みきまるの優待バリュー株日誌

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Jul 13, 2014
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カテゴリ: 株式投資全般
さて、今日はまずまずのアクセス数を得た、「ポートフォリオを色々な角度から眺めてみよう」 シリーズの第2弾です。今回は皆様お待ちかね (?) の「含み損ランキング編」です。人が損した話って結構楽しいですからね ♪ 。

 何しろ私のPFには491銘柄もあるわけなので、その中には宿便の如くの苦しいポジションも当然あります。PFの最深海の汚泥の中には、どのような不気味な深海魚が蠢いているのでしょうか? 最新の「含み損ランキングTOP15」を早速見て行きましょう。なおポートフォリオは今回も2014年7月10日現在のものとなっています。

マイナス順20140710.jpg

 含み損ランキング1位に輝いたのは、調剤薬局中堅の2796ファーマライズHDです。

R0118617.JPG

R0118623.JPG

 ここは昨年東証2部に昇格し今年は東証1部昇格にリーチが掛かっている事や、指標的に割安で成長力が高いことを評価して、実は一時期は楽に10000株以上をホールドしていたのですが、その後に業績の大幅下方修正があり、その時に「このファンダメンタルズではPF上位ではとても戦えない。」と判断してポジションを大きく落として今に至ったのでした。

 現在は3900株という中途半端で不思議な保有数となっているのですが、これは下方修正時に自分のPFで時価総額が200万円前後だった3376オンリーとか4653ダイオーズあたりの銘柄を横目で見て、「ま、下方修正後だけど、東証1部昇格リーチなのは変わらないし、それを加味すれば最新の総合戦闘力はこのあたりの銘柄と同じくらいだな。」と判断したからです。PF上位からズルズルと滑ってきて、「ここで何とか止まった。」ということですね。

 その他だと、含み損ランキング2位で神奈川県地盤の家電量販中堅の7419ノジマとか、5位で不祥事絶賛連発中のホームセンター大手の7516コーナン商事などの、典型的な「バリュートラップ銘柄」が多く入賞しているのも目立ちます。この辺に、

「バリュー系・低PBR至上主義系優待族」である私の、頭の固さや創造性・柔軟性の欠如という欠点

が、如実に端的に明白に現れていますね。

 ところで、今回のこの「含み損ランキング」ですが、実は私の投資家としての、

「最終ディフェンスライン」

 を如実に示したものでもあります。「含み損は最大でここまでしか許容しない。」ということですね。

 株式投資をしていれば見込み違いや結果としての敗北等は避けては通れないものですし、私も主力株で大きな含み損を抱えることはザラにあります。ただ、その含み損が100万円を超えてくるようだとチビチビと損切りを始めますし、もしもそれが300万円を超えるようなところまで来れば、ほぼ機械的に一旦全部投げます。そしてその後で、精神的にニュートラルな状態に戻ってやっぱり自分のPFに必要な銘柄だと考えれば、改めて買い直します。

 私は「含み損は投資家の心を蝕む魔物」であると認識しています。そして、

「大きな含み損を抱えることは、投資家としてのIQの著しい低下を意味する。」

とも考えています。「貧すれば鈍する」という格言がありますが、私はこれを100%真実だと思っています。株式投資というのは、心理的な側面が大きくパフォーマンスに影響を与えるゲームです。そして勝ち残り続けている投資家というのは、私の見たところほぼやんちゃで子どもっぽくて悪戯で、そして同時に大胆で知的で冷静な方ばかりです。PFに大きな含み損を抱えたような状態で、その灰色の脳細胞をフルスロットルで自在に働かせられるわけはありませんし、「損失をコントロールする」ことは投資家として極めて重要なことだと肝に銘じています。






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Last updated  Jul 13, 2014 10:36:05 AM


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