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年前に夫・優介(浅野忠信)が失踪してしまってから喪失感を抱えていた瑞希(深津絵里)は、ようやくまたピアノ講師の仕事ができるようになった。
そんな中突如優介が帰宅し、自分は死んだと告げる。
優介に誘われるまま旅に出た瑞希は、初老の新聞配達員、小さな食堂を営む夫婦、山深くにある農園に住む家族といった 3
年の間に優介がお世話になった人々を夫と一緒に訪ねていく。
空白の時を巡るように優介と一緒に過ごしながら彼が感じたことを同じように感じるとともに、見たことのない優介の一面も知っていく瑞希。
二人は改めて互いへの愛を感じていくが、告別のときが近づいていた。
2度目の鑑賞です。
岸辺とは、 彼岸と此岸
。
あの世があるとは思っていませんが、観終わった後今を大切にしたいと思う映画です。
大友良英のオーケストラの音楽もいいです。
今回は、小松政夫さんが故人となっていて複雑な感じでした。
まだまだ秘密があると言いながらベッドに寝そべる
瑞希(
深津絵里)が可愛かったです。
あの滝は、払沢の滝でしょうか。
PS:
メモ:
黒澤清映画のキーワード
1.印象的な長まわし
2.光と影、そして風
3.壊れゆく「日常」
(クローズアップ現代+から)
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