A Charlie Brown Christmas / Cyrus Chestnut & Friends
真っ赤なCDの側面には、ちょこんと座ったスヌーピーが印刷された可愛いモノ。アメリカのいろんな音楽を吸収してそだった、チェスナットが、愛してやまない、ヴィンスガルディアの「A Charlie Brown Christmas」にでてくる曲を全部彼の新しい感覚で演奏しています。 スティーブガットとクリスチャンマクブライド、っていう、賑やかなリズム陣と、 それぞれの曲に、楽しい、驚きのゲストを迎えて、クリスマスの幸せ気分をもりあげてます。 あの(ほら貝!懐かしい)のスティーヴトーレのトロンボーン!ブライアンマックナイトの柔らかなほんわりしたクリスマスソング、サルサでヒューバートローズ入り、エリーゼの為に!マントラ参加でステファンハリスヴィブラフォンが効果的なワッツチャイルドイズディス? そして、躍動感あるライナスアンドルーシーでは、パットマルティーノ熱いそろがはいったり、ゲーリバーツのもみの木がきけちゃったり、大好きなクリスマスタイムイズヒア、はヴェネッサの美しし歌声と、コーラスがかさなり、マイケルブレッカーが何故かブレッカー節、ひと吹き♪ふた吹き♪小雪ふる摩天楼、って感じのヴァージョンです。はい。ケニーギャレットとマルティーノがはいるのですが、クリスマスイズカミングの跳ねるようなファンキーな感じを、オルガンを弾いて盛り上げてます。 私の好きなグリーンスリーブス(曲はワッツチャイルドイズディス?と同じ)マルティーノとウォレスルーニー、そして、マクブライドのソロがかっこいいヴァージョン。大変お気に入り。二人でユニゾンしていただき、大変喜ばせていただきます。熱くなりすぎて、フェイドアウト?させられちゃったのが、残念! 最後は静かに厳かにマイケルブレッカーと短いデュオで終わります。 日本版ボーナストラックはソロでシューマンの子供の情景より。。静かに、自らの気持ちを。
Christmastime Is Here / Lafayette Harris, Jr.
しっかりしたタッチと、変わったアレンジでクリスマスを盛り上げています。ゲストが、、これまた、ちょっとくせ者。 一番無難なゲストは、ラリー・コリエルの息子さんのギタリストジュリアン・コリエルかなぁ。。基本的にはハードバピッシュなスタイルなんだけど、、うむ~。 一曲、チコフリーマンが参加してるので買ってしまいましたぁ。 チコフリーマンは意外と普通な演奏だけど、間にはいるピアノの演奏はやっぱ変わってる。。 ゲストヴォーカルもかなりのくせ者だったし、、 なんつうか、タップとのコラボレーションもある・・ 最後のファーストノエルは、しっかりクリスマスしていているので、聴き終わると、、まぁ、クリスマス気分です。はい。
Christmas Moods / Michael Wolff
かなりモダンでインテリジェンスのあるピアノのクリスマスアルバムです。この他に 「Michael Wolff Christmas」って出していて、リーダー作の数のわりに二枚だから、クリスマスすきなのでしょう。 一枚、ジャンピングスタートというアルバム持っていますが、アグレッシブなせめぎ合いのあるなかなか面白い一枚でした。 ここでは、トランペット、ヴォーカル二人、迎えて Mark Ishamというトランペットは知的でエレガントな感じのトランペット。 オーソドックスに、きっちりと吹く演奏はクリスマスには真摯な感じでいいかしら。 ヴォーカルの1人は、Warren Zevonとうまるで、「煙草の煙」のような男性ヴォーカル。なんとも、深くビターな味わい。正直あまり好きなタイプではないのですが、この人のアベマリアは凄い。地の底から静かに響き渡るような凄みがあります。すごく、不思議なヴォーカル。 もう1人の男性ヴォーカルはKenny Rankin。柔らかで洗練された都会的なヴォーカルで、ほんと対照的なヴォーカル二人です。 最後、2曲はウオルフのソロ。モダンでアグレッシブな演奏です。 一筋縄ではいかないピアノですよね。