鷲田さんのことば
病気、失職、被災、事故、大切な人の死。
思いもしなかった事態がそれまで描いていた可能性を突如封じる。
そのときに強い憤りを感じるのは、それでも希望をつなげる「未知数」の可能性に
必死で探りを入れているからだと、 推理作家
は言う。
どうあがいても行き着く先は同じと思えば、人はきっと怒りすら表さずに
どこかへ姿をくらますことだろう。
随想『老いの希望論』から。( 鷲田清一
)
日中韓・北朝鮮と東アジアの非核化と平和を推進する政治指導者は、
いないものでしょうか。