総合政策部地域づくり支援局です。 

北海道の夏らしい、爽やかなお天気が続いていますね。
緑の木々が揺れて、こもれびがまぶしいけれど気持ちがいい！
今回は、そんな緑に囲まれた風景の中にたたずむ洋風建築のお話。

＜緑に囲まれたピアソン記念館＞

ピアソン記念館 北見のハッカ が第一次世界大戦の影響で大暴落し、生産者が過酷な状況に追い込まれたときにも、夫妻の伝道が人々の精神的な支えとなりました。宗教を越えたふたりの人間愛や志は、今も北見の精神文化のよりどころとなっています。
建物の設計者は、 メンソレータム の販売元・近江兄弟社創設者としても知られているW.M.ヴォーリズ。北見のハッカと、ピアソン夫妻、ヴォーリズ建築であるピアソン記念館が一つの線でつながります。

現在、ピアソン夫妻の遺志を継承し、夫妻の足跡を多くの人に伝えようと 「NPO法人ピアソン会」 が記念館の運営を担い活動を続けています。
例年、ピアソン記念館の前庭で開催されている 「グリーンコンサート」 は、 今年は ７月１４日（土） に開催。北見市内の小中学生や市民の音楽サークルなどが演奏や合唱を行う地域に親しまれたイベントです。 ７月２２日（日） には、ピアソン記念館を描く 写生会 も行われますよ。

この夏、緑に囲まれた瀟洒な洋風建築で文化的な夏を体験してはいかがでしょうか？

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