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~ある馬鹿な男の話~ いやはや全く馬鹿だった自分。元々自分の世界に浸る傾向があったが、人付き合いが悪く、社会性に乏しく、ブログなど趣味の世界にどっぷりとつかり、それで自分では楽しく過ごしていたつもり。非常識な人間でもあった。そんな自分が色んな領域の人に、騙されていたことにようやく続いた。これはその実態だがつい最近認知症とパーキンソン病の症状が出始めた私が果たして最後まで書けるかどうかは疑問。そこまで追い込まれて初めて自分の馬鹿さ加減に気づいた。<第1部弁護士の世界> 弁護士の世界が実に汚いものであることは、家庭裁判所の調停委員をしている友人に聞いて知っていた。それがとんでもない裏社会であることに自分のケースで気づかされた。弁護士は法律の知識をフル活用して金儲けする世界。だが法に触れない「仕掛け」を十分に活用するのだ。 私は前妻と2度家庭裁判所で離婚関係の場を持った。初めは協議離婚の場。この時から弁護士を選任しておくと、その人が担当弁護士になる可能性が100%。彼らは長期計画を立てて、次の調停離婚の準備をしている。私は家計の全てを妻に任せていた。その暗証番号を馬鹿正直に前妻の誕生日にしていた。これが間違いの初め。これなら次第に認知症の症状を呈して来た前妻も忘れることはない。 妻の異常人格に気づいたのは結婚間もなくだが、何だか変だなあと思うだけ。ある時期私はある職場で創設事務の一端を担っていた。接待中心のポジションで、新構想大学の職場は毎日のように見学の希望が来る。となると、当然接待の場に私も参加する機会が増える。これが3人の子供を育てる妻の負担にならない訳がない。常識のある職場の同僚たちは、毎日せっせと働き、勤務が終われば家へ直帰。 ところがプレッシャーに弱く、そのストレスを発散するため好きな麻雀で息抜きをしていた自分。まさに「破滅型人間」の典型だった。妻はその時味わった苦労の恨みをいつか離婚して晴らそうと準備していたようだ。金はがっちりと自分が管理し、金銭感覚が鋭い彼女は節約に努めコツコツ貯金していたみたいだ。その時から自分名義の口座を持ち、「神武景気」に乗じて彼女だけの資産を蓄えていたようだ。 彼女は母親の忠告で、仙台の土地の名義を夫婦2人にするよう言われ、その方針を維持した。それは土地を買い増した際も同様。それで彼女の資産は安泰。その後の家計も妻に一任。鋭い経済観念で彼女はせっせと貯金に励み、後年放置していた仙台の所有地に家を建てる計画を実行に移す段階では、彼女の長年の節約でかなりの金額になり、工事費の大半を賄え残りの額は組合から500万円を有利な金利で借りた。無論管理職となった私の給与は急激に増したのだが。 問題はこれからだ。私が離婚訴訟に踏み切ったのは彼女の異常性格が顕著になってから。「私名義のものは私のもの」と主張し、年金の半分をもらえると誤解していた。それは違うよと言っても分からない。家庭裁判所の制度として先ずは協議離婚から始める。この時から妻が選任した弁護士が裁判担当するするよう裁判所に申告して手続き済み。これで協議成立に持って行く。 次の段階の調停離婚では、さらに弁護士をつけた方が有利。もちろん妻側は事情を知った弁護士が担当。もし私が弁護士を立てても、弁護士同士が裏取引して「絶対弁護士が合理的に儲ける」方向に持って行く。かくして私は妻に財産の大部分を持ち去られ、家だけが私の所有となった。だが家を売るためには家の転居先を決める必要があり。引っ越しと売却手続きを同時にするのは物理的に無理。それにもう金がないのだ。 <保険会社の策略> 老齢の独り者は絶好の餌食。いかにも有利な点を強調して新たな契約を結ばせる。契約は子会社の別組織を通してわざと時間を稼ぐ。これも法的な瑕疵がないように準備。営業担当は私の健康状態や性格を熟知して、残った金さえ奪おうと画策。受取人が手続きをしようとしても予め登録した電話番号の着信拒否をセットして、受け付けない。また無理な条件を合法的に受取人に要求。それで全部が会社の儲け。法的な瑕疵がないため、会社の不利になることはない。それは莫大な、ケースのデータや契約者の健康状態を熟知して必ず会社が儲けるように進め、時には「偽のお色気作戦」で幻惑。これで丸儲け。ケツの毛まで抜く算段だ。 医者と調剤薬局の謀略はもっと凄い。合法的に認知症になる薬を長期にわたって大量に処方して、患者を食い物にする。無論見た目の処方箋と実際のカルテは異なる。後で問題にならぬようコンピュータ管理のデータを管理している。それで患者が認知症の罠から抜け出せないように画策。出す薬の内容と量は医者しか決められず、薬剤師が飲み合わせの危険性をドクターに注意する「ルール」も医師の意思が優先。 かくして両者はお互いに利益を共用する仕組みが出来上がっている。薬の種類や処方期間はドクターだけの権利。私の場合は50日間分を処方され、体調を訴えて診療を受けてもさらに同じものを50日分処方。コンピュータ管理のデータは別物にすり替え。全ては闇に葬られ、患者はどうしても認知機能を失う方向に持って行く。そのカラクリに気づいたのはつい最近。「お薬手帳のデータに矛盾があることに気づいてが、彼らはそれをごまかす様に、手帳に張り付ける「紙」をいかようにも改ざん。こうなったら患者は蟻地獄に陥りパニックになって、ますます症状が悪化。こうして彼らの策略は一見合理的に見えるよう工作。 後は死を待つだけ。脳出血か、脳梗塞、それでなければ自殺するしかないが、証拠は一切残さない。初めから「カモ」にしようと狙っている。それでも受診すると「気休め」を言って平然とする医者。もうの逃れる術はない。見事な作戦と計略。一晩寝ないで原稿を書いていると、神経を使い果たして、さらに脳の緊張が高まり死へと一歩近づく。 結局は社交性に乏しく、思い込みが強い「破滅型人格」の私の不明が原因だ。最後に「気分が悪い」話でm(__)m。世の中には「合法的な罠」が至るところに転がっているが、世知に疎い短気な男は気づく暇もなく最後の時が容赦なく迫り来る。でもそんな経験も貴重。繰り返しになるが、で馬鹿は死ななきゃ治らないだ。ではね。皆さんお世話になりました。楽しくない話題でm(__)m。ではね。
2022.05.23
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~あるブログ馬鹿の話~ 混濁する意識の中でこのブログを書いている。果たしてまともな文章になるかは分からないが、頑張って書こうと思う。まさにブログ馬鹿の見本か。 朝ドラ「ちむどんどん」を久しぶりに観た。東京へ行った暢子が不思議な縁でレストランに勤務する段階へ。まさに朝ドラらしい愉快さと爽快さとテンポの良さと意外性。それがどこかで沖縄とつながっていると言う展開が心地良く、暢子の本領発揮と活躍が痛快だ。 朝ドラの明るさに対して、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」はリアリティに満ちている。頼朝の女好きと為政者としての冷徹さ。弟である九郎義経の単純馬鹿さ加減。後白河法皇の老獪な策略。梶原景時の屈折した思い。それぞれの非情な戦いの中で、義経の妻となる静御前の儚い運命。こちらは歴史の裏舞台を厭というほど見せつける。さすがは三谷幸喜の脚本だけある。 5月9日。ロシアの「戦勝記念日」のあの空虚さは一体何なのだろう。プーチンの論理の欺瞞。「大祖国戦争」をダシにしてまで自らの正義を主張する異常人格者。もう若い後継者が決まっているようだ。さてマリウポリの製鉄所から、降伏した兵士たちが脱出したが、首尾よくロシア兵の捕虜との「交換」が成立するかどうかは不明。今後厳しい「尋問」が待ってるはずだ。 戦線はまさに混とん状態。これからウクライナの巻き返しが急速に進むだろう。ロシア軍の消耗は激甚。東部戦線のみならず、長期戦になれば南部戦線にも変化が生じる可能性がある。各所でロシア軍による強制的な「ロシア化」が進んでいるが、これもきっと幻になるはず。そしてロシアの凋落とウクライナの復興への道が開けることを信じたい。 今月10日の深夜、血圧が下がらなくなり、緊急用の血圧降下剤を飲んだがそれでもダメ。この分では脳出血か脳梗塞で死ぬ。パニックになって救急車を呼んだ。救急車の中で救急隊員と話しているうちに落ち着いて血圧が下がり始めた。それでも受け入れてくれた病院の救急部に運ばれて諸検査を受け、念のため一晩入院することになった。 だが異常に神経が高ぶって一睡も出来ぬまま。極度のストレスと服用した薬剤の影響とで、トイレに行くこと10回近く。電解質不足になって下肢が痙攣する始末。あわてて脹脛を摩って、筋肉の衰えぶりに仰天。おまけに出て来た朝食がパン。飲み物なし。これでは乾いている口で食べたら誤嚥の危険性が高いためパス。ジャムを舐め、小さな目玉焼きと少量の野菜を食べただけだった。 唯一の救いは担当の看護師さんと話せたこと。彼女は老人たちの色んなケースを見聞きしていて、私の話も興味深そうに聞いてくれた。独居老人の妄想が生んだ、自らを病人にしてしまう性癖。若い時からメカに弱く、ストレスを感じてパニックになる「閉塞空間」。高齢で体力が落ちている上に、今後の展望が開けないことによる鬱状態の連鎖。字を忘れ、思うように指が動かず、ますます募る不安。 入院料金を支払い、従弟に電話して迎えに来てもらった。その間病院の玄関前アプローチに座り、苦しくて鉄柱を掴んでいた。昨夜救急隊員が彼に連絡してくれたため、私の状況は知っていた。座席に座って落ち着くと、従弟は「案外元気そうだね」とのたまう。「いやいや逆だよ」と心中を吐露すると驚いていた。彼も高血圧のようだが、まだ若いから血管に十分な弾力性が残ってのだろう。 彼も苦労して育ったが奥さんが優しい人で、息子さんも優秀。普通の感覚を持つ常識人。それに比べたら私は思い込みが強く、かつ一般常識に欠けている。退院後も変調が続き、衰弱してふらつくようになった。ある日次男が電話してくれ、現状を話すとビックリして休暇を取って我が家に来てくれる由。 何よりも嬉しい次男の言葉。これじゃその日まで何とか生きないといけない。その一念で何とか心身を保つことが出来た。帰省した次男と共に従弟の車で幾つかの用件を済ませた。それも私の思い込みからの行動。数年先のことすら思い及ばない状況での焦り。四国に住む長女と話した際は、激高してガチャリと受話器を置いたのだった。数日後電話してくれた長女に用件を伝えた。私の衰弱ぶりに驚いたことだろう。そうなる前になぜ対策を立てないのかが不思議と彼女。それが私の弱点であり欠陥。諸事情があったのだが、いまさら口説いても仕方ない。全ての原因は自らの不明によるものだから。 次男は3日間も老父に付き合ってくれて心の癒しになり、私の問題点と現実を知ったようだ。この後は子供たちが決めてくれるだろう。心配していたらきりがないが、一人に戻ればまた不安が募るはず。一旦転がり始めた岩は、もうどうすることも出来ない。次男なりに結論を出すはず。老いた無責任な私は父親失格だが、そんな生き方しか出来なかった。私なりの苦悩があったが、いまさらそれを嘆いてももう遅い。 次男はネットで私のために「3本脚の杖」を注文してくれた。それでどこまで頑張れるかは分からないけれど。これからが人生最後の戦いになるだろう。さてつまらない話で恐縮。他人は笑わば笑えとしか今は言えない。一旦転がり始めた岩が、止まるのは無理。馬鹿は死ななきゃ治らない。いや、死んでも治らないが正確か。何とか最後まで書けた。どうもお粗末さまでした。長年のご愛読ありがとうございました。そしてブログ友の皆様。どうもお世話様でした。ではね。
2022.05.20
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~気分転換を兼ねて~ 主の体調に関係なく花は時期が来れば咲き、そしてやがて枯れて散る。気分転換に庭と畑の話をしよう。青モミジとツツジのコントラスが良いなあと感じて1枚。 こちらはツツジとモッコウバラを取り合わせてみたが、日が当たらない裏側なので、モッコウバラは今一状態だ。 こちらは日が当たる側のモッコウバラ。満開状態なのがそのうちあっという間に散り始め、醜い残骸を晒すことになる。その後雨が降ろうものなら、掃除が大変なほど。 オオテマリ(左)は毎年のように虫に食われる。変色した部分がそれ。きっと前年のうちに蛾が卵を産み付け、春になると孵って柔らかい若葉や花弁を食べるのだと思う。慌てて殺虫剤を噴霧しても後の祭り。昨年梅の木をかなり剪定した。春に枝が伸び出して花が咲くのだが、例年よりも花の数が少なかった。そのせいで実もわずか数えるほど。その若葉がアブラムシに食われていた。現在の私には庭の維持が困難になったと感じている。 花壇の白いシラン(紫蘭=左側)と庭の隅のムラサキツユクサ(右)。ムラサキツユクサの横のアジサイが枯れたと思っていたが、わずかだが葉を出していた。最後の力を振り絞ったのだろうが、勢いが弱い。庭木にも栄枯盛衰があるのを知っている。目に見えない地下では様々な木や花や雑草の根が勢力争いをしてるのだ。人も生物の一員であれば、いずれ衰える時が来る。 居間から庭をみたらピンク色の花が見えた。あれっ。あの位置ならきっとバラのはず。そう思って庭に出るとやっぱりそう。昨年枯れた枝などを取り払って剪定をした。そのバラが勢いを増して花を咲かせたのだ。ああ嬉しい。きっと神様からのプレゼントだろう。そう思うことにしよう。 裏の畑から収穫した三つ葉(左)とニラ(右)。暫く放置しているうちにすっかり成長して、三つ葉は茹でても茎がまだ硬かった。 ミニトマト カボチャ ゴーヤ キュウリ ホームセンターへ行って、野菜の苗を何種類か買って来た。ゴーヤ、カボチャ、キュウリ、ピーマン、トマト、ミニトマト。あまり手がかからないよう、本数はずっと減らした。雨が降る前に予め畑を耕して腐葉土、発酵鶏糞、粒状の石灰を撒いてすき込み、畝を作っていた。果たして収穫物をわが目で見ることが出来るかどうか。それが問題だ。農作業は頭が空っぽになって良い。われながら良くやり通せたと思う。ではでは(@^^)/~~~🌸
2022.05.16
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~曇りから雨へ~ 南の畑 13日金曜日。確かキリストが十字架に架かったとされている日だと思う。この日私は朝から畑仕事をした。家の裏で作っていた腐葉土を畑に撒く仕事。それが結構な量なのだ。それは前日からの続きで、前日は8個のジャガイモを半分に切って2つの畝に埋めていた。いつもの年より1月以上遅い始動だが、ジャガイモは年2回収穫出来るほどだから、植え時期の範疇ならいつ植えても良いのだ。 庭 朝食後新聞を読み、準備をして自転車で出かけた。最初は郵便局でお金を下す。次は生協。先ずサービスカウンターで、除草の代金の支払い。先日除草に来た業者は生協と提携していて、振り込みでなくとも支払える。次は隣のパソコンショップで古いPC内のデータ除去を依頼。ハードディスクを破壊するため、データが遺漏することはない。無料廃品回収などに出すと、データが悪用されて危険とのこと。 生協内では前から必要だと感じていたものを購入。ついでにその日の昼食も。パソコンを処理したためリュックには余裕がある。次は100円ショップで除草剤と「刷毛」を購入。ネットで調べたら「ドクダミ」など根茎が深くてしつこい草は、除草剤を刷毛で葉に塗るだけで地下茎まで枯れると知ったため。わずか220円で簡単に除草出来るとは嬉しい限り。大枚を叩いて業者に除草を依頼したのは、花木と雑草の場所を識別するためだった。次は薬局に寄り買い物。 ある施設 同じ班のTさん宅のチャイムを鳴らすと、奥さんが私に資料をくれ、幾つかの情報を教えてくれた。Tさん夫妻には今回の入院騒動で大変な心配かつ、迷惑をかけてしまった。そのお礼を言うために立ち寄ったのだが、帰宅後いただいた資料を見、奥さんから聞いた情報に基づいて区役所に電話して、自分がいかに無知だったかを思い知らされた次第。能天気に連日ブログを書いてる暇はなかったのだ。 時々番で庭に来るヤマバト 昼食は助六寿司プラス冷蔵庫にあった焼き魚、コロッケ、ピクルス、野菜の浅漬け、三つ葉のお浸し、それに果物少々。久しぶりに暖かい緑茶を飲んだ。午後近所のHさんが来宅。Tさんの奥さんに私が緊急入院したことを聞き、驚かれた様子。そして困ったことがあったら気楽に声をかけて。自分はまだ車を運転出来るからと。とても有難い話だが、今やるべきことは問題点の整理と体調の回復だ。 午後、生命保険会社の担当者から電話。前日電話した時は、どうしても連絡がつかなった。どうやら先方が故意に切ったような音がした。2回とも同じ状態で諦めた。どうやらそれで慌てて掛けてよこしたのだろうが、生保会社は、契約が取れるまでは愛想良いが、いざ請求と言う段になると、冷たい態度に変わる。年1度の本人確認も果たしていつになるやら。彼らは契約者の健康状態を正確に知っており、病状から死期もある程度予測しているのだろう。特に一人暮らしの爺は絶好のカモ。そこである作戦を思いついたが、それは書かないでおこう。 ゴムの木 さて、8日の日曜日以降私の身に起きたことをかいつまんで書くのが、このシリーズの趣旨。だがそれも自分の体調が最優先だし、順序立てて書けるかは不明。さてここ4日ほどブログを休んだが、その間も心配して訪れてくれた読者諸氏には、この場を借りてお礼を申し上げたい。とりあえず、今は生きてブログが書けたことに感謝です。<続く予定>
2022.05.14
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~威嚇するあの人と国家~ ハナズオウ 5月8日日曜日は母の日。大相撲夏場所も始まった。そんな平和な日なのに、ウクライナでは激しい戦争が続いている。今日5月9日にはロシア各地で「戦勝記念日」のパレードがあるようだ。さてマリウポリの製鉄所からは500人近い市民が脱出出来たようなのが嬉しい。2月24日のロシアによる侵攻以来70日が過ぎた。多くの人が地下のシェルターに逃げ込んだ製鉄所は、当初3日で壊滅すると危惧されていたが、あの悪条件の中で良く耐え、生き延びたと思う。あの地区を完全に制圧するため、ロシアにとっては邪魔な人だったのだろう。でも外へ出るのが怖くてまだ潜んでいる市民がいるとも言われる。そして驚くことに。2千名の兵士が立て籠もっていると言う。 オデーサ港埠頭 国連の関連機関であるWFP(世界食糧計画)が、ロシア軍によって封鎖されているオデーサ港の開放を求めた。アフリカなどで飢餓の危機が迫っているためだ。ウクライナはロシアに次いで小麦の生産量が多い。その積出港オデーサが戦争のため機能していない。埠頭近くの倉庫やサイロには、2500万トンの穀物が積まれたまま。そして港に通じる橋が、ロシア軍によって破壊されている。また国内各地の農家には、出荷出来ないままの小麦が大量に残っている。こともあろうに小麦70万トンや大量の農業機械をロシア軍が略奪したと言う。一方ウクライナ軍は、ロシア黒海艦隊の揚陸艇2隻を撃沈したようだ。 ラブロフ外相 ロシアのラブロフ外相はプーチン大統領が1期目の2004年から途切れることなく外相を務めている。その彼がこともあろうに「ヒットラーにもユダヤの血が流れている」と言い放った。これにイスラエル政府が抗議し、代わってプーチン氏が謝罪に追われた。ゼレンスキー大統領がユダヤ系なのを意識しての発言だったのだろう。2つ目の問題発言は「第三次世界大戦はあり得る。核戦争回避が基本的立場ではあるが」と言いつつ、プーチン大統領の「核の準備」示唆をフォローした形だ。 バルト三国付近図 その発言を裏付けるように、先日ロシアはバルト沿岸のカリーニングラード州の「飛び地」で核兵器を搭載可能な地上発射型ミサイル「イスカンダル」の「模擬発射」を実行した。同飛び地はリトアニアとポーランドに挟まれた極めて狭い面積。ここにヨーロッパを監視するようにロシアの軍港と基地があり、イスカンダルが配置されている。ただし先日の「模擬発射」は机上の訓練で、ロシアはいつでも核兵器を発射する準備が出来ているとの脅迫だ。 不気味な別名を持つ飛行機 「戦勝記念日」のパレードに向けて着々と準備を進めているロシアの様子がニュースで伝えられている。そしてそのシンボルイリューシン80が赤の広場の上空を飛ぶ。これは別名「終末の日の飛行機」と言われ、核戦争時に使用する「空飛ぶ指令室」操縦席以外の窓は放射能と電磁波から機体を護るため、すべて分厚い部材で塞がれている。そして操縦席の真上には巨大なレーダーを戴く。この機に乗り込むのはいわゆる「核のボタン」を持つ3人。その際は当然プーチン氏も乗り込むのだろう。 同機は3機の空中給油機を従え、4日間地上に降りることなく飛び続けることが出来るようだ。同型機が4機あると言う念の入れ方。もちろんアメリカにも同様な仕様の軍用機(大統領専用機=エアホース1など3機)はあるが、バイデン大統領はそれを使用する必要があるとは考えていないみたいだ。 あれだけロシア軍に国土を破壊されながらも、ゼレンスキー大統領の闘志は衰えていない。「停戦交渉は2月23日の状態に戻してから」と主張。さらに2014年に奪われたクリミア半島も必ず奪い返すと宣言している。ロシア軍の爆撃によって破壊された鉄道や道路の補修、地雷や不発弾の処理などもあり、欧米からの支援兵器が南部や東部戦線に届くのは今月中旬ころからと言われる。それ以降ウクライナの大反撃が始まるはずだ。 一方のロシア軍は兵器、兵員、軍備品の損耗が激しく、飛行機、ヘリコプター、艦船もかなりの損害を受けているはず。だが国内では徹底的な情報操作で、大部分の国民が真実を知らないまま。だが情報部門を含む軍内部での分裂が進み、公然と戦争反対を口にする若者たちや国外へ脱出する国民が増えているようだ。誤算続きの戦況にプーチン大統領も、早く戦争を終わらせたいはず。だが「特別軍事活動」の成果を強調して来ただけに、焦りがあるように思う。 さて、最後にビッグニュースを載せておこう。プーチン氏が1年半前から腹部のがんとパーキンソン病にり患し、4月末に医師から手術を勧められていたが、今日のパレードが終わるまで引き延ばしていたとのこと。ロシアのSNS「テレグラム・チャンネル」が明らかにしたもので、イギリスの大衆紙「デーリー・メール」電子版によれば、情報源は大統領府の有力者の由。プーチン氏が甲状腺がんで3度手術を受けたことは良く知られた事実だが、今回は一時的に職を離れ、指揮権を元FSB長官のニコライ・パトルシェフ氏(70歳=右上)に委託する由。軍務経験はなく、以前から大統領の信任が厚かったそうだ。 さて、プーチン氏は抗がん剤の副作用で幻覚、躁病、統合失調症の症状を伴う障害がある模様。それで彼のこれまでの行動が理解出来た。手術後の復帰の可能性は不明。ロシア人の平均寿命は70歳で、彼は69歳。欧米もウクライナも、当然この情報を得ているはず。入院中のクーデターも大いにあり得る。さて、本日のパレード以降ロシアにどんな動きがあるか注目だ。 一方のバイデン大統領は認知症と言われながらも、良く健闘してるのではないか。無論優秀な閣僚が補佐しているお陰だが、インフレなどが影響して支持率は低いと聞く。さて、副大統領(兼上院議長)、国務長官、国防長官の3名がコロナにり患したと聞く。幸いにして症状は軽いようだ。 ユリの芽 「ウクライナ戦争」(仮称)が勃発して70日以上が過ぎた。わがブログでその話題に触れない日はほとんどなく、特集も何度か組んだ。その疲労で体調を崩した。「共感疲労」と言うようだが、かなりきつかった。ここらで少し休養を取り、気になっていたことを処理したいと思う。愛読者の皆様、ごきげんよう。ではまた。
2022.05.09
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~私が知るウクライナの戦況~ フリゲート艦「アドミラル・マカロフ」 ロシアとウクライナが戦争状態にあることは誰でも知っているだろう。この戦争の現実の姿と、今後の行方についてはなかなか判断し難いものがある。順不同だが私が知り得た情報を以下に記したい。最初はロシア軍の「黒海艦隊」の話。まだ戦争初期のころ、アゾフ海(黒海内の入り江)の港湾に停泊していた揚陸艇1隻がウクライナ側によって撃沈された。他の2隻も多大の被害を受け、大量の戦車が海中に没した。これでオデーサへの上陸作戦が事実上困難になったと思われる。 次に2隻の哨戒艇が撃沈。さらに黒海艦隊の旗艦「モスクワ」が撃沈。レーダー2基を有するミサイル巡洋艦で、ロシア側が受けた衝撃は大きかったはず。つい最近フリゲート艦「アドミラル・マカロフ」(上)が撃沈。対艦巡航ミサイル「ネプチューン」は元々のロシア製を、ウクライナが改良。黒海艦隊の敗因は油断。2014年のクリミア併合以降ロシアは油断し、ウクライナは戦略や兵器の改良を重ねた。無論欧米の情報提供も大きく作用した。 爆発炎上するロシアの施設 次にロシア国内で起きている「怪現象」について触れたい。ロシア国内の15か所ほどで、爆発事件や大規模な山火事が起きている。対象施設は軍関係、薬品会社、教科書会社の倉庫、天然ガス貯蔵庫、空港施設など多岐にわたっている。位置はウクライナ国境付近から、極東のウラジオストックまで及んでいる。ウクライナ軍による攻撃より、プーチン体制に不満を持つ情報部員や軍関係者の犯行。軍部の腐敗は著しく、戦車の在庫数と実態が合わない。部品を売り払って安い中国製のものにすり替えたりは日常茶飯事。不正がばれたら処罰されるための証拠隠滅だ。これは中国国内でも良くある。 ミサイルで攻撃されたロシアの作戦本部 今月上旬。ロシア軍の作戦会議がウクライナ東部イジュームの学校で開催。その情報を察知したウクライナ軍がミサイルで集中攻撃。400名中司令官を含む200名を殺傷した模様。ゲラシモフ参謀総長も参加していたようだが、午前中に帰国し難を逃れた。これで20名いるロシアの将軍のうち12名が戦死したことになる。なぜ軍の幹部が400名も1か所に集まるのか。これも自軍が有利と信じている油断。 決定的なのはロシア軍の戦法の古さ。第2次世界大戦当時の陸軍の方式を未だに守っているため、ウクライナ軍は予測して堅牢な陣地を構築している。そしてロシア軍は兵士と武器の損耗が激しくて苦戦。新たな補充兵は経験不足で、多数の将軍や司令官が戦死したため、軍としての意思統一が出来ない。軍事通信機器が行き渡らず、トランシーバーなどでの連絡はウクライナに筒抜けなのだ。 東部・南部戦線 一見ロシア軍が圧倒的に支配してるように見えるがロシア軍の兵器と兵士の損耗が激しく、欧米から新たな武器が提供されるウクライナは今後戦況を逆転しそうだ。ロシアはその補給路を断つべく、鉄道や主要道路、ドニエプル川に架かる橋などを攻撃破壊しているが、精度が低いミサイルしかないため決定的な損害を与えられず、ウクライナは今後補修しながら激戦地の東部に向かうはず。 これはウクライナの南西にあるモルドバ。その一部に「沿ドニエストル共和国」と呼ばれる傀儡国家がある。最近ここで「偽旗作戦」があった。ウクライナの攻撃で電波塔が破壊されたと主張したが嘘。ここはロシア人が多く、プーチンが勝手に作った共和国。ウクライナ南部のロシア支配地とここを繋ごうとの意図をウクライナが許すはずがない。 逆にモルドバはウクライナに200名の工兵部隊を派遣する意向。全体で6千人しかいない小さな軍隊。工兵部隊はロシアと戦うためではなく、ロシアがキーウ付近に埋めて行った地雷や不発弾所処理のため。ヨーロッパで一番貧困な国が多数のウクライナ難民を受け入れただけでなく、ウクライナの復興に寄与しようと懸命なのだ。 先ごろポーランドはベラルーシ国境近辺で軍事演習をした。それに伴ってベラルーシは自軍をポーランド国境付近に向かわせた。戦うためではなくその逆。ロシアと軍事協定を結んでいるが、ルカチェンコ大統領はウクライナと戦いたくないのが本音。それで自軍をロシアから遠ざけたのだ。そしてウクライナの義勇兵となったベラルーシの若者。さらにベラルーシとロシアの列車運行を妨げるネット義勇軍もいる。明日5月9日はロシアの戦勝記念日だが、さてロシアはどう動くのか。<続く>
2022.05.08
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~ウクライナ侵略に関する私の想い(1) 昨年の8月。国後島から北海道オホーツク海沿岸の標津町へ泳いでたどり着いたこの人を覚えていますか。名前はワ-スフェニクス・ノカルドさんで39歳でした。何十kmあるのか知らないけど、本当にそんなことってあるんだろうか。ひょっとしてロシアの工作員じゃないの。と私は疑っていました。ゴムボートくらいは持ってたんだろうか。確かほとんど無装備状態での上陸だったように思います。 彼は地元民に通報され、直ちに保護。その後入管施設に収容後取り調べを受け、昨年10月に仮放免後難民申請をしていた由。今回共同通信の取材に答えて言うのには「やはり亡命して正解だった。もし現地に残っていたら、戦地に送られていたと」。彼は専制的なプーチンに嫌気がさし、強権体制のロシアから脱出したかったようです。あの頃北方領土ではロシア軍の軍事演習が行われていましたね。 8月とは言え、冷たいオホーツク海を泳ぐのは命懸けの行為。そして彼の言葉が今頃になって良く分かるのです。実はロシアの極東に近い地方から、全く事情を知らないままにウクライナの前線へ送り出された若者が大勢いるのです。中にはウクライナで初めて「トイレ」を見たと言う極貧の若者も。碌々訓練も受けずに戦場に向かわされた兵士の死体が2万体もバイカル湖畔に埋葬された由。そのことをほとんどのロシア人は知らされないままです。 そしてロシア軍の侵略で捕らえられたウクライナ人は収容所で選別され、無害と認定された男はシベリアや極東の地に強制的に送られたのです。そして大勢の戦争孤児はロシア人の養子とされたようです。どれもみな人道に反する戦争犯罪。それをロシアは正義の戦いと称しているのです。 すっかり有名になったマリウポリの製鉄所。一般市民とウクライナ兵が閉じ込められてから70日ほど。そのうち助かった市民はごくわずか。ロシアが唱える「人道回廊」の設置は、世界に対するポーズだけ。約束が守られたことはほとんどないのです。今は生存している市民も兵士もごくわずか。製鉄所は連日の爆撃で無残な姿に変貌し、構内をロシアの戦車が「獲物」を捜して走り回っています。 ロシア軍と言ってもここに駐屯してるのはチェチェンのゲリラ兵。そのうち300名は初期段階に徒歩で祖国に帰りました。ロシア人の上官が彼らを「弾除け」代わりにしたためです。今も上官の命令に従わない兵士は銃殺される由。元々44万人いた市民は8万人ほどまでに減りました。 ロシアはウクライナ東部から南部にかけて占領し、両軍が激しい戦いを続けています。さてリナト・アフメトフ氏はウクライナ一の大金持ち。いわゆる新興財閥「オルガルヒ」の一人で、あの「アゾフスタリ製鉄所」も彼の資産の一部。かつてはソ連に属し、ロシアとの貿易で儲けていました。だがウクライナが自由経済となって以降は、ロシアとの取引額は5%程度で、後はヨーロッパや世界が相手です。 彼はロシアのクリミア併合で資産を没収され、今回の侵攻でも大きな被害を受けました。ロシアは占領地の住民のロシア化を図っていますが、多分不成功に終わるはず。彼はウクライナ政府に代わって住民に私的な年金を支給し、教育、医療、娯楽など様々な福祉を実践しているのです。親ロシア地区にも彼のようにウクライナを愛する財閥がいて、信頼を勝ち取っているのです。ロシアはきっと負けるでしょう。 マリウポリ市から命からがら逃れて来た家族の話を3組ほどニュースで知りました。いずれも奇跡的な脱出。勇気と決断と運が味方したケースばかりです。途中10数か所のロシア軍検問所を知恵を働かせて突破。酔っぱらっていたり、若い兵士でマリウポリ市での戦況を知らなかったりと偶然が重なってのこと。まさに「奇跡」の物語ばかりでした。それにしてもロシアの不実と残虐行為には呆れるばかりです。<続く>
2022.05.07
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~わが闘争の記~ 外へ出した植木鉢 こどもの日は早朝に目覚めた。そこで早速外に出、先ずは植木鉢に水やり。ゴムの木、カポック、シコンノボタン、クジャクサボテン、シンビジウム、クンシラン、名前を知らない観葉植物など10鉢ほど。気温が高いので直ぐに乾くようだ。次に前から気になっていたことに着手。 カポックの花 一つ目は雲南百薬の根茎の確認。冬の間は厚く土を被せていたが、凍って腐ったかも知れない。元々南方系の植物なので、寒さに弱いのだ。スコップで少しずつ土を退けると、中から根茎が現れた。上の茎に近い部分は凍結したのか腐っていたが、下の方は大丈夫そう。4つほどをまとめて土に埋めた。昨年は4か所に離して植えたが、支柱が多いと風の影響を受ける。今年の畑は思い切って簡略化することに。 二つ目の気がかりは発酵鶏糞の処理。袋を外へ出していたら、野良猫が爪で引っ搔いて破れていた。そこから雨水が入ってドロドロ状態に。そこにハエが卵を産み付けてウジ虫が湧いていた。これは困る。本当はサラサラして扱い易いのが大変なことに。既に耕しておいた南の畑の畝に、苦労しながら撒き土を被せる。肥料袋は別のビニール袋に厳重に格納。 ようやく難問を解決してから朝食。ゆっくりと噛み45分をかけた。「ちむどんどん」は相変わらず平和で馬鹿馬鹿しい騒動。でも罪がないのが楽しめる。賢い3姉妹にテーゲー(いい加減)な長男。さてどんな展開になるやら。ゆっくり新聞を読んで、昼前に家の周囲を歌を歌いながら回る。喉のと足の鍛錬だ。裏のOさんが垣根の野バラを整理していた。我が家が業者に頼んで除草したのを見ていたのだ。 すぐ裏も彼の亡父の持ち家だが、こちらは荒れ放題で我が家の敷地に伸びた枝が張り出して来る。文句を言いたいところだが、いつ気が付くかどうか。昼食もゆっくりと咀嚼。「見た目」はいかにも大量だが、よく噛んで食べるとそんな分量でもない。野菜は多いがタンパク質は足らないかも。疲れて眠たくなるが、じっと我慢。夜ぐっすり眠るための辛抱だ。 モッコウバラ ラジオで楽天対日ハム戦を聞きながら、撮った写真をパソコンに取り込む。初回から0対2とリードされ、これはいかんと思いつつ翌日のブログの構想を練る。そろそろ「ウクライナ戦争」のことを書きたいのだが、寝ぼけた頭ではとても無理そう。連日の好天に垣根のモッコウバラが咲き出した。何といつの間にか楽天が勝利。これで引き分けを挟んで7連勝。投打がバッチリ嚙み合って恐ろしいほどの勢いだ。 愛犬マックスのお墓 ロシアは5月5日から3日間、マリウポリの製鉄所への攻撃を停止し、「人道回廊」を設置すると発表したようだが、全く信用出来ない。2017年には44万人の人口があった同市だが、今は8万人弱しかいない。逃げられた人は少なく、攻撃で亡くなったりロシアに拉致されたり、選別の上戦線に駆り出されたりと残虐な行為が続いている。5月9日まで後3日。追い詰められたロシアが果たしてどう出るのか。
2022.05.06
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~危機脱出か~ 浜辺への入り口(沖縄) 水曜日の朝。二度寝から目覚める。体調はまだ不十分だが、布団を2階に運ぶ。ベランダに干すためだ。朝食の準備をし、朝ドラを観ながら食べる。青春のドタバタ劇。まあ、あんなことは現実には起きないはず。一口一口ゆっくりと噛み、1時間かけて朝食を済ませた。こんなことは初めて。実は40時間も眠れなくなった原因は嚥下障害。飲んだ薬が間違って気管支の方に入ったと思って焦ったのだ。 理由は分かっている。長い独り暮らしのせいで誰ともしゃべらない。そのため唾液の分泌が減り、声帯の筋肉が衰えての誤嚥。口も動かさないため、間違って舌や唇、酷い時は舌の下の「筋」を噛んでしまうことも。老いとは衰えること。だが、自分の不摂生もある。朝食後裏の畑を耕す。石ころがゴロゴロ出た。次いで業者がそのままにしていった土の山を掘る。土を畑に撒くため、不要な枝などを除去する。 菜の花 10時過ぎ自転車で買い物へ。実は10日間ほど家にある食品で済ませていた。案外持ってくれたが、そろそろ補充する必要がある。そう思ったのだ。かなりの重さだが、慎重に運転して帰宅。早速食品を内容別に収容。おおよそ片付けてから昼食の準備。買ったばかりのパンを中心としたもの。これまでは安かったスーパーがかなり値上げしていた。昼食にも1時間かけた。 午後からは早速調理に取り掛かる。先ず、大根とニンジンを適当な大きさに切って、圧力鍋で煮る。その間にモヤシを茹で、若鶏のレバーを茹でる。圧力鍋から大根とニンジンを取り出し、解凍済みのおでんの具と共に大鍋で煮込む。その間にピクルスと野菜の浅漬けを作る。2種の魚をグリルで焼き、夕食のための米を研いで圧力鍋に。疲れはあるものの大丈夫。干していた布団を取り込む。 木漏れ日 ようやく落ち着いて血圧測定。上も下も脈拍数も全くの正常。まだ油断は禁物だが、これで一応危機を脱したかも。何分掛かりつけ医が、コロナにり患して10日ほど休診し、その後も連休で休診。考えられる範囲で最善と思える方法で乗り切った。こんな時。1人暮らしは大変。先日の地震で剥がれたタイルを、お向かいさんが修理してくれた。安心して3人のブログ友を訪問。 結局マリウポリの製鉄所から脱出退避出来た市民は、100名に満たなかったようだ。国連や国際赤十字も立ち会ったのに、ロシアは初日第1回の退避が終了と同時に攻撃を再開し、2日間で退避の約束を破った。いつものことだが、残念でならない。知床の観光船事故には十数億円もするサルベージ船の経費を国が負担するようだ。ドケチで無能な経営者の勝手な思い込みで起きた海難事件。内容もレベルも異なるが「ウクライナ戦争」も似たような構造だ。独裁者は過ちを犯す。そんな隣国が3つもある我が国。
2022.05.05
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~久しぶりに庭に出る~ お向かいさんの玄関に飾られていた山桜です。春はどんどん進んで初夏に近づきます。今日は庭の花や、散歩中に見た花の写真を載せますね。花はどんどん咲き、いつの間にか別の花にバトンタッチ。昨日の憲法記念日。午前中は植木鉢を全部外に出してたっぷり水やりし、午後からは畑をスコップで掘り返しました。体調と相談しながら、夏野菜の準備を少しずつしようと思っています。 クリスマスローズ ハナニラ ツルニチニチソウ ツリガネスイセン アイリス この他にもたくさんの花が咲きましたが、私は一度ブログに載せたのは削除する方針でいます。以下は散歩中に撮影した近所の花々です。 紫の藤 白い藤 白藤と八重桜の競演 谷間の菜の花 山吹とユキヤナギ 撮影した花はまだあるのですが、これくらいにしておきます。今日は簡単でゴメン。m(__)m さてブログを書いているうちに、東北楽天が、2対1でビッグボスのチームに勝っていました。最後は9回裏2アウト満塁で守護神の松井が苦しんでいたようでしたが(ラジオ放送を聞きながらの原稿書きでした)、何とか1失点で切り抜けて勝利。貯金12で2位に4ゲーム差での首位。なぜこんなに調子が良いのかなあ。ひと頃は新型コロナで選手10人が登録抹消なんてこともあったのにねえ。
2022.05.04
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~除草作業を依頼する~ 除草前の庭(一部) すっかり弱っていた。腰は痛むし、眠れなかったし、気温が上がって雨が降ると、庭も畑も通路も花壇も雑草の勢いが凄いのだ。昨年は2度ほど自分でやった。1日6時間以上働いて1週間ほどかかる。夏は暑いし蚊に食われる。大変な重労働なのである。早くやらないと種がこぼれる。雑草は20種類は生えて いるだろう。それぞれしぶとい。根茎や種や増え、植木や草花とも地下で戦っている。 処置無し。これはもう本職に頼むしかない。そこで生協を通じて業者に発注。見積もりは10万円近く。2人が1日、1人が半日の工程。作業日は先方の都合に合わせた。その前日業者から連絡あり、予報は午後から雨だが大丈夫かと聞くと、少々の雨でも実施しますとの返事。当日9時前に2人の若者がやって来た。作業の前に残すものと、除草するものの最終確認。 その日は町内会の草刈りデーだったが、既に終了。皆に謝ったが、我が家の事情はみんな知っていて、快く許してくれた。我が班の担当はバス停前の花壇。花壇の世話をしてるKさんがいつも除草などをしていて、割ときれいなのだ。それで家に戻って、業者を待った。早速2人は分担して除草作業に。9時から12時過ぎまでトイレ休憩もないまま。私には到底無理だ。 午後から予報通り雨になった。それでも彼らは作業を続ける。やらないと予定通り終わらないのだろう。2時から楽天はソフトバンクと雨中でのゲーム。パソコンで試合展開をチェックしている私は楽なもの。まあそのために大金を払うのだもの。みるみる敷地内がきれいになって行く。楽天は雨天コールド勝ちし、2人の若者たちは5時過ぎまで働きづめだった。感謝感激。楽天も勝てて良かった。 左から西側通路。東側通路。南側通路の一部と花壇。このほかに裏の通路、庭、南の畑、東の畑、裏の畑があり、たくさんの種類の雑草が生えていて、種が落ちる寸前になっていた。専門の業者だけあって、色んな道具を持っている。そして作業工程も確か。だから短時間で出来るのだ。除草の他には、地震で割れた陶器製の傘立ての処理、道路の側溝部分の清掃も含まれている。だから10万円でも安いのだ。 私はこの後、居間に取り込んでいた植木鉢類を外に出し、3か所の畑を耕して肥料と石灰を撒き、畝を作り、体調が許せば野菜の苗と種を購入して夏野菜を育てる予定。それもすべては体調次第。「睡眠不足」はかなり負債を返しつつあるが、無理は禁物。焦らずにゆっくり行こうと思う。 青モミジと白いスミレ。今回の除草では、小菊、シュウメイギク、ムスカリ、ショウマ、ミヤコワスレ、ハーブ、ワレモコウ、アイビー、フキ、ムラサキツユクサ、ヤブラン、ツルニチニチソウの大部分を抜いた。さっぱりとはしたが、新たに雑草が生えるのが心配。それらが雑草が生えるのを防いでいたことも確かだが、間に雑草があると根が絡み合って、除草し難かったのも確か。さてどうなるか。<続く>
2022.05.03
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~「ウクライナ戦争(仮称)」に関するわたしの認識~ 最近の戦況についておさらいしておこう。左はウクライナの全域で、オレンジ色の部分がロシアに侵略された地域で東部から南部にかけての一帯。右は南部戦線の拡大図。マリウポリはあの製鉄所がある市。キーウから撤退したロシア軍は体制を立て直し、東部2州へ向かったとされている。ルハンシク州の9割、ドネツク州の6割をロシアが制圧したと言われて来たが、近況ではウクライナ軍が激しく反撃し、占領地を奪回しつつあるようだ。 ウクライナ第2の大都会ハリキウもかなり破壊されたものの、ロシア軍に掌握されてはいない。キーウから東部に向かったロシア軍も途中で食い止めている模様。製鉄所があるマリウポリを包囲していたロシア軍は包囲を解いてサポリージャ経由で東部に向かい、ウクライナ軍を挟み撃ちしようと狙っているが、果たしてその作戦が成功するかどうか。 ロシア軍が包囲を解いたことで、製鉄所の地下シェルターに潜んでいた市民20名ほどが脱出出来た。また瓦礫の中で暮らしていた8万人以上の市民は自由度が増して、少しは楽になったかも知れない。南部のサポリージャ州とへルソン州では、ロシア軍統治の下に、傀儡政権が住民投票やロシア語教育を開始したとの情報がある一方、へルソン州では住民がロシア軍に抵抗して、食料を受け取らないなど頑張っているようだ。 武器や弾薬が尽きかけたロシア軍は、ウクライナ最大の貿易港がある南部オデーサをミサイルで攻撃し、空港と港に向かう橋を破壊したようだ。だがここでも徐々にウクライナ軍の反撃が始まると思われる。 大破したロシアの戦車 ロシア軍が苦戦している理由は、初期作戦の失敗で大量の戦車、飛行機、ヘリコプター、などが破壊されたこと。同時に将軍クラスを含む大勢の兵士が戦死したことにあるが、指揮命令系統が粗末な上に、軍事通信システムをウクライナ側に傍受されたことで、制空権を未だに確保出来てないこと。食料や補給燃料の補給が当初から杜撰だったことなどが挙げられ、未だに改善を見ていない。 一方のウクライナ軍は旧ソ連時代にロシアが開発した武器の近代化を図り、NATO(特にアメリカとイギリスの情報部門)やアメリカの通信会社の協力を得て、ロシア軍の動きを逐一把握していたことが大きい。ロシアの黒海艦隊の旗艦「モスクワ」を撃沈出来たのも、正確な情報と武器の改良の結果。プーチン及びロシア軍にとっては誤算続きの「特別軍事作戦」だったのではないか。 先月25日にドイツで開催された「ウクライナ支援会議」には40か国の国防相、高官が参加し、それまでのウクライナ支援から、ロシアの弱体化を目指す方針に大転回した。侵攻当初にゼレンスキー大統領が言った「私はキーウから離れない。ヨーロッパのために死ぬ」。誰も信じなかった言葉を、彼自身が行動で示し続けたことで、ヨーロッパとNATOの連帯がより一層深まったのではないか。 一方、裸の王様とその家来はどうだろう。5月4日のロシア国債のデフォルトは辛うじて逃れられたが、2人が苦しい立場にあることは変わらない。脅しと詭弁が通じなくなった。国内経済は破綻寸前で、国際的な信用を失った。実はロシア軍には以前から不正が横行し、戦車などの保有数はインチキなのだ。中国同様に腐敗が蔓延して軍備品を横流ししたり、部品を勝手に売り払ったりしていた由。 そして長く続いた恐怖政治で、独裁者に真実の情報を伝えるのが困難になっていた。都合の良い意見しか上申せず、独裁者は自分に立てつく部下や仲間を簡単に暗殺する。謀略が軍事活動の根幹と考え、自分勝手な歴史観、民族観、宗教観で、隣国に攻め入った。ナポレオンやヒットラーと何ら変わらない思い込みの人。そんな為政者に統治される国民も気の毒だが、ロシア国民の気質が「長いものには巻かれろ」、「寄らば大樹の陰」なのだ。 「ロシアにあるのは資源と武器だけ」。その資源も世界から孤立した国では宝の持ち腐れ。武器も経済制裁にあって、今後は製造も困難になるはず。ロシアの戦争犯罪は、今後ウクライナやEUによる共同調査で精査され、国際刑事裁判所に提出されるはず。それでプーチン氏自身が逮捕されることはないだろうが、彼の怒りが今後どこに向かうかが心配だ。<続く>
2022.05.02
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~暮らしの中で~ 地元紙のニュースで、仙台に1台だけ屋台が残っていることを知りました。これにはビックリ。何せ最近私は繁華街に行くことも夜出歩くこともないのでねえ。屋台の主は88歳。米寿ですね。先日まで転んだ時に腕を骨折して休んでいたそうです。常連客が心配して電話したようですが、何と先日復活開店した由。仙台市の条例で屋台の許可は一代限りで、他の屋台は病気や高齢で辞めてしまったみたい。 私が知ってる屋台は50年前東京に転勤するまでのこと。当時の青葉通りには道の両側歩道に5、60台の屋台が赤ちょうちんをぶら下げていました。しかしこの屋台をどうやって運んで来るのか。道路には段差があるし、88歳の体力で屋台を運び、営業するのも大変な体力でしょうにねえ。店の決まりは、「お酒は1杯だけ」。そしてメニューは「おでん」のみ。それでも常連客が待っているのです。 凄いお年寄りと聞いて私が思い出すのは、大分市の「スーパーボランティア」尾畑春夫さんです。尾畑さんは80歳になってもリヤヤカーを引いて、各地の被災地へボランティアに行ってましたね。リヤカーですから当然徒歩です。それも生活に必要な物品を全部載せて。支援先では自炊し、給食もいただきません。野草などを摘んでおかずにすると言う仙人ぶり。笑顔の素敵な奉仕者でしたね。 私はお二人のような体力はなくなりましたが、60代半ばまで200km超級のウルトラマラソンをやっていました。2晩寝ないで走っていると、最後には幻覚や幻聴を体験します。疲労の限界が近づくと、人間の脳にも栄養が伝わらず、距離感が狂って同じ場所を何度も往復したりもします。走友が幽霊を見たと言ってました。 私も同じ場所で深夜歩いている女性を見ましたが、失礼なので足元を懐中電灯で照らすようなことはしませんでした。場所は佐渡島の淋しい場所。北朝鮮の船で拉致されそうな気がしたこともありました。今回40時間も眠れなかった原因は分かっています。生活上の悪癖が招いた現象。何の自慢にもなりません。それで昨日は近所を散歩して来ました。 しかし知床半島での観光船遭難事件は酷過ぎますね。社長が記者会見(上)しましたが、その責任感と誠意のない態度には驚きを通り越して、怒りを感じました。折れたままの通信用アンテナ。修理が不十分船体。元々あの船は波が穏やかな瀬戸内海仕様で、風波が強い知床での運航は無理なのです。そしてGPSも外すと言う無謀と言うか、安全性を顧みない運営方針。 ベテランの船長を全員解雇し、経験の乏しい船長を安い賃金で雇い、甲板員はずぶの素人。宇登呂漁港の他業者や漁師たちは、以前からその危険性を指摘していたようですが、ホテルを6つも経営する社長は金儲けに目がくらみ、尊い人命を失う事故を発生させました。あの会社もですが、管理指導する立場の国にも、欠陥があったみたい。26名の命が冷たい北の海に晒されました。これは人災です。 山梨県の道志村で発見された子供の頭骨の一部と、左右の運動靴、そして靴下の片方。村の名前を今回ニュースで聞いた時、直ぐに3年前の行方不明事件を思い出しました。お母さんが必死に探し、その後も現場を何度も訪れて捜索したり、手がかりを得るため「チラシ」を配っていたのですよね。そのお母さんの行動をネットで中傷する人がいたと聞いて怒っていた私でした。 しかしあんな傾斜のきつい山奥に幼児が1人で行けるわけないと、私は感じています。誰か大人が美咲ちゃんを連れて行ったとしか思えません。もっと手がかりになる遺留品が見つかることと、DNA鑑定で身元が判明することを願っています。しかし気の毒な事件。お母さんの気持ちを察すると辛いです。 ウクライナのマリウポリ市での話をしておきます。同市では伝染病の蔓延が懸念されるみたいです。理由はたくさんの死体が長期間放置されていたこと。無論ロシアの攻撃による死者です。埋められるものは市民が仮埋葬したようですが、あまりにも多いのと、市民が高齢者で無力なためです。 あの製鉄所の地下でもたくさんの人が亡くなっているようです。地下は6層の複雑な構造で、死者は生活空間から離れた場所に運ばれているのでしょうが、太陽が当たらない寒くて湿気のある場所で2か月以上過ごしたら、病気になるのも当たり前。それに食料や水(工業用水を煮沸して飲んでいる由)、医薬品が乏しく、生存してる人がいるのが奇跡的なほどの悪条件。ロシアの攻撃のせいで脱出出来ないのです。 彼らに比べたら、私の不眠など些細なもの。暖かい寝床や食べ物、お風呂にも入れるのですから。 最後に明るいニュースを一つ。大リーグ・エンジェルスの大谷翔平選手が先日今季2勝目を挙げ、第4号ホームランを打ちました。そして初めて完全休養日を監督の意向で1日だけ設けたみたい。さてわが東北楽天ですが、昨日は放送時間の関係で楽天がソフトバンクに4点差で負けている場面で終わりました。これは負けだなと思諦めて夕食を摂り、ブログを書いている途中にスポーツニュースを観ると、延長11回に浅村のタイムリーでサヨナラ勝ちしていました。私には何よりの「薬」です。 エニシダ さて今日から5月。サンデー毎日の私には大型連休と言う意識はないのですが、今朝は町内会の今年度第1回目の草刈りがあり、9時過ぎには業者が庭の除草作業にやって来ます。午後は雨の予報ですが、その状況を見ながら午後も継続する由。そろそろ私は布団を敷きます。ではまた。
2022.05.01
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