東京電力柏崎刈羽原発社員、情報を許可なく持ち帰り
2022 年 7 月 28 日 16:58
東京電力ホールディングス は 28 日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)で核物質防護に関する情報の取り扱い資格を持つ社員が、責任者の許可を得ずに印刷した情報をテレワークのために自宅へ持ち帰っていたと発表した。 許可なく印刷できないようシステム上でロック したり、定期的な再教育を強化したりし、再発を防ぐ。
同原発の稲垣武之所長は同日の記者会見で「システムでしっかり歯止めをかけていく」と説明した。社員は持ち帰る前に許可を得るべきだったことに自ら気付き、事後報告したという。
柏崎刈羽原発のテロ対策不備が発覚した問題では、改善の進捗を評価する 東電の第三者委員会(核セキュリティ専門家評価委員会) が 25 日、評価報告書を東電に提出した。改善を進める一方で相次ぐ不適切事案に「これまでの努力を水泡に帰しかねない問題で、誠に残念」と指摘している。
東電によると、同委は情報を許可なく自宅へ持ち帰っていた問題について、報告書への掲載を検討していたが、東電の対応が間に合わず「掲載を見送っていただいた」という。
東京電力柏崎刈羽原発社員、情報を許可なく持ち帰り: 日本経済新聞 (nikkei.com)
またかといった感じです。
社員教育をやっているとは言っていますが、本当にやっているのか、形だけなのでしょう。
それにしても、報告書に記載し断罪すべきだったのに、忖度して形だけの評価報告書を出した 第三者委員会
もアウトです。
「核セキュリティ専門家評価委員会」の構成 (tepco.co.jp)
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