スコシフシギな世界-藤子・F・不二雄ブログ

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2011.07.23
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カテゴリ: 『パーマン』

いろいろと見ていると・・・

"Oh my God!!"

と叫びたくなるくらい
驚いてしまいました。
いや、嬉しいことだったのですが
それよりも、とにかく驚きが大きかったです。


23%OFF!【送料無料】パーマン Complete Box 1 (DVD) 発売日お届け


もう、ずっと出ないと思っていました。
1983年にアニメ(第2回カラー版)がスタートして
VHSビデオでしか、販売もなく
レンタルでも姿を消して早20年以上です。

※ 白黒アニメ版は60年代に第1回の放送がありました。


DVDが出るまでは
「こうしてアニメのパーマンは消えていくのか・・・」と
ひどくガッカリしたものです。
これは、私が藤子ファンだからとか
子供の頃見てたからとか
そうした理由だけではありません。

昔の文学やクラシックが
現代でも生き残り、学校で取り上げられるように
たとえアニメであろうとマンガであろうと
良作は、しっかりと次世代に
受け継がれなくてはなりません。

アニメのパーマンは
涙を流すような感動シーンもなければ
驚く展開や結末もなく
強烈なインパクトは、何もありません。
空を飛び、強い力を持つ小学生のパーマンが
繰り広げる、いたってシンプルなギャグアニメです。
「それじゃあ、一体何が良作なのか?」と
聞かれてしまうかもしれませんね。
これは、私も一言では説明できません。

昭和の後半から、全国に広まった藤子アニメも
テレビでは、毎日のように放送され
子供たちの日常に、当たり前すぎるくらい
当たり前に浸透してしまったように思えます。
それ故に、取り立てて注目されることも
なくなってしまったように思えます。残念なことです。

藤子アニメのSF要素は
憧れであり、願望であり、それが夢や希望につながって
そうしたSF現象をほとんど気にしない町の人々は
穏やかさや平和な世界へとつながっていきます。
乱暴者のガキ大将や、意地悪なキャラも登場しますが
きちんと「よくないもの」として描かれています。
悪いものは悪いという教えもあります。

善悪がハッキリと描かれ
夢や希望が持てて
楽しく愉快に過ごせる子どもの世界があり
親が安心して子どもに見せられる作品・・・
それが、藤子アニメなのです。

そして、いくら真面目で良い内容でも
それだけでは、子どもは見てくれません。
子供向けアニメで一番大事なのは
何といっても、子供心に届く作品でなくてはいけません。
藤子アニメは、子供心をしっかりとつかみました。
DVD化になり、これからも、ずっと
子供心をつかみ続けることでしょう。

ところで、アニメのパーマンは99%が
オリジナルストーリーです。
つまり、スタッフが独自のパーマン物語を作っています。
それでも、F先生の描くパーマンの世界は
アニメでも見事に受け継がれています。

F先生の原作が優れているとはいえ
その原作を大切にし、アイデアを膨らましていった
製作スタッフの方々にも拍手を送りたい気持ちです。
アニメのパーマンは(その他の藤子アニメも)
つくづく、製作スタッフの皆さんに恵まれたな~と思います。


■ 桃井はるこさんの記事 「正体はかわいいアイドル」
パーマン 新聞記事 桃井はるこ パー子

>実は初めてコスプレをしたキャラクターは
>『パーマン』の紅一点、パー子ことパーマン3号です。
>星野スミレちゃんはわたしの「萌え」の原点です。


このように桃井さんは、書かれています。
今年5月の新聞記事です。
アニメ放送が終わってから20年以上たっても
主人公でないパー子が、こうして取り上げられることは
藤子ファンとして嬉しくなります。

パーマン1号とパー子はケンカしてばかりなのに
最後は仲直りしていて、今でいう「ツンデレ」なのが
桃井さんにとって萌えのようです。


以前、 パーマン日記(昨年3/23) でも
女性作家の辻村深月さんが
「パーマンは世界で一番好きなラブストーリー」と
いわれ、嬉しかったことを書きました。

ラブコメ色が強いのはアニメの方なので
桃井さんにしても辻村さんにしても
間違えなく、アニメのパーマンの影響が
強かったといえるでしょう。

私は、少年向けSFギャグアニメだと位置づけていましたが
もしかしたら、SF要素もある
『ドキドキラブコメ』かもしれませんね。

今後、アニメのパーマンも
ブログで取り上げたいと思ってます





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Last updated  2011.07.24 22:21:29
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