MAL-ET fractal  肉とコーヒーとヘヴィメタル

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2024.01.17
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カテゴリ: BBQ布教


​Troy's American BBQ ​​

〒468-0004

愛知県名古屋市天白区梅が丘5-2601

【平日】PM 6:00 - PM 10:00

【週末】AM 10:00 - PM 6:00

℡ 090-2923-6735
公式 ​ https://www.troysamericanbbq.com/






​CHINGÓN COFFEE(チンゴンコーヒー) ​​

https://www.instagram.com/chingon_coffee_2021/




ほんっとうに、マジで久々のTroy's American BBQに。フードトラックですら5月に行ったっきり、店舗の方にお邪魔したのは実にほぼ1年ぶり。この1年の土日がどれだけスケジュール的に過酷だったか良く分かる(その割にラーメンは食いまくってるので言い訳はしないが、自分がスタッフ側のイベントがことごとくマスタートロイの出店ど被りまくっていたのが一番の原因)。

この1年、トロイオフィシャルの集まりからえらい離れていたせいで、新しいメンバーもかなり増えているそうで、また新しい出会いが無いかとずっと楽しみではあった。

そして、5月のソウルフードジャムの出店の際に出会ったチンゴンコーヒーさん、もしかしてこの日も特別に営業に来てくれているのではないかと淡い期待。特に告知はされていなかったのであまり期待してもいけないとは思っていたものの、こういう時はサプライズが起きそうな予感。

・・・と思っていたら本当に当たってたね。実際告知はしていなかったらしい。
来年から海外に渡るということだったので、まだ2回目やけど、最後に飲む機会に恵まれて良かったわ。


さて、ちっとばかり早く着きすぎたけど、おそらくマスタートロイが早めにピットで準備してるだろうから冷やかしつつ挨拶でも・・・




お~クソスマス用のメニュー看板に書き換わってるな。
一番上のDeerって何だっけ。ディア、ディア・・・

響きは可愛いけど実際はかわいkああ、鹿か( ゚д゚)
鹿のBBQは自分でやってみたの以外では初だな。自分でやったのもかれこれ5年近く前。どんなもんや。
チリということは、きっとピリ辛なんだろう。

なにげに気になる「Cake」( ゚д゚)
まぁいちおう体裁としてはクソスマスパーチーなので当然あるんだろうけど、小生の予想では十中八九COSTCOだろうなwwwいや、その期待を裏切らないで欲しいw



1年ぐらい前からの改装時に店舗入口に導入されたこいつ。
プレミアムケトルとのセットの調理台なんだが、こいつがなんとグリル本体の3倍ぐらいするんだよな(苦笑)誰が買うんだと思うんだが、自作する手間を考えると、つい買ってしまいたくなる人もいるんだろうと思う。

ただ、性能はさておき、ウェバーの製品はどいつもこいつもマジで値段の割に耐久性高すぎるモノばかりなので、買ってしまえば一生モノだろうな。
ちなみに、ウェバーのグリルは前代未聞の50年保証。要するに絶対に壊れないし壊れるのは許さんという揺るぎないプライドだろう。
すっかり使い捨てが美徳になってしまった日本の企業にも見習って欲しいものだ。。。



店の中から入り口を見た図。入り口のOPENのネオンが怪しい(笑)



改めて奥の方を見るとマスタートロイ登場。

「Oh~~◯◯さーん、お久しぶりデス( ゚д゚)」

珍しい。半年以上会っていないにも関わらず名前を間違えられなかったのは初。いつも1文字目と2文字目がひっくり返るひょうきんなマスターだが、逆に久々なのが良かったのか?w

しかしこうして引き気味で店内全体を見回してみるとなかなか良い雰囲気のレストラン。
つい2年前までは物置気味だった玄関とは思えんな(笑)



さて、開店には少し早いけど、入り口でたまたま鉢合わせた方と一緒に席に案内される。そして換気のために空けっぱだったのでくっそ寒い( ゚д゚)。ガタガタくるレベルだぜ。そういえば今日はちっと雪もちらついてたしな。。。

しかし今回はいくらサービスデイとはいえ、参加費1000円という破格。存分に楽しませていただこう。

クラフトビール以外のワンドリンクは無料とのことなので、遠慮なくルートビールを・・・・と思ったら案の定売り切れだったのでドクペを。やっぱりバーガーとBBQははドクペですな。ルートビアには劣るけどな( ゚д゚)




​チアーズ( ゚д゚)b ​​



というわけで、お隣さんとマスターはビールで乾杯、小生はドクペで乾杯。
うむ。寒い(小並感)。
いや~いかにも身体に悪そうなスパイス感がたまらんですな。また寿命が3時間ほど縮まった気がする。

さて、震えが止まらない中、図ったかのように明らかに温かいスープモノが( ゚д゚)


豪快にチーズを削りまくるマスターの図。なんか久々にBBQ PIT BOYSの悪ノリを思い出したな。
ピットボーイズといえばミーハーで人気先行のイメージがあるかもしれないが、日本におけるアメリカンBBQの第一人者の一人であるマスタートロイも、本格的にBBQを商売にし始めたのはピットボーイズがきっかけだという。ピットボーイズに夢中になっていた時期も小生とほぼ同じということで、本気でBBQに取り組んできた期間は意外と変わらないのかもなと思ったり思わなかったり。まあ経験値は比べ物にならんけどな。

あて、それはともかくとして、最初の品が着丼。つーかダブルで着丼だ。






ディアチリ(DeerChili)

BBQwing

BBQでも定番のチキンウイング(手羽先。正確には手羽中&手羽先)。
そして、チリコンカンならぬ、チリ鹿肉。ディアチリというそうで。




あかん、寒いからとりあえずこちらに目がいってしまう。身体を温めよう。
味付けはいつものチリビーンズ、チリコンカン。
ただ今回は鹿肉がふんだんに使われていて、まるでスモークビーフジャーキーのような強烈な香り。
肉はかれこれ6時間以上煮込んでいるらしく、ホロホロと崩れるような柔らかさに。

しかしチリコンカンからジャーキーの香りがするのは初だな。とんでもない香ばしさ。
見た目はビーフシチューなんだが、香りはビーフジャーキーって不思議。



Troy's American BBQ謹製のBBQのソースをたっぷり塗った手羽。
じっくり長時間スモークした後に素揚げしてからソースを絡めるという、とんでもなく手間暇のかかった一品。
BBQスモークの弱点って、表面がパリっと仕上がらないことなんだよね。基本的にはどうあがいてもこれだけは何ともならない。じっくり低温調理なので、しっとり仕上げるのは得意なんやけどね。その辺を勘違いしてる人が多すぎて困りものだが。

だが、長時間じっくりスモークの後に高温でバリっと揚がってるので、BBQとは思えないクランチ感。
惜しげなく塗られた特製ソースのクオリティは言わずもがな、スパイシーで超甘辛に仕上がってる。
手羽先といえば名古屋名物だが、まさに名古屋とAmericanBBQの融合。



暇を持て余したのかサービスなのか、マスタートロイがおもむろにグリルでパンを焼き始める。
やっぱりチリコンカン系の煮込みはパンと合わせるべきとのマスターの意見には誰も反対すまい。



べったりとつけて、いただきまする。至高と言う他無い。



そしてまたマスターがおもむろに取り出したこれはいったい・・・・と思ったら、なんとハラペーニョジャム。てっきり、キウイか何かのジャムにハラペーニョを加えたのかと思いきや、「砂糖とハラペーニョしか使ってないヨ?」とのこと。クレイジー( ゚д゚)
いや、もしかしてこういう料理って元々あるのかな。メキシコとかには普通にありそう。

ちなみに、超激辛かと思えば全くそんなことはなく、ハラペーニョとはおよそ想像もつかないほど完熟感のあるフルーティな味わい。りんごジャムに近い・・・・かな。しかし不思議な味ではあった。


​​ ​ハラペーニョジャム&クラッカー​ ​​


歓談中にもひたすらこれを量産していくマスタートロイ。見栄えが良いので撮らせてもらった。




さて、トロイ先生の作ったフードメニューは一通り終わったので、ここからは チンゴンコーヒー のコーナーへ・・・。
いや〜チンゴンコーヒーといえば、5月のソウルフードジャムから約7ヶ月ぶり。既にSNS等で年明けに海外に渡ることは聞いていたので、あれが最初で最後になるかと覚悟はしていたんだが、こうしてまた飲むチャンスがあるとは幸運の至り。

しかしながら、コンセプティブかつ一杯一杯にしっかりと付加価値をつけるマイクロロースターとしての彼の姿勢には本当に感心するね。今回はなんと、比較的珍しいメキシコづくしのラインナップでの出店。
「今日はメキシコしかありません!」と満面の笑顔の彼には脱帽だね。
今までメキシコ産のコーヒーはそう良質なものには出会ったことが無いので、かなり楽しみ。



​​​ メキシコ ムンドマーヤ ウォッシュト ​​


まず最初の一杯は、メキシコのムンドマーヤ(農家の名前?土地?)。
他にも色々面白そうなラインナップだったんだが、聞いた中では一番飲みごたえがありそうなウォッシュトをチョイス。
オレンジのような柑橘系の明るい酸もありながら、決して浅煎りではないので適度な苦みもあり、厚みを感じさせる舌触りも。酸味も重さもありながら、全体として引き締まった感のある香味。

温度が下がるに従って、それほど強くなかった酸も徐々に主張が激しくなり、後半戦はかなり熟成感のあるオレンジ香と程よい後味が味わえた。いや〜メキシコにもこんなまともなコーヒーがあるとは驚き。

やっぱりコーヒーはゆっくり飲んでナンボだよねえと盛り上がる一同。
外が寒いのでアツアツを飲みたいのは当然ではあろうが、やっぱり、雰囲気だけではなく、味覚の全てを動員して味わい尽くさねば良い豆に対しても失礼というもの。

その後も、今後の店の展望や今年関わってきたコーヒー業界人の話など、さんざん盛り上がったところで2杯目。





​​ ​メキシコ アナカフェ14 ​​


見た目は全く違いが分からんわな(笑)
こちらのメキシコはアナカフェ14というそうだが、アナカフェってグァテマラのコーヒー関係の組織の名前じゃなかったっけ? メキシコも入ってるのかな・・・と、名前の由来まではちゃんと話が聞けなかったんだが、どうやら「アナエロビック」とは全く関係が無いらしい。精製方法もよくわからんかったな。

さて、このコーヒーはムンドマーヤに比べるとだいぶフルーティで飲みやすい系だとは店主から聞いていたが、実際に飲んだ所感としては、比較的マイルドで、苦みも酸も控えめ。たしかに、一般的に言う飲みやすい系統ではあると思うんだが、おとなしいといえばおとなしい。
と思ったら、案の定、後半戦で牙をむきはじめたこのコーヒー。冷めるほどに果実感の強いフローラルなアフターフレーバーが印象的になっていく。温度が高い時点ではややマイルドな印象だったが、冷めてからの変化で言えばこちらの方が面白い。エチオピアとは言わないまでも、比較的それに近いフローラル感もある。大変特徴的な香味やね。


さて、宴もたけなわということで、トロイ先生がケーキを切り始める。



コストコケーキえぐいな( ゚д゚)



Merry ◯uck◯ing Christmass( ゚д゚)


​​ ​チンゴンブレンド & コストコケーキ​ ​​


最後もちゃっかり淹れてもらった。
チンゴンブレンドは店で出しているコーヒーラインナップの中でも圧倒的に深煎りらしい。
以前に飲ませてもらった豆の特徴からして、彼の好みも若者らしく浅煎り寄りだなと評価していたんだが、どうやらメインブレンドはガチで深煎り。小生が普段飲んでいるパンダコーヒーやかつての豆に音などの店と比べると、ちょうどフレンチローストぐらいかなという焙煎具合。

複雑な香味かつフルボディで、やはり甘ったるいデザートがあってこそという、かなり強めの味わいになっている。香ばしさも抜群。しかしながら綺麗に仕上げてるわ。深いだけの店なら腐るほどあるけど、ちゃんとスペシャルティ活かしきってるな〜と感心。

これだけ分厚いコーヒーがあると、明らかに主張強すぎな脂ギッシュアメリカンケーキも良い感じ。
普段なら怖気づいてしまうレベルのミルク感、乳脂肪感の塊のこのケーキも大変美味に。コストコのケーキって単品はマジできついからな・・・・( ゚д゚)


というわけで、Troy's American BBQ、そしてチンゴンコーヒー、両方最高に楽しんでしまいました。
ごちそうさまでした・・・

また日本に帰ってくる時を、心から待ってるでな。達者で・・・





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最終更新日  2024.01.17 16:09:22
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