地を這う虫

2023/01/31
XML
今日は京都府の日本海側、天橋立近くの客先に仕事で出向きました。
天気予報では晴れ予報、最高気温は7℃くらいでしたので、特に問題なしと判断して車で向かったのですが、舞鶴若狭自動車道の福知山ICで「冬用タイヤ装着車以外は通行止め」をくらってしまいました(号泣

天気は悪くなかったのですが、丹波市あたりから周辺の山の山頂付近では雪がちらついてる雰囲気があり、北に進むにつれて雪雲の気配が濃くなってはいました。ですが、まさか福知山ICから先に進めないとは、まさに想定外の事態です。

しゃーないな、下道で行くしかないな。高速なら40分くらいで目的地に到着やが、下道でも70分くらい。客先にアポとってる時刻には十分間にあいます。

あ~~~、下道で70分というのは、iPhoneのGoogle Mapsナビの経路検索結果です。年代物の車にはナビなど付いておりませんので、iPhoneが頼りなんです(苦笑





どんどん北へ進んでいきますが、ある段階からこれってヤバいルートじゃねェ~~、って気づいたのですが後の祭り。車道は除雪されていますが路肩は雪がこんもり、除雪が不十分で車道幅が本来の幅は確保されていません。対向二車線が対向1.5車線以下に狭まってます。なによりアップダウンでヘアピンカーブありの山道でんがな。勘弁して欲しいわ。



 注)地元民は軽トラ(多分4WD)、スタッドレスタイヤ(多分)でぶっ飛ばしてましたけどね(宮津市域内ですれ違った車)。正確に言えば、雪に慣れてない地域のドライバーにとっては冬はヤバイ道路っていう意味です。


ヤバいって思った時点で、Uターンして撤退する方法がありません。車の向きを逆転させるスペースがあったとしてもそのスペースは積雪10センチ以上なので、そこのスペースに立ち入った段階でスタックして走行不法、車で一夜を明かさないといけない羽目に陥るリスク高し。っていうか、そんなスペースなんてなかった気がします。山道なんだし・・・。

対向車が来ないことを神様に祈りながらの特攻作戦。私の車は年代物の3L・V6のSUV(MAZDA MPV)。FFの2WDでノーマルタイヤ。除雪されてるとはいえ、終日日影の場所ではシャーベット状の雪が残ってるカーブもたくさんありました。冷や汗タラリン。。。

ところどころで木に積もった雪が溶けてドサっと車の上に落ちてきます。大きな塊のフロントガラス直撃は幸いありませんでした。

特攻作戦で進むしか無いのですが、どんどん状況は悪くなるばかり、上り坂では絶対止まらんぞ!と心に決めて進みます。雪は降ってないし、どっちかというと晴れてるんだけど、轍以外は結構雪が残ってる。タイヤが雪が固まった部分を通過するとイヤな感触が伝わってきます。怖すぎる。でも後戻りはもはや不可能。現実問題、進むしか選択肢はありません。

で、福知山市と宮津市の市境を超えると状況は一気に好転しますた。
宮津市域では車道の除雪がほぼ完璧になされていて、事故リスク、立ち往生リスクが劇的に低減しました。
あ~~~、生き残れたな・・・・





【教 訓】

Google Mapsが提示するルートを何も考えずに突進するのは危険です。特に厳寒期、雪の影響のある時期、地方では・・・(苦笑





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023/01/31 10:57:58 PM
コメント(5) | コメントを書く
[出張・仕事・旅行など] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: