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連休中は予定変更してちょっと国内を紹介
さっそく伊勢神宮ですが、簡単に載せる予定が文字数オーバーではじかれたので内宮と外宮の2回で紹介 (;^_^A
伊勢神宮 1 (内宮)
神嘗祭(かんなめさい)・大神嘗祭(おおかんなめさい)・式年遷宮(しきねんせんぐう)
伊勢神宮(Ise Jingū ・ Ise Grand Shrine)
伊勢の神宮(内宮)・・皇大神宮(こうたいじんぐう)
荒祭宮(あらまつりのみや)
和魂(にきみたま)と荒魂(あらみたま)
神嘗祭(かんなめさい)・大神嘗祭(おおかんなめさい)・式年遷宮(しきねんせんぐう)
毎年行われる宮中祭祀の一つに
神嘗祭(かんなめさい
)
と言うのがあります。
その年の初穂を天照大御神(あまてらすおおみかみ)に奉納する祭
りで、秋の季語にもなるこの祭りの時は、 神宮祭祀にあたって装束・祭器具が一新される
そうです。
大神嘗祭(おおかんなめさい)
では、 装束・祭器具に加えて、宮も新設され、ご神体に引っ越しをしていただく儀が行われます
。
これが20年に一度行われる神宮最大の重儀、遷宮祭(せんぐうさい)であり、式年遷宮(しきねんせんぐう)と呼ばれる祭祀です。
(昨年秋に、正宮がお披露目されました。)
伊勢市の地図から伊勢の神宮の位置と川の関係を紹介
A・・
伊勢の神宮(内宮)・・皇大神宮(こうたいじんぐう)
B・・
伊勢の神宮(外宮)・・豊受大神宮(とようけだいじんぐう)
D・・
地図で 河口付近で五十鈴川(右)と勢田川(左)が合流
して伊勢湾に注いでいる。
地図を見ると、 五十鈴川(右)の上流に内宮
があり、 勢田川(左)上流の位置に外宮
があるのがわかる。
実は外宮に流れていた勢田川は昔流れを変えて今は位置がずれてしまっている。
神宮と川の関係は確かにある
のです
(内宮)・・皇大神宮(こうたいじんぐう)地図
五十鈴川を渡り、五十鈴川で体を清めて正宮を参拝。
赤丸の星をつけた方が昨年遷宮された新しい宮の位置。
伊勢神宮(Ise Jingū ・ Ise Grand Shrine)
日本各地にある神社、およそ8万社を包括する宗家、神社本庁
と言うのが、三重県伊勢市にある「神宮」、通称「伊勢の神宮」だそうです。
他と区別する意味で「伊勢神宮」と呼ばれているそうですが、 広義には三重県内の4市2郡に存在する
別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所管社(しょかんしゃ)を含めた、合計125の社宮を含めて「神宮」と総称
。
主祭神は2柱
。それ故、伊勢神宮には2つの正宮がある。
皇大神宮(こうたいじんぐう)と呼ばれる内宮(ないくう)に1柱。
豊受大神宮(とようけだいじんぐう)と呼ばれる外宮(げくう)に1柱
で、2つの神宮が存在している。
簡単に言えば 日本の氏神様(うじがみさま)をまつるのが内宮。衣食住の神様を祀るのが外宮
なのだそうだ。
内宮・・皇大神宮(こうたいじんぐう)
・・・ 主神は太陽を神格化した
「
天照坐皇大御神
(あまてらしますすめおおみかみ)(天照大御神)」
外宮・・豊受大神宮(とようけだいじんぐう)
・・・ 主神は衣食住の守り神である 「
豊受大御神
(とようけのおおみかみ)」
伊勢の神宮(内宮)・・皇大神宮(こうたいじんぐう)
内宮(ないくう)・・皇大神宮(こうたいじんぐう)の第一鳥居
第一鳥居の 中央は神様の通り道
。真ん中をはずして右側通行で参詣。
鳥居をくぐる時は1拝をして通過するのがマナー
。
五十鈴川に架かるのが宇治橋(全長101.8m)
宇治橋も式年遷宮で建て替えられる建造物の一つ
。
2つの鳥居は正宮の旧正殿棟持柱(むなもちばしら)がリサイクルされている。
そして次の 20年後
にこの鳥居は新しくなり、その時柱は伊勢街道の入口(関の追分と桑名七里の渡口)の鳥居として 再びリサイクル
されているそうだ。
リサイクル・・と言うよりは神様からのお下がりをありがたく頂く・・と言う考えなのだろう
以前使われていた古い橋の橋脚。
宇治橋は、神域と俗界を分ける境界だと言うが、本当の神域は4つめの鳥居の向こう側のようだ。
宇治橋の橋脚
五十鈴川は神路山(かみじやま)を源流とし、支流、島路川(しまじがわ)と合流、内宮の西端を流れている。
3つ目の鳥居
この 鳥居の向こうに五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)がある。
全部の宮や神域を紹介しきれないので雰囲気のあるところだけ・・。
風日祈宮の橋から五丈殿方面
内宮の正宮
内宮の正宮は小高い山の上にあるのたが、撮影が許されるのは石段下まで。
基本お賽銭は必要無い。 お参りの作法は2拝2拍手1拝
宮は唯一神明造り。正宮も外宮も同じらしいので、別宮の荒祭宮(あらまつりのみや)の写真を紹介。
荒祭宮(あらまつりのみや)
正宮に次ぎ尊いとされる別宮。
荒祭宮(あらまつりのみや)は「荒魂(あらみたま)を祭る宮」。
ここは、 内宮の正宮と同じ天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っている。
正宮が和魂(にきみたま)を祀っている
のに対しこちらは
天照大御神の荒魂(あらみたま)を祀る宮
なのだそうだ。
和魂(にきみたま)と荒魂(あらみたま)
神の霊魂が2つの側面をもっている・・と言う神道における概念
だそうだ。
天変地異を引き起こしたり人々に災いをもたらす荒ぶる神の所行
と 雨や日光の恵みを与えてくれる穏やかで優しい神の所行
。
同一の神でありながら相反する側面がある事からそれぞれ別に祀られる事がある
そうです。
荒祭宮 側面。
荒祭宮の旧宮の後(古殿地)には祠(ほこら)が置かれている。
内宮は、特に皇大神宮(こうたいじんぐう)と呼ばれるだけあり、皇室の氏神である天照大御神が祀られている為に特別な権威があったようだ。
次回、別宮はなるべく早く紹介します。
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