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例えば、この「商店」の玄関口の上にこのような漆喰飾りがある。
何か謂れがありそうなのだが、わざとわからないままにしておきたい。
大通りを挟んでその昔の街道の南隣には、このような大黒天さんもおられる。油をかけるのが功徳なんだそうだ。俗気の多い御尊顔ではある。
その南隣には、楠木神社があるのだが、やはり謂れを調べることは止めておこう。
さて、この街道の北の玄関口辺りに、アートスペース油亀という美術画廊がある。見た目は、完全に下級武士長屋である。
しかし、奥は案外深く、昔に何かの商店だったのをそのまま利用しているのがわかる。ここで、様々な器展をしていて、毎年この時期には珈琲カップ展をしている。開催間近の日曜日ということもあるのか、私の想定以上の有名画廊なのか、若い女性でごった返していた。
2千円台から5千円台の珈琲カップが所狭しと並んでいる。
出張喫茶店も繁盛してる。
ペタンと座ってお客さんが品定めしている。
実は、ここ数年珈琲を1日4杯前後飲んでいる。健康のためというよりも、煙草を吸わない私の純粋な嗜好品として、もうこれにはお金をかけようと「決意」したからに他ならない。とはいっても、ワインでつくづく分かったのではあるが、私は生来鼻が悪くて、味や香りをきちんと味わうことが出来ない。だから、雰囲気だけを愉しむ嗜好品である。基本的に安い豆を買って、ドリップして飲んでいる。
器を愉しむことはしていないのだが、ひとつぐらい買ってもいいか、と思ってやってきた。
様々な器がある。
ひときわ目をひいたのは、福岡市在住の作家らしいこの方の作品が、どこにでも目に止まるのである。
自由自在の表現が楽しい。
それで、1番安いタイプのこの青色が美しく、指に馴染む、この器を買った。気分が乗った時に使いたいと思う。
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