ミノルロドリゴの地方・1口馬主ブログ

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2024.02.11
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ダーレージャパンの種牡馬展示会に登場したパレスマリス(©サラブレッドマーケット)


先週行われたダーレージャパンの種牡馬展示会の様子がさっそく公開された。何かと話題の新種牡馬パレスマリスが堂々のトップバッターで登場し、生産者の注目を集めていた。種付け料は出生条件(産駒誕生後30日以内支払い)で350万円。強気の価格設定だと思うがどうだろうかウィンク!?

今日、東京競馬場のメインレース、共同通信杯(G3)にはこのパレスマリス産駒、2歳チャンピオンの ジャンタルマンタル 号が出走、もちろん単勝2.4倍の1番人気を集めたが2着に負けてしまった。しかし悲観する内容でもなく心配無用といったところか。今回は傷が付かない負けですね。

1000m通貨が62秒7というスローペースでジャンタル自身も上がり32.4秒の速い脚で上がってきているのだが、前の位置にいた勝ち馬も同じ上がりで上がられたのでは仕方がない。全勝のままだと何かとプレッシャーがかかるのでこの時点で土が付いたのは返ってよかったのではないかとさえ思います。父親のパレスマリスの人気もこのレース結果によって揺らぐこともあるまい。

今日の京都2Rの3歳未勝利戦(ダート1200m)においてもパレスマリス産駒の インユアパレス 号が2着に4馬身差をつける快勝劇を見せた。過去3戦芝を走って勝てなかった馬が、ダートで一変。この母親(クイーンズターフ)はダート短距離で2勝を挙げている。父パレスマリスのパワーが加わったことにより、この産駒のダート適性がより強く出たということが言えるのでは!?。


インユアパレス号が4馬身差の快勝劇☆彡

では、我らの ノーブルロジャー 号についてですが、母親Noble Readyが芝マイル専門で2勝を挙げており、 ノーブルロジャー も新馬戦とシンザン記念と2連勝したが、ともにマイル戦だった。父 パレスマリス のパワーが母親のマイル適正にうまくマッチして、 ノーブルロジャー 号を見事勝利に導いたとも考えられる。

方や、 ジャンタルマンタル 号は母親のインディアマントゥアナ号が米国の2200mのG3レースで勝利を収めており、そもそも母親にマイル以上の適性がある。今日の共同通信杯も最後バテることなく上がり最速の脚で追い込んできており、距離延長は全く問題ないでしょう。

ジャンタルマンタル は高速馬場で、特に上がりの時計勝負になると切れ負けするケースは考えられるが、距離的にダービーや菊花賞は母親の適性から充分対応可能でしょう。皐月賞を無事に勝つことができれば、3冠馬の目もあるかなと思うくらいだ。それに引きかえ、 ノーブルロジャー 号は、やはり母親の適性からマイルを目指す路線が理にかなっているということが言えそうだ。

結論というのにはまだまだサンプル数が少ないので妄想に近い域を出ないが、 パレスマリス は日本競馬への高い適正に加えて、繁殖牝馬の特長を生かしつつ、さらにその能力に自身の持つパワーを加えることができるという「万能型の種牡馬」に育っていく可能性がある。そうであれば種付け価格の350万円は決して高いということにはならないでしょう!

結果は何年か後に出てくる。その時のお楽しみに☆彡





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Last updated  2024.02.12 10:50:51
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