「接種ペース、加速必要」 44万回なら緊急事態「あと3回」―専門家試算
時事通信 2021
年 06
月 06
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新型コロナウイルスワクチンの接種ペースが現状に近い1日約44万回で推移した場合、緊急事態宣言の発令が来年4月までにあと3回必要になるとの試算を、群星沖縄臨床研修センターの徳田安春センター長(臨床疫学)らがまとめた。政府は高齢者への接種を7月末までに終えるため1日100万回を目標に掲げており、徳田氏は「感染収束には接種ペースを現状の2倍以上に速めるべきだ」と指摘している。
試算は徳田氏と神戸大大学院の国谷紀良准教授(数理科学)が、昨年1月14日~今年4月20日の感染報告者数などを基に実施。1日の新規感染者数が全国で5000人を超えたら宣言を発令し、1000人以下になったら解除すると仮定した。
4月20日時点では、16歳以上の国民約1億1000万人への接種を500日間で終えるのに1日約44万回の接種が必要だった。このため試算では、1日約44万回接種した場合や、その倍の約88万回接種した場合など複数のシナリオを設定。米ファイザー製を使い、従来株よりも感染力が強い英国型変異株の影響も考慮した。
5月下旬以降の国内の接種回数は、1日50万~60万回前後で推移している。現状に近い約44万回が続くとすると、来年4月までの間、緊急事態宣言が今年7、10月、来年1月の3回必要との結果が出た。
一方、1日約88万回の接種なら、7月末ごろに宣言が必要となるものの、それ以降は大きな感染拡大は起きないとの結論が得られた。
徳田氏は「今後さらに進む大規模接種では、会場での誘導などさまざまな業務がある。非常事態なのでボランティアも活用するなどし、1日100万回接種を達成してほしい」と話している。
やはり、早期に1日100万回ペースに持ってゆくことが必要なようですね。
蔓延地域に集中的にワクチン接種するのも有効かと思います。
エピセンター潰しですね。
経済産業研究所が、こんな調査結果を発表しています。
性別や預貯金額も関係? ワクチン接種の意欲調査―
経産研究所:時事ドットコム (jiji.com)
英オックスフォード大研究者らのデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」の集計によると、2日時点で世界全体の接種回数は累計20億回を超えた。
少なくとも1回の接種を受けた人の割合は、主な国別に、イスラエル(63%)、カナダ(58.97%)、英国(58.31%)、米国(50.45%)など。
日本は8.69%で、経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国の中で最も低い。
地域別では北米が37.62%、欧州は32.36%だが、アフリカは1.87%にとどまる。世界保健機関(WHO)は3日、アフリカ全体の感染者数が増加傾向にあるとして、接種が進んでいる国に対し、「ワクチンを供与し、アフリカの最も弱い人々が重症になるのを防いでほしい」(モエティWHOアフリカ地域事務局長)と呼び掛けた。
ワクチン接種本格化から半年 累計20億回超、格差広がる― 新型コロナ:時事ドットコム (jiji.com)
参考:
スガは、6月半ばには100万回達成見込みと言っていました。
アベ同様 はだかの王様
にならなければ良いですが・・・。
ワクチン接種目標「いけそうだ」と菅首相 1日100万回:時事ドットコム (jiji.com)
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