堺市堺区の住宅で２７日午後３時ごろ、この家に住む男児（５）がドラム式洗濯乾燥機の中でぐったりしているのを父親が見つけ、１１９番した。男児は搬送先病院で死亡。大阪府警堺署は男児が誤って洗濯槽内に入り、閉じ込められた可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。

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　同署によると、男児は両親との３人暮らし。母親は外出中で、父親は「一緒に昼寝をしていたが起きると姿がなく、洗濯機内で見つけた」と話している。発見時、洗濯機の扉は閉まった状態で、中で男児が意識を失っていたという。同署は司法解剖して詳しい死因を調べる。　ドラム式洗濯乾燥機では、２０１５年にも東京都内で７歳の男児が閉じ込められて死亡する事故が発生。扉が中から開けられない機種もあり、気密性の高さから窒息する恐れもある。消費者庁やメーカーは、チャイルドロックの使用や、扉にゴムバンドを掛けて子供が開けられないようにするなどの対策を呼び掛けている。（2018/01/28-14:16）