地を這う虫

2024/07/21
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カテゴリ: ジャズ
私が時々読むレコードコレクター・Jazzファンの「のすたるジジイ氏」のブログ 風景の音楽 に最近取り上げられたレコードが今日話題にするレコードです。「のすたるジジイ」氏の当該記事は↓

The Best Of Max Roach And Clifford Brown 2024年07月17日(水)

久しぶりに私もこのレコードを聴いてみますたよ。








あまり細かく聴き込んでませんが、Clifford Brownの演奏については文句のつけようがない素晴らしいものだと思います。私より「のすたるジジイ」氏の方がジャズへの造詣が深いし文章力もあるので、氏の文章の一部をコピペさせてもらいませう(苦笑


>ブラウニーのペットは何とも言えなくなるほど素晴らしい。
>これは23歳の時の演奏だ。
>ブラウニーは高校のスクール・バンドで理論を学んだそうだが
>卒業して5年しか経っていないのにこんな演奏をしているのだ。
>
>才能に溢れる者ほど生き急ぐのはなぜだろう。
>ジミ・ヘンドリクスは28歳で、阿部薫も29歳で死んじまった。
>シューベルトは31歳、滝廉太郎は25歳で死んじまった。


あ~~~、阿部薫って人はFree Jazz系のSax Playerです。昔から名前を知っていますが、彼の演奏を多分ほとんど聴いたことがないです。当時のJazz雑誌では結構頻繁に「阿部薫」の名前は出現してましたけど・・・。
彼のwikipediaは↓。29歳でOverdose(薬物の過剰摂取)により亡くなっています。。。

阿部薫


このレコードの私の評価点は★★★★★ですね。バンド全体の演奏への評価ではなく、Clifford Brownのトランペット演奏への評価、早逝した彼の音楽記録としての歴史的価値を含む評価です。


オリジナルはMonauralなので、私の所有盤は疑似Stereoだと思います。録音自体はLiveということもあって良くないので、疑似ステ特有の歪っぽい音、濁った音という印象はあまり感じません。オリジナル盤、Monaural盤の音を聴いたことがないので、アレですが私の所有盤は正直ペラペラの厚みのない情けない音でござります。






Discogs記載の情報を適宜編集したものを以下に貼っておきませう。
私の所有盤はUSで1973年頃にReissueされたものと思います。レーベルのGNP Crescendoの文字色がDiscogsの画像とは色違いです。まぁ、その点以外はほぼ同じなので1973年頃発売の盤で間違いないでせう。








"Max Roach And Clifford Brown* - The Best Of Max Roach And Clifford Brown In Concert"

Label: GNP Crescendo - GNP-S18
Format: Vinyl, LP, Album, Reissue, Stereo
Country: US
Released: 1973年

Tracklist
A1 Jor-Du
A2 I Can't Get Started
A3 I Get A Kick Out Of You
A4 Parisian Thoroughfare
B1 All God's Chillun Got Rhythm
B2 Tenderly
B3 Sunset Eyes
B4 Clifford's Axe

Credits
Bass - George Bledsoe (tracks: B1 to B4), George Morrow (tracks: A1 to A4)
Photography By - Ross Burdick, William Clayton*
Piano - Carl Perkins (4) (tracks: B1 to B4), Richard Powell* (tracks: A1 to A4)
Presenter, Liner Notes, Recorded By - Gene Norman
Tenor Saxophone - Harold Land (tracks: A1 to A4), Teddy Edwards (tracks: B1 to B4)

Notes   ※日本の再発盤(King Record Co. Ltd)のDiscogs Dataから借用
Side A: Recorded at Los Angeles, Aug. 30, 1954
Side B: Recorded at Los Angeles, April 1954





A面から二曲、B面から二曲セレクトしてYouTube音源を貼っておきませう。"I Can't Get Started"と"Tenderly"のバラードはほぼClifford Brownのソロだけなので、Jazzを聴き慣れていない方でも彼の凄み、卓越した音楽性を感じ取れると思いまする。

"Jor-du"
クリフォード・ブラウン - トピック


"I Can't Get Started"
クリフォード・ブラウン - トピック


"Tenderly"
クリフォード・ブラウン - トピック


"Sunset Eyes"
クリフォード・ブラウン - トピック





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Last updated  2024/07/21 01:51:06 AM
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Comments

tckyn3707 @ Re:自由民主党総裁選候補者の推薦人リスト(09/13) おばんです。 斉藤慶子ちゃん北海道弁で…
ケルンコンサート @ Re[1]:長崎オランダ坂の思い出(09/05) alex99さんへ レス原稿書きますた😅😓🙂 …
ケルンコンサート @ Re[1]:長崎オランダ坂の思い出(09/05) alex99さんへ 後ほど、alex99さんのとこ…
alex99 @ Re:長崎オランダ坂の思い出(09/05) ケルンコンサートさんへ 遅いコメントで…

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