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2013年10月04日
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テーマ: 本日の1冊(3690)
カテゴリ: 日本平和大会
シリーズ日本平和大会学習パンフ(8)
沖縄、低空飛行訓練の実態ーこれを見ても、日本がまともな主権国家でないことは明白です。

そもそも1952年に発効した旧日米安保条約は、「我々が望むだけの軍隊を望む場所に望む期間だけ駐留させる権利を獲得」する(交渉にあたったダレス全権大使。1951.1.26)ことをめざしたものでした。そのためにとられたのが「全土基地方式」でした。日米政府が合意すれば、日本のどこにでも基地が置ける方式です。そして米軍には占領時と同じように治外法権的特権が、行政協定によって認められました。これが1960年に改定された日米安保と日米地位協定にも引き継がれています。




そのため、いまも首都圏をはじめ、全国各地に米軍基地がおかれ、様々な被害をもたらしています。中でも横須賀基地(神奈川県)は、40年間、世界唯一の米空母の海外母港とされ、08年からは原子力空母ジョージ・ワシントンを配備。首都圏3000万人を放射能汚染の危険にさらしています。

しかも、在日米軍駐留経費の75%を日本政府が負担。血税を使って増強された在日米軍基地は、米軍にとって海外で最大の資産価値の高い基地になっています。

さらに日本に配備されている部隊は、海兵隊や米空母機打撃群など、いずれも「日本防衛」とは無縁な海外に侵攻するための「殴り込み部隊」ばかりです。




その一つが、米軍岩国基地の大増強です。この基地は、米海兵隊航空部隊の基地で、57機もの戦闘機を配備。この間、7000億円もの血税で沖合に1.4倍も拡張されました。そこに、2017年までに神奈川県厚木基地から米空母艦載機59機を移転し、120機以上の極東最大の米軍機基地にしようとしているのです。また、基地拡張のために土砂を削りとった愛宕山の跡地には、艦載機部隊のための米軍住宅を建設する計画をすすめています。さらに、艦載機の夜間発着訓練場を、鹿児島県馬毛島に建設しようと画策。加えて、いま岩国基地はオスプレイの展開拠点として強化され、普天間基地からKC135空中給油機12機が移転する計画もすすめられています。

この増強計画は、海兵隊と原子力空母という、米軍のふたつの世界規模の「殴り込み部隊」の一大拠点基地化です。これがアジアと世界の緊張を高め、周辺住民の被害の激化をもたらすことは必至です。

世界の米軍基地縮小の流れに逆らうこのような基地強化を許してはなりません。





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最終更新日  2013年10月04日 11時23分43秒
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