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2008.02.02

船着き場の怒り　～1月27日のバンコクライフ～【バンコク雑記】

(4)

テーマ：皆さんのタイ感はいかがですか？(2015)

カテゴリ：タイの日常

　タイライフの１ページ

タイ生活情報

タイ

★★★★★★★★★★★★★★★★★
船着き場の怒り　～1月27日のバンコクライフ～【バンコク雑記】
★★★★★★★★★★★★★★★★★

＜---　前項「バンコクを散策する」

さて、アホな話をひき続き。

　船着場からエキスプレスボートに乗ってタクシン橋に戻ろうとした時でした。
　前述のとおり、片道15バーツで来れたわけです。
　ぼくが客人の先頭に立ち、すたすたと進んで、川辺にきますと、
　後ろを振り返ったところ、後が続いていない？
　おや？と思い、再び船着き場の中へ。
　すると、なにやらカウンターの前で一行は止められている。
　何をしているのか？
　これは止めている方に原因がある。
　ぼくが近づくと、そのタイ人、「どこに行く？」と尋ねる。
　ぼくは、「タクシン橋だよ」といい、エキスプレス・ボートで、と添える。
　すると、タイ人、ならば、と電卓をたたき、900バーツだという。

　アホな・・・

　何をぬかす。　
　来たとき15バーツだろうが、なんでそんなに戻りはかかる？

　「なんで、独り15バーツ程度でしょうが」
　と強めになって、
　目も怒って言うと、
　あきれたかのように、行っていいよ、と手振りされる。

　馬鹿な・・・

　「泥棒か、あんた」

　去り際に言い残す。

　状況わかります。そのタイ人はエキスプレスボートの関係者じゃなく、
　貸切船のスタッフ。
　そんなの乗らないよ。

　ぷんぷんしているぼくの様子、同行者も察した様子。
　ぴんぷんがおさまらないぼく、
　川辺にいる係員ぽい男性に不満を述べる。

「あいつ、何言ってやがるんだ。こっちがエキスプレスで15バーツでタクシン橋へ行くというのに
足止めしやがる。このロングテールボートで誰が行こうが勝手だけど、ぼくらは関係ないし。
それに5人で900バーツ～～～」

　と、言ってみた。
　すると係員さんは、その通り、とうなずいた。
　彼らのかかわりも難しいところでしょう。
　でも、訳分からない人は乗らされるよ。
　そんなの詐欺行為に近い。
　知らないあんたが悪いというのか。

　ちなみに、暁の寺院では2か所、顔を出して撮影できる看板があるのですが、
　1か所には40バーツと貼られていました。
　これは知らずに撮影したのちにおかねを請求するたちの悪いタイ人がいるのですが、
　どうやら1か所は苦情に応じたのか。
　もう1か所、より暁の寺院に近いところはまだ貼られていませんでした。
　これだって、詐欺っぽい。

　全く、アホな話だワ・・・

チャオプラヤー川を船で

　しばらくエキスプレスボートを待つ間、先の係員さんと話が続く。
　彼も、申し訳ない、という気持ちがあるようで、
　それを十分に感じながら話をするのですが、
　最後、ボートが来たときに、
　彼からの一言。

「タイ人みんなが悪いわけじゃなく、日本人のこと好きだよ」

　と言ったのが、今も耳に残るのでした。

　そんなこんなで、タクシン橋に戻ります。

過去の記事から：

Fourseasons BKK 07