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2007年03月29日
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テーマ: Jazz(1970)
カテゴリ: JAZZ(Grazie Italia )

三寒四温とはよくいうもので、春は少しづつ少しづつ近づいてきて、、、
ある日、ふと、、、気が付くと春の中にいるのですよね。。。

一番感じるのは「光」?
ほんの少しだけの角度の違いで、昨日までと同じ景色の筈なのに、、
何処か、、何か、、違うのですよね。
柔らかな春の光が、全てのものに魔法をかけます。
光は沢山そそがれるのですが、何処かふわぁと霞んだ印象なのが春。
何もかもが、、何かをまってるような、、そんな色合い。
今日みたいに、春の嵐の時も、なんとなく空気がゆるい。

新譜や未聴の作品がいくつかあって、何枚かかけてみたのですが、
どうも、、今の気分と違う。。。春ですものねぇ。
私の心の中にも春がしっかり侵入してきて、、、
「春心の扉」を開けた。。。
この扉の向こうの世界にぴったりなアルバムがあるのです。
イタリアは花の都フィレンツェ生まれのピアニスト、Alessandro Galatiのソロアルバム。
ブラザー最中の随分、随分前のお勧めの作品なのです。
三曲除いて、彼のオリジナルです。

最初の最初から、、優しい優雅なメロディと演奏。
最初の最初から、、想いが溢れます。。。
少し、思索的な音が時々はいるのが、いいな。
気持ちがゆったりとしてきます。
音の一つ一つが、春の陽射しのような柔らかなきらめきを持つ。
どの曲にも優しさの中に哀愁が混じり、シンプルにシングルトーンを中心に繊細に情景を奏でていく。。。
三曲入ってるイタリアの名曲達となんの見劣りもしない素敵なメロディ達。
音と音の間にあるのは慕情、、、
一曲一曲、、最後の最後まで、、ピアノの余韻を、、残す。
空気の震えが静まるのを静かに待つ。
そんな、繊細な音空間を最後まで楽しめます。
ふと、、気づけば、最後の曲、「素敵なあなた」。。

繊細で美しく哀愁たっぷり、、心もやんわり和むバラード集でした。
イタリアは花の都に生まれた抒情派ピアニストが奏でるバラード集、、、
春の準備にいかがかしら?

1 Broken toy-Lil'Sophia
2 Leipzig,1862
3 Rever de te voir
4 Bukowsky
5 Averti tra le braccia
6 Thin fish
7 Una lunga storia d'amore
8 Vaish spnish
9 Slow down Venice hearts
10 Tu si'na cosa grande

Alessandro Galati (P)

Blue Gleam (BG001)

アースキン、パレダニエルソンとの秀作「TRACTION AVANT」より、好みかも。(^_^);
久しぶりの静寂盤。
でも、同じレーベルから 新譜 がでてるのね。
しかーーも、 来日 もするのね。
うむ。。。





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最終更新日  2007年03月29日 12時45分09秒
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