48

クレジット
Bass Richard Davis
Drums Jabali Billy Hart*
Engineer Ed Korvin*
Guitar Pat Martino
Piano Gil Goldstein
Producer Ed Freeman

ノート
1977, Muse Records, A Division Of Blanchris, Inc.
Recorded at BLUE ROCK STUDIO, NYC
FEBRUARY 10, 1976




Days Of Wine And Roses - Pat Martino - Exit (1976)


Blue Bossa - Pat Martino


I Remember Clifford - Pat Martino





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Last updated  2022/11/23 05:59:32 PM
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