ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

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2024.01.30
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2017年11月1日 Gulfstream Park West競馬場のレースで勝利したNoble Ready号


昨年末の朝日杯で勝った ジャンタルマンタル 号に今月のシンザン記念の我らが ノーブルロジャー 号の勝利で俄然注目を浴びている種牡馬のPalace Malice。今年からダーレージャパンによって輸入されて種牡馬市場に旋風を巻き起こすか注目を集めている。しかし ノーブルロジャー 号の活躍は父Palace Maliceの血の影響力だけではあるまい。特に日本の芝であれだけの適応力を見せるとは嬉しい誤算でした。

そこで今回は ノーブルロジャー 号の母親、 Noble Ready がどんな馬だったのか調べてみた:

<Noble Readyのプロフィール>


Noble Ready は2014年4月28日生まれ、父親は3歳時にG1 King’s Bishop Stakesを征し、Breeders' Cup Sprintでも5着に入ったMore Than Readyである。Noble Readyの通算成績は11戦2勝(2-4-2-3)。通算の獲得賞金はUS$136,120(約2,000万円)である。

<Noble Readyの戦績データ>


デビューは2歳の夏で、2戦目に勝ち上がって3歳時には重賞路線にチャレンジをしたが結果が出ずに秋になってからは自己条件のレースをこなして11月に2勝目を挙げた。その後古馬になって2戦して引退となった。仕上がりが早く2歳の夏に勝ち上がったところなどは ノーブルロジャー 号と相通じるものがある。

米国競馬のデータベースに課金をして彼女のいくつかの出走レースをダウンロードした。これらの動画をYouTubeなどにUpload してしまうと、権利問題でクレームを受けるかもなので控えますが、いくつかのレースを見て彼女の特徴や感想をまとめると以下の通りだ:


● ややピッチ走法で前進気勢の強い駆けっぷりはノーブルロジャー号によく似ているなあ!!


小回りをこなす器用さや先行力はあったが、上のクラスで勝ち切るだけのパワーはなかった。3歳時に重賞には届かず、自己条件で2勝するにとどまった。4歳で2戦して引退。早熟なのか!?

このお母さんの戦績から見て産駒の ノーブルロジャー 号がJRAの重賞を勝てる馬になるとは中々想像出来ないでしょう。新馬戦を勝った後、ノルマンディーOCの社長さんが「この馬は2,3勝クラスで着を拾っていってくれれば。」と控えめな期待?を述べられていましたが、母親のレースを見れば理解はできる。

ところが ノーブルロジャー 号は、母親のスピード、仕上がりが早い特徴に父Palace Maliceの底知れないパワーがうまく加わって、新馬から重賞と2連勝を飾ることができたと言えるのかな。

今後この馬にどのような特徴が出てくるのか、母親の血が勝ってくれば芝マイル中心でどこまで活躍を続けていけるか、父親の血が強く出てくれば、芝のスピード決着は不向きとなっても、洋芝やダートなどに新たな活躍の場を見つけていくことができるのでは!?と期待します。

ノーブルロジャー号がこれからどのような成長を見せるかとくと見守っていきたいです!!





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Last updated  2024.01.31 20:20:50
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