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XBサンドバイパーのデカールが気に入らない。あのデカールで再現された中途半端なファイヤーパターンが、安っぽいオモチャのようで、どうにも嫌なのだ。最初は、そうでも無かったのだが、毎日、見ているうちに、だんだん我慢が出来なくなってきた。ただ、全国30万(日本野鳥の会&enoki_ny氏観測)のXBバイパー諸兄に対して、失礼の無い様に弁明しておくと、タミヤのデカールに関しては、プラモデル同様に非常に良く出来ており、あの難しい形状を、よくデカールで再現していると思う。しかし、中年化の進行の激しいおっさんにとっては、バギーチャンプあたりが至高のプロポーションであり、ボディの隅々に80年代の香り漂うカラーリングでないと、どうにも我慢できないのだ。そんな訳で、早速デカールをベリベリ剥がしている。シールの剥がし技に関しては、色々あるようだが、おっさんの場合、ボディ裏側からドライヤーで弱い温風を当てながらやっている。これだと、シールの糊ごとスルスル取れて楽しい。そんで、シールを剥がしてXBバイパーの塗装を良く見ると、結構な塗りむらがあったりしてガッカリする。脱脂が足りないせいか、ポツポツと塗料が弾かれた跡もある。塗り自体も、黄色1回、白色1回だけの、薄い皮膜しかない。XBはエキスパート・ビルドの略らしいが、これはちょっとエキスパートが塗ったとは言い難い代物だったりする。ボディが金属製だったら、全剥離してやり直しているところだ。それと、ついでにボロボロのウイングも、アルミ板で作り直す予定。ポリカ製のウイングも市販されているけど、あの豆腐の容器のような物を、わざわざお金を出して買う気がしない。だいたいサンドバイパーのウイングは、ボディデザインのポイントにはなっているけど、後部が直角にそそり立っており、どう見ても空力的に効果があるとは思えない。むしろ走行抵抗になっているだけのような気がする。前回のプチ走行会で、もらんぼんさんのジャンプ台を飛んで楽しかったので、この際、重量増加は一切考えずに、七転八起しても簡単に壊れないウイングにしたい。そんなこんなで、XBバイパーを買ったおかげで、いじるたびに大量生産のボロがそこかしこに見えて、悲しくなってしまう。まあ、安いから仕方ないけどね。昔、プラモデルで遊んだ経験のある方だったら、XBシリーズは買わない方が良いと思うおっさんであった。
2007年03月07日
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今回、久しぶりにホーネットで遊んだ。ところが、ジャンク部屋から引っ張り出したホーネットはボロボロ。おかしいなあ~?そんな激しい事をやらせた記憶は無いけどなあ・・・ああ、あった、あった。去年の寒い時期に、番頭さんのTXTと、激しいバトルをやったんだ。その時に、TXTのデカタイヤで、散々に踏まれた。タケさんのホーネットも同じように踏まれたので、おそらくボロボロになっているに違いない。あれから、すでに1年が経過した。う~ん、月日の過ぎるのが早い。このブログも、「おっさんバギー」の看板を出してから、はや2年が経過した。なんというか、ホーネットを触っていると、いちいち感慨に耽ってしまう。そして、走行会の後、「ホーネットは引退させてやろう」と毎回思うのだ。それくらい各部はボロボロ。そのため、日曜日のバギチキに間に合わせるために、各部に手直しを加えた。まずはボディ。未塗装のポリカボディの買い置きがあったので、これを急遽仕上げた。カラーリングは、考えている余裕が無かったので、スイフトで使ったマイキンマンレーシングで塗る事にする。ステッカー類は、今回も裏貼り。裏貼りは、けっこう面倒だけど、仕上がりがキレイなので、我慢して貼り付ける。後は、白色をバアーと塗ったら完成。んが、土曜日は気温が低くて、発色が悪い。冬の屋外は、スプレー塗装には厳しい。おまけに、なかなか乾かない。やむをえず、空いたダンボール箱の中にボディを入れて、ドライヤーの口先を突っ込んで、応急の乾燥室とした。まあ、白色や黒色だと、適当に塗ってもごまかしが効くのでイイ。しかも、意外とカッコ良かったりする。カラーリングにこだわりの無い時は、白一色か、黒一色がオススメ。それから、ダンパー類のメンテをやった。まあ、フロントまわりは簡単。しかし、リヤはけっこうダメージが激しい。喜んで、ジャンプをバンバン飛んだ影響がモロに出ている。3ダンパー化のために取り付けている自作アルミステーが、ぽっきりと折れている。なので、コレも作り直し。今回は、アルミアングルとフロントのノーマルショック部品を使って、簡単に仕上げた。ココは、オイルダンパーじゃなくても、特に問題ない。キコキコ、ガンガンと切ったり貼ったりしたら完成。DF03用の太いリヤタイヤが、思いのほか似合っている。う~ん、やっぱりホーネットはカッコイイ。こりゃ、なかなか現役引退の日は遠いなあ。
2008年12月10日
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ミニッツで使用する単四の充電池だけど、おっさんは世間で評判の良いエネループを使っている。他の充電池を使った事がある訳じゃないけど、こいつはサンヨー製と云うだけで、なんだか妙な安心感がある。EPカーで使っているバッテリーパックも、サンヨーセルのタミヤ2400ザップドが、使い勝手が良くて重宝している。なんというか、公園ラジコンなどで遊ぶ場合、走行時間やパワーが、ちょうど良い具合なのだ。あれで、もっと値段が安かったらなあ、と思う。んで、単四の二次電池なんだけど、日本橋のデジットに行くと、商品棚の一番下に、隠すようにして、バッテリーのコーナーがこっそりあったりする。まるで、売る気が無いかのごとく、こっそりとある。お手頃価格で、充電池やバッテリーパックが並んでいるので、ついつい買いそうになるけど、どれもこれも中国製のあやしげなモノばかりなので、かなり心配。事実、それらを手にしてレジに並ぶと、客の発するスキルを鋭く察知した店員さんが、これは止めた方が良いとか、これだったらあっちのヤツが良いとか、的確なアドバイスをしてくれる。先のインテレクトの爆発事故じゃないけど、二次電池と云う商品は、かなり売り難いモノなんだろうな。そのインテレクトも、中国製二次電池の中では優等生だった訳だから、それ以下の怪しいセルは、かなり心配。そんな訳で、安心確実なエネループを使っているけど、ミニッツで使っていると、だんだんバラツキが大きくなってきて、350ミリアンペア程しか入らなくなってきた。やっぱり、単セルで放電してから充電した方が良いみたい。そこで、単セル放電器を作ろうかな、などと思っていたのだけど、なかなか日本橋までパーツの買出しに行っている時間が無い。どうしようか悩んでいると、エキパで単セルの放電が出来ると云う事に気付いた。んで、単四電池二本用の電池ボックスを2個買ってきて、直列になるように両方のプラスとマイナスをハンダ付けしてしまう。それで、各セルのプラスとマイナスのそれぞれに、ワニ口クリップが挟めるように端子を付けたら完成。バラセルの要領で、各セルにエキパを繋いで、単セル放電をしてから、4本直列で充電したら、見事に800ミリアンペアまで復活した。単セル放電をする際に、すごく時間が掛かるんじゃないかと心配したけど、エキパで2A放電したら、あっと云う間に終わってしまった。ものすごく簡単な工作だったけど、結果上々でうれしい。エキパって、いろいろ小技が効いて、便利なヤツだ。これで、ビープ音の調整が出来たら、言う事無いんだけどなあ。
2008年02月28日
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タミヤ純正のポンダーステーだと、なんかイマイチなので、結局、自作する事にした。でも、肝心のトランスポンダーの大きさが分からないと、なかなか全体像が見えてこない。なので、トランポのモックアップを作る事にした。とまあ、そんな偉そうな事を言ってみたところで、メーカーが試作するような本格的な物は出来っこない。家に転がっていた15ミリのコンパネを、30×35ミリのサイズに切っただけ。まあ、だいたいのサイズが分かればOKなのだ。そんで、肝心のトランポの搭載位置なのだが、出来るだけ低い位置に取り付けようと思うと、シャーシ後部の細長い部分しかない。ここの右側にはメインスイッチがあるので、場所が空いているのは左側しかない。シャーシのこの部分には、意味有りげな三角形の出っ張りと、丈夫そうなネジ穴が2個並んでいる。なので、ステーの取付けには、このネジ穴を使うつもり。しかし、この三角形の出っ張りやネジ穴は、本来、何に使うものなんだろう?ここに書いておけば、人間RC大辞林の番頭さんが、きっと答えてくれるに違いない。そう、我らが番頭さんは、迷える少年少女の心強い味方なのだ。んで、今回、ステーに使う材料は、昔の通信機器から取り外した、アルミのヒートシンク。アルミ板を折り曲げただけの単純な作りだけど、使われているアルミの厚みが5ミリもあって、意味無く頑強なのだ。本来の目的はヒートシンクなのだから、フィンの数を増やすなどの方法を使えばいいのに、高価なアルミが、どーんと使われている。非鉄金属の値上がり著しい昨今では、考えられないような部品なのだ。バブル期に製造された電気製品には、こんな費用対効果を無視したかのような部品が、いっぱい使われている。特に、昔のNTT関連の通信機器、それも民生用じゃなくて、産業用の機器は、ものすごい贅沢な作りでびっくりする。競争相手の居ない状態で、採算性を無視して作るとこうなります、と云う良い見本なのだ。んで、そんなバブリーなヒートシンクを、現物合わせでシコシコ切ってから、ボール盤でバンバン穴を空けたら完成。シャーシに仮止めしてみると、結構な隙間が出来る。このままだとクラッシュの衝撃で外れるかもしれないので、シャーシとの隙間に硬めのスポンジを挟んで緩衝材にしておく。最後に、先程作ったモックアップを取り付けて、各部のクリアランスを調整したら完成。さすがにバブリーなヒートシンクは丈夫で、ここを持って振り回してもビクともしない。シャーシ側のネジ穴も、かなり深くまで穿ってあるので、とっても丈夫。これで、タミグラの準備はOK。ああ、そうだ、まだバッテリーの充電をしていない。今回のレース会場となるインテックス大阪は、親バッテリー持込禁止らしいので、インテレ2本を使って代用するつもり。なので、たくさんのバッテリーを充電しないといけない。まあ、今晩からぼちぼち始めるけど、ピーピーとうるさいエキパの警告音は、なんとかならないもんかなあ。
2008年02月07日
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ホーネットに現行ホイールとタイヤと装着するためのアダプターです。これはマイティフロッグ用のオプションパーツらしいが、ホーネットでも使えました。リヤは、このアダプターが無いと装着できません。フロントは、現行ホイールがそのままポン付けできました。最初、このアダプターの存在を知らなかったので、駆動シャフトの適当な所に穴を空けて、ピンを刺して現行車両用の六角アダプターを使おうかと思いましたが、ショップの店員さんのアドバイスで、このアダプターがある事を知りました。ついでに、タイヤとホイールも、走る路面を説明してから、素直にアドバイスに従って購入しました。購入額は全部で、2500円ぐらいだったと思います。ラジコン天国の若い店員さん、ありがとう。あなたのアドバイスは、ドンピシャでした。おっさんの場合、そんな細かいアドバイスが欲しいので、遠くて時間が掛かっても店頭で買うのが好きです。ネットや通販では、聞けませんからね。これで、いろんなタイヤが履けますが、走らせないで飾っておくなら、断然、昔の小さいタイヤの方がカッコいいです。しかし、タイヤ交換の威力は大きく、昔のバルーンタイヤや、ツルツルのフロントタイヤが、いかにグリップしないかが強烈に体感できました。そんな訳で、ホーネットを楽しくドライビングするには、タイヤ交換は必項だと痛感したおっさんでありました。
2006年12月16日
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ホーネットのリヤを3ダンパー化に改造しています。元ネタは、ラジコンマガジンだったかと思います。記事では、1/12EPカー用のオイルダンパーを追加して、この部分を押さえ付けていたと思います。なんせ、20年前の記憶なんで、いい加減です。おっさんの場合、ダンパーを全部、タミヤのCVAダンパーにしたので、余ったノーマルダンパーを使っています。この部分は、大きく激しく動くので、これで正解だったと思います。1/12EPカー用とかの小さなダンパーでは、ストロークが足りないと思います。出来るだけ、大きなダンパーの方が良い感じです。そういえば、昔の小さなダンパーは、オイル漏れが激しかったなあ。ノーマルダンパーを使った場合、丁度良いところに、ダンパステーが無いので、アルミのサブフレームを作って、取り付けています。ついでに、このサブフレームは、ウイングステーも兼ねています。これで、加速時の違和感が、結構解消されます。しかし、ホーネットの場合、どんな改造をしたところで、このリヤ回りは構造的な問題があるので、どうにもなりませんな。反面、駆動ロスが少ないので、フラット路面での直線だけは、馬鹿っ早いんですけどね。そこが、ホーネットらしい、個性的なところかなと思います。まあ、痛し痒しですな。
2006年12月12日
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