日本語で話そう

July 9, 2008
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カテゴリ: 東海道五十三次
先週の土曜、日曜に朝5時起きしてまた東海道にチャレンジした。

天気予報は40%の雨だったが宿も予約したし、まあいいかと出発。
前回は静岡県の由比駅ギブアップだったのでそこまでJR普通電車を乗り継いで行った。
朝食におにぎり2個買ったが、電車は横掛けの座席なので人目を気にしながらこそこそ食べた。「腹が減っては戦が出来ぬ」 というではないか。

油比の駅で降りサッタ(漢字はブログ用に変換しない)峠に向かう。

由比の次の宿場は興津だが、その間、今宿、寺尾の街を通る。
昔の面影が残っていたり、幕末の歴史的な場所も残っていたりで面白い。

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こんなところに時計が?

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お休みどころになっている小池邸
裏庭には水禽窟。水禽窟は蹲と同じくらい好きだ。
向かい側にはこれも古民家を改造したあかり博物館。こちらは朝早いので開館していなかった。

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歩き始めてからの周りの街並みが東海道らしさを残しているのでこの先の街道も期待した。
左手には海が見える。
そして寺尾の街へ。

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幕末官軍に追われた山岡鉄舟がここの奥座敷から逃がしてもらったと言う望獄邸を過ぎると道は峠に向かって急に坂になり、みかん畑の間を通る。
われわれがこれから向かうサッタ峠から朝なのにもう下りてきた人に会った。
「これからですか?上は霧でしたよ」
東海道の旅人同士は様子ですぐ分かるらしい。皆、地図持ってるしね。
弥次喜多の顔になってるらしい。そして知らない人なのに仲間意識が芽生えるらしい。

ほらほらよそ見しないで、落石注意!

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国道一号線、JR東海道線、新幹線はこの下、海岸線を通っている。
サッタ峠は昔3ルートに分かれていたそうだ。下道は海岸の波打ち際を通っていて親子でも子の面倒など見ていられないので、この場所は親知らず子知らずと呼ばれたそうだ。

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サッタ峠からは振り返ると富士山が見える、はず。広重の浮世絵のように。
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ところがあいにくの曇り空で見えなかった。残念。
そして峠を過ぎると今度はくだり。分かりやすい峠だ。

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洞穴ではない。歴とした東海道中道である。
ちなみに一番きつかっただろう上道は今は使われていないそうだ。
この道を降りると急に視界が開けて墓地の中の道に出る。

そこには赤く塗った杖がたくさん用意されていた。
「杖が要るほど大変だったかな」と夫が言った。
由比から来るのより興津側から登るほうが大変だろう。
ここは景色のいい観光コースなので東海道の旅人だけでなくワンディハイキングの人たちもたくさん歩いていた。

そしてのどかな興津の里に到着。
こんな実が出迎えてくれた。

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東海道の旅はだんだん健脚になり、そして泊りがけになったので、一回の旅で撮った写真、訪れたところが多くなり一度にブログに載せ切らない。今回の旅も何回かに分けて書くつもりだ。

そして、二日間曇り空だったにもかかわらず、日焼け止め塗ったにもかかわらず、腕の日焼けが痛い。細かい水ぶくれみたいのが出来てしまった。






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Last updated  July 10, 2008 08:20:49 PM
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