みきまるの優待バリュー株日誌

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Aug 16, 2019
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズです。第92位は、






 実践ディープバリュー投資 (イェルン・ボス著、パンローリング社)








 です。​









著者のイェルン・ボスはイギリス在住のディープバリュー投資家であり、彼のやり方はバリュー投資の創始者である ​ ベンジャミン・グレアム ​ に近い非常にオーソドックスでクラシックなスタイルです。あまりにも古色蒼然としていて今の時代には逆に新鮮に感じるくらいですが、個人的には自分の事を「正統派のバリュー投資家」であると考えている為、とても親近感の湧く一冊でした。(笑)








 またこの本では全部で21件の詳細な投資事例が紹介されているのですが、そのほとんど全てがネット・ネット株(みきまる注:本書では、流動資産が同社の負債の全額を上回っている企業の株式のことを指す)であるという筋金入りで、その迷いの無さ・潔さも素晴らしいと思いました。









 さて監修者前書きで長尾慎太郎氏は、




 ​
 ディープバリュー投資は、本来は賢明で思慮深い個人投資家の世界である。


 私たち日本の投資家にとってなによりの朗報は、日本市場はネット・ネットのディープバリュー銘柄の宝庫だと著者が述べているところにある。




 と述べました。
















 本書がユニークなのは、我々個人投資家の「秘密の花園」(資金量が少ないという欠点を逆手に取り、時価総額が小さすぎて機関投資家が参戦しにくいディープバリュー株で自由自在に戦える楽園のこと)の実態に踏み込んでいる「稀有な一冊」であるということと、「失われた30年」が続き世界中から「デッドマーケット」と嘲笑・揶揄・無視されている日本株市場の極端な割安性に注目していることの2点です。










 さてそれでは次回からは、ボスが語り尽すマニアックな「ディープバリュー投資の世界」を実際に見ていくことと致しましょう。(続く)





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Last updated  Aug 16, 2019 07:33:35 PM
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