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さて今日は 2018~19主力株概況シリーズ
です。
37位 3515 フジコー(東JQS、3月優待) ◎◎
PF時価総額37位の準主力株は、不織布・フェルト総合メーカーのフジコー
現在の株価は2980円、時価総額29億円、PBR0.29、自己資本比率は73.0%と良好、今期予想PER15.42、配当利回り2.2%(65円)、総合利回り2.5%(65+10=75円)で、優待は100株保有で1000円相当、200株保有で2000円相当、2000株保有で4000円相当のクオカードです。
さて、私が好きな優待バリュー株の典型的な条件として、
超低PBR、好財務、不人気
という事があるのですが、
フジコーはその全てを高いレベルで満たしている小粋な銘柄
です。
フジコーは長年利益水準が低くて苦しんでいましたが、この数年でようやくまともに利益の出る体質に変貌しています。IRによるとその理由は、以下の3つとのことでした。
1. コストダウンによるもの。原材料を安く仕入れることに力を入れている効果が出ている。具体的には海外製(中国や韓国)の安いボロ布をうまく使いこなせるようになり、ようやく利益が出始めた。
2. 生産工程の改善の効果。
3. 2016年3月期に固定資産の減損処理のデカいのをやったこと。そのおかげで減価償却負担が無くなった。
またフジコーの高度で精緻な不織布加工特殊技術による電極用フェルトは、大規模蓄電池であるNAS電池(極材にナトリウムと硫黄を用いた高温作動型二次電池)
の心臓部に使われているのですが、このNAS電池は今後大きな伸展が期待されています。
(上記データは会社HPより引用)
そしてこの、
大規模蓄電池は、太陽光発電や風力発電等の不安定な出力を平準化させるため、あるいは余剰電力を貯蔵するために、エネルギーマネージメントの観点から、資源に乏しい日本にとっては今後大変重要な存在になっていく
と考えられています。
以上、
超低PBRで業績改善中&大きな将来性のある「大規模蓄電池関連銘柄」であるフジコー
を、今後もPF上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。
2019主力株概況シリーズ 免責事項
2019主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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