柳瀬氏がむっとした表情を見せた一幕もあった。
立憲民主党の蓮舫参院議員が
「あなたの記憶は自在になくし、思い出すのか」と挑発すると、
「一貫して、愛媛県や今治市の方と会ったことは記憶がなく、
加計学園関係者とお会いしたと言っている」と反論した。
(毎日新聞)
嘘がばれそうになって慌てたのでしょう。
記憶と記録についても、感情的になって反論していました。
識者のコメントです。(毎日新聞)
官邸でのそんたく、裏付け
官僚組織に詳しい太田肇・同志社大教授(組織論)
柳瀬氏が加計学園関係者とだけ会ったと認めたことは、
官邸でそんたくが行われていたということを意味する。
面会の事実を安倍晋三首相に本当に報告しなかったのなら、
首相の立場が苦しくなるかもしれないとそんたくしたためだろう。
官僚組織や国家戦略特区の問題点も露呈した。
加計問題では意思決定過程の透明性や説明責任が求められているが、
記録がなく、国民の目で事実や正当性を判断できない。
事後的に外部の目で検証できるよう、打ち合わせ記録などを官僚に保存させる制度が必要だ。
官邸も自治体も文書に対するスタンスに問題あり
情報公開に詳しい右崎正博・独協大名誉教授(憲法学)の話
国家戦略特区という目玉政策について、特定の事業者と首相官邸で3回も会いながら、
記憶ベースで、あいまいな説明で逃れようとすることは納得しがたい。
執務時間中でもあり、記録に残さないこと自体が異常だ。
(当初柳瀬氏は否定した)官邸での面会も愛媛県に残された文書で認めざるを得なくなった。
しかし、県はこれを備忘録という扱いにし、
今治市は面会相手についての記録を公開していない。
官邸も自治体も文書に対するスタンスに問題があると言わざるを得ない。
今回の質疑で、「 加計ありき
」が明確になり、
安倍首相の おともだち優遇=政権私物化
が明らかとなりました。
PS:
ここにきて廃棄したはずの森友とのと8000枚にもおよぶ交渉記録が見つかって
近々国会に提出されるそうです。
佐川の廃棄済み答弁は、やっぱり嘘でした。
柳瀬も嘘、麻生、福田はセクハラとどうしようもないですね。