三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2024.05.15
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カテゴリ: 時事問題
日本 「報道の自由度」70位 に関しては先にブログアップしましたが、アエラに興味深いもっともな記事が載っていました。

日本が今でも「報道の自由度」70 位に低迷する理由 安倍政治で“ 変えられてしまった” 記者たちの末路 古賀茂明 (msn.com)
からです。

国際 NGO 「国境なき記者団」( RSF 5 3 日に発表した 2024 年「報道の自由度ランキング」で、日本は 180 カ国・地域のうち 70 位だった。

トップ 10 1 位のノルウェーから G7 で唯一入った 10 位のドイツまで全てが欧州諸国で、評価点数はノルウェー 91.89 、ドイツ 83.84 と、いずれも 80 点を超えた。 G7 では、 14 位カナダ( 81.7 )、 21 位フランス( 78.65 )、 23 位イギリス( 77.51 )までが 70 点以上。 RSF の分類では、 85 100  点が「 good 」、 70 85 点は、「 satisfactory で、ここまでが何とか合格点だ。

55 70  点は、「 problematic だが、 46 位イタリア( 69.8 )は 70 点にわずかに及ばず、 55 位アメリカ( 66.59 )も 3 点余り下回った。

日本 は、前年の 68 位からさらに下がり 70 位で、 69 位コンゴ共和国、 71 位コモロ連合と同レベルで点数も 62.12 G7 の中では 大差をつけて最下位 である。

低迷している理由は、ジャーナリストが権力に屈して 権力の監視役 を十分に果たしていないところにあるようです。







記者クラブ の問題点は、そこからはじかれているフリーや外国人記者からその独占体質や閉鎖性をたびたび指摘さてきました。

また、 3 のアクセス・ジャーナリズムによる 記者の広報マン化 も、問題ですね。
自ら問題を発掘し、様々な取材先の情報で多様な角度から掘り下げて検証して報道する 調査報道 に徹してほしいです。

第4の大手メディアの記者が、庶民からかけ離れた既得権層になってしまっているとの指摘も重要です。

好待遇の特権を守るために自己保身に走ることになり、弱者のために権力と戦おうという意欲を失わせるということは、
想像に難くありません。

アベ政権下で圧力を受けた筆者の次の指摘は,するどいです。

「このような構造的問題は古くからあったが、 安倍政権になるとメディアに対する直接間接の圧力は異常に高まり、報道の自由度は大きく下がった。

最初は、それでも戦おうとする記者は数多く存在したが、個々の記者やデスクが戦っても、上に上がると負けてしまうことが続くと、現場には厭戦気分が広がり自主規制が始まった。萎縮したという面もあるが、面倒に巻き込まれて時間を取られると他の記事が書けなくなるという理由も大きかったようだ。

自主規制が強まり、長期間継続すると、 何が問題なのかを自分で見いだす能力が低下する 。テーマ設定は、取材先の政治家や官僚が行い、彼らの情報をもとに記事を書くことが当たり前になってしまうのだ。

記者たちは、自分たちが変わってしまったこと、能力を失ってしまったことに気づくことさえなくなる。実は、それが一番危険なことだ。

記者たちが変えられてしまった今、日本の国民は、真実を知る機会を失いつつある。

これは、民主主義の危機だ。 メディアが権力の監視役の機能を果たせない国に民主主義は存在し得ない。

将来的には、記者たちの自由だけでなく、私たちの自由もまた失われることになるだろう。」






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Last updated  2024.05.15 07:01:03
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Re:「報道の自由度」70位に低迷する理由(05/15)  
クロンシュタット さん
学生時代の仲間たちとは就職後の数年間、何度か集まって飲んでいましたが、マスコミ業界に進んだ友人も何人かいました。
待遇が悪いことで評判の小売業に勤めていた私の給与の、ほとんど倍の給与体系がマスコミの常識だそうで、驚かされました。

電通ほどではないですが、よほどの信念の持ち主でない限り、マスコミ人は就職後あっという間に「特権階級」入りです。
庶民に寄り添い権力を監視するという学生時代の想いは、数年で消えてしまうようですね。

時計代わりにTVのワイドショウ的な番組をつけっぱなしにすることが多いのですが、民放の女子アナには辟易することばかりです。
もちろん経営者の方針で、見た目のみの採用となっているのでしょうが、マスコミ人としてではなく芸能人として扱うべきですね。

海外の女性マスコミ人の真摯な姿を垣間見ると、それだけで日本の報道の低俗さがよくわかります。
もっとも、視聴者側の嗜好が、「報道よりも馬鹿騒ぎ」を求めた結果なのですが..... (2024.05.15 03:51:22)

Re[1]:「報道の自由度」70位に低迷する理由(05/15)  
maki5417  さん
クロンシュタットさんへ

マスコミの採用では、テレ朝玉川の「女子の方が優秀なので、男子は面接で甘く採点するように」と指示されたというモーニングショーでの発言が物議をかもしていました。
女子の方が優秀なのは今に始まったことではないのにと思って、見ていました。

女性の方が差別されている分だけ、志を感じはっきり物が言えているように見えます。
(2024.05.15 17:16:29)

Re:「報道の自由度」70位に低迷する理由(05/15)  
ケビン大杉  さん
記者クラブの面々は、官庁や役所、大手企業の事業所の部屋をタダで使わせてもらっているそうですね。
某企業が悪しき慣習だとして廃止しようとしたら、マスコミから猛反発を食らったとか。
しかも経営陣は仲良く飲みやゴルフに勤しんでいるそうですし。
そんな面々にまともな記事が書ける訳がありません。 (2024.05.15 23:10:07)

Re[1]:「報道の自由度」70位に低迷する理由(05/15)  
maki5417  さん
ケビン大杉さんへ

古賀さんが

第7に、日本の大手メディア幹部の権力への擦り寄りが深刻な問題になっている。報道機関のトップが、首相と会食やゴルフをすることは、まともな国ではあり得ない。しかし、日本では、これを公に自慢する風潮さえでてきた。

 経営陣の権力への擦り寄りで、現場では、権力側と戦っても最後はトップが折れてしまうから勝ち目がないと、最初から諦めることになっている。

と、指摘しているように、日本の大手マスコミのトップは問題だと思います。
かつては、国有地払い下げのエサにしっぽを振った会社もありました。

政治家との飲み食いは、スシローだけで十分です。 (2024.05.15 23:28:29)

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