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2008.05.12

チームワーク　～仔犬編　第４章～バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信　337

テーマ：国際だっくす同盟(448)

カテゴリ：「国際だっくす同盟」りんちーさん通信

タイ

だっくす　集まれ！

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バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信　337
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　「国際だっくす同盟」
　the International Dachs Organization　略して、TIDO
　「国際だっくす同盟　メインページ」　をご参考！

　このブログは「ペットブログランキング」さんに登録しています。

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　これを機会に、「国際だっくす同盟」の輪（和、話）が広がりますように。

第３章

◇ バンコクの地域犬　◇ コールマンのドッグアイテム、素敵　◇ ついて回る　◇ 「負傷」の舞台裏（前）　◇ 「負傷」の舞台裏（後） ◇ 反省？　◇ ミニチュアダックス並の大きさ　◇ 首輪よ・・・ ◇ 平安な日　◇ 成長度に違いあり？　◇ 診療所のお時間です　◇ 突破！ ◇ 戦利品 ◇ ワニの夢 ◇ 待っておくれ、ワンコ隊　　◇ 今、帰るよ。ワンコ隊　◇ 再会の後　◇ ガツン！とやられる・・・　◇ 共存の証？ ◇ 跳躍力が増した？ ◇ 新たなる脅威　◇ 警備隊長候補生の活躍　◇ 強奪！　◇ 玄関先のスポーツマン精神？　◇ 民族移動　◇「仔犬部隊」から「小犬部隊」へ（前篇）　/ （後篇）

第４章

◇懐妊、再び（前篇）　/　（後篇）　◇かぼちゃ王子、卒業（前篇）/　（中篇）/ （後篇）

◇チームワーク　～仔犬編　第４章～

　ふぁくとーんさんが去った日の夜、
　事件は起きた。

　ぼくが台所にいると、ワンコ隊が続けてやってくる。　
　元祖警備隊長のてんもーさんを筆頭に、
　かぬんさんが飛び込んでくる。
　このかぬんさん、今までふぁくとーんさんの影に隠れていましたが、　
　ヤンパパへの思いは犬一番強いかもしれません。
　突進型の性格が、今後、どう発展するか。
　そし、て、そのあとにまらこーさんがやってくる。
　まらこーさんは、このところ、ぼくに密着する機会が多い。
　ガムのことといい、独占欲は実は強い。
　まらこーさんは、後日冒険をします。
　そのあとにりんちーさんがついてくる。
　身重な状態なのだから、安静にすればいいのに、
　平屋の我が家は移動にもそう支障がなく、
　てくてく歩いています。
　このときに、ぼくが台所でがさごそしたので、
　なにかくれるのかあ、と思っていたのかもしれません。

　このあと、４匹が力を揃えて、格闘します。

お疲れ、仔犬部隊

　まったく、ジェリー一族はサプライズ好きです。
　わんわん！とてんもーさんが鳴いた。かぬんさんが続く。
　振り返るとまらこーさんが台所脇の隅に飛び込んだ。
　りんちーさんが戸棚の下に鼻を突っ込む。

　そして、１匹のジェリー一族を、
　４匹、総がかりで、コテンパンにやっつけ始めた。
　ぼくは、おいおい、といいつつ、
　彼らがジェリー一族に一噛みするのを見るのみ。

　噛むんかい・・・

　もうこれで、いい・・・
　と思い、流し脇においていた布巾代わりの古布でジェリー一族を押さえた。

　そして、考える。

　おいい、持っちゃったよ・・・

仔犬30日目

　ジェリー一族、ぴくりとする。

　う、まだ生きている・・・・

　あわわわわ・・・

　人間、そう簡単に変な声を出さないものですが、
　出すときは出します。

　あっわわわ・・・・

　慌てて、レジ袋につっこみ、結ぶ。
　そして、裏口を開け、えい、
　と洗う前のワンコ隊シートの上に置き、扉を閉める。

　う～む。
　ここ最近は、ふぁくとーんさんがてんもーさんに代わり、よく散策をしていましたが、
　正直実績はさほどない。
　ふぁくとーんさんがいなくなってからの連合隊のアクションの方がチームワークがよい？
　う～む。

　実は、３日後の土曜日の朝、
　玄関を開け、ワンコ隊を前庭に開放すると、
　すぐそこにジェリー一族が１匹潜んでいたらしい。
　それに気がついた、てんもーさんから順に再びワンコ隊の総攻撃が始まる。
　こうなると、
　ジェリー一族の運命、決まります。
　４匹を家の中に入れてから覗きこむと、
　古ちらしの中でジェリー一族の弱った姿が・・・

　う・・・・

　これは、ＭＡＸくんに片付けてもらいました。
　彼が我が家でした最後の家事が、これです。

　しかし、チームワーク、良い。