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2004/06/11
テーマ： 最近観た映画。(40190)
カテゴリ： カテゴリ未分類
最近観た映画の話をします。
ネタバレしないように書きます。
先週末は、韓国映画の「SPRING, SUMMER, FALL, WINTER, AND SPRING」を観て来ました。この英語のタイトルを見て
思わずCarol Kingのあの歌を口ずさんでしまった
私は古い人間でしょうか。。。
映画自体は当たり前ですけどCarol Kingとは全く無関係で、
湖上に浮かぶ小さなお堂を舞台に一人の人間の生涯を
移りゆく季節と共に描いたお話です。
キーワードは「因果応報」でしょうか。
仏教の事をちょっと知っていると、話が面白いかもしれません。
最近、虫や小さな生き物をむやみに殺しちゃった方
（実は私のこと）、映画の冒頭でちょっと後悔します（汗）。。。
そして息を呑むほど美しい風景が見所です。
で、今日は「THE DAY AFTER TOMORROW」を観て来ました。
「ストーリーが薄っぺら」とか「襲ってくるものが違うだけで
インディペンデンスデイと同じ」とアンチ・ハリウッドの
方々には不評のようでしたが、同じくアンチ・ハリウッドの
私には、なかなか良い作品かなと思えました。
こちらの映画もキーワードは共に「因果応報」。。。
「インディペンデンスデイ」と監督は同じなのですが根本的な
アプローチが違います。「アメリカが地球を救う」という
ハリウッドにありがちな内容ではないのです。
「ハリウッドって単純だよなぁ～」と思ってしまう例の
「地球のリーダー、アメリカ！」「全人類のヒーロー、アメリカ！」
という描き方では無かったのが良かったのです。
むしろ、「おいアメリカ、ちょっと考えろよ」という
メッセージが読み取れるのです、少なくとも私には。
天災を前に、ちっぽけな人間は手も足も出ないのです。
あのアメリカでさえ、地球を氷河期から救う事は
出来ないのです。
アメリカに限らず、イギリスや日本という先進工業国が
痛い目にあっているシーンもありましたが
でも、ちょっと待って、どうして日本も？！
映画は「地球に氷河期がやってくる」という設定なのですが、
これは「地球温暖化」を逆説的な捉え方で考えたものとして
見てもいいでしょう。
地球温暖化対策として、先進工業国が２００２年までに
京都議定書の内容を法制化すると約束したにも拘わらず
最大の汚染物質放出国であるアメリカはこれを実行してないのです。
一番環境破壊してるアメリカが環境問題への取り組みを
「知～らないっ」と放棄しちゃってるこの現状を、
この映画を観てアメリカの人々が、少し考えてくれると
いいなぁ、と思うのです。
私の住んでいる地域なんか、ゴミの捨て方ひとつを
取ってみても、ひど過ぎるのです。紙とペットボトルと
アルミカンは、かろうじてリサイクルできるけど、
ガラス瓶もスプレーも、分別しないんですよ～。
先日、ビデオテープを10本くらい捨てたかったので、
自治体に電話して聞いてみたんです。そうしたらしれ～っと
「普通のゴミと一緒に出して下さいな」って言われたんですよ～！
可燃ごみと不燃ごみの区別もしなくていいのか？！
埋めりゃいいってもんじゃないでしょう。
日本だったら考えられないでしょう？！
日本は環境問題に積極的に取り組んでいますでしょう？！
なのに映画の中で、香港の裏路地みたいなセットの
「東京都千代田区」が出てきて、沢山の人が巨大な
雹（ひょう）に当たって死ぬんです！こんなのありか～？！
あ、ゴメンナサイ！ネタバレしてしまいました！！
もうやめます。。。
まぁ、上記の映画２本、お勧めです。
でも本当は私、「コメディー映画専門」なんです。
「観客を笑わせながら、奥深いメッセージを伝える」
これができる映画ってすごいと思うのです。
伊丹十三監督なんかは天才でした。日本の映画界は
本当に惜しい人を亡くしました。
周防正行監督の「Shall We Dance」は傑作でした。
韓国映画「猟奇的な彼女」、笑いながら泣きました。
アンチ・ハリウッドだけど、
「天使にラブソングを」は悔しい位いい話です。
「メアリーに首ったけ」を観た あるキツかった女性は
急に皆に親切になって、障害者に手を貸したり、
すっかり可愛くなっちゃいました。
コメディー映画ならではの効果なのです。
今日はいつもに増して、支離滅裂な内容の日記で
すみません。。。
ネタバレしないように書きます。
先週末は、韓国映画の「SPRING, SUMMER, FALL, WINTER, AND SPRING」を観て来ました。この英語のタイトルを見て
思わずCarol Kingのあの歌を口ずさんでしまった
私は古い人間でしょうか。。。
映画自体は当たり前ですけどCarol Kingとは全く無関係で、
湖上に浮かぶ小さなお堂を舞台に一人の人間の生涯を
移りゆく季節と共に描いたお話です。
キーワードは「因果応報」でしょうか。
仏教の事をちょっと知っていると、話が面白いかもしれません。
最近、虫や小さな生き物をむやみに殺しちゃった方
（実は私のこと）、映画の冒頭でちょっと後悔します（汗）。。。
そして息を呑むほど美しい風景が見所です。
で、今日は「THE DAY AFTER TOMORROW」を観て来ました。
「ストーリーが薄っぺら」とか「襲ってくるものが違うだけで
インディペンデンスデイと同じ」とアンチ・ハリウッドの
方々には不評のようでしたが、同じくアンチ・ハリウッドの
私には、なかなか良い作品かなと思えました。
こちらの映画もキーワードは共に「因果応報」。。。
「インディペンデンスデイ」と監督は同じなのですが根本的な
アプローチが違います。「アメリカが地球を救う」という
ハリウッドにありがちな内容ではないのです。
「ハリウッドって単純だよなぁ～」と思ってしまう例の
「地球のリーダー、アメリカ！」「全人類のヒーロー、アメリカ！」
という描き方では無かったのが良かったのです。
むしろ、「おいアメリカ、ちょっと考えろよ」という
メッセージが読み取れるのです、少なくとも私には。
天災を前に、ちっぽけな人間は手も足も出ないのです。
あのアメリカでさえ、地球を氷河期から救う事は
出来ないのです。
アメリカに限らず、イギリスや日本という先進工業国が
痛い目にあっているシーンもありましたが
でも、ちょっと待って、どうして日本も？！
映画は「地球に氷河期がやってくる」という設定なのですが、
これは「地球温暖化」を逆説的な捉え方で考えたものとして
見てもいいでしょう。
地球温暖化対策として、先進工業国が２００２年までに
京都議定書の内容を法制化すると約束したにも拘わらず
最大の汚染物質放出国であるアメリカはこれを実行してないのです。
一番環境破壊してるアメリカが環境問題への取り組みを
「知～らないっ」と放棄しちゃってるこの現状を、
この映画を観てアメリカの人々が、少し考えてくれると
いいなぁ、と思うのです。
私の住んでいる地域なんか、ゴミの捨て方ひとつを
取ってみても、ひど過ぎるのです。紙とペットボトルと
アルミカンは、かろうじてリサイクルできるけど、
ガラス瓶もスプレーも、分別しないんですよ～。
先日、ビデオテープを10本くらい捨てたかったので、
自治体に電話して聞いてみたんです。そうしたらしれ～っと
「普通のゴミと一緒に出して下さいな」って言われたんですよ～！
可燃ごみと不燃ごみの区別もしなくていいのか？！
埋めりゃいいってもんじゃないでしょう。
日本だったら考えられないでしょう？！
日本は環境問題に積極的に取り組んでいますでしょう？！
なのに映画の中で、香港の裏路地みたいなセットの
「東京都千代田区」が出てきて、沢山の人が巨大な
雹（ひょう）に当たって死ぬんです！こんなのありか～？！
あ、ゴメンナサイ！ネタバレしてしまいました！！
もうやめます。。。
まぁ、上記の映画２本、お勧めです。
でも本当は私、「コメディー映画専門」なんです。
「観客を笑わせながら、奥深いメッセージを伝える」
これができる映画ってすごいと思うのです。
伊丹十三監督なんかは天才でした。日本の映画界は
本当に惜しい人を亡くしました。
周防正行監督の「Shall We Dance」は傑作でした。
韓国映画「猟奇的な彼女」、笑いながら泣きました。
アンチ・ハリウッドだけど、
「天使にラブソングを」は悔しい位いい話です。
「メアリーに首ったけ」を観た あるキツかった女性は
急に皆に親切になって、障害者に手を貸したり、
すっかり可愛くなっちゃいました。
コメディー映画ならではの効果なのです。
今日はいつもに増して、支離滅裂な内容の日記で
すみません。。。
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最終更新日
2004/06/12 09:11:13 PM
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