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2004.11.27
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カテゴリ: アメリカ映画
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【この映画について】
この映画は日本でも一大ブームを巻き起こした「ラスト・サムライ」に出演した、トム・クルーズ主演の最新作である。
今回の彼の役どころは、ある麻薬組織に依頼されて裁判で証言する証人と検察官を一夜のうちに抹殺すること。
クールで白髪交じりの銀髪の完全無比な殺し屋ヴィンセントを演じるが、所々でミスを犯す男を演じている。
出演者は少ないがタクシー運転者のマックスを演じるジェイミー・フォックス、検察官アニーを演じるジェイダ・ピンケット=スミスはウイル・スミス夫人でもある。
【ストーリー(ネタバレなし)】
LAのタクシー運転手のマックスには、お金をためてリムジンの会社を経営する夢がある。そんなマックスは毎日車内にモルディヴ諸島の写真を見ながら仕事に励む。
何の変化もない日々だが、タマタマ乗り合わせた女性検察官のアニーとは車内で話が弾んだ。目的地に着いた際にアニーはマックスに名刺を渡して、さり気無く営業をした。
その次に乗せた乗客はヴィンセントと名乗る一人の男だった。ヴィンセントは翌朝までのチャーターを600ドルで提案し、更に時間までに空港に送り届けたら100ドル追加すると約束する。
だがこの男は実は一夜の内に5人を殺害する密命を受けていた。そして待っている間にいきなり死体がタクシーのボディに降って来た。腰を抜かして驚くマックスはこの時始めてこの男の目的を知る。
その後も次々と殺しを続けるヴィンセントだが、マックスも最初は怯えていたが徐々に意見を言うようになる。そしてヴィンセントが大切にしていたスーツケースを持ち去り捨てる。だが何とかそのスーツケースの中身を取り戻したヴィンセントは、遅れを取り戻す如く計画の実施に向かう。
そして遂に最後の殺人を行うべく、指定された現場に向かうマックス。だがマックスは車の速度をアップさせて猛スピードで、街中を疾走して衝突した。ひっくり返った車内を警察官が調べて、最初の殺害者の死体が出て来た。駆けつけた警察官はマックスを犯人扱いするが、機転を利かせてこの警察官を縛り上げる。
現場から逃げ出したヴィンセントが最後に追いかけているのが、マックスが乗車させた女性検察官のアニーだったのが分かった。
何とかアニーにその旨を伝えたかったマックスは、真夜中のLA市内を必死に走る。途中で携帯電話を強奪して何とか名刺に書かれた、高層ビルの自宅前まで来た。だがヴィンセントは確実にアニーの元へと向かっている。必死に携帯電話で殺し屋が向かっていることを伝えるが、電池が途中で切れた。
果たしてアニーはヴィンセントから逃れることが出来るのか?
どうした結末が待っているかを言う代わりに、この映画でヴィンセントがふと呟いたひと言が最後に重要なシーンと重なってくる。それは「ロスの地下鉄では、車内で人が死んでいても何時間も分からない」ほど他人には無関心だ。
ここから先は映画のクライマックスなので、是非、映画館で結末は観て下さい。
【鑑賞後の感想】
前作の「ラスト・サムライ」から打って変わって、トム・クルーズがクールな殺し屋を演じた。
舞台は夜のLA(ロス)の街であり、観光で知っているLAとは違う裏の世界を描いている。私が今回注目したのは、LA市内を映すアングルである。タクシーが走る様子を上空から撮影したり、ラストのヴィンセントがアニーを殺しにいくシーンである。高層ビルの電源を切ったヴィンセントだが、アニーの真っ暗な16Fの部屋越しに見えるLAの夜景は綺麗だ。真っ暗の室内との対比で余計綺麗に見えた。
一方のトム・クルーズの演技も、今までにはない悪役が妙に似合っていた。米国でも今回の演技で、早くもアカデミー賞候補の声が上がっているそうだ。
最初から最後までスピード感ある展開と、ヴィンセントとマックスの車内での会話も良い。当初は一方的な会話だったが、打ち解けて来るうちにお互いの生い立ちを話したりもした。入院中の母を見舞い、花を買うヴィンセントの心遣いは殺人マシーンにもこうした心があることを示していた。





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Last updated  2005.09.06 07:28:18
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